JP4478907B2 - 弁装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は弁装置の製造方法に関し、特に弁ボディに所定の部材をレーザ溶接する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
弁装置においては、流体の流通及び遮断を正確に制御するため、弁座と弁部材のシール部を精密に加工することが必要である。例えば、自動車エンジンに用いられる燃料噴射装置においては、弁全閉時に燃料が燃焼室内へ流入すると、燃料の不完全燃焼により排出ガス中の炭化水素(HC)等の有害物質が増加し環境に悪影響を及ぼすため、弁全閉時の燃料漏れ量を極小化させる必要がある。
このような要請から種々の技術が提案されており、例えば特開平8−105370号公報では弁座の円錐台斜面を精密加工する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示される技術をはじめとして弁座又は弁部材のシール部を単体で精密加工する技術によると、部材単体を高精度に加工することは可能であっても他の部材との組み付け時における弁ボディの変形等の影響による弁座漏れ量の増大を抑制することはできなかった。例えば、弁ボディと他の部材をレーザ溶接或いは圧入接合すると、弁ボディに加えられるエネルギーにより弁ボディが変形して円錐台傾斜面から構成される弁座の真円度が悪化し漏れ量が増大する。
【0004】
本発明はこのような問題を解決するために創作されたものであって、弁全閉時の弁座漏れ量を低減する弁装置の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は弁全閉時における弁座と弁部材のシール部との接触面積を増大させて弁座漏れ量を低減する弁装置の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は全閉時の弁座漏れ量を低減する弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の弁装置の製造方法によると、弁ボディに所定の部材をレーザ溶接している間、レーザビームにより弁ボディに加わるエネルギーによって弁ボディが変形しようとするとき、シール部を弁座に押し当てる方向に弁部材に荷重が加えられているため、弁座は弁部材のシール部に沿って変形する。したがって、請求項1記載の弁装置の製造方法によると、レーザビームにより弁ボディに加わるエネルギーによって弁ボディが変形したとしてもその変形によって弁全閉時の漏れ量が増大することが抑制され、弁全閉時の漏れ量を低減することができる。
【0006】
請求項2記載の弁装置の製造方法によると、弁部材に荷重を加えて弁座に弁部材のシール部を押し当てることにより弁座に環状溝部を形成し、弁全閉時における弁座とシール部との接触面積を増大させて漏れ量を低減することができる。
【0007】
請求項3記載の弁装置の製造方法によると、弁部材のシール部を弁座に押し当てる方向と逆向きの荷重を弁ボディに加えるため、弁ボディの変形を抑制することができる。
【0008】
請求項4記載の弁装置によると、弁座にシール部に沿った環状溝部が形成されているため、弁全閉時における弁座とシール部との接触面積が増大し漏れ量を低減することができる。また、シール部を弁座に押し当てる方向に弁部材に荷重を加えるときレーザ溶接するため、弁部材に対して加える荷重を小さくすることができる。したがって、請求項4記載の弁装置によると、弁座に環状溝部を形成することにより生ずる弁ボディの変形を抑制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施例に係る弁装置としてガソリンエンジンの燃料噴射装置を図2及び図3に示す。
燃料噴射装置1のケーシング10は、磁性パイプ11、固定鉄心12、電磁駆動部40などを覆うモールド樹脂である。固定鉄心12と非磁性パイプ13、非磁性パイプ13と磁性パイプ11とはそれぞれレーザ溶接などにより接合されている。
【0010】
固定鉄心12は略円筒形状であり、内部を燃料が流通可能である。固定鉄心12の反噴孔側の端部には、燃料に含まれている微細な不純物を除去するためのフィルタ14が設けられている。また、固定鉄心12の内部には、スプリング16及びスプリング16の付勢力を調整するためのアジャスティングパイプ15が収容されている。アジャスティングパイプ15の噴孔側端部は、弁座21方向にノズルニードル30を付勢するスプリング16に当接している。
【0011】
弁ボディとしてのノズルボディ20は、SUS304等のステンレス材からなり磁性パイプ11とレーザ溶接により接合されている。図3に示すように、ノズルボディ20には略円錐台傾斜面からなる弁座21が形成されている。図4に示すように弁座21には深さ0.3μm程度の環状溝部22が形成されている。図3に示すように、ノズルボディ20の燃焼室側端部にカップ状に形成された噴孔カップ23がレーザ溶接により固定されている。噴孔カップ23には噴孔23aが形成されている。
【0012】
弁部材としてのノズルニードル30は、磁性パイプ11及びノズルボディ20の内部に収容されており、ノズルボディ20の内周壁面に支持されることでノズルボディ20の中心軸上を往復移動することができる。ノズルニードル30は図4に示すように噴孔側縁部が面取りされ円錐台傾斜面35が形成されている。ノズルボディ20の中心軸に対する弁座21の傾斜角とノズルニードル30の円錐台傾斜面35の傾斜角は互いに異なっているため、円錐台傾斜面35の反噴孔側縁部がシール部31を構成する。環状溝部22は、図5に示すようにノズルニードル30が弁全閉位置にあるときシール部31がはまるように、すなわちシール部31の形状に沿って形成されている。
【0013】
図2に示すようにノズルニードル30の反噴孔側に可動鉄心33が固定されている。可動鉄心33は略円筒状に形成され、磁性パイプ11の内周壁面により往復移動自在に支持されている。
電磁駆動部40は固定鉄心12の外周に設けられている。電磁駆動部40は、スプール42、スプール42に巻回されたコイル41、スプール42の周囲を覆う金属プレート43等から構成されている。コイル41は、非磁性パイプ13、並びに非磁性パイプ13を挟むように位置する磁性パイプ11及び固定鉄心12の周囲を覆うようにケーシング10内に位置している。コイル41はターミナル44と電気的に接続されている。コイル41に通電すると、磁性パイプ11、固定鉄心12、可動鉄心33及び金属プレート43により磁気回路が形成される。
【0014】
以上、燃料噴射装置1の構成を説明した。以下、燃料噴射装置1の作動を説明する。
図示しない燃料配管からフィルタ14を通じて固定鉄心12の内部に燃料が流入し、この燃料はノズルボディ20の内部空間に供給される。スプリング16により可動鉄心33とともにノズルニードル30は弁座21側に付勢されているため、コイル41への通電がオフのとき、ノズルニードル30は弁座21に着座している。このとき、図5に示すようにシール部31は環状溝部22にはまっており、シール部31と環状溝部22とは面接触している。コイル41に通電することにより、固定鉄心12が可動鉄心33を吸引し、可動鉄心33とともにノズルニードル30が弁座21から離座する。ノズルニードル30のシール部31がノズルボディ20の弁座21から離座すると、シール部31と弁座21との間に形成される空隙を燃料が通過し、噴孔23aから燃料が噴射される。
【0015】
以上、燃料噴射装置1の作動を説明した。以下、燃料噴射装置1の製造方法を説明する。ただし、ノズルボディ20に環状溝部22を形成し、ノズルボディ20と磁性パイプ11及び噴孔カップ23とを接合する工程以外については、説明を省略する。
【0016】
図1及び図6に示すようにノズルボディ20に環状溝部22を形成し、ノズルボディ20と磁性パイプ11と噴孔カップ23とを接合する工程は、フィルタ14、アジャスティングパイプ15及びスプリング16を固定鉄心12に収納する前の段階で行われる。
【0017】
図6に示す状態では、ノズルボディ20は磁性パイプ11に挿入され、噴孔カップ23はノズルボディ20にかぶせられ、これらの部材が仮組されている。噴孔カップ23は支持台3により下方から支持されている。支持台3はノズルニードル30の中心軸を回転軸として仮組みされた燃料噴射装置を回転させることができる。また、図1に示す矢印で示す2カ所にレーザビームを照射する図示しないレーザが設置されている。また、図6に示す状態では、ノズルボディ20には環状溝部22が形成されておらず、ノズルニードル30は自重により弁座21に着座している。押圧ピン4は、固定鉄心12の内径よりやや小さい外径をもち、固定鉄心12に挿入され、先端部がノズルニードル30に当接している。
【0018】
ノズルボディ20に環状溝部22を形成する工程と、ノズルボディ20と磁性パイプ11と噴孔カップ23とを接合する工程とは同時進行にて次のように行われる。図1に示すように、押圧ピン4の反ノズルニードル側端部に所定の大きさの軸方向圧縮荷重を加えつつ、ノズルボディ20に磁性パイプ11と噴孔カップ23とを接合するために磁性パイプ11及び噴孔カップ23の外周壁にレーザビームを照射する。図7に示すように、レーザビームを照射する間に支持台3を駆動して仮組みされた燃料噴射装置を360°以上回転させ、ノズルボディ20の全周と磁性パイプ11の全周とを溶接し、ノズルボディ20の全周と噴孔カップ23の全周とを溶接する。図7にはパルスレーザを用いてレーザ溶接したときのノズルボディ20と噴孔カップ23との溶け込みの様子を示している。
【0019】
図8に環状溝部22が形成される様子を模式的に示した。図8ではノズルボディ20と噴孔カップ23とをレーザ溶接するときにノズルニードル30を弁座21に押し当てて溝部22を形成する様子を示している。ノズルボディ20と噴孔カップ23とを仮組みした図8(A)に示す状態では前述したように溝部22は形成されていない。図8(B)に示すように押圧ピン4によりノズルニードル30に荷重を加えレーザビームを噴孔カップ23の外周壁に照射するとレーザビームのエネルギーにより噴孔カップ23及びノズルボディ20が温度上昇し噴孔カップ23がノズルボディ20に溶け込む。ノズルボディ20が温度上昇により変形するとき、ノズルニードル30が弁座21に押し当てられているため、弁座21がシート部31に沿うようにしてノズルボディ20が変形し(すなわち弁座21の真円度が向上し)、ノズルニードル30のシール部31が弁座21にめり込むようにして溝部22が弁座21に形成される。そして、支持台3が下方から噴孔カップ23及びノズルボディ20を支持しているため、噴孔カップ23及びノズルボディ20にはノズルニードル30に加えられる荷重の方向と逆向きの荷重が支持台3により加えられることとなり、大きな荷重が押圧ピン4によりノズルニードル30に加えられたとしてもノズルボディ20及び噴孔カップ23が燃料噴射方向(図8の下向き)に突出したりノズルボディ20と磁性パイプ11との溶接部位が剥離することがない。尚、押圧ピン4に加える荷重が小さいときには噴孔カップ23を支持台3で下支えする必要はない。
【0020】
また、ノズルボディ20に磁性パイプ11及び噴孔カップ23を接合する工程は同時に2本のレーザビームを照射して同時並行して行ってもよいし、またノズルボディ20と磁性パイプ11との接合と、ノズルボディ20と噴孔カップ23との接合とのうちいずれかを先に行ってもよい。前者のように接合を同時並行して行うとき少なくともレーザ照射の開始から終了までの期間、押圧ピン4に所定の荷重を加え続け、後者のように接合を同時並行して行わないとき、少なくともノズルボディ20と噴孔カップ23との接合のためのレーザ照射期間中、押圧ピン4に所定の荷重を加え続けることが望ましい。後者の場合、より弁座21とノズルニードル30との当接位置に近い部分にレーザ照射するときにノズルニードル30を弁座21に押し当てるためである。
【0021】
押圧ピン4に加える荷重の大きさにより弁座21に形成される環状溝部22の深さt(図4参照)が異なる。実験によると押圧ピン4に2kg重の荷重を加えたとき約0.3μmの深さの環状溝部22が形成された。図9に溝部が形成された弁座21の表面形状を示す。図9に示すグラフでは、横軸が弁座21の傾斜方向の変位であり、縦軸が弁座斜面の法線方向の変位である。左側がより噴孔側を示している。
【0022】
図10にノズルニードル30との当接部位における弁座円錐台斜面及びノズルニードル30のシール部31の真円度を測定した結果を示す。図10(A)はレーザ溶接前の弁座21の真円度を示し、図10(B)はレーザ溶接前におけるノズルニードル30のシール部31の真円度を示し、図10(C)はレーザ溶接後の弁座21の真円度を示す。図10(A)及び(C)に示す結果はレーザ溶接によりノズルニードル30との当接部位における弁座円錐台斜面の真円度が向上したことを示している。
【0023】
尚、ノズルニードル30のシール部31の真円度はレーザ溶接前後でほとんど変化が見られなかった。押圧ピン4に加える荷重の大きさを変化させて測定したところ、200g重以上の荷重を加えたときレーザ溶接後に弁座の理想的な真円度が得られることがわかった。また、200g重〜500g重程度の荷重を加えた場合には、弁座21に顕著な環状溝部が形成されなかった。無論、これらの測定結果はノズルボディ20、噴孔カップ23、磁性パイプ11の各部材の素材、肉厚、レーザ照射のエネルギー等に依存するものであるが、これらの測定結果からは、ある一定以上の荷重を押圧ピン4に加えながらレーザ溶接を行ったときに弁座円錐台斜面の真円度が向上し、さらにそれ以上の所定荷重を押圧ピン4に加えながらレーザ溶接を行ったときに弁座21に環状溝部22が形成されることがわかる。尚、環状溝部22の深さは0.5μm以下であることが望ましい。環状溝部22があまりに深いと弁座21表面を流通する燃料の流れが乱れ、燃料噴射特性に悪影響を及ぼす恐れがあるからである。
【0024】
比較例として、ノズルニードル30と弁座21とを当接させずに他の条件は上記と同じにしてレーザ溶接を行った後の弁座円錐台斜面の真円度の測定結果を図10(D)に示す。図10(D)に示す結果からは、従来のように弁座21にノズルニードル30を押し当てずにレーザ溶接を行った場合にはレーザ溶接により弁座円錐台斜面の真円度が悪化することがわかる。
【0025】
以上説明した工程では、ノズルニードル30を弁座21に押し当てながらノズルボディ20と磁性パイプ11と噴孔カップ23とのレーザ溶接を行うことにより、レーザビームのエネルギーを弁座円錐台斜面の真円度向上に役立て、弁座21とノズルニードル30との密閉性を向上させ弁座漏れ量を低減させている。さらには、弁座21に環状溝部22を形成する程度の荷重を押圧ピン4に加えることにより、弁座21とノズルニードル30とを面接触させて接触面積を増大させ、さらに密閉性を向上させ弁座漏れ量を低減させている。また、弁座21にノズルニードル30が当接した状態でレーザ溶接するため、ノズルボディ20からノズルニードル30への熱伝導が生じ、ノズルボディ20の変形量を小さくすることができる。また、溝部22の形成にあたっては、レーザ溶接と同時並行して行うため、押圧ピン4に加える荷重をそれほど大きくしなくとも溝部22を形成することができる。したがってノズルボディ20と磁性パイプ11との剥離を防止し、及びノズルボディ20が燃料噴射方向に変形する大きさを小さくすることができる。
【0026】
以上説明したことから、上記工程を含む製造方法によれば、燃料噴射装置1において弁全閉時に燃料が燃焼室内へ漏出することを防止でき、これにより燃料の不完全燃焼を防止し、排出ガス中に含まれるHC等の有害物質を低減することができる。
また、弁座21が変形することにより変形前の弁座21の公差を吸収することができるため、弁座21を高精度に切削加工しなくとも弁座漏れ量の少ない燃料噴射装置を製造することができ、このことが製造コストの低減に寄与する。
【0027】
以上説明した実施例では、燃料噴射装置に本発明を適用した例に限って説明したが、無論本発明はATリニアソレノイド、OCV、逆止弁等の種々の弁装置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料噴射装置の製造方法を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例による燃料噴射装置を示す断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図3のIV部拡大図である。
【図5】図3のIV部拡大図である。
【図6】本発明の一実施例による燃料噴射装置の製造方法を示す模式図である。
【図7】本発明の一実施例による燃料噴射装置の製造方法を示す模式図である。
【図8】本発明の一実施例による燃料噴射装置の製造方法を示す模式図である。
【図9】本発明の一実施例による燃料噴射装置の弁座に形成された溝部の深さを示すグラフである。
【図10】本発明の一実施例による燃料噴射装置の弁座及びノズルニードルの真円度を示す図であって、(A)はレーザ溶接前の弁座の真円度を示し、(B)はレーザ溶接前のノズルニードルの真円度を示し、(C)及び(D)はレーザ溶接後の弁座の真円度を示す。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置(弁装置)
3 支持台
4 押圧ピン
11 磁性パイプ(所定の部材)
12 固定鉄心
20 ノズルボディ(弁ボディ)
21 弁座
22 環状溝部
23a 噴孔
23 噴孔カップ(所定の部材)
30 ノズルニードル(弁部材)
31 シール部
33 可動鉄心
40 電磁駆動部

Claims (4)

  1. 弁ボディの弁座に弁部材のシール部を当接させる第一段階と、
    前記シール部を前記弁座に押し当てる方向に前記弁部材に荷重を加えつつ前記弁ボディに所定の部材をレーザ溶接する第二段階と、
    を含むことを特徴とする弁装置の製造方法。
  2. 前記第二段階において、前記弁部材に荷重を加えることにより前記弁座に環状溝部を形成することを特徴とする請求項1記載の弁装置の製造方法。
  3. 前記第二段階において、前記シール部を前記弁座に押し当てる方向と逆向きの荷重を前記弁ボディに加えることを特徴とする請求項1又は2記載の弁装置の製造方法。
  4. 弁座が形成されている弁ボディと、
    前記弁座に当接するシール部が形成されている弁部材とを備え、
    前記弁座は、前記シール部を前記弁座に押し当てる方向に前記弁部材に荷重を加えつつ前記弁ボディに所定の部材をレーザ溶接することにより前記シール部が前記弁座にめり込むようにして形成された環状溝部を有することを特徴とする弁装置。
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