JP2807546B2 - 擬似通信回路網 - Google Patents

擬似通信回路網

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信機器において、通信線が接続される端
子(本明細書では「通信線端子」という)に現れる妨害
波電圧を測定し、この妨害波電圧が他の通信機器に影響
を与えるか否かを評価する試験を行う場合に、通信機器
の通信線端子に接続される通信線を模擬する擬似通信回
路網に関する。
〔従来の技術〕
近年、パソコンその他の内部にディジタル信号処理回
路を有する機器から発生する不要電波が、ラジオ受信機
その他に妨害を与える現象が問題化している。したがっ
て、国際的には、これらの機器自体から放射される不要
電波、あるいは機器の電源線端子に生ずる妨害波電圧を
規制する方向に向かっている(例えば、IEC・CISPR Pu
b.22)。
通信機器についても上記の規制の対象となっている
が、通信機器には電源線端子の他に通信線が接続される
通信線端子がある。したがって、通信機器については、
放射妨害波電界強度および電源線端子妨害波電圧の他
に、通信線端子妨害波電圧についても規制の対象になっ
ている。
ところで、通信線端子妨害波電圧は、通信機器の通信
線端子に接続される通信線を模擬した回路(擬似通信回
路網)を接続し、被測定通信機器の通信線端子と大地間
に生ずる電圧を測定するのが合理的である。なお、一部
ではこの擬似通信回路網を用いて、ファクシミリ装置そ
の他のアナログ通信機器の通信線端子妨害波電圧の測定
が行われている。
第6図は、従来の擬似通信回路網の一例を示す図であ
る。
図において、符号51は被測定通信機器であり、符号52
は被測定通信機器51を動作状態にするためのシュミレー
タである。2線用の擬似通信回路網53は、被測定通信機
器51とシミュレータ52との間の通信線54に挿入され、そ
の擬似通信線端子55に被測定通信機器51の妨害波電圧を
測定する妨害波電圧測定器56を接続する構成である。
ここで、2線用の擬似通信回路網53の構成および動作
について説明する。
擬似通信回路網53は、一対のコンデンサ(C1)61およ
びインピーダンス素子(Z1)62と、チョークコイル(中
点タップ付コイル)63とにより構成される直列回路を通
信線54間に接続し、この直列回路と通信線54との間にコ
モンモードチョークコイル64を挿入する構成であり、チ
ョークコイル63の中点から取り出される擬似通信線端子
55に妨害波電圧測定器56を接続する。
コンデンサ(C1)61は、通信機器の給電に用いられる
通信線54の直流成分をカットするために設けられる。
インピーダンス素子(Z1)62は、通信線54の心線と大
地間の入力インピーダンスを模擬している。
チョークコイル63は、コモンモード電流に対しては通
信線54の心線と大地間の入力インピーダンスを模擬し
(通常、低インピーダンス)、ノーマルモード電流に対
しては高インピーダンスとなることにより、模擬通信線
端子55に接続される妨害波電圧測定器56が被測定通信機
器51およびシミュレータ52の動作に与える影響を回避す
る。
コモンモードチョークコイル64は、ノーマルモード電
流に対してはほとんど損失がなく、コモンモード電流に
対しては大きな損失をもち、通信線54を伝搬してくるコ
モンモードの妨害波が妨害波電圧測定器56に入らないよ
うに分離する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来のほとんどの通信機器は公衆回線に直
接接続される構成であり、第6図に示す2線用の擬似通
信回路網53を用いて妨害波電圧の測定を行うことができ
た。
しかし、近年、事業所や一般家庭にボタン電話装置や
多機能電話器などの内線通信用の通信線を有する装置が
多数導入されてきた。これらの内線通信用の通信線に
は、ほとんどが4線以上の通信ケーブルが使用されてお
り、このような通信線に接続される装置の通信線端子妨
害波電圧を測定する必要性が生じてきた。
4線以上の通信線端子を有する通信機器の通信線端子
妨害波電圧を測定するには、第6図に示す擬似通信回路
網を2台以上使用して測定する方法が知られている。
第7図は、8線の通信線端子を有する通信機器に対し
て、擬似通信回路網を4台使用してその通信線端子妨害
波電圧を測定する測定系を示す図である。
図において、非金属性のテーブル71の上に設置される
被測定通信機器51の4線の内線通信用の通信線端子に
は、金属性のグランドプレーン72の上に設置される2線
用の擬似通信回路網53を4個介してシミュレータ52が接
続され、各擬似通信回路網53の擬似通信線端子にそれぞ
れ妨害波電圧測定器(図では省略)が接続される。ま
た、被測定通信機器51の電源線端子とグランドプレーン
72との間には、擬似電源回路網73が接続される。
第8図は、第7図に示す従来の測定系による妨害波電
圧の測定結果を示す図である。
この測定では、グランドプレーン72から高さ40cmの位
置に被測定通信機器51を設置し、被測定通信機器51と擬
似通信回路網53および擬似電源回路網73の各水平距離を
80cmとした。
また、横軸は周波数(MHz)であり、縦軸は妨害波電
圧レベル(dBuV)である。
なお、この測定結果については実施例の測定結果の説
明時に併せて行うが、要約すれば本来の妨害波電圧の他
の測定誤差が大きく検出されているといえる。以下、こ
のように測定誤差が大きくなる原因の一つについて説明
する。
第9図は、4線の通信線端子を有する通信機器に対し
て、擬似通信回路網を2台使用してその通信線端子妨害
波電圧を測定する測定系の等価回路である。
図において、符号81は擬似通信回路網53に接続される
妨害波電圧測定器56の入力インピーダンス(Ze)であ
る。
本来、妨害波として測定すべき値は、4線ケーブルと
大地間に流れる電流成分Ieにより発生する妨害波であ
る。しかし、4線ケーブルには図に示すように、信号電
流成分IS、IDやIeの他に、平衡対間(以下「重信回線」
という)に流れる電流ISDがある。さらに、4線ケーブ
ルに二つの擬似通信回路網53を接続すると、この擬似通
信回路網53にはIeの他に、ISDに起因する電流IXが流れ
る。
ところで、このIeとIXを合成した電流により生ずる電
圧VLが妨害波電圧として測定されるので、このIXが測定
誤差となる。
このように、4線以上の通信線端子を有する通信機器
の妨害波電圧の測定において、従来の2線用の擬似通信
回路網を用いた場合には、本来妨害波に寄与しない重信
回線を流れる電流ISDを含めて測定することになり、測
定誤差が大きくなっていた。
本発明は、4線以上の通信線端子を有する通信機器の
通信線端子妨害波電圧を正しく測定することができる擬
似通信回路網を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に記載の発明は、平衡線を通信線として使用
する通信機器の通信線端子と通信線との間に配置され、
通信線端子の妨害波電圧の測定を行う擬似通信回路網に
おいて、通信線端子と通信線とをつなぐそれぞれの心線
と大地間に、コンデンサおよびインピーダンス素子の直
列回路を接続し、直列回路と通信線との間に、ノーマル
モード電流に対してはほとんど損失がなく、コモンモー
ド電流に対しては大きな損失をもつコモンモードチョー
クコイルを挿入し、通信線端子と直列回路との間に、妨
害波電圧に対応する妨害波電流を測定する電流プローブ
を挿入して構成する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の擬似通信
回路網において、電流プローブを直列回路と大地間に挿
入して構成する。
〔作 用〕
従来の擬似通信回路網を用いた妨害波電圧の測定で
は、重信回路を流れる電流ISDに起因する電流IXが、妨
害波電圧測定器の測定端子の入力インピーダンスZeに流
れているのに対して、本発明構成では、電流プローブを
用いて心線と大地間に流れる電流を測定し、その値から
妨害波電圧を求めるので電流IXは測定されない。
すなわち、本発明による擬似通信回路網を用いること
により、従来の擬似通信回路網を複数台接続して行われ
る測定では避けられなかった測定誤差が回避され、4線
以上の通信線端子について、正確な通信線端子妨害波電
圧を測定することができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第1図は、本発明擬似通信回路網の基本構成例を示す
図である。
図において、符号11は4線の通信線端子を有し、平衡
線を通信線として使用する被測定通信機器であり、符号
12は被測定通信機器11を動作状態にするためのシュミレ
ータである。擬似電源回路網13は、被測定通信機器11お
よびシミュレータ12に給電を行う構成である。
本発明の擬似通信回路網20は、インピーダンス安定化
回路21、コモンモードチョークコイル23および電流プロ
ーブ25を有し、4線の通信線15に挿入接続される。
インピーダンス安定化回路21は、被測定通信機器11と
通信線15をつなぐそれぞれの心線と大地(金属性のグラ
ンドプレーン)17間に、互いに値の等しいインピーダン
ス素子(Z1)を挿入し、通信線15と大地17間のコモンモ
ードインピーダンスを所定値に設定する構成である。な
お、各インピーダンス素子と心線との間に接続されるコ
ンデンサ(C1)は、被測定通信機器11への給電電流が大
地17に流れないようにする直流阻止用のものである。
コモンモードチョークコイル23は、インピーダンス安
定化回路21と通信線15との間に挿入され、ノーマルモー
ド電流に対してはほとんど損失がなく、コモンモード電
流に対しては大きな損失をもつ構成である。
電流プローブ25は、被測定通信機器11とインピーダン
ス安定化回路21との間で、通信線15と大地17間に流れる
コモンモード電流を測定する構成であり、この測定値か
ら被測定通信機器11の通信線端子に現れる妨害波電圧が
求められる。
ここで、インピーダンスZ1は、各通信線15の心線と大
地間の入力インピーダンス(コモンモードインピーダン
ス)Zcomが、 Zcom=Z1/N …(1) の条件を満たす値に設定される。なお、Nは心線数であ
る。
また、心線数Nの下限値は、擬似通信回路網の挿入損
失(規格値α)により、 により決定される。なお、Z0は通信線15の特性インピー
ダンスである。
たとえば、この規格値αを増幅器などで一般的に使用
される3dB、特性インピーダンスZ0の値をアナログ通信
線の特性インピーダンスである600Ω、入力インピーダ
ンスZcomを西ドイツその他の擬似通信回路網で使用され
ている150Ωに設定すれば、心線数Nの最小値は6とな
る。
以上の構成に基づいて、電流プローブ25で心線と大地
間に流れる電流Ieを測定することにより、心線と大地間
に生ずる妨害波電圧VLは、 VL=Zcom×Ie …(3) により求めることができる。
なお、以上示した4線の通信線15に対応する擬似通信
回路網20の構成は、心線数Nの通信線にも容易に適用す
ることができる。
第2図は、本発明擬似通信回路網を8線の通信線端子
の妨害波電圧測定に用いる場合の構成例を示す図であ
る。
図において、インピーダンス安定化回路21′は、各心
線対応に8個のインピーダンス素子(Z1)とコンデンサ
(C1)とを有する構成である。コモンモードチョークコ
イル23′および電流プローブ25′についても同様に各心
線対応の構成をとる。
このような構成において、通信線15′の心線と大地間
の入力インピーダンスを150±30Ωとすれば、式(1)
によりインピーダンスZ1は、1200±240Ωとなる。
ところで、インピーダンスZ1にバラツキがあると、擬
似通信回路網の平衡度が通信装置や通信線の平衡度より
悪くなり、通信信号がコモンモード電流に漏れる割合が
大きくなり、測定誤差を生ずる。
ここで、インピーダンスZ1の誤差と平衡度LCLとの関
係は、 となる。なお、 Za=Z1(1+d/100) …(5) Zb=Z1(1−d/100) …(6) であり、dはインピーダンスの誤差(%)である。
したがって、d=1%とすれば、平衡度LCLは式
(4)より60dB以上となる。この値は、通常の通信装置
に要求される平衡度より十分に大きな値であり、インピ
ーダンスの誤差が1%のものを使用すれば測定誤差はほ
とんど生じないといえる。
なお、インピーダンスの値に1%の誤差を有する抵抗
器は、市場で容易に入手することができる。
一方、インピーダンス安定化回路21′で給電される直
流を阻止するコンデンサの容量C1は、150kHz〜30MHzに
おいて、そのインピーダンスがZ1に比べて十分に小さい
値であればよく、100nF程度のものが用いられる。ま
た、その耐圧は給電条件より150V以上が必要である。
さらに、コモンモードチョークコイル23′は、通信線
15′から伝搬してくる妨害波を抑えるだけでなく、イン
ピーダンス素子(Z1)の並列接続で構成されるコモンモ
ードインピーダンスに影響を与えないようにするため
に、このインピーダンスより十分に大きな値に設定され
る。本実施例では、長さ30cm、外径30mmのフェライトコ
アに8心のケーブルを10回巻いたコモンモードチョーク
コイルを構成することにより、上記の条件を満足させて
いる。
第3図は、本発明実施例に示した擬似通信回路網を使
用して通信機器の通信線端子妨害波電圧を測定する測定
系を示す図である。
図において、非金属性のテーブル31の上に設置される
被測定通信機器11の8線の内線通信用の通信線端子に
は、金属性のグランドプレーン32の上に設置される擬似
通信回路網20′を介してシミュレータ12が接続される。
また、被測定通信機器11の電源線端子とグランドプレー
ン32との間には、擬似電源回路網33が接続される。
このような構成により測定した通信線端子妨害波電圧
の一例を第4図に示す。横軸は周波数(MHz)であり、
縦軸はレベル(dBuV)である。なお、被測定通信機器11
および測定条件は、従来のものと同じである。
ここで、第8図に示す従来の擬似通信回路網を4個用
いて測定した結果と比較してみると、○印の部分はほぼ
同じ値を示すが、従来構成の測定結果では、さらにそれ
以外の部分に重信回線に流れる電流に起因すると思われ
る多くの妨害波電圧が測定されている。すなわち、従来
構成の測定結果に含まれる測定誤差は、本発明の擬似通
信回路網を用いることにより、大幅に低減されているこ
とがわかる。
このように、4線以上の通信線の妨害波電圧を測定す
る場合に、本発明の擬似通信回路網はその測定誤差を減
少させることが可能である。
ところで、第3図において、被測定通信機器11からの
妨害波電流は、通信線15を流れ、さらにインピーダンス
安定化回路20′を流れ、グランドプレーン32を介して被
測定通信機器11に戻る。
したがって、第5図に示すように、インピーダンス安
定化回路20′とグランドプレーン32との間に、電流プロ
ーブ25″を挿入して妨害波電流を測定しても、同様に妨
害波電圧を測定することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は、通信線端子の妨害波電圧
が通信線と大地間の回路を流れるコモンモード電流の測
定値から求められるので、重信回線に流れる電流成分に
より生ずる電圧は測定されず、測定誤差の低減が可能と
なる。
したがって、本発明の擬似通信回路網は、4線以上の
通信線に対応する妨害波電圧の測定では、その誤差を大
幅に減少させることができ、さらに簡単な構成であるの
で安価に提供することができる。
なお、通信線の特性インピーダンスを600Ωとし、6
線以上の通信線に本発明の擬似通信回路網を用いた場合
には、挿入損失3dB以下を容易に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明擬似通信回路網の基本構成例を示す図。 第2図は8線の通信線端子の妨害波電圧測定に用いる場
合の構成例を示す図。 第3図は本発明擬似通信回路網を用いた通信線端子妨害
波電圧の測定系を示す図。 第4図は本発明による測定系で測定された通信線端子妨
害波電圧を示す図。 第5図は8線の通信線端子の妨害波電圧測定に用いる場
合の他の構成例を示す図。 第6図は従来の擬似通信回路網の一例を示す図。 第7図は従来構成による通信線端子妨害波電圧の測定系
を示す図。 第8図は従来の測定系で測定された通信線端子妨害波電
圧を示す図。 第9図は従来の測定系の等価回路を示す図。 11……被測定通信機器、12……シミュレータ、13……擬
似電源回路網、15……通信線、17……大地、20……擬似
通信回路網、21……インピーダンス安定化回路、23……
コモンモードチョークコイル、25……電流プローブ、31
……非金属性のテーブル、32……グランドプレーン、51
……被測定通信機器、52……シミュレータ、53……擬似
通信回路網、54……通信線、55……擬似通信線端子、56
……妨害波電圧測定器、61……コンデンサ(C1)、62…
…インピーダンス素子(Z1)、63……チョークコイル、
64……コモンモードチョークコイル、71……非金属性の
テーブル、72……グランドプレーン、73……擬似電源回
路網、81……入力インピーダンス(Ze)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平衡線を通信線として使用する通信機器の
    通信線端子と通信線との間に配置され、前記通信線端子
    の妨害波電圧の測定を行う擬似通信回路網において、 前記通信線端子と通信線とをつなぐそれぞれの心線と大
    地間に、コンデンサおよびインピーダンス素子の直列回
    路を接続し、 前記直列回路と前記通信線との間に、ノーマルモード電
    流に対してはほとんど損失がなく、コモンモード電流に
    対しては大きな損失をもつコモンモードチョークコイル
    を挿入し、 前記通信線端子と前記直列回路との間に、前記妨害波電
    圧に対応する妨害波電流を測定する電流プローブを挿入
    した ことを特徴とする擬似通信回路網。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の擬似通信回路網におい
    て、 電流プローブが、直列回路と大地間に挿入されたことを
    特徴とする擬似通信回路網。
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