JP3145164U - Awg型半導体リングレーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】アレイ導波路を使った光合分波器と半導体レーザを使って、組立が簡単なリングレーザを提供する。
【解決手段】左スラブ導波路2と右スラブ導波路3をアレイ導波路回折格子4で結び、左スラブ導波路には左入力導波路5と左出力導波路6、右スラブ導波路には右入力導波路7と右出力導波路8がそれぞれ結合してある構造の光波長合分波器に於いて、左入力導波路と右入力導波路との各出力端面の間に半導体レーザ素子9を配置し、左出力導波路と右出力導波路を光分岐路10の両端に接続してリングレーザを構成している。
【選択図】図1

Description

この考案は半導体リングレーザに関するものである。
リングレーザはレーザジャイロに利用されているが、精密な組立を必要とする問題があった。
そこでこの考案はアレイ導波路を使った光合分波器と半導体レーザを使って、組立が簡単なリングレーザを実現する事を目的としている。
左スラブ導波路と右スラブ導波路をアレイ導波路回折格子で結び、左スラブ導波路には左入力導波路と左出力導波路、右スラブ導波路には右入力導波路と右出力導波路がそれぞれ結合してある構造の光波長合分波器に於いて、左入力導波路と右入力導波路との各出力端面の間に半導体レーザ素子を配置し、左出力導波路と右出力導波路を光分岐路の両端に接続している。
半導体レーザ素子からの左回りレーザ光は、右入力導波路から右スラブ導波路に入り、アレイ導波路回折格子で分波されて左スラブ導波路から左出力導波路に入り、光分岐路を通って右出力導波路から右スラブ導波路に入り、アレイ導波路回折格子で分波されて左スラブ導波路から左入力導波路に入り、半導体レーザ素子に戻る。右回りは逆である。左回りレーザ光は光分岐路の右出力口、右回りレーサ光は左出力口からそれぞれ出力される。各光学素子は基板上に一体形成されており、組立は半導体レーザ素子の配置だけである。左入力導波路と右入力導波路との各出力端面の光軸はあらかじめ一致しているから、半導体レーザ素子の位置あわせが簡単にできる。半導体レーザ素子も基板によっては同一基板上に形成でき、全く組立工程が無くせる。半導体レーザ素子の数や構造は用途により自由に変えられる。
図1はレーザジャイロへの応用例の平面図である。基板1上で左スラブ導波路2と右スラブ導波路3をアレイ導波路回折格子4で結び、左スラブ導波路2には左入力導波路5と左出力導波路6、右スラブ導波路3には右入力導波路7と右出力導波路8がそれぞれ結合してある。左入力導波路5と右入力導波路7との各出力端面の間に半導体レーザ素子9を配置し、左出力導波路6と右出力導波路8を光分岐路10の両端に接続している。光分岐路10の右出力口11には受光素子12、左出力口13には反射鏡14を配置してある。半導体レーザ素子9と受光素子12は基板1上に一体形成できる場合もある。
半導体レーザ素子9を連続発振させると、レーザ光15が右回りと左回りで発振するが、基板1が宇宙に対して変位すると両者の発振周波数が微小に変化し、光分岐路10の左出力口13の反射鏡14で右回りのレーザ光15が反射されて右出力口11の受光素子12でヘテロダイン検波され、変位に比例した周波数で電気信号が変動する。
図2は光送信器への応用例の平面図である。基板16上で左スラブ導波路17と右スラブ導波路18をアレイ導波路回折格子19で結び、左スラブ導波路17には左入力導波路20と左出力導波路21、右スラブ導波路18には右入力導波路22と右出力導波路23がそれぞれ結合してある。左入力導波路20と右入力導波路22との各出力端面の間に半導体レーザ素子24を4個配列した半導体レーザアレイ25を配置し、左出力導波路21と右出力導波路23を光分岐路26の両端に接続している。
半導体レーザアレイ25内の各半導体レーザ素子24の材質や成分比は同一である必要は無く、自由に組合せることができる。光分岐路26の左出力口27と右出力口28から各半導体レーザ素子24から出力されたレーザ光30が出力される。半導体レーザ素子24の一部を受光素子に置き換えると光送受信器として使える。半導体レーザ素子24の材質や組成比を変えて様々な発振波長帯域のものを組み合わせると、広帯域で利用できる多波長光源になり、スペクトル分析や光波長変換用光源として使える。例えば、2波長を同時発振させて非線形光学素子に入力し、可視光を和周波変換で紫外光にしたり、近赤外光を差周波変換で赤外光にしたりする装置の光源になる。様々な波長を組み合わせた半導体レーザ素子24を複数組交互に配列し、半導体レーザアレイ25を圧電素子や磁石で幅方向に移動させて動作する半導体レーザ素子24の組を切り替えられるようすると、広い波長帯域で利用できる。
レーザジャイロへの平面図。 光送信器の平面図。
符号の説明
1 基板
2 左スラブ導波路
3 右スラブ導波路
4 アレイ導波路回折格子
5 左入力導波路
6 左出力導波路
7 右入力導波路
8 右出力導波路
9 半導体レーザ素子
10 光分岐路
11 右出力口
12 受光素子
13 レーザ光
14 左出力口
15 反射鏡
16 基板
17 左スラブ導波路
18 右スラブ導波路
19 アレイ導波路回折格子
20 左入力導波路
21 左出力導波路
22 右入力導波路
23 右出力導波路
24 半導体レーザ素子
25 半導体レーザアレイ
26 光分岐路
27 左出力口
28 右出力口
29 レーザ光

Claims (7)

  1. 左スラブ導波路と右スラブ導波路をアレイ導波路回折格子で結び、左スラブ導波路には左入力導波路と左出力導波路、右スラブ導波路には右入力導波路と右出力導波路がそれぞれ結合してある構造の光波長合分波器に於いて、左入力導波路と右入力導波路との各出力端面の間に半導体レーザ素子を配置し、左出力導波路と右出力導波路を光分岐路の両端に接続したリングレーザ。
  2. 〔請求項1〕の半導体レーザ素子を光波長合分波器と同一基板上に直接形成したリングレーザ。
  3. 〔請求項1〕の光分岐路の一方の出力口に反射鏡を形成し、他方の出力口に受光素子を配置したレーザジャイロ。
  4. 〔請求項3〕の半導体レーザ素子と受光素子の少なくとも一方を光波長合分波器と同一基板上に直接形成したレーザジャイロ。
  5. 〔請求項1〕の半導体レーザ素子を複数個の半導体レーザアレイに置き換えた光送信器。
  6. 〔請求項5〕の半導体レーザ素子の一部を受光素子に置き換えた光送受信器。
  7. 〔請求項5〕の半導体レーザアレイを幅方向に移動可能にした多波長光源。
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