JP3146194B2 - 芯線対照装置 - Google Patents

芯線対照装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話回線等の平衡伝
送を行う回線の配線管理、あるいは、配線工事におい
て、ケーブル及び芯線の対照作業に用いる芯線対照装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、離れた2点において芯線対の対照
を行う場合、芯線対間に電圧がかかるように、直流電圧
または交流電圧を片端に印加し、他端で電圧を検出する
方法が多く用いられている。例えば、図6(a)に示す
ように、芯線63,64よりなる芯線対間に信号印加部
61から図6(b)に示すような音声帯域の信号を印加
し、他端の信号受信部62で音声帯域信号を照合するこ
とによって芯線を対照する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の芯線間に電圧を
印加する方法では、回線が通信サービスに使用されてい
る場合、通信サービスが使用する帯域と同じ周波数を使
うと、通信サービスに影響を与える。また通信サービス
の帯域外の周波数を使うには、各通信サービス毎に印加
周波数を変更する必要があり、芯線対照を行おうとする
芯線で使用している通信サービスがあらかじめ分かって
いる必要がある。一方、検出側においては、通信サービ
スが使っている周波数と、対照信号を区別する必要があ
る。これらのことから、回線使用時に通信サービスに影
響を与えることなく、芯線対照を行うことは非常に困難
であり、実際の芯線対照作業は、回線が使用されていな
い夜間、休日などに行われることが多く稼動費が高い。
また専用線サービスのように常時使用されている芯線で
は対照作業を行うことが不可能であった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、回線が使用中であっても芯線対照が可能であり、か
つ、芯線対照を行う芯線対で使用される通信サービスに
よらず芯線対照が可能であり、かつ、対照線の周囲の他
の芯線で使用中の通信サービスが未知であっても芯線対
照が可能である芯線対照装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電話回線等平衡伝送を行う回線の配線管理
において、ケーブル及び芯線の対照作業に用いる装置に
関して電気信号を用いて当該回線の芯線を対照すること
ができる試験信号の発生部、回線結合部、試験信号受信
部、受信レベルの大小を判定する判定部、及び判定結果
を表示する表示部で構成される芯線対照装置であって、
回線結合部に中点タップトランスを用いてコモンモード
電気信号を印加、検出することにより、回線サービスに
影響を与えることなく芯線対照を行うことを特徴とする
ものである。
【0006】また本発明は、電話回線等平衡伝送を行う
回線の配線管理において、ケーブル及び芯線の対照作業
に用いる装置に関して電気信号を用いて当該回線の芯線
を対照することができる試験信号の発生部、回線結合
部、試験信号受信部、受信レベルの大小を判定する判定
部、及び判定結果を表示する表示部で構成される芯線対
照装置であって、回線結合部に1対のコンデンサを用い
てコモンモード電気信号を印加、検出することにより、
回線サービスに影響を与えることなく芯線対照を行うこ
とを特徴とするものである。
【0007】また本発明は、電話回線等平衡伝送を行う
回線の配線管理において、ケーブル及び芯線の対照作業
に用いる装置に関して電気信号を用いて当該回線の芯線
を対照することができる試験信号の発生部、回線結合
部、試験信号受信部、受信レベルの大小を判定する判定
部、及び判定結果を表示する表示部で構成される芯線対
照装置であって、回線結合部に1対のコンデンサと中点
タップトランスを用いてコモンモード電気信号を印加、
検出することにより、回線サービスに影響を与えるとな
く芯線対照を行うことを特徴とするものである。
【0008】また本発明は、前記芯線対照装置におい
て、電気信号帰路線を回線結合部と同様の回路により重
信回線を構成し、回線サービスに影響を与えることなく
芯線対照が可能であり、かつ、別に帰路線を必要としな
いことを特徴とするものである。
【0009】平衡伝送を行う回線を2回線用いて重信回
線を構成し、平衡伝送信号に影響を与えずに更に1回線
の信号を伝送する方法が知られている。本発明では、芯
線対照にコモンモード電気信号を印加する回線結合部を
用いるか、あるいは、回線結合部により重信回線を構成
して、試験信号を送信受信する。試験信号のレベル、回
線結合部のインピーダンス、発生部および受信部のイン
ピーダンスを以下の考慮により選択する。
【0010】端末あるいは交換機などの回線に接続され
る装置の印加周波数に対する平衡度(AdB)と、平衡
伝送に影響を与える信号の強度(BdBm)から、印加
信号の最大強度(CdBm)が式1により算出される。
【0011】 C<B+A (1) 図7(a)は端末機器および装置の平衡度を示し、図7
(b)は平衡伝送信号強度を示す。図7(a),(b)
から最大印加信号強度を算出することができ、最大印加
信号強度以下では通信サービスに影響を与えることなく
芯線対に信号を印加することができる。図において、7
1は装置Aの平衡度、72は装置Bの平衡度、73は装
置Cの平衡度、74はサービスAの信号強度、75はサ
ービスBの信号強度、76はサービスCの信号強度であ
る。
【0012】芯線対間に、通信サービスで使用している
端末あるいは交換機などの装置の終端インピーダンス
(DΩ)が接続されている場合、芯線間のインピーダン
スは終端インピーダンスの合成インピーダンス(約D/
2Ω)が現れ、通信サービスに影響を与えることなく信
号を印加するためには、芯線間にD/2Ωより十分大き
なインピーダンスとなる印加回路を構成する。図8は各
種通信サービスの終端インピーダンスを示す。図8から
印加回路が具備すべき芯線間インピーダンスの周波数特
性が算出される。図において、81は装置Aのインピー
ダンス、82は装置Bのインピーダンス、83は装置C
のインピーダンス、84は回線結合回路のインピーダン
スである。
【0013】芯線対照の対象となる芯線と、非対象の芯
線を判定するには、検出されるレベルに差異が必要であ
り、かつ、非対象の芯線の信号検出レベルが、距離によ
る減衰と端末又は交換機などの装置での回り込みによる
減衰を加味した対象芯線の信号検出レベルより小さくな
る必要があり、かつ、通信サービス使用時と非使用時で
端末又は交換機などの装置内での結合状態が変化した場
合でも非対象の芯線の検出レベルが対象芯線の検出レベ
ルより小さくなる必要がある。対象芯線と非対象芯線の
結合は、誘導による結合と、対象芯線と非対象芯線がと
もに収容される装置内部回路での結合とがあり、誘導に
よる結合量は遠端漏話減衰量で表わされ、装置内部回路
での結合は、図9に示す等価回路で表わされ、装置内共
通接地インピーダンス91が接続され、この線路92、
93は装置内共通接地間インピーダンスにより結合す
る。94は終端インピーダンスである。対象芯線に検出
されるレベルと非対象芯線に検出されるレベルは、図1
0に示す等価回路から計算することができる。すなわ
ち、図10は非対照回線検出レベル算出用等価回路を示
し、100は印加信号源、101は信号源インピーダン
ス、102は受信部インピーダンス、103、103
、103はケーブル容量、104、104、1
04は装置内結合インピーダンスであり、印加信号源
100の内部インピーダンス101と、受信部の検出イ
ンピーダンス102を調整することにより、図11に示
す対照線検出レベル111及び非対照線検出レベル11
2の計算例グラフから、判定レベル113を算出するこ
とができる。
【0014】請求項1は、回線結合部に中点タップトラ
ンスを用いて芯線対、帰路線間にコモンモード電気信号
を印加することにより、通信サービスに影響を与えずに
芯線対照を行うことが可能である。
【0015】請求項2は、回線結合部に1対のコンデン
サを用いてコモンモード電気信号を印加、検出すること
により、回線サービスに影響を与えることなく芯線対照
が可能である。
【0016】請求項3は、回線結合部に1対のコンデン
サと中点タップトランスを用いてコモンモード電気信号
を印加、検出することにより、回線サービスに影響を与
えることなく芯線対照が可能である。
【0017】請求項4は、請求項1、請求項2、請求項
3に記載の芯線対照装置において、電気信号帰路線を回
線結合部と同様の回路を用いて重信回線として構成し、
回線サービスに影響を与えることなく芯線対照が可能で
あり、かつ、帰路線を必要としない。
【0018】本発明により、平衡伝送による回線が使用
中であっても、それらに影響を及ぼすことなく芯線対照
が可能となり、かつ、芯線対照を行う芯線対が使用する
通信サービスによらず芯線対照が可能となり、かつ、対
照線の周囲の他の芯線の通信サービスが未知であっても
芯線対照が可能となる。通信サービスに影響を与えない
ため、容易に芯線対照作業が行え、通信サービスが使用
中である昼間においても作業が行える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。図中、同一部分は同一符号
を付してその説明を省略する。
【0020】図1は本発明の一実施形態例を示す構成説
明図である。図において、1、1 は回線結合部、2
は試験信号発生部、3は試験信号受信部、4は判定部、
5は表示部、6は芯線対の回線、7は帰路線、8は端
末、9は交換装置等、10は芯線対照装置送信部、11
は芯線対照装置検出部である。
【0021】すなわち、通信サービス装置の端末8は芯
線対の回線6を使用し、一方の端には交換装置等9を使
用する。芯線対照装置送信部10側で用いる試験信号発
生部2からの試験信号が、回線結合部1を介して、芯
線対照をする目的の芯線対の回線6に同相で印加され
る。芯線対の回線6の他端で、芯線対照装置検出部11
側で用いる回線結合部1を介して、前記試験信号を試
験信号受信部3で受ける。試験信号受信部3で受けた試
験信号の受信レベルの大小を判定部4で判定し、表示部
5で、試験信号の受信レベル及び判定結果を表示し、芯
線対照装置の使用者に示す。
【0022】このようにして、電話回線等平衡伝送を行
う回線の配線管理において、ケーブル及び芯線の対照作
業に用いる装置に関して電気信号を用いて当該回線の芯
線を対照することができる。
【0023】図1に示すように、試験信号の送信側の芯
線対と受信側の芯線対とが接続されている場合は、芯線
対の回線6の伝送損失分だけ減衰した試験信号が試験信
号受信部3で受信される。送信側の芯線対と受信側の芯
線対とがつながっていない場合は、両芯線の間の静電結
合あるいは交換装置等9の装置内での結合により試験信
号が試験信号受信部3で受信される。前者の受信レベル
は、後者に比べて高いことから、芯線の接続の有無を判
定することが出来る。
【0024】判定部4の判定閾値を、前者のレベルより
低めに設定しておくことで、芯線間の接続判定を行わせ
ることが出来る。試験信号は、回線6の芯線に同相で加
わるので、交換装置等9の装置と端末8間の通信サービ
スに影響を与えない。
【0025】図2は本発明に係る回線結合部の第1の例
を示す構成説明図である。すなわち、芯線対照装置送信
部10側で用いる回線結合部21は、芯線対の回線6
の芯線間に第1のコイルLが接続され、この第1のコ
イルLの中点タップには試験信号発生部2が接続され
る。前記第1のコイルLとトランスを構成するように
して第2のコイルLが設けられ、この第2のコイルL
の両端には第1の抵抗Rが接続される。また、芯線
対照装置検出部11側で用いる回線結合部21は、芯
線対の回線6の芯線間に第3のコイルLが接続され、
この第3のコイルLの中点タップには試験信号受信部
3が接続される。前記第3のコイルL とトランスを構
成するようにして第4のコイルLが設けられ、この第
4のトランスLの両端には第2の抵抗Rが接続され
る。
【0026】このように、回線結合部21に中点タッ
プトランスを用いることにより、試験信号発生部2から
芯線対の回線6にコモンモード電気信号を印加すること
ができ、また、回線結合部21に中点タップトランス
を用いることにより、試験信号受信部3で芯線対の回線
6からコモンモード電気信号を検出することができる。
従って、回線サービスに影響を与えることなく芯線対照
を行うことができる。
【0027】尚、図2は回線結合部21、21を中
点タップトランスで構成した例であり、芯線対の回線6
に直流電圧が加わらない場合に適用できる。
【0028】図3は本発明に係る回線結合部の第2の例
を示す構成説明図である。すなわち、芯線対照装置送信
部10側で用いる回線結合部31は、芯線対の回線6
の各芯線にそれぞれ対応した第1のコンデンサC及び
第2のコンデンサCを介して試験信号発生部2に接続
される。また、芯線対照装置検出部11側で用いる回線
結合部31は、芯線対の回線6の各芯線にそれぞれ対
応した第3のコンデンサC及び第4のコンデンサC
を介して試験信号受信部3に接続される。
【0029】このように、回線結合部31に1対のコ
ンデンサを用いることにより、試験信号発生部2から芯
線対の回線6にコモンモード電気信号を印加することが
でき、また、回線結合部31に1対のコンデンサを用
いることにより、試験信号受信部3で芯線対の回線6か
らコモンモード電気信号を検出することができる。従っ
て、回線サービスに影響を与えることなく芯線対照を行
うことができる。
【0030】尚、図3は回線結合部31、31をコ
ンデンサで構成した例であり、静電容量の値は、コンデ
ンサのインピーダンスが、通信サービスの周波数では、
通信サービス装置の端末8と交換装置等9の端末の終端
インピーダンスより高く、試験信号の周波数では低くな
る値に選ぶ。
【0031】図4は本発明に係る回線結合部の第3の例
を示す構成説明図である。すなわち、芯線対照装置送信
部10側で用いる回線結合部41は、芯線対の回線6
の各芯線にそれぞれ対応した第5のコンデンサC及び
第6のコンデンサCを介して第5のコイルLの両端
に接続され、この第5のコイルLの中点タップには試
験信号発生部2が接続される。前記第5のコイルL
トランスを構成するようにして第6のコイルLが設け
られ、この第6のコイルLの両端には第3の抵抗R
が接続される。また、芯線対照装置検出部11側で用い
る回線結合部41は、芯線対の回線6の各芯線にそれ
ぞれ対応した第7のコンデンサC及び第8のコンデン
サCを介して第7のコイルLの両端に接続され、こ
の第7のコイルLの中点タップには試験信号受信部3
が接続される。前記第7のコイルLとトランスを構成
するようにして第8のコイルLが設けられ、この第8
のコイルLの両端には第4の抵抗Rが接続される。
【0032】このように、回線結合部41に1対のコ
ンデンサと中点タップトランスを用いることにより、試
験信号発生部2から芯線対の回線6にコモンモード電気
信号を印加することができ、また、回線結合部41
1対のコンデンサと中点タップトランスを用いることに
より、試験信号受信部3で芯線対の回線6からコモンモ
ード電気信号を検出することができる。従って、回線サ
ービスに影響を与えることなく芯線対照を行うことがで
きる。
【0033】尚、図2は回線結合部41、41を中
点タップトランスの両端にコンデンサをつないで構成し
た例であり、芯線対の回線6の芯線の間に直流電圧が加
わっている場合でも適用でき、さらに、回線結合部41
、41の芯線間のインピーダンスを高くとることが
出来る構成である。
【0034】図5は本発明の他の実施形態例を示す構成
説明図である。すなわち、芯線対照装置送信部側で用い
る試験信号発生部52からの試験信号が、それぞれ対応
した回線結合部51、51を介して、芯線対照をす
る目的の芯線対の回線56、56にそれぞれ対応し
て同相で印加される。芯線対の回線56、56 の他
端で、芯線対照装置検出部側でそれぞれ対応して用いる
回線結合部51、51を介して、前記試験信号を試
験信号受信部53で受ける。試験信号受信部53で受け
た試験信号の受信レベルの大小を判定部54で判定し、
表示部55で、試験信号の受信レベル及び判定結果を表
示し、芯線対照装置の使用者に示す。前記回線結合部5
、51、51、51は図2、図3、図4に示
す回線結合部21、21、31、31、4
、41を用いて構成する。
【0035】このように、電気信号帰路線を回線結合部
と同様の回路により重信回線を構成し、回線サービスに
影響を与えることなく芯線対照が可能であり、かつ、別
に帰路線を必要としない。
【0036】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、回
線が使用中であっても芯線対照が可能であり、芯線対照
を行う芯線対で使用される通信サービスによらず芯線対
照が可能であり、かつ、対照線の周囲の他の芯線で使用
中の通信サービスが未知であっても芯線対照が可能であ
る。また、通信サービスに影響を与えないため、容易に
芯線対照作業が行え、通信サービスが使用中である昼間
においても作業が行えることにより、大幅に稼動費を削
減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す構成説明図であ
る。
【図2】本発明に係る回線結合部の第1の例を示す構成
説明図である。
【図3】本発明に係る回線結合部の第2の例を示す構成
説明図である。
【図4】本発明に係る回線結合部の第3の例を示す構成
説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態例を示す構成説明図であ
る。
【図6】従来の芯線対照装置を示す構成説明図である。
【図7】芯線対照装置の平衡度と信号強度の一例を示す
特性図である。
【図8】芯線対照装置の装置インピーダンスの一例を示
す特性図である。
【図9】交換装置等の内部での結合回路の等価回路の一
例を示す特性図である。
【図10】芯線対照装置の非対照回線検出レベル算出用
等価回路の一例を示す回路図である。
【図11】芯線対照装置の判定レベルの選択の一例を示
す特性図である。
【符号の説明】
、1 回線結合部 2 試験信号発生部 3 試験信号受信部 4 判定部 5 表示部 6 芯線対の回線 7 帰路線 8 端末 9 交換装置等 10 芯線対照装置送信部 11 芯線対照装置検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−157889(JP,A) 特開 昭59−217171(JP,A) 特開 平1−277041(JP,A) 特開 平6−237294(JP,A) 実開 平4−116446(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線等平衡伝送を行う回線の配線管
    理において、ケーブル及び芯線の対照作業に用いる装置
    に関して電気信号を用いて当該回線の芯線を対照するこ
    とができる試験信号の発生部、回線結合部、試験信号受
    信部、受信レベルの大小を判定する判定部、及び判定結
    果を表示する表示部で構成される芯線対照装置であっ
    て、 回線結合部に中点タップトランスを用いてコモンモード
    電気信号を印加、検出することにより、回線サービスに
    影響を与えることなく芯線対照を行うことを特徴とする
    芯線対照装置。
  2. 【請求項2】 電話回線等平衡伝送を行う回線の配線管
    理において、ケーブル及び芯線の対照作業に用いる装置
    に関して電気信号を用いて当該回線の芯線を対照するこ
    とができる試験信号の発生部、回線結合部、試験信号受
    信部、受信レベルの大小を判定する判定部、及び判定結
    果を表示する表示部で構成される芯線対照装置であっ
    て、 回線結合部に1対のコンデンサを用いてコモンモード電
    気信号を印加、検出することにより、回線サービスに影
    響を与えることなく芯線対照を行うことを特徴とする芯
    線対照装置。
  3. 【請求項3】 電話回線等平衡伝送を行う回線の配線管
    理において、ケーブル及び芯線の対照作業に用いる装置
    に関して電気信号を用いて当該回線の芯線を対照するこ
    とができる試験信号の発生部、回線結合部、試験信号受
    信部、受信レベルの大小を判定する判定部、及び判定結
    果を表示する表示部で構成される芯線対照装置であっ
    て、 回線結合部に1対のコンデンサと中点タップトランスを
    用いてコモンモード電気信号を印加、検出することによ
    り、回線サービスに影響を与えるとなく芯線対照を行う
    ことを特徴とする芯線対照装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の芯線対照装
    置において、電気信号帰路線を回線結合部と同様の回路
    により重信回線を構成し、回線サービスに影響を与える
    ことなく芯線対照が可能であり、かつ、別に帰路線を必
    要としないことを特徴とする芯線対照装置。
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