JP3145789U - ミキサー - Google Patents
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Abstract
【課題】いつでもフィルターの高さ方向の長さを変更できるようにして、ボトル内に入れる果物などの素材をその量に応じた適量の水とともに適切に粉砕、攪拌する。フィルターとボトルを確実に固定し、固定箇所を洗いやすくする。
【解決手段】このミキサーでは、導入管42はフィルター4の上に設置される短管42aと短管42aに取り外し自在に連結される延長管42bとにより構成される。フィルター4とボトル2はフィルター4の底側の外周に設置された複数のL型板44とボトル2の底側の内周に設置された複数の横向き固定塊21との締め込み係合により固定される。
【選択図】図1
【解決手段】このミキサーでは、導入管42はフィルター4の上に設置される短管42aと短管42aに取り外し自在に連結される延長管42bとにより構成される。フィルター4とボトル2はフィルター4の底側の外周に設置された複数のL型板44とボトル2の底側の内周に設置された複数の横向き固定塊21との締め込み係合により固定される。
【選択図】図1
Description
本考案はミキサーに関し、特に、ミキサー(カップ)内に濾材を付けることによって、ミキサー内に入れた物の繊維を一層細かく砕けるようにしたミキサーの構造の改良に関する。
従来のミキサーはボトル内にカッターが付いているだけなので、ボトル内に入れた果物を、カッターを回すだけで、粉砕し混ぜるようになっている。このようにしてできたジュースは大量の繊維を含んでいて、ドロドロの状態になっている。しかし、繊維は大きく、繊細な口当たりが感じられるものではなかった。
そこで、このような不具合を無くすために、ミキサーの構造が改良され、ミキサーのボトル内にフィルターを設置してミキサー内の刃を被うようにしたものが提案された。このミキサーでは、フィルター内で果物を長く砕き混ぜるから、ジュースの大きい繊維は小さくなり、フィルターを通過して、ミキサーボトルに入っていく。この種のミキサーに関する文献は特許文献1、2、3などに記載されている。これら特許文献のミキサーでは、文献1の場合、フィルター、文献2の場合、網筒、文献3の場合、フィルタの素子のトップに開口が設けられて、果物などの物を入れることができ、また、水を入れることができ、果物の繊維の粉砕と攪拌の効果を向上させている。そして、容器の中のジュースは、カッターが高速回転されて遠心力が働くので、上昇し、再び開口に入り、フィルターを通過して、残り滓が切削され、繊維の粉砕、攪拌効果はさらに上がることになる。
ところで、これら従来のフィルター付きのミキサーの場合、フィルターの高さ方向の長さが一定で上部開口の位置(高さ)が変わらないところ、ボトル内に入れる果物など素材の量が多いときは、適量の水を入れることで、ジュースは簡単に開口に流入することになる。ジュースの量は約2000CCくらいである。しかしながら、素材の量が少ないと、適量の水を入れるだけでは、ジュースの量は開口の位置に達するほど多くならないので、ジュースをフィルターの開口に通すことができない。つまり、水その他の液体を入れる方法以外に、水位を開口まで上げることができない。また、水を加えて水位を開口まで上げようとすると、ジュースの濃度は低くなり、味は薄くならざるを得ない。
また、従来のミキサーの構造について検討してみると、文献1の場合、フィルターの下側にL形の槽を有し、ミキサーのボトルの底に突き出された部位と合わせるようになっているが、これが動きやすいので、フィルターの上にしっかりフタを閉めて、フィルターが緩むのを防止している。文献2の場合、フィルターの底側に横向きの板が突き出されて設置され、ミキサーのボトルの下側に設置されたL形板と合わせて固定されるようになっているが、図9に示すように、ボトル2Aを洗うときに、L形板2Bに死角Cになるところがあるので、洗いにくく、そこに黴などの菌が生じやすい。文献3の場合、フィルターは上部外側の固定輪とボトル内の塀を合わせるようにしているが、この輪は上がるジュースを阻止し、ジュースを十分に攪拌させることができないので、繊維が細かくなりにくい。
さらに、従来のミキサーの構造について検討したところ、ボトルの底側に擾流という作用を有する条状物が設置されて、ボトルの底のジュースが攪拌されるようになっているが、従来の擾流条は、図10の断面図に示すように、断面直角三角形に形成されて、ボトルの底から突出する一方の一辺は斜面で、他方の一辺は垂直面になっているため、ジュースが時計回りに攪拌されるときは、水流が擾流条の傾斜面に衝接し、水流が傾斜面の上を流れることによって、底にあるジュースは次々に上昇することになるが、逆に、ジュースが反時計回りに攪拌されると、水流が擾流条の垂直面に衝突して、乱流となり、水流は穏やかな動きにならない。
本考案は、このような従来の課題に鑑みなされたもので、この種のミキサーにおいて、いつでもフィルターの高さ方向の長さを変更して、ボトル内に入れる果物などの素材をその量に応じた適量の水とともに適切に粉砕、攪拌すること、フィルターとボトルを確実に固定するとともに、固定箇所を汚れにくく、洗いやすくすること、ボトルの底側にカッターの回転方向(右回り、左回り)に関わらず、ジュースの流れを乱流にならないように案内する条状物を設けることなど、を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、ミキサーの構造の改良に関するもので、一つの駆動装置(11)を有する台座(1)、一つ台座(1)とセットするボトル(2)、一つのボトル(2)内に、且つ上記の駆動装置(11)と連接のカッター(3)、ボトル(2)内に上記のカッターを被れるフィルター(4)一つ、フタ(5)から構成されている。このフィルター(4)の下の部分に濾網(41)を覆っていり、上部にフィルター(4)の中で相通し、小さい直径の導入管(42)を伸び、その特徴を下記に示す。
[1]この改良では、導入管(42)はフィルター(4)の上に設置し、短管(42a)と連接し、短管(42a)と連接し、いつでも勝手に外せる延長管(42b)から構成されている。
[2]この改良では、前述の短管(42a)の開け口に雌ねじ(421)を設置し、延長管(43)の底部の雄ねじ(422)と締める。
[3]この改良では、前述の短管(42a)の頂部に雄ねじを設置し、延長管の底側の開け口の雌ねじと締める。
[4]この改良では、前述の短管(42a)、また延長管(42b)の管壁に貫き通す数個の小さい導孔(423)、(424)を設け、液体をフィルター(4)に流れ入らせる。
[5]この改良では、前述のフィルター(4)の底側の外環に設置された数個L型板(44)とボトル(2)の底部の内縁に設置された数個の横向き固定塊(21)を締める。
[6]この改良では、前述のボトル(2)の中の底部にいくつの二等辺三角形の断面の擾流条(22)を底部中央の凸の接線の方向に設置する。
[1]この改良では、導入管(42)はフィルター(4)の上に設置し、短管(42a)と連接し、短管(42a)と連接し、いつでも勝手に外せる延長管(42b)から構成されている。
[2]この改良では、前述の短管(42a)の開け口に雌ねじ(421)を設置し、延長管(43)の底部の雄ねじ(422)と締める。
[3]この改良では、前述の短管(42a)の頂部に雄ねじを設置し、延長管の底側の開け口の雌ねじと締める。
[4]この改良では、前述の短管(42a)、また延長管(42b)の管壁に貫き通す数個の小さい導孔(423)、(424)を設け、液体をフィルター(4)に流れ入らせる。
[5]この改良では、前述のフィルター(4)の底側の外環に設置された数個L型板(44)とボトル(2)の底部の内縁に設置された数個の横向き固定塊(21)を締める。
[6]この改良では、前述のボトル(2)の中の底部にいくつの二等辺三角形の断面の擾流条(22)を底部中央の凸の接線の方向に設置する。
また、本考案は、駆動装置(11)を有する台座(1)、台座(1)とセットするボトル(2)、ボトル(2)内に上記の駆動装置(11)と連接のカッター(3)、ボトル(2)内に上記のカッターを被れるフィルター(4)、フタ(5)から構成されている。このフィルター(4)の下の部分に濾網(41)を覆っていり、上部にフィルター(4)の中で相通し、小さい直径の導入管(42)を伸ぶ。その特徴は、前記のフィルター(4)の底側の外縁に数個L形板(44)とボトル(2)の底部の内縁の横向きの固定塊(21)を締める。この横向きの固定塊(21)は底面との距離がL型板(44)の厚さと比べると、ちょっと遠い。
本考案のミキサーは、上記の各構成により、次のような作用効果を有する。
[1]導入管(42)は短管(42a)と延長管(42b)が雄ねじ(422)と雌ねじ(421)のように閉め、いつでも勝手に外したり、組み合ったりすることができる。それで、短管(42a)の開き口が高くないので、ジュースの必要量が少ないとき、ボトル(2)に少しだけ水を入れると、ジュースは回転してあがると、短管(42a)の開け口からフィルター(4)に入り、回流して切削することになりやすい。ジュースの必要量が多いとき、短管(42a)に延長管(42b)を加え、ボトル(2)に大量の水を入れ、ジュースは回転してあがると、短管(42a)の開け口からフィルター(4)に入り、回流して切削することになりやすい。したがって、延長管(42b)を加えるかどうか、必要によってチェンジできる。
[2]短管(42a)または、延長管(42b)の壁に小さい導孔(423)、(424)を設置してから、ジュースは短管(42a)或は延長管(42b)の開け口に着く前にフィルター(4)に入れること。このようにして、回流の効果を向上させる。
[3]フィルター(4)はL型板(44)とボトル(2)の底部の横向き固定塊(21)を締める。ボトル(2)の固定塊(21)の洗う死角がないから、ボトル(2)を水洗いさせやすいし、滓を残りにくいにより、汚すことになれない。
[4]擾流条(22)は二等辺三角形なので、二辺が斜面であり、ボトル(2)内にジュースは右回りしとか、左回りしとか、水流が斜角の方向に上がり、乱流にならない。
[1]導入管(42)は短管(42a)と延長管(42b)が雄ねじ(422)と雌ねじ(421)のように閉め、いつでも勝手に外したり、組み合ったりすることができる。それで、短管(42a)の開き口が高くないので、ジュースの必要量が少ないとき、ボトル(2)に少しだけ水を入れると、ジュースは回転してあがると、短管(42a)の開け口からフィルター(4)に入り、回流して切削することになりやすい。ジュースの必要量が多いとき、短管(42a)に延長管(42b)を加え、ボトル(2)に大量の水を入れ、ジュースは回転してあがると、短管(42a)の開け口からフィルター(4)に入り、回流して切削することになりやすい。したがって、延長管(42b)を加えるかどうか、必要によってチェンジできる。
[2]短管(42a)または、延長管(42b)の壁に小さい導孔(423)、(424)を設置してから、ジュースは短管(42a)或は延長管(42b)の開け口に着く前にフィルター(4)に入れること。このようにして、回流の効果を向上させる。
[3]フィルター(4)はL型板(44)とボトル(2)の底部の横向き固定塊(21)を締める。ボトル(2)の固定塊(21)の洗う死角がないから、ボトル(2)を水洗いさせやすいし、滓を残りにくいにより、汚すことになれない。
[4]擾流条(22)は二等辺三角形なので、二辺が斜面であり、ボトル(2)内にジュースは右回りしとか、左回りしとか、水流が斜角の方向に上がり、乱流にならない。
次に、本考案を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。図1はミキサーの全体構成を示す分解斜視図、図2はその組み立て後の斜視図である。図3はこのミキサーに採用されるフィルター及び導入管(短管、延長管)を示す斜視図、図4は延長管のみを示す斜視図である。図5はこのミキサーの、フィルターから延長管を取り外したときの動作例を示す一部断面側面図、図6はこのミキサーの、フィルターに延長管を取り付けたときの動作例を示す一部断面側面図である。
図1及び図2に示すように、ミキサーは、従来と同様に、駆動装置11が内蔵された台座1と、台座1にセットされるボトル2と、ボトル2内に配置され、かつ駆動装置11に作動連結されるカッター3と、ボトル2内に設置され、カッター3上に被せられるフィルター4と、ボトル2に被着されるフタ5とを備えて構成され、フィルター4は下部が濾網41に覆われて、上部にフィルター4の内部に連通し、フィルター4よりも小さい直径の導入管42が延ばされる。このようにしてジュースの素材である果物を、導入管42を通じて、フィルター4に入れ、カッター3を駆動装置11により回転させることによって、果物を粉砕、攪拌する。これにより、細かい繊維はフィルター4から出て、粗い繊維はフィルター4内で切削されながら攪拌されることによって、ボトル2内でジュースの繊維は繊細になる。ただし、ジュースは濃すぎるのを避けるために、適量の水を入れて、ジュースを希釈する。
このミキサーでは、特に導入管42の構造、フィルター4とボトル2との固定構造、及び擾流条22の構造が改良され、従来と異なるものになっている。
導入管42の構造を図3及び図4に示している。図3及び図4に示すように、導入管42は、フィルター4の上に設置される短管42aと、この短管42aに取り外し自在に連結される延長管42bとにより構成される。この場合、短管42aの開口に雌ねじ421が設けられ、延長管42bの底側の開口に雄ねじ422が設けられて、短管42aと延長管42bが短管42aの雌ねじ421と延長管42bの雄ねじ422が合せられ、両者の締め込みにより固定され、これと逆に回せば、短管42aから延長管42bを取り外すことができる。なお、これとは反対に、短管42aと延長管42bは短管42aの頂部に設けられた雄ねじと延長管42bの底側開口に設けられた雌ねじとの締め込みにより固定されても勿論かまわない。
また、この導入管42の場合、図3に示すように、短管42aの管壁に液体をフィルター4に入れるための複数の導孔423、423が貫通形成される。これにより、ボトル内でジュースが回転して上がり、短管42aの開口に達するまでに、導孔423に入り、フィルター4内に水分を補足する。同様に、図4に示すように、延長管42bの管壁に液体をフィルター4に入れるための複数の導孔424、424が貫通形成される。これにより、ボトル内でジュースが回転して上がり、延長管42bの開口に達するまでに、導孔424に入り、フィルター4内に水分を補足する。
この導入管42を採用したミキサーの動作を図5及び図6に示している。図5は、ミキサーのフィルター4に延長管42bをセットしていないときの状態を示すもので、この場合、短管42aの開口位置が延長管42bがない分だけ高くないので、ジュースの必要量が少ないときでも、ボトル2にジュースの必要量に応じた適量の少しの水を入れると、ジュースは回転して短管42aの開口まで上がり、短管42aの開口からフィルター4に入り、回流して簡単に切削されることになる。図6は、ジュースの必要量が多いときに、短管42aに延長管42bを取り付けて、ボトル2にジュースの必要量に応じた適量の多くの水を入れると、ジュースは回転して延長管42bの開口まで上がり、延長管42bの開口からフィルター4に入り、回流して簡単に切削されることになる。したがって、短管42aに延長管42bを取り付けるかどうかは、ジュースの必要量によって適宜選択されることになる。これにより、従来の導入管は長すぎるために、少量のジュース(水)を入れるだけでは、導入管の開口まで達しないという欠点が改められた。
フィルター4とボトル2との固定構造を図7に示している。図7に示すように、フィルター4の底側の外周に複数のL型板44が設置され、ボトル2の底側の内周に複数の横向き固定塊21が設置される。このようにしてフィルター4とボトル2は、フィルター4の各L型板44をボトル2の各横向き固定塊21に締め込み合わせることにより固定される。これらL型板44と横向き固定塊21との係合により、フィルター4はボトル2内に緩むことなく、確実に設置される。また、ボトル2の各横向き固定塊21には死角になるところがないので、ボトル2に滓が残りにくく、水洗いもしやすくなる。
擾流条22の構造を図8に示している。図8に示すように、ボトル2の内側底部に複数の擾流条22が断面二等辺三角形に形成され、図1に示すように、底部の中央に円形の凸状に設けられたカッター3の台座の周囲に接線方向に向けて設置される。このようにしてカッター3が左回り、右回りのいずれの方向に回転しても、ジュースは各擾流条22の上り傾斜の傾斜面の案内により、所定の角度で斜めに上がり、底部におけるジュースは底から上に向けて回転するので、ボトル2の底部が死角になることがない。
以上説明したように、この実施の形態によれば、次のような効果を奏する。
(1)導入管42は短管42aと延長管42bとからなり、短管42aの雌ねじ421と延長管42bの雄ねじ422との締め込みにより連結されるので、短管42aから延長管42bをいつでも自由に取り外したり、組み合わせたりすることができる。このようにしたことで、短管42aから延長管42bを取り外せば、導入管42(短管42a)の開口位置は延長管がない分だけ高くないので、必要とするジュースの量(ジュースの素材の量)が少ないときでも、ボトル2に必要とするジュースの量に応じて適量の少しの水を入れればよく、ジュースは回転して短管42aの開口まで上がり、短管42aの開口からフィルター4に入り、回流して切削されやすくなる。必要とするジュースの量(ジュースの素材の量)が多いときは、短管42aに延長管42bを取り付ければ、導入管42(延長管42b)の開口位置は短管42aの開口位置よりも延長管42bの分だけ高くなり、ボトル2に必要とするジュースの量に応じて適量の多くの水を入れると、ジュースは回転して延長管42bの開口まで上がり、短管42aの開口からフィルター4に入り、回流して切削されやすくなる。したがって、延長管42bを取り付けるかどうかは、ジュースの必要量によって適宜選択されることになる。
(2)短管42a、延長管42bの管壁に複数の導孔423、424が形成されているので、ジュースを短管42a、延長管42bの開口に達するまでにフィルター4内に入れることができ、ジュースの回流作用を向上させることができる。
(3)フィルター4とボトル2は、フィルター4の底側の外周に設置されたL型板44とボトル2の底側の内周に設置された複数の横向き固定塊21との締め込みにより固定されるので、フィルター4をボトル2内に緩むことなしに確実に固定することができる。また、ボトル2の横向き固定塊21は洗う場合に死角となるところがないから、ボトル2に滓が残りにくいから汚れにくく、水洗いがしやすい。
(4)擾流条22は断面二等辺三角形に形成されて、ボトル2の底面上に突出する二辺が傾斜面になっているので、ボトル2内でジュースが右回りしても、また左回りしても、ジュースの流れが上り傾斜に沿って上がり、乱流になることがない。
(1)導入管42は短管42aと延長管42bとからなり、短管42aの雌ねじ421と延長管42bの雄ねじ422との締め込みにより連結されるので、短管42aから延長管42bをいつでも自由に取り外したり、組み合わせたりすることができる。このようにしたことで、短管42aから延長管42bを取り外せば、導入管42(短管42a)の開口位置は延長管がない分だけ高くないので、必要とするジュースの量(ジュースの素材の量)が少ないときでも、ボトル2に必要とするジュースの量に応じて適量の少しの水を入れればよく、ジュースは回転して短管42aの開口まで上がり、短管42aの開口からフィルター4に入り、回流して切削されやすくなる。必要とするジュースの量(ジュースの素材の量)が多いときは、短管42aに延長管42bを取り付ければ、導入管42(延長管42b)の開口位置は短管42aの開口位置よりも延長管42bの分だけ高くなり、ボトル2に必要とするジュースの量に応じて適量の多くの水を入れると、ジュースは回転して延長管42bの開口まで上がり、短管42aの開口からフィルター4に入り、回流して切削されやすくなる。したがって、延長管42bを取り付けるかどうかは、ジュースの必要量によって適宜選択されることになる。
(2)短管42a、延長管42bの管壁に複数の導孔423、424が形成されているので、ジュースを短管42a、延長管42bの開口に達するまでにフィルター4内に入れることができ、ジュースの回流作用を向上させることができる。
(3)フィルター4とボトル2は、フィルター4の底側の外周に設置されたL型板44とボトル2の底側の内周に設置された複数の横向き固定塊21との締め込みにより固定されるので、フィルター4をボトル2内に緩むことなしに確実に固定することができる。また、ボトル2の横向き固定塊21は洗う場合に死角となるところがないから、ボトル2に滓が残りにくいから汚れにくく、水洗いがしやすい。
(4)擾流条22は断面二等辺三角形に形成されて、ボトル2の底面上に突出する二辺が傾斜面になっているので、ボトル2内でジュースが右回りしても、また左回りしても、ジュースの流れが上り傾斜に沿って上がり、乱流になることがない。
1 台座
11 駆動装置
2 ボトル
21 固定塊
22 擾流条
3 カッター
4 フィルター
41 フィルター
42 導入管
42a 短管
42b 延長管
421 雌ねじ
422 雄ねじ
423 導孔
424 導孔
44 L型板
5 フタ
2A ボトル
2B L型板
C 死角
11 駆動装置
2 ボトル
21 固定塊
22 擾流条
3 カッター
4 フィルター
41 フィルター
42 導入管
42a 短管
42b 延長管
421 雌ねじ
422 雄ねじ
423 導孔
424 導孔
44 L型板
5 フタ
2A ボトル
2B L型板
C 死角
Claims (7)
- 駆動装置(11)を有する台座(1)と、前記台座(1)にセットされるボトル(2)と、前記ボトル(2)内に配置され、かつ前記駆動装置(11)に作動連結されるカッター(3)と、前記ボトル(2)内に設置され、前記カッター(3)上に被せられるフィルター(4)と、前記ボトル(2)に被着されるフタ(5)とを備えて構成され、前記フィルター(4)は下部が濾網(41)に覆われて、上部にフィルター(4)の内部に連通し、前記フィルター(4)よりも小さい直径の導入管(42)が延ばされるミキサーにおいて、
前記導入管(42)は、
前記フィルター(4)の上に設置される短管(42a)と、前記短管(42a)に取り外し自在に連結される延長管(42b)とにより構成される、
ことを特徴とするミキサー。 - 短管(42a)と延長管(42b)は前記短管(42a)の開口に設けられた雌ねじ(421)と前記延長管(42b)の底側に設けられた雄ねじ(422)との締め込みにより固定される請求項1に記載のミキサー。
- 短管(42a)と延長管(42b)は前記短管(42a)の頂部に設けられた雄ねじと前記延長管(42b)の底側開口に設けられた雌ねじとの締め込みにより固定される請求項1に記載のミキサー。
- 短管(42a)及び/又は延長管(42b)の管壁に、液体がフィルター(4)に流入可能に、複数の導孔(423)、(424)が貫通形成される請求項1に記載のミキサー。
- フィルター(4)とボトル(2)は、前記フィルター(4)の底側の外周に設置された複数のL型板(44)と前記ボトル(2)の底側の内周に設置された複数の横向き固定塊(21)との係合により固定される請求項1に記載のミキサー。
- ボトル(2)の内側底部に複数の断面二等辺三角形の擾流条(22)が、前記底部の中央に円形の凸状に設けられたカッター(3)の台座の周囲に接線方向に向けて設置される請求項1に記載のミキサー。
- 駆動装置(11)を有する台座(1)と、前記台座(1)にセットされるボトル(2)と、前記ボトル(2)内に配置され、前記駆動装置(11)に作動連結されるカッター(3)と、前記ボトル(2)内に設置され、前記カッター(3)上に被せられるフィルター(4)と、前記ボトル(2)に被着されるフタ(5)とを備えて構成され、前記フィルター(4)は下部が濾網(41)に覆われて、上部にフィルター(4)の内部に連通し、前記フィルター(4)よりも小さい直径の導入管(42)が延ばされるミキサーにおいて、
前記フィルター(4)の底側の外周に複数のL型板(44)が設置され、
前記ボトル(2)の底側の内周に複数の横向き固定塊(21)が設置され、
前記横向きの固定塊(21)と前記ボトル(2)の底面との距離が前記L型板(44)の厚さに比べて少し長く、
前記フィルター(4)と前記ボトル(2)は前記複数のL型板(44)を前記複数の横向き固定塊(21)に締め込むことより固定される、
ことを特徴とするミキサー。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW096216185U TWM331944U (en) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | Improved structure of juicer |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3145789U true JP3145789U (ja) | 2008-10-23 |
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TW (1) | TWM331944U (ja) |
Cited By (1)
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