JP3147004U - スリーブカバー改修用の栓体 - Google Patents

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豊 今村
直人 平原
京 玉田
恭一 前田
宏 川原
喜重 井上
孝治 佐伯
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名伸電機株式会社
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Abstract

【課題】スリーブカバーの開口端に取り付けられた収縮チューブが破損した場合、高圧配電線にスリーブカバーを作業性良く固定できるようにしたスリーブカバー改修用の栓体を提供する。
【解決手段】両端が開放したスリーブカバーの開口端に嵌入される栓体1であって、合成樹脂材からなり両端が開放する短筒状に形成されると共にその中心軸線O方向に沿った一側縁で分割し、該中心軸線O方向の一端側に前記開口端に嵌入する嵌入筒3を形成し、前記中心軸線O方向の他端側に外周面がその他端側に向かうに従い漸次窄まるテーパ面9に形成される突出筒4を形成し、該突出筒4におけるスリーブカバーの開口端と接する部位はその外径が該スリーブカバーの外径と同じ寸法に形成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、高圧配電線を直線スリーブにより接続した場合であって、該スリーブを被覆するスリーブカバー先端の破損に対する改修のために使用されるスリーブカバー改修用の栓体に関するものである。
一般に、高圧配電線の端部同士を直線スリーブによって接続する場合、両端に常温で収縮する収縮チューブを嵌めてスリーブカバーを形成しておく。そして、あらかじめ高圧配電線の一方に前記スリーブカバーを外嵌しておき、該高圧配電線の端部同士を重ねると共にこれを直線スリーブによって挟着固定して接続し、スリーブカバーによりこの直線スリーブを覆った状態で両端の収縮チューブの内周面に嵌められたカラーを抜き取り、これら収縮チューブを収縮させて直線スリーブを密閉するようにしている。また、前記カラーは、互いにスリーブカバーの両端部の外周面に嵌着して収縮チューブの緩みがないようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−69594号公報(第3頁、図5)
しかしながら、前記特許文献1に記載のスリーブカバーにあっては、長年使用することによる経年変化により前記カラーや収縮チューブが破損すると、スリーブカバーが高圧配電線に沿ってずれ、直線スリーブが外部に露出してしまい非常に危険な状態になる。そこで、応急処置として、直線スリーブを覆った状態でスリーブカバーの両端部に絶縁テープを幾重にも巻いて該スリーブカバーを高圧配電線に固定するようにしている。しかしながら、スリーブカバーの開口端の外周面と高圧配電線の外周面とはその外径寸法が大きく異なりその間には段差が生ずることから、前記絶縁テープが非常に巻きにくく、作業しずらいという課題が有った。
そこで、本考案は前記課題を解決すべくなされたもので、スリーブカバーの開口端に取り付けられたカラーや収縮チューブが破損した場合も、高圧配電線にスリーブカバーを作業性良く固定できるようにしたスリーブカバー改修用の栓体を提供することを目的とするものである。
かかる目的達成のため、本考案のスリーブカバー改修用の栓体は、両端が開放したスリーブカバーの開口端に嵌入される栓体であって、合成樹脂材からなり両端が開放する短筒状に形成されると共にその中心軸線方向に沿った一側縁で分割し、前記中心軸線方向の一端側に前記開口端に嵌入する嵌入筒を形成し、前記中心軸線方向の他端側に外周面がその他端側に向かうに従い漸次窄まるテーパ面に形成される突出筒を形成し、前記突出筒における前記スリーブカバーの開口端と接する部位はその外径が前記スリーブカバーの外径と同じ寸法に形成されていることを特徴とする。
本考案に係るスリーブカバー改修用の栓体は、合成樹脂材からなり両端が開放する短筒状に形成されると共にその中心軸線方向に沿った一側縁で分割し、該中心軸線方向の一端側に前記開口端に嵌入する嵌入筒を形成し、前記中心軸線方向の他端側に外周面がその他端側に向かうに従い漸次窄まるテーパ面に形成される突出筒を形成し、該突出筒における前記スリーブカバーの開口端と接する部位はその外径が該スリーブカバーの外径と同じ寸法に形成されている。よって、直線スリーブによって高圧配電線を接続したままでも、該高圧配電線に栓体を取り付けることができる。また、栓体におけるスリーブカバーの開口端と接する部位はその外径がスリーブカバーの外径と同じ寸法に形成されているので、栓体におけるスリーブカバーの開口端と接する部位の外周面とスリーブカバーの外周面との間に段差がなくなり、絶縁テープが非常に巻き易い。しかも、これら作業は、間接活線工法により行なうことができる。これにより、前記スリーブカバーの改修工事が作業性良くかつ安全に行なえるという効果がある。
以下、本考案に係るスリーブカバー改修用の栓体の実施の形態を図面に基づき詳しく説明する。図1は本考案に係るスリーブカバー改修用の栓体の斜視図、図2(イ)はスリーブカバー改修用の栓体の正面図、図2(ロ)は同底面図、図2(ハ)は図2(イ)のX−X線断面図、図2(ニ)は図2(イ)のY−Y線断面図、図2(ホ)はスリーブカバー改修用の栓体の正面断面図である。
栓体1は、難燃性の合成樹脂材、例えば難燃性ポリエチレンにより成形される。そして、該栓体1は、両端が開放する短筒状に形成されると共に図2(ロ)に示すようにその中心軸線O方向に沿った一側縁(下縁)で分割され、該分割部2が自在に開くようになっている。また、中心軸線O方向の一端側に後記するスリーブカバー13の開口端13aに嵌入する嵌入筒3が形成され、前記中心軸線O方向の他端側に前記スリーブカバー13の開口端13aから突出する突出筒4が形成されている。
更に、詳しく説明すると、前記嵌入筒3の中心軸線O方向であって突出筒4と接する基端部に、外径がスリーブカバー13の内径とほぼ同じ寸法の嵌入基部5が設けられ、該嵌入基部5から先端までは差込部6が設けられ、該差込部6の外周面が先端に進むにつれ漸次細くなるテーパ面7に形成されている。また、図2(イ)に示すように、嵌入筒3の上半体3aよりも下半体3bの方がテーパ面の傾斜角度がきつくなっている。そして、下半体3bには図2(ロ)に示すように、嵌入基部5の端から前記分割部2と連なるようにして先端に進むに従い対向面間の距離が広がりかつ先端で開放する切取口8が設けられている。このように、差込部6の外周面を先端に進むに従い窄まるテーパ面7に形成しているのは、栓体1をスリーブカバー13の開口端13aに差し込み易くするためである。
突出筒4は、その外周面が嵌入筒3側の基部から先端に向かうに従い漸次窄まるテーパ面9に形成され、その内、傾斜角度は途中で緩くなっている。また、栓体1の内周面は、図2(ホ)に示すように嵌入筒3側の先端開口10と突出筒4の先端開口11がほぼ同じ内径を有し、後記する高圧配電線12の外径と同じ寸法に設定される。また、栓体1内部の内径は、高圧配電線12の外径よりも少し大きい寸法に設定されている。
本考案に係るスリーブカバー改修用の栓体1は上記構成からなり、次にその使い方について説明する。図3は高圧配電線の接続部にスリーブカバーを被せた状態の一部を断面にして示す正面図である。通常、高圧配電線12を接続するには、一方の高圧配電線12にスリーブカバー13を外装しておき、両高圧配電線12,12の芯線端部12a,12a同士を直線スリーブ14によって接続した後に、スリーブカバー13を移動させて接続部である直線スリーブ14に被せる。スリーブカバー13の両端には常温で収縮する収縮カバー15が取着されており、未使用状態では、それら収縮カバー15が無用に収縮しないようにその中にスリーブカバー13とほぼ同じ外径のスペーサ(図示せず。)が介在されている。そこで、前記高圧配電線12の接続部である直線スリーブ14にスリーブカバー13を被せた状態で、スペーサを外側へ引き抜く。これにより、両端の収縮チューブ15、15が収縮して高圧配電線12の外周面に密着しその内部を塞ぐ。
このようにして、接続部である直線スリーブ14をスリーブカバー13により保護することになる。ところが、長年使用されている間に収縮チューブ15が劣化してひび割れを起こして破損することがある。収縮チューブ15が破損すると、スリーブカバー13と高圧配電線12とが分離してスリーブカバー13が高圧配電線12に沿ってずれ、直線スリーブ14が外部に露出してしまい非常に危険な状態となる。
そこで、このような状態が生じた場合は、破損した収縮チューブ15をスリーブカバー13から取り除いた後、図4に示すように高圧配電線12におけるスリーブカバー13の両端側に嵌入筒3を該スリーブカバー13側に配置した状態で栓体1をそれぞれ取り付ける。各栓体1は分割部2を開放してそこから高圧配電線12に差し込むことができ、高圧配電線12を敢えて切断する必要はない。そして、図5に示すように両栓体1,1をスリーブカバー13の両開口端13a,13aに挿入する。
最後に、各栓体1をスリーブカバー13の両開口端13a,13aに抜けることなくしっかりと固定するために、図6に示すようにその外側から絶縁テープ16を幾重にも巻回する。この際、栓体1におけるスリーブカバー13の開口端13aと接する部位の外周面とスリーブカバー13の外周面との間に段差がないので、絶縁テープ16が非常に巻き易い。これにより、作業が完了するが、通常これら作業はすべて間接活線工具(図示せず。)を用いて行なわれ、高圧配電線12が活線状態でも作業ができるようにしており至便である。
このような処置は、一時的なものである。接続状態を長く維持するには、前記のように高圧配電線12を切断して、両端に収縮チューブ15が取り付けられた新しいスリーブカバー13を一方の高圧配電線12に外嵌しておく。そして、高圧配電線12を直線スリーブ14で接続した後に、スリーブカバー13を接続部である直線スリーブ14に被せて固定するようにする。
以上のように、本考案に係るスリーブカバー改修用の栓体1は、合成樹脂材からなり両端が開放する短筒状に形成されると共にその中心軸線O方向に沿った一側縁で分割し、該中心軸線O方向の一端側にスリーブカバー13の開口端13aに嵌入する嵌入筒3を形成し、中心軸線O方向の他端側に外周面がその他端側に向かうに従い漸次窄まるテーパ面9に形成される突出筒4を形成し、該突出筒4におけるスリーブカバー13の開口端13aと接する部位はその外径が該スリーブカバー13の外径と同じ寸法に形成されている。
よって、直線スリーブ14により高圧配電線12を接続したままでも、該高圧配電線12に分割部2を介して栓体1を取り付けることができる。また、栓体1におけるスリーブカバー13の開口端13aと接する部位はその外径がスリーブカバー13の外径と同じ寸法に形成されているので、栓体1におけるスリーブカバー13の開口端13aと接する部位の外周面とスリーブカバー13の外周面との間に段差がなくなり、絶縁テープ16が非常に巻き易い。これにより、前記スリーブカバー13の改修工事が作業性良くかつ安全に行なえることになる。
本考案に係るスリーブカバー改修用の栓体の斜視図。 (イ)はスリーブカバー改修用の栓体の正面図、(ロ)は同底面図、(ハ)は図2(イ)のX−X線断面図、(ニ)は図2(イ)のY−Y線断面図、(ホ)はスリーブカバー改修用の栓体の正面断面図である。 高圧配電線の接続部に収縮チューブによりスリーブカバーを被せた状態の一部を断面にして示す正面図。 スリーブカバーの改修工事を示すもので、高圧配電線に栓体を取り付けた状態の正面図。 同栓体をスリーブカバーの両開口端に挿入した状態の一部を断面にして示す正面図。 同両栓体に絶縁テープを巻回した状態の一部を断面にして示す正面図。
符号の説明
1 栓体
2 分割部
3 嵌入筒
4 突出筒
9 テーパ面
10 先端開口
11 先端開口
13 スリーブカバー
13a 開口端

Claims (1)

  1. 両端が開放したスリーブカバーの開口端に嵌入される栓体であって、
    合成樹脂材からなり両端が開放する短筒状に形成されると共にその中心軸線方向に沿った一側縁で分割し、前記中心軸線方向の一端側に前記開口端に嵌入する嵌入筒を形成し、前記中心軸線方向の他端側に外周面がその他端側に向かうに従い漸次窄まるテーパ面に形成される突出筒を形成し、前記突出筒における前記スリーブカバーの開口端と接する部位はその外径が前記スリーブカバーの外径と同じ寸法に形成されていることを特徴とするスリーブカバー改修用の栓体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012119155A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Chubu Electric Power Co Inc スリーブカバー
WO2014054783A1 (ja) * 2012-10-05 2014-04-10 矢崎総業株式会社 端子用スペーサ

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