JP3145360U - マイカヒータ - Google Patents

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和徳 庵地
勝 平尾
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Abstract

【課題】マイカヒータの発熱体と金属製押さえ板との密着を十分なものとし、前面にわたって均一に放熱するマイカヒータを提供する。
【解決手段】電熱線2を巻き付けた発熱体3の両側面を絶縁用の外側マイカ板4、4間で挟み込み、この外側マイカ板4の外側面に金属製押さえ板5を順次積層配設したマイカヒータに於いて、上記積層した発熱体3、外側マイカ板4、4及び金属製押さえ板5の各中央にそれぞれ合致する透孔3a、4a、4a及び切取孔5aを設けると共に金属製押さえ板5の切取孔5aの周りに複数の折返し片5b、5bを配設し、この各折返し片5bを切取孔5a内より折り曲げて発熱体3、外側マイカ板4、4の透孔3a、4a、4aを通り最下端の外側マイカ板4の透孔4a周りで固定する構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、加熱機器用のマイカヒータに関するものである。
従来、加熱機器用のマイカヒータとして発熱体の両側面にそれぞれ絶縁用の外側マイカ板を配設し、この外側マイカ板の外側に金属板を配設したマイカヒータの積層体が実開平6−58593号公報(特許文献1 図2参照)として存在する。
実開平6−58593号公報(図2参照)
以下、特許文献1の図2により従来のマイカヒータについて説明する。
この特許文献1のマイカヒータは、発熱源である発熱体1を外側マイカ板2,2間で挟み着け、この外側マイカ板2の上層に金属箔層3を順次配設して積層体としている。
ところが、このような従来のマイカヒータでは、この積層体としたマイカヒータをスポット溶接又はハトメして積層体を固定していたが、発熱体の中央部に熱が集中しこの中央部および全周で発熱体と金属箔層との密着度が悪くなって、正常な放熱ができなくなるという問題点があった。
本考案は、電熱線2を巻き付けた発熱体3の両側面を絶縁用の外側マイカ板4、4間で挟み込み、この外側マイカ板4の外側面に金属製押さえ板5を順次積層配設したマイカヒータ1に於いて、上記積層した発熱体3、外側マイカ板4、4及び金属製押さえ板5の各中央にそれぞれ合致する透孔3a、4a、4a及び切取孔5aを設けると共に金属製押さえ板5の切取孔5aの周りに複数の折返し片5b、5bを配設し、この各折返し片5bを切取孔5a内より折り曲げて発熱体3、外側マイカ板4、4の透孔3a、4a、4aを通り最下端の外側マイカ板4の透孔4a周りで固定する構成としている。
本考案は、従来の問題点を解決したものであって、マイカヒータの発熱体と金属製押さえ板との密着を十分なものとし、前面にわたって均一に放熱することができるマイカヒータを提供するにある。
マイカヒータ1は、図1に示すように、電熱線2を巻き付けた発熱体3を設け、この発熱体3の上下両側をそれぞれ絶縁性の外側マイカ板4、4で挟み着け、一方の外側マイカ板4上側より金属製押さえ板5を配設した積層体としている。この積層体の四隅は、ハトメにて固定している。
発熱体3は、図1に示すように、一つの薄いマイカ板に上下又は左右に電熱線2を巻き付け、中央に透孔3aを設けている。この発熱体3は、片辺のマイカ板を左右組み合わせて一つのマイカ板とすることも可能である。この組み合わされた一つのマイカ板にも中央に透孔3aを設けている。この発熱体3の四隅には、ハトメ用の小孔3b、3bを設けている。
二つの絶縁性の外側マイカ板4、4は、薄板であって、図1に示すように、同一の大きさ、同一の形状であり、発熱体3の外形状とも同一であって、中央付近に発熱体3の透孔3aと合致する透孔4aをそれぞれ穿設し、四隅にハトメ用の小孔3b、3bを設けている。
金属製押さえ板5は、ステンレス等の金属製薄板材料にて、図1に示すように、外側マイカ板4と同じ大きさ、同じ形状であって、中央に複数の折返し片5b、5bを残して切取孔5aを穿設している。この切取孔5aは、外側マイカ板4の透孔4aとほぼ同じ大きさに形成し、四隅にハトメ用の小孔5c、5cを設けている。
金属製押さえ板5の折返し片5bは、切取孔5aの周りに複数配設され、図4に示すように、それぞれ発熱体3、二つの外側マイカ板4、4が重ね合わされた状態で切取孔5a内側から折り曲げて、最下端の外側マイカ板4の透孔4aを形成する周壁下側に折り曲げられ固定される長さに形成されている。この折返し片5bは、切取孔5aの抜き加工と同時に形成されている。この折返し片5bは、切取溝、切取孔5aの周りに一個以上であれば何個であってもよい。
このマイカヒータ1は、発熱体3の上下両側を外側マイカ板4、4にて挟み込んだ後、一つの外側マイカ板4の外側に金属製押さえ板5を重ねて後、四隅をハトメして固定し、図2及び図3に示すように、四つの外周をアルミ箔のテープ6にて張設して固定している。
更に、両リード出口部中央には、ガラステープを張設して外周共にヒータ内部に外部からのホコリ、塵埃の侵入を防ぐ施しをする。
更に、金属製押さえ板5の各折返し片5bは、図4に示すように、それぞれ切取孔5a内側より折り曲げられて後、最下端の外側マイカ板4の透孔4aを形成する周壁下側にそれぞれ折り曲げられ固定される。又、中央部に切取溝、切取孔5aが有無の場合でも中央部に限らずスポット溶接を施すことも可能である。
このマイカヒータ1は、積層された発熱体3、二つの外側マイカ板4、4及び金属製押さえ板5の形状を共に四角形状としているが、特にこの四角形状に限定されるものではなく、円形状であっても、三角形状等であっても何ら支障をきたすものではない。
又、このマイカヒータ1の発熱体3の透孔3a、二つの外側マイカ板4、4の各透孔4a、4a、及び金属製押さえ板5の切取孔5aは、共に円形状に形成しているが、積層された発熱体3の透孔3a、二つの外側マイカ板4、4の各透孔4a、4a及び金属製押さえ板5の切取孔を特にこの円形状に限定するものではなく、四辺形状であっても、又三角形状であっても何ら支障をきたすものではない。
このようにマイカヒータで熱の集中する中央部に透孔を設けて熱を均一に分散させ、しかも折返し片にて透孔周りを固定することができるので、発熱体と金属製押さえ板との密着度を十分なものとし、放熱効果を最大限得られる。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしもこれら実施例構造のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、本考案にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
本考案実施例の分解斜視図。 本考案実施例の平面図 図2のA−A縦断面図。 図3のB部拡大図。
符号の説明
1…マイカヒータ
2…電熱線
3…発熱体
3a…透孔
3b、3b…小孔
4…外側マイカ板
4a…透孔
4b、4b…小孔
5…金属製押さえ板
5a…切取孔
5b、5b…折返し片
5c、5c…小孔
6…テープ

Claims (1)

  1. 電熱線(2)を巻き付けた発熱体(3)の両側面を絶縁用の外側マイカ板(4)、(4)間で挟み込み、この外側マイカ板(4)の外側面に金属製押さえ板(5)を順次積層配設したマイカヒータ(1)に於いて、上記積層した発熱体(3)、外側マイカ板(4)、(4)及び金属製押さえ板(5)の各中央にそれぞれ合致する透孔(3a)、(4a)、(4a)及び切取孔(5a)を設けると共に金属製押さえ板(5)の切取孔(5a)の周りに複数の折返し片(5b)、(5b)を配設し、この各折返し片(5b)を切取孔(5a)内より折り曲げて発熱体(3)、外側マイカ板(4)、(4)の透孔(3a)、(4a)、(4a)を通り最下端の外側マイカ板(4)の透孔(4a)周りで固定することを特徴としたマイカヒータ。
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