JP3145159B2 - ロールニップ圧測定方法およびその測定用試験体並びにそれを用いたニップロール - Google Patents

ロールニップ圧測定方法およびその測定用試験体並びにそれを用いたニップロール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子写真複写機
等における定着ローラ等のロールニップ圧力を測定する
方法およびその測定用試験体並びにそれを用いたニップ
ロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】製紙機械におけるニップローラや電子写
真複写機における定着ローラ等は、供給された所定の面
積を有する湿紙や感圧紙を二つの回転するロールで挟持
して所定の圧力を加えた後、次段の搬送路に送り出す。
このとき、搬送紙が、ロールの軸方向(紙の搬送方向に
直交する方向)、換言すれば搬送紙の幅方向のほぼ全体
に亘って、適度のニップ圧で均一に加圧されるか否か
は、製紙品質、複写品質に大きな影響を与えるため、出
荷時や保守時等に二つのロール間隔の調整、すなわちニ
ップ圧を調整することは、高い製紙品質、複写品質を維
持する上で重要な意義を持つ。そのため、従来より種々
のロールニップ圧測定方法が提案されている。
【0003】図2は、従来方法を適用した製紙機械にお
けるロールニップ圧測定装置を示す構成図である(例え
ば、実開昭59ー65000号公報 参照)。図2にお
いて、1はニップロール、2はクラウン制御ロール、3
はニップ圧調整装置、4はニップロール1の鉄心1aと
ゴムカバー1bの内面部にロ−ルの軸方向に亘って一列
に配置された複数の歪ゲージ、5はリード線、6は測定
器、7は増幅器、8はニップ圧分布表示装置、9は加圧
力補正装置である。
【0004】この装置においては、搬送されてきた湿紙
が、ニップロール1と制御ロール2との間に供給される
と、このときのニップ圧力が各歪ゲージ4により検出さ
れ、測定器6により測定される。測定結果を示す測定器
6の出力信号は、増幅器7を介してニップ圧分布表示装
置8に入力される。これにより、ロール軸心方向(湿紙
の幅方向)の圧力分布がニップ圧分布表示装置8に表示
される。
【0005】ここで、測定された湿紙の幅方向における
ニップ圧が不均一であれば、ニップ圧分布表示装置8に
ただちに不均一な圧力分布として表示される。このとき
加圧力補正装置9では、表示装置8の出力信号に基づい
て補正信号が演算され、この補正信号が最適ニップ圧分
布となるようにニップ圧調整装置3に送出される。これ
により、ニップロール1と制御ロール2の間隔が調整さ
れて、均一な圧力分布となるように制御される。
【0006】また、電子写真複写機における定着ローラ
のニップ圧を測定する方法としては、従来、感圧紙を定
着ローラに供給して、ローラから送り出された感圧紙の
感圧状態を視覚により検査し、これに基づいて二つのロ
ールの間隔を調整する方法が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来方
法を適用した装置では、ニップ圧を感知する歪ゲージ4
が、ニップロール1の軸方向に配置されていることか
ら、ロールの軸方向における一側部から他側部に亘るい
わゆる線上のロールニップ圧を同時に測定することがで
きる。
【0008】しかし、歪ゲージ4は、ニップロール1の
全周に亘って、すなわち2次元状に配置されていないた
め、ロールニップ圧を湿紙の搬送方向に対し連続して測
定することができず、また、ニップロール1は表面が弾
性であるので紙の搬送方向(ロールの軸方向に直交する
方向)にもニップ圧は分布するが、このニップ圧の分布
状態を測定することもできない。したがって、回転する
ロール全周面におけるリニアな圧力分布を得ることがで
きず、高精度のニップ圧調整は困難で、製紙品質の十分
な向上を図ることができないという欠点がある。
【0009】また、感圧紙を用いる方法では、最大荷重
部分のみが記録され、全体の一様な圧力分布を得ること
ができない。また、判断は人間の視覚に頼らなければな
らないため、判断者の熟練度により検査結果にバラツキ
を生じ、精度の高いニップ圧調整は困難で、定着品質の
十分な向上を図ることができないという欠点がある。本
発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、ロール全周面におけるリニアな圧力分布をリア
ルタイムに得ることができ、高精度のニップ圧調整を可
能とするロールニップ圧測定方法およびその測定用試験
体並びにそれを用いたニップロールを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、供給された面状体を挟持して所定の
方向に送り出す二つのロール間のロールニップ圧を測定
する方法において、押圧力に対応した電気信号を出力す
帯状の感圧素子を互いに交差部分が重なり合うように
ロールの軸方向および周方向にそれぞれ複数ずつ所定間
隔をおいて分布してなる面状試験体を二つのロール間に
供給させ、出力された電気信号に基づいてロールの軸方
向におけるロールニップ圧を測定し、この測定をロール
の全周に亘って連続して行うようにした。
【0011】また、請求項2では、二つのロール間に供
給されてロールニップ圧を検知するロールニップ圧測定
用試験体において、押圧力に対応した電気信号を出力す
る帯状の感圧素子を互いに交差部分が重なり合うように
ロールの軸方向および周方向にそれぞれ複数ずつ所定間
隔をおいて分布させるとともに、前記電気信号を検出す
る帯状の電極を互いに交差部分が重なり合うようにロー
ルの軸方向および周方向にそれぞれ複数ずつ所定間隔を
おいて分布させてなり、かつ、感圧素子分布領域のロー
ル間への供給方向の長さを、ロールの全周長以上に設定
した。
【0012】また、請求項3では、供給された面状体を
挟持して所定の方向に送り出すニップロールにおいて、
押圧力に対応した電気信号を出力する帯状の感圧素子
互いに交差部分が重なり合うようにロールの軸方向およ
び周方向にそれぞれ複数ずつ所定間隔をおいて分布させ
るとともに、前記電気信号を検出する帯状の電極を互い
に交差部分が重なり合うようにロールの軸方向および周
方向にそれぞれ複数ずつ所定間隔をおいて分布させ、
記各電極及び各感圧素子をそれぞれロール表面の内側に
対し、ロール全周に亘って配置した。
【0013】
【作用】請求項1によれば、感圧素子を面状に分布させ
た試験体が二つのロール間に供給されると、ニップ圧が
感圧素子に加わり、各感圧素子から圧力に応じた電気信
号が出力される。これにより、ロールの軸方向の全域ま
たは少なくとも二つの領域のロールニップ圧がロールの
軸方向に同時に測定される。また、ロールの周方向の圧
力分布状態も測定される。この測定はロールの回転に伴
い、ロ−ルの全周に亘って連続して行われ、ロ−ル全体
の連続したニップ圧分布が得られる。
【0014】また、請求項2によれば、試験体が二つの
ロール間に供給されると、ニップ圧が感圧素子に加わ
り、各感圧素子から圧力に応じた電気信号が出力され
る。この電気信号が電極に検出され、測定制御系へ送ら
れる。これにより、ロールの軸方向の全域または少なく
とも二つの領域のロールニップ圧がロールの軸方向に同
時に測定される。また、ロールの周方向の圧力分布状態
も測定される。この測定はロールの回転に伴い、ロ−ル
の全周に亘って連続して行われ、ロ−ル全体の連続した
ニップ圧分布が得られる。
【0015】また、請求項3によれば、面状体が二つの
ロール間に供給されると、一方のロール全周に亘って配
置された感圧素子にニップ圧が加わり、各感圧素子から
圧力に応じた電気信号が出力される。これにより、ロー
ルの軸方向の全域または少なくとも二つの領域のロール
ニップ圧がロールの軸方向に同時に測定される。また、
この測定はロールの回転に伴い、ロ−ルの全周に亘って
連続して行われ、ロ−ル全体の連続したニップ圧分布が
得られる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明に係るロールニップ圧測定方
法の一実施例を説明するための外観斜視図、図3は図1
におけるAーA線矢視方向の断面図である。図におい
て、10は面状試験体(以下、試験体という)、20は
電子写真複写機における定着ローラである。
【0017】試験体10は、例えば縦500mm×横29
0mm×厚さ112μmのセンサ本体11と、この表面を
覆う例えば厚さ20μmの絶縁性ゴムからなるカバ−1
2と、センサ本体11から引き出された接続用ケーブル
14とから構成されている。接続用ケーブル14の先端
には、コネクタ15が設けられており、表示装置を含む
コンピュータ等からなる上位装置の制御系(図示せず)
に対し簡単に接続できるようになっている。
【0018】センサ本体11は、第1の基体部11Xと
第2の基体部11Yとを後述するような配置関係をもっ
て重ね合わせて構成されている。
【0019】第1の基体部11Xは、例えば縦500mm
×横290mm×厚さ20μmのポリイミド樹脂からなる
ベース111Xと、ベース111Xの一面側に図中に設
定した座標系のX方向に縦280mm×横0.5mm×厚さ
16μmの銅箔からなり所定間隔(例えば0.5mm) を
おいて並列(32列の繰り返し)に形成された帯状をな
す複数の電極112Xと、各電極112X上に形成され
た縦280mm×横0.5mm×厚さ20μmの例えば感圧
導電インクからなる帯状をなす複数の感圧センサ113
Xとから構成されている。
【0020】同様に、第2の基体部11Yは、縦500
mm×横290mm×厚さ20μmのポリイミド樹脂からな
るベース111Yと、ベース111Yの一面側に図中に
設定した座標系のY方向に縦490mm×横0.5mm×厚
さ16μmの銅箔からなり所定間隔(例えば0.5mm)
をおいて並列に形成された帯状をなす複数の電極112
Yと、各電極112Y上に形成された縦490mm×横
0.5mm×厚さ20μmの例えば感圧導電インクからな
る帯状をなす複数の感圧センサ113Yとから構成され
ている。但し、第2の基体部11Yにおいては、図4に
示すように、定着ローラ20の軸方向の両側部並びに中
央部に対応する3つの領域(例えば64mm幅ずつ)L,
C,Rに電極112Yおよび感圧センサ113Yを形成
している。
【0021】センサ本体11は、これら第1の基体部1
1Xと第2の基体部11Yとを、電極形成面を対向させ
るとともに、感圧センサ113Xと113Yとが互いに
直交し、かつ、その交点で接触するようにして重ね合わ
されて構成されている。電極112Yは、端部にある接
続ケーブル14にY側として直接接続される。電極11
2Xは、図5に示すようにベース111Xのスルーホー
ル115Xを通ってリード114Xに接続され、接続ケ
ーブル14のX側に接続される。図5は電極112Xと
リード114Xとスルーホール115Xとの関係を示す
もので、電極112X64本毎に1回ずつ同一のリード
114Xとスルーホール115Xで結合される。
【0022】さらに、各電極112X,112Yは、各
交点毎にベース111X,Yに対するプリント配線によ
りセンサ本体11の後端部から引き出された接続用ケー
ブル14に接続されており、交差する電極112X,1
12Y間の感圧センサ113X,113Yの抵抗変化
が、電極112Xと電極112Yとの間に流れる電流変
化として後記する制御装置30により検出される。
【0023】定着ローラ20は、加熱ヒータを内蔵する
例えば直径50mm×長さ300mmの加熱ロール21と、
表面にシリコーンゴムなどのゴム層が形成された例えば
直径40mm×長さ300mmの加圧ロール22とから構成
されており、図中、矢印で示す方向に回転し、供給され
た面状体、例えば試験体10を挟持し加圧(および加
熱)して所定の方向に送り出す。
【0024】この定着ローラ20の直径からわかるよう
に、本実施例の場合、試験体10の長さ(500mm)
は、ロールの周長の3倍強に設定されている。
【0025】図6は、本発明に係る制御系の一構成例を
示す図で、図中、30は制御装置、40は表示装置、5
0は録画装置、60は印刷装置である。
【0026】制御装置30は、CPU等を有し、電源
(図示せず)および試験体10の接続用ケーブル14を
介して接続され、接続用ケーブル14の配線番号に応じ
た試験体10上の各交点のアドレスを記憶しており、試
験体10全体の各交点における電極112X,112Y
間の電流変化をリアルタイムに表示装置40に表出さ
せ、また表出データを記憶する。さらに、制御装置30
は、表出データを録画装置50に録画し、あるいは印刷
装置60に印刷する際の制御を行う。
【0027】次に、上記構成によるニップ圧の測定動作
について説明する。
【0028】まず、試験体10の接続用ケーブル14が
制御装置30に接続されるとともに、制御装置30、表
示装置40、録画装置50、印刷装置60の電源がオン
にされる。また、電子写真複写機は、出荷時あるいは保
守時に保守モードに切り替えられ、保守用コマンドによ
り定着ローラ20が回転される。このとき例えば回転数
が3に設定される。
【0029】この状態で、試験体10がその先端部から
電子写真複写機の搬送系を介して定着ローラ20に供給
される。供給された試験体10は、加熱ロール21と加
圧ロール22により挟持され、ロールの軸方向に亘って
(両側部および中央部)同時に所定の圧力を受ける。
【0030】これにより、圧力を受けた部分の感圧セン
サ113X, 113Yの抵抗値が変化し、これら交点に
位置する電極112X,112Y間の電流が抵抗値の変
化に応じて変化し、これら変化の状態が制御装置30の
制御により表示装置40に表出される。すなわち、一の
ロール軸方向における全体(実際には両側部および中央
部)のロールニップ圧分布が同時に測定されるととも
に、表示装置40にリアルタイムに表出される。
【0031】このロールニップ圧分布の測定および表出
は、ロールの回転に伴い、ロ−ルの全周に亘って連続し
て行われ、ロ−ル全体の連続したニップ圧分布が表示装
置40に表出される。また、この表出データは、必要に
応じて録画装置50に録画され、あるいは印刷装置60
に例えば測定圧力値を含む測定データとして印刷され
る。
【0032】これらの表出データや印刷データに基い
て、操作者により定着ロール20のニップ圧分布が客観
的に把握され、必要に応じて加熱ロール21と加圧ロー
ル22の間隔が調整され、さらに上記手順によりロール
ニップ圧分布が測定されて、高精度なロールニップ圧調
整が実現される。
【0033】以上説明したように、本実施例によれば、
押圧力に対応した電気信号を出力する電極112X,1
12Yと感圧センサ113X,113Yとかなる感圧素
子を二次元状に分布させた試験体10を、定着ローラ2
0の二つのロール21、22間に供給させ、ロールの軸
方向における両側部並びに中央部のロールニップ圧を同
時に測定するとともに、表示装置40にリアルタイムに
表出させ、かつ、試験体の大きさ(搬送方向の長さ)を
ロールの全周長以上に設定してこの測定をロールの全周
に亘って連続して行うようにしたので、回転するロール
全周面におけるリニアな圧力分布を得ることができる。
このため、判断者の熟練度等に左右されない客観的な測
定データを得られ、高精度のニップ圧調整を実現でき、
定着品質の十分な向上を図ることができる。
【0034】なお、本実施例において、電子写真複写機
の定着ロールを例にとり説明したが、定着ローラだけに
限定されるものではなく、また、電子写真複写機のみな
らず製紙装置等、他の装置に本発明方法が適用できるこ
とはいうまでもない。
【0035】また、本実施例においては、ロール軸方向
の両側部並びに中央部のニップ圧を同時に測定するよう
に構成したが、ロール軸方向全体に亘って測定できるよ
うに試験体10を構成しても勿論良い。
【0036】さらに、本実施例では、感圧素子を面状に
配置した試験体を二つのロール間に供給するようにした
が、感圧素子自体を、例えば、定着ローラの加圧ロール
の全表面の内側に全面に亘って配設し、出荷時や保守時
にその出力を取り出すように構成しても上記と同様の効
果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、回転するロール全周面におけるリニアな圧力分布を
得ることができ、データ判断者の熟練度等に左右されな
い客観的な測定データを得られ、高精度のニップ圧調整
を実現できる。また、紙の搬送方向(ロールの軸方向に
直交する方向)のニップ圧の分布状態も測定することが
できる。
【0038】また、請求項2または請求項3によれば、
ロールの全面に亘る圧力分布をリニアにかつ的確に検知
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロールニップ圧測定方法の一実施
例を説明するための外観斜視図
【図2】従来のロールニップ圧測定方法の説明図
【図3】図1におけるAーA線矢視方向の断面図
【図4】本発明に係る電極および感圧センサの配置関係
を示す図
【図5】電極とスルーホールとリードとの関係を示す図
【図6】本発明に係る制御系の構成図
【符号の説明】
10…面状試験体、11X…第1の基体部、11Y…第
2の基体部、111X,111Y…ベース、112X,
112Y…電極、113X,113Y…感圧センサ、1
4、接続用ケーブル、20…定着ローラ、21…加熱ロ
ーラ、22…加圧ローラ、30…制御装置、40…表示
装置、50…録画装置、60…印刷装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−183534(JP,A) 特開 昭62−68758(JP,A) 特開 昭60−15533(JP,A) 特開 昭60−169730(JP,A) 特開 昭59−175992(JP,A) 特開 平3−269331(JP,A) 実開 昭62−124529(JP,U) 実開 昭62−184444(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された面状体を挟持して所定の方向
    に送り出す二つのロール間のロールニップ圧を測定する
    方法において、 押圧力に対応した電気信号を出力する帯状の感圧素子を
    互いに交差部分が重なり合うようにロールの軸方向およ
    び周方向にそれぞれ複数ずつ所定間隔をおいて分布して
    なる面状試験体を二つのロール間に供給させ、 出力された電気信号に基づいてロールの軸方向における
    ロールニップ圧を測定し、この測定をロールの全周に亘
    って連続して行うことを特徴とするロールニップ圧測定
    方法。
  2. 【請求項2】 二つのロール間に供給されてロールニッ
    プ圧を検知するロールニップ圧測定用試験体において、 押圧力に対応した電気信号を出力する帯状の感圧素子
    互いに交差部分が重なり合うようにロールの軸方向およ
    び周方向にそれぞれ複数ずつ所定間隔をおいて分布させ
    るとともに、 前記 電気信号を検出する帯状の電極を互いに交差部分が
    重なり合うようにロールの軸方向および周方向にそれぞ
    れ複数ずつ所定間隔をおいて分布させてなり、 かつ、感圧素子分布領域のロール間への供給方向の長さ
    を、ロールの全周長以上に設定したことを特徴とするロ
    ールニップ圧測定用試験体。
  3. 【請求項3】 供給された面状体を挟持して所定の方向
    に送り出すニップロールにおいて、 押圧力に対応した電気信号を出力する帯状の感圧素子
    互いに交差部分が重なり合うようにロールの軸方向およ
    び周方向にそれぞれ複数ずつ所定間隔をおいて分布させ
    るとともに、 前記 電気信号を検出する帯状の電極を互いに交差部分が
    重なり合うようにロールの軸方向および周方向にそれぞ
    れ複数ずつ所定間隔をおいて分布させ、前記各電極及び各感圧素子をそれぞれ ロール表面の内側
    に対し、ロール全周に亘って配置したことを特徴とする
    ニップロール。
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JP2002340709A (ja) * 2001-05-22 2002-11-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ニップ圧力分布計測方法及び装置並びにニップ圧力調整方法及び装置
JP4932395B2 (ja) * 2006-09-07 2012-05-16 ニッタ株式会社 圧力計測シート、圧力分布計測装置及び圧力分布計測方法
JP5297496B2 (ja) * 2011-05-09 2013-09-25 ニッタ株式会社 ニップ圧測定装置、ニップ圧測定方法及びニップ圧測定プログラム

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