JP5297496B2 - ニップ圧測定装置、ニップ圧測定方法及びニップ圧測定プログラム - Google Patents
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Description
図1、図2に示すように、感圧センサ2は、互いに対向した第1及び第2の絶縁シート11、12と、第1の絶縁シート11の下面に支持された複数の第1電極13と、複数の第1電極13と交差するように第2の絶縁シート12の上面に支持された第2電極14と、複数の第1電極13と第2電極14との間にそれぞれ挟まれた複数の感圧層15、16とから構成される。
駆動回路3は、感圧センサ2やPC4とそれぞれ電気的に接続されており、後述するPC4の走査制御部101の制御により感圧センサ2を駆動する。駆動装置3では、感圧センサ2に備えられた複数の圧力検出点19での電気抵抗値の変化を順次検知し、電気抵抗値の大きさに対応したデジタル電気信号に変換して後述するPC4に送る。
次に、ニップ圧測定装置1の各種動作を制御するPC(Personal Computer)4について、図3を用いて説明する。図3は、図1に示すニップ圧測定装置の電気的構成を概略的に表すブロック図である。
次に、本実施形態におけるニップ圧測定装置によるニップ圧測定方法について図5を参照しながら図4に示すフローチャートに沿って説明する。図4は、図1に示すニップ圧測定装置によるニップ圧測定方法を示すフローチャートであり、図5は、一対のローラ間にニップ圧測定装置の感圧センサをニップしたときの様子を示す図である。
次に、ニップ圧測定方法の実施例について、図6、図7を参照しながら説明する。図6は、図1のニップ圧測定装置を使用してニップ圧を測定したときの様子を示した模式図であり、図7は、図6で得られた一次元圧力分布データから作成した二次元圧力分布データである。
本実施形態に示したニップ圧測定装置1により、ローラ30を回転させながら、複数の圧力検出点に印加された圧力を順次検知するための走査動作を繰り返しているので、搬送方向に関するニップ圧を連続的に測定することができる。また、ローラ30の搬送速度に対して、印加された圧力を順次検知するための走査動作の時間間隔を十分に短くすれば、搬送方向に関するニップ圧の走査回数が増え、ローラ30の搬送方向に関するニップ圧の測定点が増加する。その結果、狭い測定間隔で搬送方向に関するニップ圧を測定することができる。さらに、1回の走査動作から得られたローラ30の軸方向31に関する一次元圧力分布データ20を走査動作順に結合し、二次元圧力分布データ21とする合成手段を備えているので、搬送方向に関するニップ圧の二次元圧力分布データ21を得ることができる。
2 感圧センサ
3 駆動回路
4 PC(制御装置)
11 第1絶縁シート
12 第2絶縁シート
13 第1電極
14 第2電極
15、16 感圧層
17、18 配線
19 圧力検出点
20 一次元圧力分布データ
21 二次元圧力分布データ
22 二次元画像
30 ローラ
31 軸方向
32 ニップ部
101 走査制御部
102 記憶部
103 表示合成部
104 画像作成部
105 時間差算出部
106 搬送速度算出部
107 ディスプレイ
Claims (6)
- 両者間に媒体をニップすることが可能なように互いに平行に配置された回転可能な一対の搬送部材のニップ圧を測定する装置であって、
前記一対の搬送部材にニップされた感圧センサと、
前記感圧センサを駆動する駆動回路と、
前記駆動回路を制御する制御装置とを備えており、
前記感圧センサは、互いに対向した第1及び第2の絶縁シートと、前記搬送部材の軸方向に配列されるように前記第1の絶縁シートに支持された複数の第1電極と、前記軸方向と直交する方向に所定距離離れて配置され、前記複数の第1電極と交差するように前記第2の絶縁シートに支持された2つの第2電極と、前記複数の第1電極と前記2つの第2電極との間にそれぞれ挟まれており、印加された圧力に応じて電気的な特性が変化する複数の感圧層とを有しており、
前記制御装置は、
前記複数の第1電極と前記2つの第2電極との交点である複数の圧力検出点が回転中の前記一対の搬送部材にニップされている間に前記複数の圧力検出点での圧力検出がそれぞれ複数回行われるように、前記駆動回路を制御して、前記複数の圧力検出点に印加された圧力を順次検知するための走査動作を所定時間ごとに複数回行わせる走査制御手段と、
1回の走査動作によって得られた前記複数の圧力検出点に印加された圧力を示す一次元圧力分布データを、複数回の走査動作について順次記憶する第1記憶手段と、
前記第1記憶手段に記憶された1回の走査動作に係る一次元圧力分布データを走査動作順に結合し、二次元圧力分布データを作成する合成手段と、
前記合成手段が作成した二次元圧力分布データを記憶するとともに、当該二次元圧力分布データを構成する一次元圧力分布データのそれぞれについて、当該一次元圧力分布データに係る走査動作の実行時刻を関連付けて記憶する第2記憶手段と、
前記第2記憶手段に記憶された走査動作の実行時刻を参照して、前記2つの第2電極に係る二次元圧力分布データから、前記2つの第2電極が前記一対の搬送部材にニップされた特定位置を通過する時間差を算出する時間差算出手段と、
前記所定距離を前記時間差算出手段が算出した時間差で除算して前記一対の搬送部材による媒体の搬送速度を算出する搬送速度算出手段とを有していることを特徴とするニップ圧測定装置。 - 前記第2記憶手段に記憶された二次元圧力分布データを出力する出力手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のニップ圧測定装置。
- 前記出力手段が二次元圧力分布データを画像として表示するディスプレイであることを特徴とする請求項2に記載のニップ圧測定装置。
- 互いに対向した第1及び第2の絶縁シートと、一方向に配列されるように前記第1の絶縁シートに支持された複数の第1電極と、前記軸方向と直交する方向に所定距離離れて配置され、前記複数の第1電極と交差するように前記第2の絶縁シートに支持された2つの第2電極と、前記複数の第1電極と前記2つの第2電極との間にそれぞれ挟まれており、印加された圧力に応じて電気的な特性が変化する複数の感圧層とを有する感圧センサを用いて、両者間に媒体をニップすることが可能なように互いに平行に配置された回転可能な一対の搬送部材のニップ圧を測定する方法であって、
前記一対の搬送部材間に、前記感圧センサをニップさせる工程と、
前記複数の第1電極と前記2つの第2電極との交点である複数の圧力検出点が回転中の前記一対の搬送部材にニップされている間に前記複数の圧力検出点での圧力検出がそれぞれ複数回行われるように、前記複数の圧力検出点に印加された圧力を順次検知するための走査動作を所定時間ごとに複数回行う工程と、
1回の走査動作によって得られた前記複数の圧力検出点に印加された圧力を示す一次元圧力分布データを、複数回の走査動作について第1記憶手段に順次記憶させる第1記憶工程と、
前記第1記憶工程で記憶された1回の走査動作に係る一次元圧力分布データを走査動作順に結合し、二次元圧力分布データを作成する合成工程と、
前記合成工程で作成された二次元圧力分布データを第2記憶手段に記憶させるとともに、当該二次元圧力分布データを構成する一次元圧力分布データのそれぞれについて、当該一次元圧力分布データに係る走査動作の実行時刻を関連付けて記憶させる第2記憶工程と、
前記第2記憶手段に記憶された走査動作の実行時刻を参照して、前記2つの第2電極に係る二次元圧力分布データから、前記2つの第2電極が前記一対の搬送部材にニップされた特定位置を通過する時間差を算出する時間差算出工程と、
前記所定距離を前記時間差算出工程で算出された時間差で除算して前記一対の搬送部材による媒体の搬送速度を算出する搬送速度算出工程とを備えていることを特徴とするニップ圧測定方法。 - 前記第2記憶工程で記憶された二次元圧力分布データを出力する出力工程をさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載のニップ圧測定方法。
- 互いに対向した第1及び第2の絶縁シートと、一方向に配列されるように前記第1の絶縁シートに支持された複数の第1電極と、前記軸方向と直交する方向に所定距離離れて配置され、前記複数の第1電極と交差するように前記第2の絶縁シートに支持された2つの第2電極と、前記複数の第1電極と前記2つの第2電極との間にそれぞれ挟まれており、印加された圧力に応じて電気的な特性が変化する複数の感圧層とを有する感圧センサを駆動する駆動回路が接続されたコンピュータを用いて、両者間に媒体をニップすることが可能なように互いに平行に配置された回転可能な一対の搬送部材のニップ圧を測定するためのプログラムであって、
前記一対の搬送部材間に前記感圧センサをニップさせた状態において、前記複数の第1電極と前記2つの第2電極との交点である複数の圧力検出点が回転中の前記一対の搬送部材にニップされている間に前記複数の圧力検出点での圧力検出がそれぞれ複数回行われるように、前記複数の圧力検出点に印加された圧力を順次検知するための走査動作を前記駆動回路に所定時間ごとに複数回行わせる工程と、
1回の走査動作によって得られた前記複数の圧力検出点に印加された圧力を示す一次元圧力分布データを、複数回の走査動作について第1記憶手段に順次記憶する第1記憶工程と、
前記第1記憶工程で記憶された1回の走査動作に係る一次元圧力分布データを走査動作順に結合し、二次元圧力分布データを作成する合成工程と、
前記合成工程で作成された二次元圧力分布データを第2記憶手段に記憶させるとともに、当該二次元圧力分布データを構成する一次元圧力分布データのそれぞれについて、当該一次元圧力分布データに係る走査動作の実行時刻を関連付けて記憶させる第2記憶工程と、
前記第2記憶手段に記憶された走査動作の実行時刻を参照して、前記2つの第2電極に係る二次元圧力分布データから、前記2つの第2電極が前記一対の搬送部材にニップされた特定位置を通過する時間差を算出する時間差算出工程と、
前記所定距離を前記時間差算出工程で算出された時間差で除算して前記一対の搬送部材による媒体の搬送速度を算出する搬送速度算出工程とを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2011104052A JP5297496B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | ニップ圧測定装置、ニップ圧測定方法及びニップ圧測定プログラム |
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