JP3145481B2 - ネガ型ホトレジスト組成物 - Google Patents

ネガ型ホトレジスト組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアジド基を有する感放射
線性高分子化合物を用いてなるネガ型ホトレジスト組成
物に関するものであり、特に高感度、高残膜率、高ドラ
イエッチング耐性をそなえた微細加工に適するネガ型ホ
トレジスト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子や集積回路の微細加工
には、ナフトキノンジアジド化合物とノボラック樹脂か
らなるポジ型ホトレジストに光源として水銀灯の光を照
射するリソグラフィー技術が用いられている。しかし、
リソグラフィー技術に対する要求は年々厳しくなってき
ていて、上述の従来のリソグラフィー技術では十分に対
応できなくなって来ている。そこで最近、このような要
求に応える微細加工技術として位相シフトマスクを用い
る方法が注目されている。
【0003】この位相シフト方法では、その方式により
高解像度なネガ型ホトレジストが要求されている。高耐
ドライエッチング性の高解像度なネガ型ホトレジストと
しては、フェノール樹脂と架橋剤及び酸発生剤を含む化
学増幅型レジストあるいはフェノール樹脂とアジド化合
物を含むアジド系レジストなどが従来知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化学増
幅型レジストは発生した酸の拡散によりパターンの寸法
制御性が悪い、あるいはプロセスの安定性が悪いなどの
問題がある。一方、アジド系レジストは残膜率が悪い、
スカムが発生しやすい及び感度が充分得られないなどの
問題がある。
【0005】本発明は以上述べた事情に鑑み、アルカリ
現像可能で、高残膜率、高感度を有すると共にドライエ
ッチング耐性も高いなどの特性を有するネガ型ホトレジ
スト組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成するため鋭意研究を重ねた結果、特定の構造単位を
有する高分子化合物を用いることにより、アルカリ現像
可能で高残膜率、高感度、高耐ドライエッチング性を有
する高解像度なネガ型ホトレジスト組成物が得られるこ
とを知見した。
【0007】かかる知見に基づく本発明のネガ型ホトレ
ジスト組成物は、下記「化2」に示す一般式(I)を構
成単位とする高分子化合物を必須成分として含有するこ
とを特徴とする。
【化2】
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明で用いられるアジド基を有する高分
子化合物としては、前記一般式(I)で表わされる構造
単位を有することが特徴であり、該構造単位と他のビニ
ル系構造単位とを組合せた共重合体が用いられる。
【0010】前記一般式(I)において、R2 は水素,
塩素,臭素,ヨウ素などのハロゲン、メチル基,エチル
基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基な
どの低級アルキル基、メトキシ基,エトキシ基,プロポ
キシ基,ブトキシ基などの低級アルコキシ基を表わし、
3 は水素,メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基などの低級アルキル基、置換及び非置換アリール基,
ベンジル基などのアラルキル基などを表わし、R4 は水
素,ハロゲン,低級アルキル基,低級アルコキシ基,ア
リール基,アラルキル基,ジ置換アミノ基,ニトロ基,
シアノ基,アジド基などの1価の有機基を表わす。
【0011】一般式(I)で表わされる構成単位の具体
例としては以下の例が挙げられる。
【0012】
【化3】
【0013】
【化4】
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】
【化7】
【0017】
【化8】
【0018】
【化9】
【0019】
【化10】
【0020】
【化11】
【0021】
【化12】
【0022】
【化13】
【0023】
【化14】
【0024】本発明の高分子化合物において、前記一般
式(I)の構成単位と組み合わせて用いられる重合性不
飽和化合物としては、置換及び非置換ヒドロキシスチレ
ン、α‐メチルヒドロキシスチレンである。該重合性不
飽和化合物は本発明の高分子化合物の構成単位として1
0モル%以上が好ましい。
【0025】更に、本発明の高分子化合物には他の重合
性不飽和化合物と組み合わせて用いることもできる。こ
のような重合性不飽和化合物としては、例えばエチレ
ン,プロピレン,イソブチレン,ブタジエン,イソプレ
ンなどの不飽和オレフィン類、スチレン,α‐メチルス
チレンなどのスチレン類、アクリル酸,メタクリル酸、
マレイン酸,イタコン酸,クロトン酸,無水マレイン酸
などの脂肪族カルボン酸類またはその無水物、アクリル
酸あるいはメタクリル酸のメチルエステル,エチルエス
テル,ピロピルエステル,ブチルエステル,2‐ヒドロ
キエチルエステル,2‐ヒドロキシプロピルエステルな
どのエステル類、エチルビニルエーテル,プロピルビニ
ルエーテル,フェニルビニルエーテルなどのビニルエー
テル類、メチルビニルケトン,エチルビニルケトンなど
のビニルケトン類、N‐ビニルピロリドン,N‐ビニル
カルバゾール,アクリロニトリル,メタクリロニトリル
などを挙げることができる。
【0026】本発明の高分子化合物に於ける、一般式
(I)で表わされる構造単位は1〜50モル%が好まし
い。
【0027】本発明の高分子化合物はは次の様にして合
成される。例えば、ヒドロキシスチレンあるいはα‐メ
チルヒドロキシスチレンの単独重合体あるいは上述の他
の重合性不飽和化合物との共重合体と、下記「化15」
に示す一般式(II)で表わされるスルホニルクロリドと
を反応させることにより得られる。
【0028】
【化15】
【0029】また、他の合成法としては、ヒドロキシス
チレンあるいはα‐メチルヒドロキシスチレンと、一般
式(II)で表わされるスルホニルクロリドとを反応させ
て、下記「化16」に示す一般式(III)のスチレン誘導
体を得、このスチレン誘導体をヒドロキシスチレン又は
α‐メチルヒドロキシスチレン更に必要に応じ前述の他
の重合性不飽和化合物と共重合させることにより得られ
る。
【0030】
【化16】
【0031】本発明では、前記のアジド基を含有する高
分子化合物を感放射線性成分として用いるが、必要に応
じて他のアジド化合物、例えば、特公平2‐59975
号、特公平3‐26821号、特開昭60‐45239
号、特開昭60‐70439号、特開昭61‐6523
6号、特開昭63‐240544号、特開昭64‐36
46号、特開平2‐43550号、特開平2‐7494
6号、特開平2‐150845号、特開平2‐1623
51号、特開平3‐145647号などの公報に例示さ
れているアジド化合物を併用することができる。
【0032】本発明の高分子化合物は単独で用いても良
く、他のアルカリ可溶性の樹脂と併用して用いても良
い。このようなアルカリ可溶性樹脂としては、例えばノ
ボラック樹脂、ポリヒドロキシスチレンまたはその誘導
体、スチレン‐無水マレイン酸共重合体またはその誘導
体、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂等が挙
げられる。
【0033】本発明のホトレジスト組成物には、ホトレ
ジスト層の膜強度あるいは現像性の改善のために、例え
ば、ポリビニルホルマール樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリアミド樹脂及び天然樹脂等の公知の高分子化
合物を含有させることができる。
【0034】本発明の組成物には、レジストの感度を向
上させる増感剤を配合することができる。増感剤として
は、例えばピレン、アクリジン、アントラセン、ベンゾ
ペリレン、ペリレン、テトラセン、ミヒラ‐ケトン、ア
ントロン、1,9‐ベンズアントロン、ニトロピレン、
9‐フルオレノンなどを挙げることができる。増感剤の
配合量は本発明の高分子化合物100重量部に対し、通
常50重量部以下である。
【0035】本発明の組成物には更に必要に応じて、染
料、可塑剤、シランカップリング剤、界面活性剤などを
含有させることができる。
【0036】本発明のホトレジスト組成物は、上記各成
分を溶解する溶媒に溶かして支持体上に塗布する。この
ような溶剤の例としては、ジオキサン,ジエトキシエタ
ン,ジエチレングリコールジメチルエーテル,メチルセ
ロソルブ,エチルセロソルブ,エチレングリコールモノ
イソプロピルエーテル,プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル,プロピレングリコールモノエチルエーテル
などのエーテル類、アセトン,メチルエチルケトン,メ
チルイソブチルケトン,シクロペンタノン,シクロヘキ
サノンなどのケトン類、酢酸エチル,酢酸ブチル,メチ
ルセロソルブアセテート,エチルセロソルブアセテー
ト,酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル,酢
酸プロピレングリコールモノエチルエーテル,ジメチル
オギザレート,乳酸メチル,乳酸エチル,ピルビン酸メ
チル,ピルビン酸エチル,2‐ヒドロキシプロピオン酸
メチル,2‐ヒドロキシプロピオン酸エチル,2‐ヒド
ロキシ‐2‐メチルプロピオン酸エチル,エトキシ酢酸
エチル,オキシ酢酸エチル,2‐ヒドロキシ‐3‐メチ
ルブタン酸メチル,酢酸3‐メトキシブチル,酢酸3‐
メチル‐3‐メトシキブチル,プロピオン酸3‐メチル
‐3‐メトキシブチル,アセト酢酸メチル,アセト酢酸
エチルなどのエステル類、N,N‐ジメチルホルムアミ
ド、N,N‐ジメチルアセトアミドなどのアミド類、N
‐メチルピロリドンなどのピロリドン類、γ‐ブチロラ
クトンなどのラクトン類、ジメチルスルホキシドなどの
スルホキシド類などを挙げることができる。これらの溶
剤はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種類以上組み合
わせて用いても良い。そして上記成分中の濃度(添加物
を含む全固形分)は2〜50重量%が適当である。
【0037】本発明のホトレジスト組成物は基板に塗
布、乾燥してホトレジスト層を形成した後、所定のパタ
ーンに従って放射線を照射し、次いで現像液で現像して
パターンを形成するのが一般的である。
【0038】次に本発明のホトレジスト組成物を用いた
パターン形成方法の一例を示す。まず、基板上に本発明
のホトレジスト組成物を塗布し、乾燥してホトレジスト
層を形成する。ここで基板としては目的に応じて例えば
シリコン、二酸化シリコン、窒化シリコン、ポリシリコ
ン、セラミックス、アルミニウム、銅、酸化アルミニウ
ム、ガラス、ITOなどが用いられる。
【0039】また塗布方法としては従来公知の方法、例
えば回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エア
ーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布及びカーテン
塗布などが可能である。そして、ホトレジスト組成物を
基板に塗布した後に、塗布基板を約20℃〜150℃で
熱処理する。この熱処理はホトレジスト組成物中の溶剤
の濃度を減少させるために行うものであるが、好ましい
熱処理の範囲は50〜120℃で30秒〜30分間であ
る。またこの熱処理は、溶剤除去の変化率が比較的わず
かになるまで行なうのが好ましく、温度及び時間は、ホ
トレジスト組成物の性質、溶剤の種類、塗布量などによ
って適宜設定する。
【0040】上記ホトレジスト層を所定のパターンに従
って放射線を照射後、現像液で現像することによりパタ
ーンが得られるが、現像液として、アルカリ性水溶液を
使用する。
【0041】このアルカリ性水溶液としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウ
ム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸ナトリウム、ア
ンモニア等の無機アルカリ、エチルアミン、n‐プロピ
ルアミン、ジエチルアミン、ジ‐n‐プロピルアミン、
トリエチルアミン、メチルジエチルアミン等のアルキル
アミン類、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン
等のアルコールアミン類、テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキサイド、テトラエチルアンモニウムヒドロキサイ
ド、トリメチル(2‐ヒドロキシエチル)アンモニウム
ヒドロキサイド等の第四級アンモウム塩、またはピロー
ル、ピペリジン等の環状アミン類などの水溶液を挙げる
ことができる。
【0042】また現像液中に必要に応じて他の添加剤、
例えば界面活性剤、潤滑剤、安定剤、少量の有機溶剤等
の添加剤を添加することができる。
【0043】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。
【0044】合成例1(下記式「化17」で示される高
分子化合物Aの合成)
【化17】
【0045】ポリ(p−ヒドロキシスチレン) (ヘキ
ストセラニーズ社製、平均分子量:13,800)2
0.0gとトリエチルアミン1.544gとをジメチル
ホルムアミド160mlに溶かし、この溶液に下記「化1
8」に示す式で表わされる4‐アジドカルコン‐2‐ス
ルホニルクロリド4.824gを徐々に加えた。
【0046】
【化18】 添加後、室温で2時間攪拌した。この反応混合物を水
1.2リットル中に注ぎ、析出した結晶を濾過、水洗し
た。得られた結晶を真空乾燥して高分子化合物A23.
6gを得た。
【0047】合成例2(下記式「化19」で示される高
分子化合物Bの合成)
【化19】
【0048】合成例1と全く同様にしてポリ(p−ヒド
ロキシスチレン)20.0g、トリエチルアミン1.5
44g及び下記「化20」に示す式で表わされる4,
4′‐ジアジドカルコン‐2‐スルホニルクロリド5.
393gを用いて高分子化合物B24.9gを得た。
【化20】
【0049】合成例3(下記式「化21」で示される高
分子化合物Cの合成)
【化21】
【0050】合成例1と全く同様にして、ポリ(p−ヒ
ドロキシスチレン‐1‐スチレン)(マルリンカーCS
T、丸善石油化学製)20g、トリエチルアミン1.5
44g及び下記「化22」に示す式で表わされる4‐ア
ジド‐4′‐メトキシカルコン‐2‐スルホニルクロリ
ド5.239gを用いて高分子化合物C24.1gを得
た。
【化22】
【0051】合成例4(下記式「化23」で表される高
分子化合物Dの合成)
【化23】
【0052】合成例1と全く同様にして、ポリ(p−ヒ
ドロキシスチレン)(ヘキストセラニーズ社製,平均分
子量:23,900)20g、トリエチルアミン1.5
44g及び下記「化24」に示す式で表わされるスルホ
ニルクロリド5.585gを用いて高分子化合物Dを得
た。
【化24】
【0053】合成例5 合成例2に於いて、トリエチルアミン2.895g及び
4,4′‐ジアジドカルコン‐2‐スルホニルクロリド
10.112gを用いる以外は全く同様にして高分子化
合物Eを得た。
【0054】実施例1 合成例2で得た高分子化合物1.2gをエチルセロソル
ブアセテート5.0gに溶解し、この溶液を0.2μm
のメンブランフィルターでろ過しホトレジスト組成物を
調製した。比較のため特公平2−59977号公報の実
施例1に記載の4′‐アジドベンザル‐2‐メトキシア
セトフェノンとポリ‐p‐ビニルフェノールを用いたホ
トレジスト組成物を調製した。
【0055】これらのホトレジスト組成物を、シリコン
ウエハーにスピナーで塗布し、70℃で20分間乾燥し
た。このときの樹脂層は約1μmであった。
【0056】これらの樹脂層に365nmのバンドパスフ
ィルターを通して高圧水銀灯の光を照射し、その後本実
施例の樹脂層は1.82%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液で、60秒間現像した。一方、比較例の樹
脂層は0.95%の水酸化テトラメチルアンモニウム水
溶液で、90秒間現像した。照射時間と照射位置を変え
ることにより感光特性曲線を求め、図1に示した。図1
の(a)の曲線が本実施例の組成物の感光特性曲線であ
り、(b)の曲線が参考の従来例の組成物の感光特性曲
線である。
【0057】次に、これらのレジスト層にテストチャー
トマスクをコンタクトさせ365nmの光を照射し、上述
の現像条件で現像してレジストパターンを得た。実施例
1のホトレジストの感度(2.0μmのマスクパターン
を再現する露光量)は25.5mj/cm2 であり、そのパ
ターンを走査型電子顕微鏡で観察したところ、ほぼ矩形
状のパターンであった。参考のホトレジストの感度は5
0mj/cm2 であり、そのパターンはアンダーカットの形
状であり、またスカムが観察された。
【0058】以上の結果から、実施例1のホトレジスト
は比較のホトレジストに比較して高感度,高残膜率及び
高いコントラストを持っていることが判る。
【0059】実施例2〜6 表1に示すホトレジスト組成物を、0.2μmのメンブ
ランフィルターでろ過し、これらの溶液をスピナーを用
いてシリコンウエハーに塗布し、70℃、20分間乾燥
して1.0μmのレジスト膜を得た。これらのレジスト
膜の感度と残膜率を実施例1と同様にして求めた。表1
から明らかな様に、実施例のホトレジスト組成物はいず
れも高感度,高残膜率を示した。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】以上、実施例と共に詳しく述べたよう
に、本発明によれば、高感度,高残膜率のネガ型ホトレ
ジスト組成物を提供することができる。従って本発明に
よるネガ型ホトレジスト組成物は、例えば各種半導体集
積回路などに於ける微細パターン形成用として好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例及び比較例の組成物の感光特性曲線図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 英夫 千葉県船橋市米ケ崎町563番地 東洋合 成工業株式会社 感光材研究所内 (56)参考文献 特開 平2−162351(JP,A) 特開 平4−26849(JP,A) 特開 昭50−31819(JP,A) 特開 昭58−111939(JP,A) 特開 昭50−84303(JP,A) 特開 昭56−110931(JP,A) 特開 昭59−180541(JP,A) 特開 昭56−120708(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/012 G03F 7/038 H01L 21/027

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)を構成単位とする高分
    子化合物を含むことを特徴とするネガ型ホトレジスト組
    成物。 【化1】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014049625A1 (en) 2012-09-28 2014-04-03 Conser Spa Continuous process for producing epichlorohydrin from glycerol

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