JP3145890U - ハンドストラップ用パッド - Google Patents
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Abstract
【課題】ステッチの合わせ部分を内側にできるように構成することで、クッション性に優れ又、デザイン的にも優れたハンドストラップ用パッドを提供する。
【解決手段】柔軟素材(人工皮革・合成皮革等)からなる略楕円形状のパッド材20を2枚重ねて、左右両端を残してその周縁部に重ねてステッチ21を入れる。ステッチ21を入れて重なり合ったパッド材20,20の内側と外側を反転させて(ひっくり返して)、ハンドストラップ用パッド10が極めて簡単に形成される。なお、パッド材20,20の反転は、ステッチ21の入っていない一方の端部22に他方の端部22を通すことで行われる。また、この時、ハンドストラップ用パッド10にはステッチ21が外側に現れず内側に入った状態であるため、外観(デザイン)的に優れたハンドストラップ用パッドとなる。
【選択図】図1
【解決手段】柔軟素材(人工皮革・合成皮革等)からなる略楕円形状のパッド材20を2枚重ねて、左右両端を残してその周縁部に重ねてステッチ21を入れる。ステッチ21を入れて重なり合ったパッド材20,20の内側と外側を反転させて(ひっくり返して)、ハンドストラップ用パッド10が極めて簡単に形成される。なお、パッド材20,20の反転は、ステッチ21の入っていない一方の端部22に他方の端部22を通すことで行われる。また、この時、ハンドストラップ用パッド10にはステッチ21が外側に現れず内側に入った状態であるため、外観(デザイン)的に優れたハンドストラップ用パッドとなる。
【選択図】図1
Description
本願考案は、ハンドストラップに取り付けて手の甲に当てて使用されるハンドストラップ用パッドに関するものである。
通常、カメラやビデオカメラ等のハンドストラップには、手の甲に当てて使用するためのパッド(ハンドストラップ用パッド)を備えている(特許文献1の符号20等)。
このハンドストラップ用パッドは、従来、ウェルダー切断やへり返しなどで作成されている。
このハンドストラップ用パッドは、従来、ウェルダー切断やへり返しなどで作成されている。
これに対して、本願考案者は、従来と異なる新規な方法および構造のハンドストラップ用パッドの提供を目的として本願考案を完成するに至った。
上記目的を達成するために、第1の考案は、ハンドストラップに取り付けて手の甲に当てて使用されるハンドストラップ用パッドであって、左右両端を残してその周縁部を重ねて接合した2組のパッド材の内側と外側を反転させて構成したことを特徴とするハンドストラップ用パッドである。
ここで、「2組のパッド材」は、2枚のパッド材である場合の他に、数枚のシート材等を積層したパッド材を2組に分ける場合も含まれる。
第2の考案は、2組のパッドの周縁部の接合がステッチによるものであることを特徴とする同ハンドストラップ用パッドである。
ここで、「周縁部の接合」は、「ステッチ」に限らずに、ステープル等の締結具による接合や接着剤による接合であってもよい。
第3の考案は、パッド材が略楕円形状であることを特徴とする同ハンドストラップ用パッドである。
第4の考案は、パッド材が人工皮革・合成皮革・布・その他の柔軟素材であることを特徴とする同ハンドストラップ用パッドである。
ここで、「2組のパッド材」は、2枚のパッド材である場合の他に、数枚のシート材等を積層したパッド材を2組に分ける場合も含まれる。
第2の考案は、2組のパッドの周縁部の接合がステッチによるものであることを特徴とする同ハンドストラップ用パッドである。
ここで、「周縁部の接合」は、「ステッチ」に限らずに、ステープル等の締結具による接合や接着剤による接合であってもよい。
第3の考案は、パッド材が略楕円形状であることを特徴とする同ハンドストラップ用パッドである。
第4の考案は、パッド材が人工皮革・合成皮革・布・その他の柔軟素材であることを特徴とする同ハンドストラップ用パッドである。
本願考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)2枚のパッド材の左右両端を残した周縁部に重ねてステッチを入れた後(縫製後)に、2枚のパッド材の内側と外側を反転(ひっくり返す)だけの構成なので、仕立てが極めて簡単ながら、ステッチが見えなくデザイン的に優れている。
(2)パッド側面の手当たりがよい(手当たりが痛くない)。
(3)ステッチの合わせ部分が内側になることで、素材であるパッド材のクッション性がパッド全体のクッション性となり、フワフワ感が出てクッション性に優れたものとなる。
(1)2枚のパッド材の左右両端を残した周縁部に重ねてステッチを入れた後(縫製後)に、2枚のパッド材の内側と外側を反転(ひっくり返す)だけの構成なので、仕立てが極めて簡単ながら、ステッチが見えなくデザイン的に優れている。
(2)パッド側面の手当たりがよい(手当たりが痛くない)。
(3)ステッチの合わせ部分が内側になることで、素材であるパッド材のクッション性がパッド全体のクッション性となり、フワフワ感が出てクッション性に優れたものとなる。
本願考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本願考案に係るハンドストラップ用パッドの構造工程を示す説明図である。
まず、柔軟素材(人工皮革・合成皮革等)からなる略楕円形状のパッド材20を2枚重ねて、左右両端を残してその周縁部に重ねてステッチ21を入れる。
そして、ステッチ21を入れて重なり合ったパッド材20,20の内側と外側を反転させて(ひっくり返して)、ハンドストラップ用パッド10が極めて簡単に形成される。なお、パッド材20,20の反転は、ステッチ21の入っていない一方の端部22に他方の端部22を通すことで行われる。また、この時、ハンドストラップ用パッド10にはステッチ21が外側に現れず内側に入った状態であるため、外観(デザイン)的に優れたハンドストラップ用パッドとなっている。
図1は、本願考案に係るハンドストラップ用パッドの構造工程を示す説明図である。
まず、柔軟素材(人工皮革・合成皮革等)からなる略楕円形状のパッド材20を2枚重ねて、左右両端を残してその周縁部に重ねてステッチ21を入れる。
そして、ステッチ21を入れて重なり合ったパッド材20,20の内側と外側を反転させて(ひっくり返して)、ハンドストラップ用パッド10が極めて簡単に形成される。なお、パッド材20,20の反転は、ステッチ21の入っていない一方の端部22に他方の端部22を通すことで行われる。また、この時、ハンドストラップ用パッド10にはステッチ21が外側に現れず内側に入った状態であるため、外観(デザイン)的に優れたハンドストラップ用パッドとなっている。
図2は、本願考案に係るハンドストラップ用パッドの構造を示す縦断面図である。
ハンドストラップ用パッド10は、ステッチ21の合わせ部分がパッドの内側になることで、素材であるパッド材20のクッション性がハンドストラップ用パッド10全体のクッション性となり、クッション性(手当たり性)に優れたものとなる。
ハンドストラップ用パッド10は、ステッチ21の合わせ部分がパッドの内側になることで、素材であるパッド材20のクッション性がハンドストラップ用パッド10全体のクッション性となり、クッション性(手当たり性)に優れたものとなる。
図3は、本願考案に係るハンドストラップ用パッドの使用状態を示す説明図である。
図3に示すように、ハンドストラップ用パッド10は、ビデオカメラ40用のストラップ30を左右両端の開口部23,23に通して、ストラップ30に取り付けられる。そして、ハンドストラップ用パッド10は、ストラップ30を介してビデオカメラ40を持つ手50の甲51に当てて使用される。この時、手50の甲51には、ハンドストラップ用パッド10のクッション感(フワフワ感)が出て手当たりに優れた状態を提供できる。
図3に示すように、ハンドストラップ用パッド10は、ビデオカメラ40用のストラップ30を左右両端の開口部23,23に通して、ストラップ30に取り付けられる。そして、ハンドストラップ用パッド10は、ストラップ30を介してビデオカメラ40を持つ手50の甲51に当てて使用される。この時、手50の甲51には、ハンドストラップ用パッド10のクッション感(フワフワ感)が出て手当たりに優れた状態を提供できる。
本願考案は、カメラやビデオカメラ等のハンドストラップ用のパッドとして幅広く利用できる。但し、ハンドストラップに限らず、各種ベルト・バンドのパッドとして利用することも可能である。
10 ハンドストラップ用パッド
20 パッド材 21 ステッチ 22 端部 23 開口部
30 ストラップ
40 ビデオカメラ
50 手 51 甲
20 パッド材 21 ステッチ 22 端部 23 開口部
30 ストラップ
40 ビデオカメラ
50 手 51 甲
Claims (4)
- ハンドストラップに取り付けて手の甲に当てて使用されるハンドストラップ用パッドであって、
左右両端を残してその周縁部を重ねて接合した2組のパッド材の内側と外側を反転させて構成したことを特徴とするハンドストラップ用パッド。 - 2組のパッドの周縁部の接合がステッチによるものであることを特徴とする請求項1記載のハンドストラップ用パッド。
- パッド材が略楕円形状であることを特徴とする請求項1又は2記載のハンドストラップ用パッド。
- パッド材が人工皮革・合成皮革・布・その他の柔軟素材であることを特徴とする請求項1,2又は3記載のハンドストラップ用パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005658U JP3145890U (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | ハンドストラップ用パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005658U JP3145890U (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | ハンドストラップ用パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3145890U true JP3145890U (ja) | 2008-10-23 |
Family
ID=43295634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008005658U Expired - Fee Related JP3145890U (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | ハンドストラップ用パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145890U (ja) |
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2008
- 2008-08-13 JP JP2008005658U patent/JP3145890U/ja not_active Expired - Fee Related
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