JP3209354U - 髪止め具 - Google Patents

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栄子 糟谷
栄子 糟谷
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Abstract

【課題】頭髪を束ねたゴム紐を隠しつつ高い装飾性を発揮することができ、また容易に使用可能な髪止め具を提供する。【解決手段】髪止め具Pは、髪を束ねるための環状のゴム紐3と、使用時に環状を成し、ゴム紐3で束ねた髪の部位を全周に亘って覆う装飾体10と、を備える。装飾体10は可撓性を有する材料から帯状に形成され、ゴム紐3が装飾体の使用時の内周面側に固定される。装飾体10の長手方向の両端部10c、10dに、一対の磁石31,31が、相互に磁力吸着可能に、使用時に外側から視認できない態様で内蔵される。【選択図】図3

Description

本考案は環状のゴム紐で頭髪を束ねた上で頭髪を装飾することができる髪止め具に関する。
長い頭髪を環状のゴム紐で束ねる際、ゴム紐がそのまま見えてしまっては外観的に優雅さに欠けるので、ゴム紐で束ねた髪の部位の外周側に別体のリボン等のヘアアクセサリを配置させて、ゴム紐を隠しつつ装飾する等のことが従来行われていた。また、ゴム紐で束ねた髪の部位の外観の向上を目的に、ゴム紐と、ゴム紐を隠すための装飾体とを一体化させた髪止め具も知られている。既知の髪止め具50は、図6に示すような、剛性を有する素材から半割円筒形状に形成される1対の装飾体57,57のそれぞれの周方向の一端部57a,57a同士をねじりばね材55で結合し、一対の装飾体57,57の他端部57b,57b同士が閉まる方向に付勢されるように構成されるものであった。こうした髪止め具50では、着用時に、ゴム紐53は、ねじりばね材の付勢力により環状となった装飾体57,57に隠れて見えなくなるものの、一対の装飾体57,57を結合するばね材55が外側に露出した構造となっているため、ばね材55が目立つ位置に配置されてしまうことがあった。ばね材55が目立たないようにするには、ばね材55の位置を、他人から見えない髪の裏側に来るように、髪止め具50の周方向における配置を調整する必要があるが、髪を後頭部で結ぶ場合等には、見えない位置であるため、調整は容易ではなかった。
本考案は、上述した問題を解決するものであり、頭髪を束ねたゴム紐を隠しつつ高い装飾性を発揮することができ、また容易に使用可能な髪止め具を提供することを目的とする。
本考案に係る髪止め具は、髪を束ねるための環状のゴム紐と、使用時に環状を成し、前記ゴム紐で束ねた髪の部位を全周に亘って覆う装飾体と、を備える。装飾体は可撓性を有する材料から帯状に形成され、ゴム紐が装飾体の使用時の内周面側に固定される。装飾体の長手方向の両端部に、一対の磁石が、相互に磁力吸着可能に、使用時に外側から視認できない態様で設けられる。
本考案に係る髪止め具では、髪を束ねたゴム紐を見えないように隠すための装飾体が、帯状の両端部に設けられる一対の磁石を、該両端部相互を係合させて環状にするための係合手段としている。この髪止め具では、係合手段としてねじりばね材を使用した従来の髪止め具におけるのと異なり、着用時に装飾体の両端部の係合手段としての磁石が視認されないように設けられているので、装飾体がゴム紐を隠しつつ、高い装飾性を発揮することができ、また、着用後に、ばね材を目立たない位置に移動させるために髪止め具の周方向の配置を調整したりする必要もない。また一対の磁石は自然に相互に磁力吸着するので、使用者が後頭部で髪を束ねて結ぶ場合にも、容易に装着でき、磁力以上の負荷をかければ装飾体の両端部を容易に離すことができるから、着脱が容易である。
上記構成の髪止め具においては、装飾体の両端部が重なり状態で係合する態様で、一対の磁石を装飾体に設けることとしてもよい。
あるいは、一対の磁石を、装飾体の両端部におけるそれぞれの端縁が突合わせ状態で係合する態様で配置してもよい。この構成では、装飾体が、両端縁の継ぎ目がほとんど識別できない状態で係合して環状を成すので、より優れた美観を呈し、またそのため一層、着用後に髪止め具の周方向の配置を調整する等の必要がない。
またこのとき、装飾体の両端縁の幅寸法を同一とし、一対の磁石を、両端縁が係合時に一致するような態様で設けることとすれば、装飾体の両端縁の継ぎ目が一層識別できない態様となり、一層優れた美観を呈する。
本実施形態の髪止め具の平面図である。 図1のII−II線における概略断面図である。 本実施形態の髪止め具における、装飾体の開状態と閉状態とを示す斜視図である。 本実施形態の髪止め具の使用状態を示す図である。 他の実施形態の髪止め具の部分概略断面図である。 従来の髪止め具を示す斜視図である。
以下に本考案の望ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3に示す本考案に係る髪止め具Pは、髪を束ねるための環状ゴム紐3と、環状ゴム紐3で束ねた髪の部位を全周に亘って覆い、装飾する装飾体10と、を備える。
環状ゴム紐3(以下、単にゴム紐3ということがある)は、天然ゴム等からなるゴム糸を、伸縮性を有するナイロン等の糸を組む等して被覆してなるゴム紐を、環状にしたものである。
装飾体10は、ゴム紐3で束ねた髪の部位を全周に亘って覆い隠し、外観を向上させるもので、可撓性を有する材料から帯状に形成されるものである。本実施形態では、装飾体10は、全長に亘って均一の幅の帯状に形成される。装飾体10は、後述するように使用時にはその長手方向の両端部10c,10dが相互に係合して環状をなすように構成され、使用時の環状の外表面10a側を装飾面15とし、反対側を内周面10bとする。本実施形態の装飾体10は、可撓性を有するポリエステル等の合成樹脂製等の略長方形板状の芯材27を、少なくとも外表面10a(すなわち、装飾面15)側において装飾性を発揮する布帛製の被覆材20で全面的に覆ってなるものである。さらに具体的には、実施形態の装飾体10は、使用時の外表面10a側となる装飾面15に装飾性を有する被覆材20を配置し、内周面10bには別布である裏被覆材25を配置して、両方の被覆材で全面を被覆して形成している。
環状ゴム紐3は、装飾体10の内周面10bに固定されている。実施形態では、環状ゴム紐3は、装飾体10の内周面10bの幅方向の中央付近であって、長手方向の中央付近の位置に、裏被覆材25と同色の素材からなる押さえ布29に上から押さえられて、押さえ布29が両端を装飾体10の内周面10bに接着または/及び縫製等により固定されることにより、装飾体10の内周面10bに固定されている。
装飾体10は、使用時に長手方向の両端部10c,10d相互が係合して環状を成すように、両端部10c,10dのそれぞれに一対の磁石31,31を内蔵する。磁石31,31は、本実施形態では長方形板状のものが使用され、装飾体10の両端部10c,10dそれぞれにおける端縁10ce,10deが突合わせ状態で係合するように、両端縁10ce,10deにおいてN極とS極が対向する態様で装飾体10に配置されている。具体的には、図2に示すように、磁石31,31は、装飾体10の両端縁10ce,10deにおいて芯材27を両側から挟む態様で配置され、その状態で芯材27と磁石31,31が被覆材20と裏被覆材25とで被覆されて装飾体10が形成されている。このため、磁石31,31は、外側からは視認できない状態で装飾体10に内蔵されることとなる。また磁石31,31は、装飾体10の幅方向における寸法を相互に同じとし、同一の幅寸法を有する装飾体10の両端縁10ce,10deにおける相互に一致する幅方向の位置に配置されている。
なお、本実施形態では、磁石31,31は、磁石31,31を覆う部位の被覆材20及び/または裏被覆材25の厚さが厚い場合でも装飾体10の両端部10c,10dが安定して相互に磁力吸着するように、強力な磁力を有するネオジム磁石を使用している。
上述の構成の髪止め具Pを使用する場合には、まず髪を手で束ねて、環状ゴム紐3で結ぶ。この時、装飾体10は、両端部10c,10dが非係合の開状態でも、係合した環状の閉状態でも構わない。ゴム紐3を結んだ後、装飾体10が閉状態の場合は両端部10c、10dを離し、開状態の場合はそのまま、装飾体10がゴム紐3で結んだ(束ねた)髪の部位の外周を覆うように配置すれば、両端部10c,10dに内蔵された磁石31,31が相互に磁力吸着し、装飾体10が環状となってゴム紐3を隠しつつ、束ねた髪の部位を装飾する。
上述の髪止め具Pでは、髪を束ねた環状ゴム紐3を見えないように隠すための装飾体10が、可撓性を有する材料から帯状に形成され、長手方向の両端部10c,10dに、相互に磁力吸着可能な一対の磁石31,31を外側からは視認できないように内蔵する構成として、この磁石31,31を、帯状の両端部10c,10d相互を係合させて環状にするための係合手段としている。この髪止め具Pでは、係合手段としてねじりばね材55を使用した従来の髪止め具50におけるのと異なり、着用時に係合手段としての磁石31,31が装飾体10に内蔵されて視認されないので、ゴム紐3を隠しつつ、高い装飾性を発揮することができ、また、着用後に、ばね材を目立たない位置に移動させるために髪止め具Pの周方向の配置を調整したりする必要もない。また磁石31,31は自然に相互に磁力吸着するので、使用者が後頭部で髪を束ねて結ぶ場合にも容易に装着でき、磁力以上の負荷をかければ装飾体10の両端部10c,10dを容易に離すことができるから、着脱が容易である。
実施形態の髪止め具Pでは、一対の磁石31,31が、装飾体10の両端部10c,10dにおけるそれぞれの端縁10ce,10deが使用時に突合わせ状態で係合する態様で、装飾体10の両端部10c,10dに配置されている。この構成では、装飾体10が、両端縁10ce,10deの継ぎ目がほとんど識別できない状態で係合して環状を成すので、より優れた美観を呈し、またそのため一層、着用後に髪止め具の周方向の配置を調整する等の必要がない。
さらに本実施形態では、装飾体10が、全長に亘って均一の幅寸法を有する帯状に形成され、両端縁10ce,10deの幅寸法を同一としている。そして装飾体10の幅方向における寸法を相互に同じとした一対の磁石31,31が、装飾体10の両端縁10ce,10deにおける相互に一致する幅方向の位置において、N極とS極が対向する態様で配置されている。この構成では、吸着状態が最も安定する状態となるように、ぴったり重なる状態で相互に吸着する磁石の性質のため、図3及び図4に示すように、装飾体10の両端縁10ce,10deが一致するように、すなわち、両端縁10ce,10deの上端部10cuと10du、下端部10cdと10dd、がそれぞれ一致するように、突合わせ状態で係合する。したがって、装飾体10が、両端縁10ce,10deの継ぎ目が一層識別できない状態で円筒状を成すので、優れた美観を呈する。
なお、実施形態では、装飾体10が全長に亘って均一の幅寸法を有する帯状に形成されることにより両端縁10ce,10deの幅寸法が同一にされた場合を示したが、装飾体10の形状はこれに限られず、両端縁10ce,10deの幅寸法を同一にしつつ、その間の装飾体10の中間部位をさまざまな形状に変更することも考えられる。また、装飾体10の両端部10c,10dにおけるそれぞれの端縁10ce,10deが突合わせ状態で係合するのであれば、継ぎ目が目立たないので、両端縁10ce,10deの幅寸法が相互に異なる形状に装飾体10を形成してもよい。
さらに、図5に示す装飾体10Aのように、使用時に両端部10c,10dが重なる態様で環状を成すように、一対の薄板状の磁石31A,31Aを、装飾体10の一端部10cと他端部10dとが重なり状態で相互に吸着する態様で装飾体10Aに設けることとしてもよい。この場合でも、装飾体10Aの両端部10c,10d相互を係合させて環状にするための係合手段としての磁石31A,31Aが使用時に外側から視認されないので、ゴム紐3を隠しつつ、高い装飾性を発揮することができ、また、磁石31A,31Aは自然に相互に磁力吸着するので、使用者が後頭部で髪を束ねて結ぶ場合にも、容易に装着できる。
上述した実施形態では、磁石31,31,31A,31Aは、装飾体10または装飾体10Aの両端部10c,10dにおいて、被覆材20及び裏被覆材25に全面に亘って覆われて外側から視認されないように設けられたものを示した。しかしながら、磁石31,31,31A,31Aは、使用時に外側から視認されない態様で設けられれば足り、装飾体10または装飾体10Aの両端部10c、10dにおいて、非使用時に磁極面等の一部または全部が視認可能に配置され、磁力吸着する使用時には視認不可能となる構成としてもよい。
上述した実施形態では、環状ゴム紐3は、帯状の装飾体10の幅方向の中央付近であって、長手方向の中央付近の位置において、内周面10bに固定されるものとしたが、装飾体10の長手方向におけるゴム紐3の固定位置はこれに限られず、装飾体10の長手方向における両端部10c,10dのいずれかに寄った位置としてもよい。
さらに、上述した実施形態では、装飾体10の装飾面15を、布帛製の被覆材20から構成した場合を示したが、装飾面15は他のさまざまな素材により構成可能である。
3 ・・・ ゴム紐
10,10A ・・・ 装飾体
10b ・・・ 内周面
10c,10d ・・・ 両端部
10ce,10de ・・・ 端縁
31,31A ・・・ 磁石
P ・・・ 髪止め具

Claims (4)

  1. 髪を束ねるための環状のゴム紐と、
    使用時に環状を成し、前記ゴム紐で束ねた髪の部位を全周に亘って覆う装飾体と、を備える髪止め具であって、
    前記装飾体が、可撓性を有する材料から帯状に形成されて、前記ゴム紐が前記装飾体の使用時の内周面側に固定され、
    前記装飾体の長手方向の両端部に、一対の磁石が、相互に磁力吸着可能に、使用時に外側から視認できない態様で設けられる
    ことを特徴とする髪止め具。
  2. 前記一対の磁石が、前記装飾体の前記両端部におけるそれぞれの端縁が突合わせ状態で係合する態様で、前記装飾体の前記両端部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の髪止め具。
  3. 前記装飾体が、前記両端部における前記両端縁の幅寸法を同一とし、前記一対の磁石が、前記両端縁が係合時に一致するような態様で設けられることを特徴とする請求項2に記載の髪止め具。
  4. 前記一対の磁石が、前記装飾体の前記両端部が重なり状態で係合する態様で、前記装飾体の前記両端部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の髪止め具。

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