JP3145985B2 - デジタル移動体無線通信システムおよびデータ通信の割当スロット数決定方法 - Google Patents
デジタル移動体無線通信システムおよびデータ通信の割当スロット数決定方法Info
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Description
割多重することにより1無線回線(1周波数)で複数の
無線スロットを持つデジタル移動通信システム(TDM
A)に関する。
線区間の効率的な使用方法は、重要な1つのテーマであ
り、様々な方法が考えられている。これらの方法は、デ
ータ通信時に割り当てるスロット数をダイナミックに変
えることができず、あくまでもシステムで設定されたス
ロット数でデータ通信を行っている。
デジタル移動体通信システムでは、データ通信時に割り
当てるスロット数をダイナミックに変えることができ
ず、システムで設定されたスロット数でデータ通信を行
っているため、無線チャネルに十分な空きがあるにもか
かわらず一定のスロット数しか割り当てられなかった。
ロット数、およびその際のトラフィックを監視すること
により割当スロット数をダイナミックに管理することが
でき、効率の良いデータ通信を可能にするデジタル移動
体無線通信システムおよびデータ通信の割当スロット数
決定方法を提供することにある。
複数の回線制御局装置と、回線制御局装置と有線、無線
で接続される1つまたは複数の無線基地局装置と、無線
基地局装置と無線を介して接続される複数の移動局装置
と、回線制御局装置と有線で接続されるデータ端末装置
とから構成され、回線制御局装置は内線交換網との接続
も可能なデジタル移動体通信システムにおいて、前記回
線制御局装置は、自由に設定可能であるデータ量とスロ
ット数を対応させたテーブルを備え、データ通信開始前
に、データを送信しようとするデータ端末装置または移
動局装置から送信しようとするデータ量を通知される
と、前記テーブルに設定されているスロット数を無線区
間に割り当て、前記テーブルで設定されている割当スロ
ット数が確保できない場合は割当スロット数を順次減ら
すことにより、テーブル設定値以外でも通信が可能であ
ることを特徴とする。
することにより1無線回線(1周波数)で複数の無線ス
ロットを持つデジタル移動通信システムにおけるデータ
通信の割当スロット数決定方法において、回線制御局装
置に、自由に設定可能であるデータ量の範囲とその範囲
における割当スロット数を対応させたテーブルをシステ
ムデータとして持たせ、データ通信開始前に、データを
送信しようとするデータ端末装置または移動局装置から
送信しようとするデータ量を通知されると、前記テーブ
ルに設定されているスロット数を無線区間に割り当て、
前記テーブルで設定されている割当スロット数が確保で
きない場合は割当スロット数を順次減らすことにより、
テーブル設定値以外でも通信が可能であることを特徴と
する。
装置から送信されるデータ量により、無線回線における
割当スロット数を決定するためのテーブルを備え、さら
に、テーブル情報(移動局装置およびデータ端末からの
データ量報告)から、設定される割当スロット数を変え
ることにより、トラフィックの少ない場合、トラフィッ
クの多い場合を考慮してテーブルを作成することで効率
の良いデータ通信を行うことが可能になる。
いて図面を参照して説明する。
ステム(TDMA)の実施の形態を示すシステム構成図
である。図1に示すデジタル移動体通信システム(TD
MA)は、1つまたは複数の回線制御局装置(C1〜C
n)と、回線制御局装置(C1〜Cn)と有線または無
線で接続される1つまたは複数の無線基地局装置(B1
〜Bn)と、無線基地局装置(B1〜Bn)と無線を介
して接続される複数の移動局装置(A1〜An)と、回
線制御局装置(C1〜Cn)と有線を介して接続される
1つまたは複数のデータ端末装置(E1〜En)とから
構成されている。回線制御局装置(C1〜Cn)は、内
線交換機(D1〜Dn)との接続も可能となっている。
ータ量と割当スロット数を対応させた図4に示すテーブ
ルを備えている。このテーブルは、移動局装置およびデ
ータ端末装置からデータ通信開始前に送信されるデータ
量により、無線回線における割当スロット数を決定する
ためのテーブルであり、システムデータとして持ち、自
由に設定可能なテーブルである。上記テーブル情報(移
動局装置、およびデータ端末からのデータ量報告)から
設定される割当スロット数を変えることにより、トラフ
ィックの少ない場合、トラフィックの多い場合を考慮し
てテーブルを作成することができる。
およびデータ端末からのデータ量報告)から設定される
割当スロット数を変えることにより、トラフィックの少
ない場合、トラフィックの多い場合を考慮してテーブル
を作成することで効率の良いデータ通信を行うことが可
能になる。また、テーブルで設定されている割当スロッ
ト数が確保できない場合は割当スロット数を順次減らす
ことにより、テーブル設定値以外でも通信が可能であ
る。
通信時に、移動局装置(A1〜An)およびデータ端末
装置(E1〜En)からデータ量の報告を受け、その報
告から割当スロット数を設定し、移動局装置(A1〜A
n)に割り当てる。この際、図4に示すテーブル設定値
の割当スロット数が確保できない場合は、割当スロット
数を1スロット減らし、該当移動局装置に割り当てられ
るかサーチする。それでも割り当てられない場合は、割
当スロット数をさらに1減らすことを繰り返し、その時
点で割り当て可能なスロット数を割り当てる。割り当て
るスロットがない場合は、データ通信要求に対して拒否
を返すことにより、状況に応じた効率の良いデータ通信
ができるようになる。
テム(TDMA)におけるデータ通信の割当スロット数
決定方法について、図1〜図4を参照して詳細に説明す
る。
ス図であり、図3は、下りデータ通信時の制御シーケン
ス図である。
n)は、制御チャネル上にてデータ通信を行うためにデ
ータ通信要求を送信する。移動局装置(A1〜An)
は、そのデータ通信要求信号中にこれから送信しようと
するデータ量を設定する。
〜Cn)は、移動局装置(A1〜An)が送信しようと
するデータ量を知り、システムデータとして持っている
図4に示す対応テーブルより割当スロット数を決定す
る。割当スロット数が決定したら、該当移動局装置に対
しデータ通信要求受付信号を送信し、データ通信が受け
付けられたことを通知する。
は、移動局装置を呼び出し、先程決定したスロット数を
無線チャネル指定の中に設定し、移動局装置に送信す
る。
ット数が確保できない場合には、回線制御局装置(C1
〜Cn)は、設定されたスロット数から1スロットづつ
減らしていき、該当移動局装置に割り当てられるかをサ
ーチする。そして、割り当て可能なスロット数を該当移
動局装置に対して割り当てる。その際、設定すべき割当
スロット数がない場合には、そのときに空いているスロ
ット数を割り当てる。割り当てるスロットが無い場合に
は、移動局装置に対してデータ通信要求拒否を送信し、
データ通信を拒否する。
要求元のデータ端末装置と図3に示す制御シーケンスに
沿って通信を行うことによりダイナミックにスロットを
割り当てることが可能になる。
タのサイズに応じたスロットの割当が可能になるため、
データ伝送時間の短縮をすることができる。また、割り
当てスロット数とデータサイズを対応づけたテーブルを
システムデータとして持つため、臨機応変にテーブルを
作り替えることができる。さらに、トラフィックの増減
に応じて割り当てスロット数を変えられるため、無線区
間を無駄なく、さらに効率よく使用することが可能にな
る。
MA)の実施の形態を示すシステム構成図である。
ルを示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】1つまたは複数の回線制御局装置と、回線
制御局装置と有線、無線で接続される1つまたは複数の
無線基地局装置と、無線基地局装置と無線を介して接続
される複数の移動局装置と、回線制御局装置と有線で接
続されるデータ端末装置とから構成され、回線制御局装
置は内線交換網との接続も可能なデジタル移動体通信シ
ステムにおいて、 前記回線制御局装置は、自由に設定可能であるデータ量
とスロット数を対応させたテーブルを備え、データ通信
開始前に、データを送信しようとするデータ端末装置ま
たは移動局装置から送信しようとするデータ量を通知さ
れると、前記テーブルに設定されているスロット数を無
線区間に割り当て、 前記テーブルで設定されている割当スロット数が確保で
きない場合は割当スロット数を順次減らすことにより、
テーブル設定値以外でも通信が可能であることを特徴と
するデジタル移動体通信システム。 - 【請求項2】1つまたは複数の回線制御局装置と、回線
制御局装置と有線、無線で接続される1つまたは複数の
無線基地局装置と、無線基地局装置と無線を介して接続
される複数の移動局装置と、回線制御局装置と有線で接
続されるデータ端末装置とから構成され、回線制御局装
置は内線交換網との接続も可能なデジタル移動体通信シ
ステムにおいて、 前記回線制御局装置は、自由に設定可能であるデータ量
とスロット数を対応させたテーブルを備え、データ通信
開始前に、データを送信しようとするデータ端末装置ま
たは移動局装置から送信しようとするデータ量を、前記
データ端末装置または移動局装置から送信されるデータ
量報告信号で通知されると、前記テーブルに設定されて
いるスロット数を無線区間に割り当て、 前記テーブルで設定されている割当スロット数が確保で
きない場合は割当スロット数を順次減らすことにより、
テーブル設定値以外でも通信が可能であることを特徴と
するデジタル移動体通信システム。 - 【請求項3】無線区間を時分割多重することにより1無
線回線(1周波数)で複数の無線スロットを持つデジタ
ル移動通信システムにおけるデータ通信の割当スロット
数決定方法において、 回線制御局装置に、自由に設定可能であるデータ量の範
囲とその範囲における割当スロット数を対応させたテー
ブルをシステムデータとして持たせ、 データ通信開始前に、データを送信しようとするデータ
端末装置または移動局装置から送信しようとするデータ
量を通知されると、前記テーブルに設定されているスロ
ット数を無線区間に割り当て、 前記テーブルで設定されている割当スロット数が確保で
きない場合は割当スロット数を順次減らすことにより、
テーブル設定値以外でも通信が可能であることを特徴と
するデータ通信の割当スロット数決定方法。 - 【請求項4】無線区間を時分割多重することにより1無
線回線(1周波数)で複数の無線スロットを持つデジタ
ル移動通信システムにおけるデータ通信の割当スロット
数決定方法において、 回線制御局装置に、自由に設定可能であるデータ量の範
囲とその範囲における割当スロット数を対応させたテー
ブルをシステムデータとして持たせ、 データ通信開始前に、データを送信しようとするデータ
端末装置または移動局装置から送信しようとするデータ
量を、前記データ端末装置または移動局装置から送信さ
れるデータ量報告信号で通知されると、前記テーブルに
設定されているスロット数を無線区間に割り当て、 前記テーブルで設定されている割当スロット数が確保で
きない場合は割当スロット数を順次減らすことにより、
テーブル設定値以外でも通信が可能であることを特徴と
するデータ通信の割当スロット数決定方法。
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JP31861198A JP3145985B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | デジタル移動体無線通信システムおよびデータ通信の割当スロット数決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP31861198A JP3145985B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | デジタル移動体無線通信システムおよびデータ通信の割当スロット数決定方法 |
Publications (2)
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JP2000152326A JP2000152326A (ja) | 2000-05-30 |
JP3145985B2 true JP3145985B2 (ja) | 2001-03-12 |
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Family Applications (1)
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JP31861198A Expired - Fee Related JP3145985B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | デジタル移動体無線通信システムおよびデータ通信の割当スロット数決定方法 |
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-
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- 1998-11-10 JP JP31861198A patent/JP3145985B2/ja not_active Expired - Fee Related
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