JP3146380U - アキュームレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】室外機ユニットの小型化、薄型化を可能とするとともに、配管接続を簡素化して組立作業性の向上を図り、製作コストの低廉化を実現したアキュームレータを提供する。
【解決手段】ヒートポンプ式冷凍機の冷凍サイクルに圧縮機に前置して配管され、圧縮機の吸入口に接続する出口管53を密閉状の容器51の下面から導出したアキュームレータにおいて、冷凍サイクルに配管されて冷媒の循環方向を切り替える四方弁10を、室内側熱交換器に配管される接続管と、室外側熱交換器に配管される接続管62とがそれぞれ配管接続されるバッフル体70を介し、容器51に一体に取り付けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、ヒートポンプ式冷凍機の冷凍サイクルに圧縮機に前置して配管されるアキュームレータに関するものである。
空調機器に用いられるヒートポンプ式冷凍機は、室内側熱交換器と室外側熱交換器とを循環する冷媒の冷凍サイクルに配管した四方弁で、冷房と暖房とで冷媒の循環方向を切り替えて運転する。一般的なヒートポンプ式冷凍機の冷凍サイクルは、図6に示すように構成され、圧縮機3の運転で室内側熱交換器1と室外側熱交換器2とを循環する冷媒の冷凍サイクルに四方弁10を配管し、圧縮機3のシリンダー内への液冷媒の吸引を防止するため、気液を分離するアキュームレータ5が圧縮機3に前置して配管される(特許文献1参照)。
四方弁10は、円筒形の本体11の側部に導入口12、この導入口12に対向した側に導出口14を開口し、導入口12が圧縮機3の高圧側に、導出口14が圧縮機3の低圧側に接続される。導出口14の両側に隣接して第1通口15、第2通口16が開口され、第1通口15が室内側熱交換器1に、第2通口16が室外側熱交換器2に配管される。本体11の左右両開口端に栓体18が接合され、一方の栓体18に吸入口26、他方の栓体18に吸入口27を開口している。
本体11内壁には、導出口14、第1通口15、第2通口16に適合した位置に開孔を形成した平板形状の弁座20が接合され、断面弧状の凹部25を形成した弁体24が、弁座20面上を機密に摺動自在に本体11内に収納されている。弁体24を挟んで一対のピストン22が本体11内に移動自在に収納され、中央に弁体24を嵌合した連結板23で両ピストン22が連結され、ピストン22の移動に連動して弁体24が移動し、凹部25の内部空間で、弁体24が弁座20面上の移動範囲の一端の位置で導出口14と第1通口15とを連通し、他端の位置で導出口14と第2通口16とを連通するように規定されている。両ピストン22の外側には、栓体18に接離することで吸入口26、27の開閉を切り替える弁部28が設けられている。
電磁コイル41のオン、オフ切り替えで四方弁10の弁体24を駆動する三方切換弁4が、三方のうちの一方向を導出口14に連通し、他の二方向をそれぞれ吸入口26、27に接続して設けられる。三方切換弁4は、導出口14と他の一方向とを切り替えて連通させ、一方の吸入口27と導出口14とを連通し、吸入口27側の圧力が低下してピストン22を吸引し、弁体24を駆動して凹部25の内部空間で導出口14と第2通口16とを連通させる。その結果、冷媒が圧縮機3、導入口12、第1通口15、室内側熱交換器1、室外側熱交換器2、第2通口16、導出口14の順に循環し、ヒートポンプ式冷凍機は暖房運転を行う(図6の状態)。この状態から三方切換弁4を切り替え、他方の吸入口26と導出口14とを連通し、吸入口26側にピストン22を吸引して弁体24を駆動し、凹部25の内部空間で導出口14と第1通口15とを連通させる。その結果、冷媒が圧縮機3、導入口12、第2通口16、室外側熱交換器2、室内側熱交換器1、第1通口15、導出口14の順に循環し、ヒートポンプ式冷凍機は冷房運転を行う。このように、三方切換弁4の電磁コイル41のオン、オフ切り替えで、ピストン22を吸引して弁体24を駆動し、導出口14と、第1通口15、第2通口16のいずれか一方とを選択的に連通して冷媒の循環方向を切り替える。
アキュームレータ5は密閉状の容器51で形成され、上面の入口管52が四方弁10の導出口14に接続される。容器51内には気液を分離する分離板55が張設され、分離板55に近接した位置まで上端を立ち上げた出口管53が下面から導出され、圧縮機3の吸引口31に接続される。入口管52から容器51内に流入した冷媒は、分離板55で液冷媒が分離され、出口管53から圧縮機3のシリンダーへ気体冷媒が供給される。
特表平5−296608号公報
こうしたヒートポンプ式冷凍機の空調機器では、室外側熱交換器2、圧縮機3、四方弁10、アキュームレータ5などの構成部材を室外機ユニット内に収納して配管するため、これらの部材の収納スペースを必要とし、室外機ユニットの小型化が困難であった。また、各部材の配管接続が複雑で組立作業性に著しく劣り、製作コストが高価であった。
この考案は、これらの課題を解消することを目的とするもので、新規構成のアキュームレータを提案し、室外機ユニットの小型化、薄型化を可能とするとともに、配管接続を簡素化して組立作業性の向上を図り、製作コストの低廉化を実現することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、この考案は、ヒートポンプ式冷凍機の冷凍サイクルに圧縮機3に前置して配管され、圧縮機3の吸入口31に接続する出口管53を密閉状の容器51の下面から導出したアキュームレータにおいて、冷凍サイクルに配管されて冷媒の循環方向を切り替える四方弁10を、室内側熱交換器1に配管される接続管61と、室外側熱交換器2に配管される接続管62とがそれぞれ配管接続されるバッフル体70を介し、容器51に一体に取り付けたことを特徴とするものである。
また、上記構成のアキュームレータにおいて、バッフル体70を容器51の上面に接合するものである。また、他の実施態様としては、バッフル体70を容器51の上面との間に間隔Lを設けて取り付けるものである。
この考案のアキュームレータは、冷媒の循環方向を切り替える四方弁10を、バッフル体70を介して容器51に一体に取り付けたので、アキュームレータと四方弁10とが一体化され、設置の省スペース化が図られ、室外機ユニットの小型化、薄型化を実現することができる。
また、圧縮機3の高圧側と四方弁10との配管(ディスチャージパイプ)が短縮化され、四方弁10からアキュームレータへの配管(サクションパイプ)は短絡化され、管路の短縮化による抵抗の軽減で性能の向上が図られるとともに、アキュームレータと四方弁10とがモジュール化され、配管接続が簡素化されて組立作業性が著しく向上され、製作コストの大幅な低廉化を達成することができる。
また、四方弁10とアキュームレータを直付けではなく、間にバッフル体70を介設したので、冷媒流量の減少等の性能低下がバッフル体70の存在で抑制され、運転に伴う熱影響が軽減されて性能の安定化が図られる。そして、冷媒の流量が大きく、運転に伴う熱影響が小さい比較的大型システムにおいては、バッフル体70を容器51の上面に直接接合することが許容され、小型システムにおいては、容器51の上面との間に間隔Lを設けてバッフル体70を取り付ける手段が効果的である。
以下に、この考案を実施するための最良の形態について、図面の実施例に基づいて具体的に説明する。
図1〜4は、この考案のアキュームレータの最初の実施例で、前例と同一の符号は同一の構成部材・部位であり、それぞれの機能作用は同一である。アキュームレータ5は、円筒形のシェル51aの上下開口端に、上カバー51b、下カバー51cを接合して密閉状の容器51で形成されている。容器51内に流入する冷媒中から液冷媒を分離する分離板55が容器51内の上層に張設され、分離した液冷媒を滴下する流出孔56が分離板55の外周に沿って開設され、冷媒中の不純物を取り除く網状のフィルター57が分離板55の上面を覆って設けられている。
このアキュームレータ5は、2シリンダー圧縮機に前置して配管するため2本の出口管53が設けられ、2シリンダー圧縮機は、2個のシリンダーによる運転で始動時の能力を増大し、立ち上がり時間の短縮を図るものである。各出口管53は、分離板55に近接した位置まで上端を立ち上げられ、容器51の下面から導出されてそれぞれのシリンダーに接続される。
四方弁10は前例と同様に構成され、室内側熱交換器1に配管される接続管61と、室外側熱交換器2に配管される接続管62とがそれぞれ配管接続されるバッフル体70を介し、容器51の上面に一体に取り付けられている。バッフル体70は、プレス絞り加工で2つの膨出部73を形成した膨出板72に蓋板75を接合して形成され、膨出部73の底面が容器51の上面に接合されている。
膨出板72は図3に示すように形成され、船底状の2つの膨出部73が対称位置に配置され、膨出部73の前端位置の間に、四方弁10の導出口14に配管される接続管64が貫通する開孔74が形成されている。蓋板75は図4に示すように形成され、四方弁10の第1通口15が連通される開孔76、接続管64が貫通する開孔77、四方弁10の第2通口16が連通される開孔78が側方位置に形成され、他方の側方位置に、接続管61が配管接続される開孔79、接続管62が配管接続される開孔80が形成されている。開孔76と開孔79は、膨出板72の一方の膨出部73の前後端位置に対応し、開孔78と開孔80は、膨出板72の他方の膨出部73の前後端位置に対応し、したがって、それぞれ配管接続した状態で、第1通口15と接続管61が連通し、第2通口16と接続管62が連通している。四方弁10の導出口14に配管した接続管64は、開孔74、開孔77を貫通し、容器51内上層に開口して接続され、四方弁10の導入口12に、圧縮機の高圧側に配管される接続管63が接続される。
四方弁10の本体11に所定の金具で三方切換弁4が取り付けられ、三方切換弁4の三方向のうちの一方向の導管42が容器51内に挿入され、他の二方向を栓体18に配管してそれぞれの吸入口に接続されている。三方切換弁4の一方向は、導管42が容器51内上層に連通し、接続管64が容器51内上層に開口しているので、圧縮機3の低圧側に連通している。したがって、前例と同様にして電磁コイル41のオン、オフ切り替えで四方弁10の弁体24を駆動し、導出口14と、第1通口15、第2通口16のいずれか一方とを選択的に連通し、冷房運転と暖房運転とで冷媒の循環方向が切り替えられる。
このアキュームレータ5において、接続管64から容器51内上層に流入した冷媒は、フィルター57で冷媒中の不純物が取り除かれ、分離板55で流れが偏向されて液冷媒が流出孔56から滴下し、慣性力の小さな気体冷媒のみが各出口管53内に流入し、2シリンダー圧縮機の各シリンダーへ供給される。
図5はこの考案の他の実施例である。このアキュームレータ5は、取付金具82を用い、容器51の上面との間に間隔Lを設けてバッフル体70を取り付けたものである。前例が比較的大型システムで冷媒の流量が大きく、運転に伴う熱影響が小さい冷凍サイクルに適したものであるに対し、この実施例は、運転に伴う熱影響を間隔Lにより抑制するもので、小型システムに用いて効果的である。
この考案の最初の実施例の要部を切り欠いた正面図。 同じく要部を切り欠いた左側面図。 膨出板の(A)平面図、(B)正面図。 蓋板の(A)平面図、(B)正面図。 この考案の他の実施例の要部を切り欠いた正面図。 ヒートポンプ式冷凍機の冷凍サイクルの配管図。
符号の説明
1 室内側熱交換器
2 室外側熱交換器
3 圧縮機
10 四方弁
31 吸入口
51 容器
53 出口管
61 接続管
62 接続管
70 バッフル体

Claims (3)

  1. ヒートポンプ式冷凍機の冷凍サイクルに圧縮機3に前置して配管され、圧縮機3の吸入口31に接続する出口管53を密閉状の容器51の下面から導出したアキュームレータにおいて、
    冷凍サイクルに配管されて冷媒の循環方向を切り替える四方弁10を、室内側熱交換器1に配管される接続管61と、室外側熱交換器2に配管される接続管62とがそれぞれ配管接続されるバッフル体70を介し、容器51に一体に取り付けたことを特徴とするアキュームレータ。
  2. バッフル体70を容器51の上面に接合した請求項1に記載のアキュームレータ。
  3. バッフル体70を、容器51の上面との間に間隔Lを設けて取り付けた請求項1に記載のアキュームレータ。
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