JP3145350U - 自動車用コーションラベル - Google Patents

自動車用コーションラベル Download PDF

Info

Publication number
JP3145350U
JP3145350U JP2008003756U JP2008003756U JP3145350U JP 3145350 U JP3145350 U JP 3145350U JP 2008003756 U JP2008003756 U JP 2008003756U JP 2008003756 U JP2008003756 U JP 2008003756U JP 3145350 U JP3145350 U JP 3145350U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automobile
code
printed
caution label
caution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008003756U
Other languages
English (en)
Inventor
正次郎 雨森
Original Assignee
株式会社丸仁
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸仁 filed Critical 株式会社丸仁
Priority to JP2008003756U priority Critical patent/JP3145350U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145350U publication Critical patent/JP3145350U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

【課題】2次元コードが印刷されていてもユーザに不快感を与えず、よって剥がされにくい自動車用コーションラベルを提供する。
【解決手段】自動車用コーションラベル10には、自動車メーカーのための製品管理用データを符号化したQRコード(登録商標)が、通常の環境では視認することができない印刷方法で印刷されている。基材層16の上面の印刷層15には見出し、注意のマーク、警告文等が印刷され、その上には再帰反射のためのガラスビーズ球18が備えられている。さらにその上には透明なアクリル樹脂製のQRコード印刷層19が設けられている。光がガラスビーズ球18に入射すると印刷層15に含まれるパール顔料が光を反射して再帰反射を生ずるが、QRコード印刷層19の印刷された部分では屈折が生じて再帰反射が阻害されるので、反射される光量の相違によりQRコードを読み取ることができる。
【選択図】図2

Description

本考案は自動車のボンネット、トランク又は室内部の内部に貼付され、自動車の使用や修理等に関する注意事項を表示する自動車用コーションラベルに関し、特にユーザに不快感を与えにくく、従って剥がされにくい自動車用コーションラベルに関する。
工業製品の多くには、使用方法や使用上の警告や修理方法などの注意事項を表示したコーションラベルが貼付されている。自動車にも、自動車の本体、部品、付属品に多数のコーションラベルが貼られている。コーションラベルには、注意事項の他に自動車メーカーが製品を管理するための製品管理用データを符号化したQRコードのような2次元コードが表示されていることがある。製品管理用データは、典型的にはシリアルナンバー、製造ライン、製造工場、製造国、製造日等である。
コーションラベルはユーザ等に見落とされることがないように、見やすい場所に目立つデザインで印刷されていることが多い。よって、ユーザ、特に自動車愛好家は自動車の美観を損ねるという理由でコーションラベルを剥がしてしまうことがある。その場合、製品の使用や修理に不具合が生じたりユーザを危険にさらしたりするほか、製品管理用データが記録されている場合には製品管理ができなくなる。また一部のコーションラベルは車検の際にチェックされる。特にQRコードを表示したコーションラベルは、見栄えが悪いとして剥がされることが多かった。
特開平7−254037公報
よって本考案の目的は、ユーザに不快感を与えにくく、従って剥がされにくい自動車用コーションラベルを提供することにある。また本考案の他の目的は、実用的価値を付与することによってユーザにより剥がされにくい自動車用コーションラベルを提供することにある。
上記目的を達成するために本考案は、自動車の本体、部品又は付属品に貼付され、貼付された自動車本体、部品又は付属品の使用や修理等に関する注意事項を表示する自動車用コーションラベルであって、自動車メーカーのための製品管理用データを符号化した2次元コードを、通常の環境では視認することができない印刷方法で印刷して自動車用コーションラベルを構成した。
本考案に係る自動車用コーションラベルによると、自動車メーカーのための製品管理用データを符号化した2次元コードが、通常の環境では視認することができない印刷方法で印刷されている。「通常の環境では視認することができない印刷方法」とは、例えば蛍光染料・顔料、OVI等の有色パール粉体、コレステリック液晶インク等による印刷である。好ましくは、自動車のボンネット、トランク又はドアの内側に貼付される自動車用コーションラベルは、表面が再帰反射面であるように構成すると、夜間や暗所で自動車のボンネット、トランク又はドアを開いて作業や乗降を行っている際に、通りかかった他の自動車のヘッドライトを再帰反射して他の自動車のドライバーに注意を喚起することができるので、実用的価値を有するためにユーザが貼付したままにしておく動機付けとなる。
よって本考案に係る自動車用コーションラベルによると、自動車用コーションラベルを見たユーザは、2次元コードが通常の環境でも視認できる場合に比較して、不快感を感じにくく、従って剥がされにくい。
以上のように、本考案に係る自動車用コーションラベルによると、ユーザが自動車コーションラベルを剥がすことによる不具合、すなわち製品の使用や修理に不具合が生じたり、ユーザを危険にさらしたり、車検に通らなかったり、製品管理ができなくなるといった事態の発生を防止することができる。
以下、図面を参照しつつ本考案に係る自動車用コーションラベルの実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明は考案をより深く理解するためのものであって、実用新案登録請求の範囲を限定するためのものではない。
図1は、本考案に係る自動車用コーションラベルの実施の形態を示す平面図である。同図において、自動車用コーションラベル10は、自動車本体のボンネットの内側に貼付される。自動車用コーションラベル10の表面には、ユーザの注意を引くように「警告/WARNING」の見出し11、その左方に注意のマーク12、その下方に警告の内容となる警告文13が表示されている。見出し11、マーク12及び警告文13は、通常の環境で視認可能な方法で印刷されている。警告文13は、エンジンオイルにはメーカーの指定する純正品を使用すること、のような内容である。
見出し11の右方には、QRコード14が印刷されている。QRコード14は自動車メーカーのための製品管理用データを符号化したものであって、例えばシリアルナンバー、製造ライン、製造工場、製造国、製造日等である。QRコード14は通常の環境では視認できない印刷方法で印刷されている。
図2は、図1に示した自動車用コーションラベル10の積層構造を示す図である。各層の厚さは説明のために適宜調整して表されている。印刷層15は、基材層16の上面側にシルクスクリーン印刷で印刷されてなり、見出し11、マーク12、警告文13及びこれら以外の背景が印刷により表示されている。印刷層15はアクリル樹脂製で、顔料としてパール粉体が分散されている。基材層16はポリエチレン製である。基材層16の下面側には、ボンネットの内側に貼付するための接着剤層17が備えられている。
印刷層15の上面には微小なガラスビーズ球18が半ば埋没して固定されている。ガラスビーズ球18の屈折率は1.92に設定されており、上方からガラスビーズ球18に入射してきた光は、ガラスビーズ球18と印刷層15との境界でパール粉体に反射され、再度ガラスビーズ球18内を通過して、光が入射してきた方向に光を再帰反射する。
QRコード14は、ガラスビーズ球18の上面にQRコード印刷層19として印刷される。QRコード印刷層19は透明なアクリル樹脂製であり、通常の環境では視認できず、自動車用コーションラベル10の他の背景部分と同様にしか見えない。しかしQRコード印刷層19が覆われた部分では、空気とQRコード印刷層19との境界で屈折が生じるため、ガラスビーズ球18による再帰反射機能が失われ、通常の拡散反射が生じる。
次に本実施の形態の作用について説明する。
自動車用コーションラベル10は自動車のボンネットの内側に貼付される。自動車のユーザがボンネットを開いて修理や点検などを行っているときには、自動車用コーションラベル10が外部に露出するので、夜間や暗所では他の自動車のヘッドライトが当たると、自動車用コーションラベル10がその光を再帰反射し、他の自動車のドライバーに自動車が停止していることを認識させることができる。
QRコード14を読み取る際には、例えば光源とハーフミラーを利用して、QRコード印刷層19により再帰反射機能が失われた部分とそれ以外の再帰反射する部分との光量の差を検出する。これによりQRコード14として記録された製品管理用データを得ることができる。
よって本実施の形態に係る自動車用コーションラベル10によると、通常の環境ではQRコード14は視認できないので、ユーザに与える不快感が軽減され、よって自動車用コーションラベル10が剥がされにくい。また自動車用コーションラベル10に注意書きの他に再帰反射という実用的価値を与えることにより、ユーザが自動車用コーションラベル10を剥がすことを一層防止することができる。
図3は本考案に係る自動車用コーションラベルの他の実施の形態の積層構造を示す。自動車用コーションラベル20は下方から接着剤層27、基材層26、印刷層25及びQRコード印刷層29からなる。接着剤層27及び基材層26は図2の自動車用コーションラベル10と同様である。印刷層25は、図1の見出し、マーク、警告文及び背景が印刷された層である。QRコード印刷層29はコレステリック液晶インクからなり、通常の環境では視認できないが、特定の波長の光を検出するQRコード読取装置を使用すれば、QRコードを読み取ることができる。
図4は本考案に係る自動車用コーションラベルのさらに他の実施の形態の積層構造を示す。自動車用コーションラベル30の印刷層35、基材層36、接着剤層37及びガラスビーズ球38はそれぞれ図2に示したものと同様である。QRコード印刷層39は印刷層35とガラスビーズ球38との間に挟まれて印刷されており、印刷層35とは異なる色調の有色パール粉体を含む。従って通常の環境では視認できないが、特定の波長の光を照射することによりQRコードを読み取ることができる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において、適宜変形実施が可能であることは言うまでもない。
図1は、本考案に係る自動車用コーションラベルの一つの実施の形態を示す平面図である。 図2は、図1に示した自動車用コーションラベルの積層構造を示す図である。 図3は、本考案に係る自動車用コーションラベルの他の実施の形態の積層構造を示す図である。 図4は、本考案に係る自動車用コーションラベルのさらに他の実施の形態の積層構造を示す図である。
符号の説明
10 自動車用コーションラベル
15 印刷層
16 基材層
17 接着剤層
18 ガラスビーズ球
19 QRコード印刷層

Claims (2)

  1. 自動車の本体、部品又は付属品に貼付され、貼付された自動車本体、部品又は付属品の使用や修理等に関する注意事項を表示する自動車用コーションラベルであって、
    自動車メーカーのための製品管理用データを符号化した2次元コードを、通常の環境では視認することができない印刷方法で印刷したことを特徴とする自動車用コーションラベル。
  2. 自動車のボンネット、トランク又はドアの内側に貼付され、表面が再帰反射面である請求項1に記載の自動車用コーションラベル。
JP2008003756U 2008-06-04 2008-06-04 自動車用コーションラベル Expired - Lifetime JP3145350U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003756U JP3145350U (ja) 2008-06-04 2008-06-04 自動車用コーションラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003756U JP3145350U (ja) 2008-06-04 2008-06-04 自動車用コーションラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3145350U true JP3145350U (ja) 2008-10-09

Family

ID=43295137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008003756U Expired - Lifetime JP3145350U (ja) 2008-06-04 2008-06-04 自動車用コーションラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145350U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000552A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 アズビル株式会社 固有情報が表示された機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000552A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 アズビル株式会社 固有情報が表示された機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4045355B2 (ja) ホログラフィーおよび再帰反射特性を備えた物品
US8783881B2 (en) Display in the mirror glass and process for production
ES2392203T3 (es) Placa de matrícula iluminada
JP2012512428A5 (ja)
US10126624B2 (en) Printed appliqué and method thereof
JP2000338907A (ja) 表示板およびその製造方法
EP3242162B1 (en) Transparent screen and method for manufacturing transparent screen
JP3145350U (ja) 自動車用コーションラベル
JP4035245B2 (ja) 自動車用照明付き表示板
JP2555033Y2 (ja) 表示装置
JP2962162B2 (ja) 計器用表示板
CN201691254U (zh) 多彩高光反射箱包
ES2821125T3 (es) Placa de matrícula y método de comprobación
CN107861294A (zh) 具有铭文的车辆反射镜
CN201270114Y (zh) 一种标识牌
US20020175517A1 (en) Transparent MSRP label
US7271731B2 (en) Vehicle dashboard
JP3275283B2 (ja) 透過照明式表示板
JPH1130534A (ja) 指示計器
JP2003177686A (ja) 表示板の製造方法
JP2020140152A (ja) 表示装置
RU60451U1 (ru) Номерной знак для транспортного средства (варианты)
JP5244564B2 (ja) 文字板構造
US20080189997A1 (en) Hand-held reflective signalling card
JPS61151681A (ja) 車両用デイスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 3

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20090128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term