JP3145950B2 - インデックス装置 - Google Patents
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Description
れるインデックス装置の改良に関する。
ワークを保持した治具を、スピンドル軸に支持された治
具ホルダに装着し、この状態でスピンドルを回転させ
て、ワークに対する巻線が行われる。その後、この巻線
がなされたワークを保持する治具を治具ホルダから取り
外し、新たに巻線がなされるべきワークを保持する治具
を治具ホルダに装着して、巻線作業を継続して行く。こ
のような巻線装置において、ワークを保持する治具の付
け替え作業を効率的に行うために、例えば本出願による
特公平7−29730号公報等に、巻線装置に備えられ
るインデックス装置が提案されている。
備えた巻線装置を示す。
置本体2に隣接して、インデックス装置3を備えてい
る。
垂直方向)に並んだ複数のスピンドル11を備え、これ
らのスピンドル11には、それぞれ、円筒形の治具ホル
ダ12が同軸的に形成されている。これらの治具ホルダ
12には、それぞれ、巻線がなされるべきワーク4を保
持する治具5が同軸上に装着される。このワーク4の前
方には絡げ装置6が配置され、図示されない線材源から
供給される線材をこの絡げ装置6を用いて各ワーク4の
端子に絡げた後、各スピンドル11を中心軸の回りで回
転させることにより、各ワーク4に巻線がなされる。
のインデックスコラム20を備え、このインデックスコ
ラム20の上部に、治具5を把持して搬送するインデッ
クス本体21を回動可能に支持している。
側(巻線側)とスピンドル11と反対側(付け替え側)
に、一対のチャックユニット32を備え、これらのチャ
ックユニット32に、それぞれスピンドル11と同数の
治具5を把持し、治具ホルダ12への装着部5Aをイン
デックス装置3の外側に向けるようにしている。
ラム20は、ベース部21と、このベース部22の両側
に立設された一対のコラム部23、24から構成され
る。このベース部22は、巻線装置本体2の方向に延び
る一対のレール25、26に、摺動自在に嵌合し、この
レール25、26に支持される。また、ベース部22の
略中央には、2種類のストロークを有するエアシリンダ
29が連結されており、インデックスコラム20は、こ
のエアシリンダ29の駆動によりレール25、26上を
駆動され、エアシリンダ29の2種類のストロークに対
応して、所定の3つの位置をとり得るようになってい
る。
それぞれ軸27、28が回転自在に支持され、インデッ
クス本体21はの両側は、それぞれ、これらの軸27、
28に固定されている。これにより、インデックス本体
21は、コラム部23、24の間に回転自在に支持され
ている。
にはロータリシリンダ30が備えられる。このロータリ
シリンダ30により、軸27を介してインデックス本体
21が回転駆動されようになっている。一方、軸28に
はストッパ装置31が備えられ、インデックス本体21
を、2つの180度反転した位置で位置決めするように
なっている。
ックス装置3は、以下のように作用する。
アシリンダ29のストロークに対応してレール25、2
6上で所定の3つの位置を取り得るが、インデックス装
置3は、まず、これらの3つの位置のうち中間の基準位
置から、スピンドル11から最も離れた位置(付け替え
位置)へと移動し、付け替え側のチャックユニット32
に把持された治具5に対して、既に巻線がなされたワー
ク4と、新たに巻線がなされるべきワーク4との付け替
え作業がなされる。
置に戻り、巻線装置本体2で行われている巻線作業が終
了するのを待機する。そして、この巻線作業終了後に、
スピンドル11側に最も近づく位置(装着位置)まで移
動して、巻線側のチャックユニット32に、既に巻線が
なされたワーク4を保持する治具5を受け取る。
置に戻り、ここでロータリシリンダ30を駆動し、イン
デックス本体21を反転させる。これにより、付け替え
側にあったチャックユニット32は巻線側に位置を変
え、新たに巻線がなされるべきワーク4はスピンドル1
1側に配置される。
置まで移動させ、巻線側のチャックユニット32は図の
破線の位置まで移動させる。これにより、このチャック
ユニット32に把持された治具5の装着部5Aは、治具
ホルダ12内に嵌合し、固定される。ここで、チャック
ユニット32による治具5の把持を解除し、インデック
ス装置3を基準位置まで後退させれば、治具5およびワ
ーク4は巻線装置本体2側に切り離され、ワーク4への
巻線作業が実行される。
替え位置まで後退し、付け替え側のチャックユニット3
2に把持された治具5から、既に巻線がなされたワーク
4を取り外し、つぎに巻線がなされるワーク4を取り付
けておく。
り、ワーク4の付け替え作業と、ワーク4への巻線作業
が連続して行われて行く。
巻線装置において、付け替え位置におけるワーク4の付
け替え作業は、チャックユニット32により把持された
治具5に対して、付け替え作業者(または付け替え作業
機)により行われる。しかしながら、この場合、チャッ
クユニット32は、治具5のワーク4を取り付けるべき
位置を、インデックス装置3側(巻線装置1の内側)に
向けて治具5を把持しているので、付け替え作業者(ま
たは付け替え作業機)側には、治具5の装着部5Aが配
置されている。このため、作業者は、チャックユニット
32の内側でワーク4の着脱を行わなくてはならず、こ
れは作業効率の低下の原因となっていた。
されたもので、ワークが装着される治具のワーク保持部
が、自動的に付け替え作業者の正面に向くようにして、
ワークの付け替え作業の効率を高めることができるイン
デックス装置を提供することを目的とする。
保持した治具を巻線装置本体のスピンドルに装着する装
着位置と前記治具へのワークの付け替え作業を行う付け
替え位置との間で移動可能なインデックスコラムと、前
記治具を保持する治具保持部を備えるとともに前記イン
デックスコラムに回転軸を介して回転自在に支持される
インデックス本体とを備え、前記インデックス本体の1
80度の反転により前記治具保持部の配置を前記装着位
置側に向いた巻線側と前記付け替え位置側に向いた付け
替え側との間で変更するインデックス装置において、前
記治具保持部を前記インデックス本体のフレームに軸を
介して回転自在に保持するとともに、この軸を前記イン
デックス本体の軸と連係させ、前記インデックス本体の
180度の反転と同時に、前記治具保持部を前記インデ
ックス本体に対して180度反転させることにより、前
記治具保持部が装着一又は付け替え位置のいずれにある
場合にも、この治具保持部に保持される治具のスピンド
ルに装着される装着部を前記装着位置側に向け、この装
着部と反対側のワークを保持するワーク保持部を前記付
け替え位置側に向けるようにした。
た軸に固定された第1の歯車と、前記インデックス本体
の回転軸に固定されるとともに前記第1の歯車と同径の
第2の歯車とを備え、これら第1と第2の歯車を直接ま
たは他の歯車を介して噛み合わせた。
具が嵌合する治具装着穴が形成された治具保持部本体
と、この治具保持部本体の正面に摺動自在に重ね合わさ
れる治具固定板と、この治具固定板を摺動させるアクチ
ュエータとを備えるとともに、前記治具固定板には前記
治具装着穴に対応する位置に開口を形成し、この開口の
縁の一部につば部を形成し、このつば部が前記治具固定
板の摺動に伴って前記治具装着穴側に移動してこの治具
装着穴に嵌合した治具の外周に形成された溝に嵌合す
る。
位置に移動させ、付け替え側に配置された治具保持部に
保持された治具にワークを取り付けた後、インデックス
装置を180度反転させてこの治具を保持した治具保持
部を巻線側に配置し、インデックス装置を装着位置に移
動させて治具をスピンドルへ装着する。この場合、治具
保持部を前記インデックス本体のフレームに軸を介して
回転自在に保持するとともに、この軸を前記インデック
ス本体の軸と連係させることにより、インデックス装置
の180度の反転に伴い、治具保持部もインデックス本
体に対して180度反転するようになっているので、治
具の装着部は常に前記装着位置側に向いており、スピン
ドルにそのまま装着できる一方で、この装着部とワーク
保持部は常に前記付け替え位置側に向いているので、付
け替え作業に際しては、ワーク保持部は作業者または作
業機の正面に向いた状態となり、ワークの付け替え作業
は容易に行うことができ、作業の効率が著しく向上す
る。
れた第1の歯車と、インデックス本体の回転軸に固定さ
れた第1の歯車と同径の第2の歯車は、直接または間接
に噛み合っているので、インデックス本体が反転し、第
2の歯車が180度回転したときには、第1の歯車も1
80度回転し、治具保持部はインデックス本体に対して
180度回転する。
り治具固定板が移動し、つば部による治具の係止は容易
に嵌脱できるので、治具保持部とスピンドルとの間の治
具の受け渡しはスムーズに行われる。特に、治具装着穴
を複数設け、治具保持部に複数の治具を保持するときに
は、これらの治具の係止および係止の解除は、一つのア
クチュエータで同時に行い得る。
明の実施の形態について説明する。
えば図8に示した巻線装置1に対するインデックス装置
3として用いられるものである。また、本発明のインデ
ックス装置3は、図9に示した従来のインデックス装置
3と、インデックス本体21の構成のみが異なるので、
以下、この相違点であるインデックス本体21を中心に
説明する。
平面図を示す。また、図2にはインデックス本体21の
正面図を示す。
は、左右両側に平行なフレーム41、42を備え、これ
らのフレーム41、42の間に一対の治具保持部43を
挟持し、この治具保持部43に、スピンドル11と同数
(この実施の形態では8個)の治具5を保持している。
また、これらのフレーム41、42の略中央には、治具
保持部43と平行な回転軸44が貫通し、この回転軸4
4はフレーム41、42に固定されている。
れないインデックスコラム20のコラム部23、24
(図9参照)の上端側に回転自在に支持される。そし
て、この回転軸44の180度の回転により、インデッ
クス本体21は反転し、一対の治具保持部43は位置を
入れ替え、付け替え側(図の上方)に配置されていた治
具保持部43は巻線側(図の下方)に、また、巻線側に
配置されていた治具保持部43は付け替え側に、それぞ
れ移動するようになっている。なお、この回転軸44の
回転は、図示されないロータリシリンダ30により、ス
トッパ装置31に制限された範囲で駆動される(図8参
照)。
え、これらの軸45、46は、フレーム41、42に軸
受46を介して回転自在に支持されている。さらに、フ
レーム41、42を貫通した軸45、46の両端には、
ぞれぞれ歯車51、52が固定される。これらの歯車5
1、52は、それぞれ隣接する歯車55、56に噛合
し、これらの歯車55、56が、それぞれ回転軸44の
外周に固定された歯車53、54と噛合し、歯車51、
52がそれぞれ歯車53、54に連係している。この場
合、歯車51、52と、歯車53、54はそれぞれ同径
としておく。なお、歯車55、56は、それぞれ軸5
7、58外周に固定されており、これらの軸57、58
は、軸受59を介して、それぞれフレーム41、42に
支持されている。
21の反転のために回転軸44が180度回転すると、
歯車53、54は回転軸44と一体に回転するが、この
とき、一つの歯車55、56を介してこれらの歯車5
3、54と連係する歯車51、52は、歯車53、54
と同方向に回転し、かつ歯車53、54と歯車51、5
2は同径であるので、その回転角度も一致する。このた
め、歯車51、52と一体の治具保持部43は、回転軸
44と同様に180度回転する。したがって、このイン
デックス本体21の反転により、各治具5は向きを変え
ない。すなわち、巻線側で装着部5Aがスピンドル11
側(図1の下方)に向いていた治具5は、付け替え側に
移動して来ても装着部5Aがスピンドル側に向き続け、
装着部5Aと反対側のワーク保持部5Bはインデックス
装置3の外側(図1の上方)を向いた状態となる。ま
た、同様に、付け替え側で装着部5Bがインデックス装
置3の外側(図1の上方)に向いていた治具5は、反転
後の巻線側でも向きを変えず、装着部5Aがスピンドル
11側に向くことになる。このように、反転動作によっ
て向きを変えない治具5は、巻線側ではスピンドル11
側の装着部5Aをそのまま治具ホルダ12に装着できる
一方、付け替え側ではインデックス装置3の外側に向い
たワーク保持部5Bに対して、容易に付け替え作業を実
行できるようになっている。
持機構について説明する。
図2、図3に示す治具保持部本体61を備える。この治
具保持部本体61の正面には、治具5が貫通して装着さ
れる複数(本実施の形態では8個)の治具装着穴62が
一列に形成されるとともに、所定の位置に一対の長穴6
4が上下に平行に並んで形成されている。さらに、この
治具保持部本体61の正面側の上端と下端には一対のレ
ール63が形成され、これらのレール63の間に、図
4、図5に示す治具固定板71が装着される。
りも長さの短い板であり、治具保持部本体61の治具装
着穴62に対応する位置に、治具装着穴62と同数の略
楕円形の開口72が形成されている。これらの開口72
のうち、両端の開口72は治具固定板71の端部にかか
り、開放部73、74を形成している。
部75が形成される。これらのつば部75は、総ての開
口72に同様に設けられ、各開口72の一方の端部から
上下に、開口72の略中央まで延びている。また、これ
らのつば部75の端部は、テーパ状の切り欠き部76と
なっている。後述するように、治具5は、これらのつば
部75に押さえられて、インデックス本体21に固定さ
れる。
する位置には、一対のピン穴77が形成されている。
部本体61に装着した治具保持部43を示す。図示され
るように、治具保持部本体61の上部には、アクチュエ
ータ(例えばエアシリンダ)80が設置される。このア
クチュエータ80の水平方向に伸縮自在のロッド81先
端には連結部材82が取り付けられ、この連結部材82
は治具固定板71の一対のピン穴77に一対のピン83
で固定されている。なお、治具保持部本体61のピン8
3に対応する位置には長穴64が形成されているので、
長穴64に収容されたピン83は治具保持部本体61に
対しては自由になっている。したがって、アクチュエー
タ80が作動すると、治具固定板71は治具保持部本体
61に対してレール63に沿って水平に移動する。これ
により、つば部75が治具装着穴62側に移動して、治
具装着穴62内の治具5が固定される。
ば部75が治具5を固定する様子を示す。図示されるよ
うに、アクチュエータ80のロッド81の伸び出しによ
り、治具固定板71は図の左方向に移動し、開口72の
つば部75は、治具装着穴62に装着された治具5の外
周の一部に形成された溝5Cの外周に係合し、治具5を
固定する。なお、つば部75の端部に形成された切り欠
き部により、溝5Cへのつば部75の嵌合はスムーズに
行われるようになっている。
まず、付け替え位置へ移動し、ワーク4の付け替え作業
が行われる。この場合、ワーク4の付け替え作業は、治
具5のワーク保持部5Bにおいて、例えばワーク保持部
5B先端に切り欠き状に形成され弾性力でワーク4を支
持する割り部にワーク4を押し込んで固定し、また、こ
の割り部からワーク4を取り外すことにより行われる
が、このワーク保持部5Bはインデックス装置3の外
側、すなわち作業者側に向いているので、作業者(また
は作業機)は正面から容易にワーク4の付け替え作業を
行うことができる。なお、この場合、治具保持部43に
保持された治具5の装着部5Aは、当然スピンドル11
側に向いている。
まで移動して、既に巻線がなされたワーク4を保持する
治具5を、巻線側の治具保持部43へと受け取る。その
後、インデックス装置3は基準位置に戻り、ロータリシ
リンダ30の駆動による回転軸44の180度の回転に
より、反転する。この場合、本発明では、一対の治具保
持部43両端の軸45、46に固定された歯車51、5
2は、歯車55、56を介して、回転軸44外周の同径
の歯車51、52と一体に回転するので、一対の治具保
持部43は自らも180度反転し、結局、インデックス
本体21の反転後も治具5の向きを同一に保つ。このた
め、治具5の装着部5Aは常にスピンドル11側を向い
ており、インデックス装置3をスピンドル11側の装着
位置に移動させれば、装着部5Aはそのまま治具ホルダ
12内に挿入される。
治具5の装着部5Aは、例えばボールプランジャ等から
なる係止機構により治具ホルダ12に係止される。この
状態でアクチュエータ80を作動させ、治具固定板71
のつば部75と治具5の溝5Cとの係合を解除した後、
インデックス装置3を基準位置に後退させると、治具5
は治具装着穴62から抜け出し、スピンドル11側に受
け渡される。
け渡した後、治具5に保持されるワーク4には巻線がな
されるが、この巻線作業の間に、インデックス装置3は
基準位置で再び反転し、既に巻線がなされたワーク4を
保持する治具5を付け替え側に配置してから、再び付け
替え位置に戻り、この治具5へのワーク4の付け替えが
行われる。
業と、ワーク4への巻線作業が連続して行われて行く
が、本発明では、インデックス本体21に保持される治
具5は、付け替え側または巻線側にかかわらず、常に、
装着部5Aをスピンドル11側に、またワーク保持部5
Bをスピンドル11と反対側(すなわち作業者側)に向
けて配置されるので、治具5の治具ホルダ12への装着
はもちろん、治具5へのワーク4の付け替え作業にも不
都合は生じず、ワーク4の付け替え作業の効率を著しく
向上させることができる。
を付け替え位置に移動させ、付け替え側に配置された治
具保持部に保持された治具にワークを取り付けた後、イ
ンデックス装置を180度反転させてこの治具を保持し
た治具保持部を巻線側に配置し、インデックス装置を装
着位置に移動させて治具をスピンドルへ装着する。この
場合、治具保持部を前記インデックス本体のフレームに
軸を介して回転自在に保持するとともに、この軸を前記
インデックス本体の軸と連係させることにより、インデ
ックス装置の180度の反転に伴い、治具保持部もイン
デックス本体に対して180度反転するようになってい
るので、治具の装着部は常に前記装着位置側に向いてお
り、スピンドルにそのまま装着できる一方で、この装着
部とワーク保持部は常に前記付け替え位置側に向いてい
るので、付け替え作業に際しては、ワーク保持部は作業
者または作業機の正面に向いた状態となり、ワークの付
け替え作業は容易に行うことができ、作業の効率が著し
く向上する。
定された第1の歯車と、インデックス本体の回転軸に固
定された第1の歯車と同径の第2の歯車は、直接または
間接に噛み合っているので、インデックス本体が反転
し、第2の歯車が180度回転したときには、第1の歯
車も180度回転し、治具保持部はインデックス本体に
対して180度回転する。
動により治具固定板が移動し、つば部による治具の係止
は容易に嵌脱できるので、治具保持部とスピンドルとの
間の治具の受け渡しはスムーズに行われる。特に、治具
装着穴を複数設け、治具保持部に複数の治具を保持する
ときには、これらの治具の係止および係止の解除は、一
つのアクチュエータで同時に行い得る。
Claims (3)
- 【請求項1】ワークを保持した治具を巻線装置本体のス
ピンドルに装着する装着位置と前記治具へのワークの付
け替え作業を行う付け替え位置との間で移動可能なイン
デックスコラムと、 前記治具を保持する治具保持部を備えるとともに前記イ
ンデックスコラムに回転軸を介して回転自在に支持され
るインデックス本体とを備え、 前記インデックス本体の180度の反転により前記治具
保持部の配置を前記装着位置側に向いた巻線側と前記付
け替え位置側に向いた付け替え側との間で変更するイン
デックス装置において、前記治具保持部を前記インデックス本体のフレームに軸
を介して回転自在に保持するとともに、この軸を前記イ
ンデックス本体の軸と連係させ、 前記インデックス本体
の180度の反転と同時に、前記治具保持部を前記イン
デックス本体に対して180度反転させることにより、
前記治具保持部が装着一又は付け替え位置のいずれにあ
る場合にも、この治具保持部に保持される治具のスピン
ドルに装着される装着部を前記装着位置側に向け、この
装着部と反対側のワークを保持するワーク保持部を前記
付け替え位置側に向けるようにしたことを特徴とするイ
ンデックス装置。 - 【請求項2】前記治具保持部の軸に固定された第1の歯
車と、前記インデックス本体の回転軸に固定されるとと
もに前記第1の歯車と同径の第2の歯車とを備え、これ
ら第1と第2の歯車を直接または他の歯車を介して噛み
合わせたことを特徴とする請求項1に記載のインデック
ス装置。 - 【請求項3】前記治具保持部は、前記治具が嵌合する治
具装着穴が形成された治具保持部本体と、この治具保持
部本体の正面に摺動自在に重ね合わされる治具固定板
と、この治具固定板を摺動させるアクチュエータとを備
えるとともに、前記治具固定板には前記治具装着穴に対
応する位置に開口を形成し、この開口の縁の一部につば
部を形成し、このつば部が前記治具固定板の摺動に伴っ
て前記治具装着穴側に移動してこの治具装着穴に嵌合し
た治具の外周に形成された溝に嵌合することを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載のインデックス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09903797A JP3145950B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | インデックス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09903797A JP3145950B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | インデックス装置 |
Publications (2)
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JPH10291736A JPH10291736A (ja) | 1998-11-04 |
JP3145950B2 true JP3145950B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=14236238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09903797A Expired - Fee Related JP3145950B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | インデックス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3145950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
WO2007085049A1 (en) * | 2006-01-25 | 2007-08-02 | Plastertech Australia Pty Ltd | Jig for locating holding and repositioning a surfboard or workpiece during machine shaping |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP09903797A patent/JP3145950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10291736A (ja) | 1998-11-04 |
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