JPS6297923A

JPS6297923A - 紡績機に供給すべき繊維量の測定装置

Info

Publication number: JPS6297923A
Application number: JP61230187A
Authority: JP
Inventors: フェルディナント　ライフェルト
Original assignee: Truetzschler GmbH and Co KG
Current assignee: Truetzschler GmbH and Co KG
Priority date: 1985-10-01
Filing date: 1986-09-30
Publication date: 1987-05-07
Also published as: GB2183349B; GB2183349A; US4742879A; CH672325A5; DE3534933A1; GB8623546D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は少なくとも１つの測定装置により、繊維層表面
の全幅中の複数位置に発生する厚さ誤差を機械的に検出
し、変成器を介して表示装置を含む演算装置に供給する
、紡績機に供給すべき繊維量の測定装置に係わる。

公知装置では、ペダル操作トラフレバーを利用してウェ
ッブ厚を直接走査する。その場合、厚さ変動が重量変動
に対応する、即ち、重量に関してはあくまでもアナログ
値に過ぎないということが前提となる。繊維材料のコン
ンステンスが同じでありかつその他の生産条件が同じで
ある場合、例えば２つのフロック供給装置を比較するだ
けで、絶対重量を求めるのでなければ、アナログ値で充
分である。フロック供給装置のテーカインローラの下流
に転送トラフを設置し、これによってウェッブを測定ロ
ーラに誘導し、レバーの表面を重量負荷の下に測定ロー
ラと圧接させる。レバーの幅は例えば１００龍とする。

材料厚さの変動に伴なってレバーがこの変動に追従し、
厚さを感知する。

変動は全幅に亘って均等に配分されているレバーにより
、進路記録手段（例えばプランジ付き可動コイル）を介
して電子的に記録される。還路記録手段の値は連続的に
演算装置へ供給される。ローラ回転速度も検知され、演
算装置へ供給される。

個々のレバーごとに、ウェッブが例えば１００龍移動す
るのに要する時間が計算される。同時に、発生する厚さ
値がこの算出時間に亘って積分される。

その結果、幅１００１墓（レバーの幅）、長さｌ　ａｍ
（測定量）の測定面における平均厚さに関するデータが
得られる。１００ｍｍの測定長が完了した時点で、走行
方向に次の測定面まで幅方向に見た測定面間隔に等しい
間隔が得られるように中断がある。

このような間隔を置いて走行方向に順次測定が行ねれる
。次いで綜合的な評価が開始される。得られた厚さ値を
ウェッブ重量に換算すればよく、そのためには総面積の
秤量が必要である。校正するにはこの重量とすべての厚
さ値の平均値との関係を求めればよい。しかし、繊維材
料のタイプごとに、また、生産条件が変わるごとにあら
ためて校正を行わねばならないという欠点がある。

本発明の目的は上記の欠点を回避し、特にあらためて校
正しなくても被処理繊維の種類やコンシステンスを切換
えたり、生産条件を変えたりできる頭書のような装置を
提供することにある。

この目的は特許請求の範囲第１項に特徴として記載した
構成要件によって達成される。

本発明では、秤量装置を、厚さ測定装置、例えば走査装
置または質量（ウェッブの密度）測定装置と共に、被測
定ウェッブが両システムの近傍を通過するようにウェッ
ブのごく近くに設置する。

秤量結果と走査結果がコンピュータに記憶され、比較さ
れる。これらの値から自動的に重量校正が行われる。比
較は長時間を単位に行われるから、個々のばらつきの影
響は少なく、校正は常に正確である。重量校正は次のよ
うにして行われる。即ち、厚さ変動測定装置のふれまた
は質量測定値を測定装置（センサ）の評価システムから
の出力電圧という形で求める一方、ウェッブ重量を秤量
装置センサからの出力電圧の形で求め、両電圧を比較し
、前記ふれまたは質量値とアナログな電圧を比較演算か
ら重量に換算し、これを表示またはプリントアウトする
。ウェッブ厚さのばらつきゃ質量に変動があればこれに
対応して重量変動が表示される。

秤看板と例えば走査システムとを組合わせる場合、すで
に秤量システムが重量校正されておれば、この秤量シス
テムがコンピュータを介して走査システムを自動的に校
正する。即ち、重量測定値が積分され、厚さばらつきの
積分値と比較されて目盛定め係数が形成され、この係数
により、厚さばらつきから重量が求められる。全幅に亘
って多重配列された走査レバーの個々のトラフレバーを
自動的に校正できることが好ましく、その場合、紡績機
の全幅に亘る重量プロフィルを求めることも可能になる
。繊維材料の種類が変わっても、上記の組合わせを利用
すれば煩わしい校正作業をしなくても短時間で自動校正
されたのち、直ちに供給ウェッブまたはその他の綿ウエ
ツジの走行方向及び幅方向プロフィルを重量表示と共に
表示することができる。

本発明の方式で走査装置を秤量装置と連動させることに
より、走査装置を重量目盛で校正することができる。そ
の結果、幅方向だけでなく経時的にも繊維ウェッブの重
量変動を求めることができる。この組合わせはまた、走
行方向にも幅方向にもばらつきの極めて少ない繊維ウェ
ッブを形成し、これを測定技術的に感知しながら制御す
ることを可能にする。その場合、走行する繊維ウェッブ
を小さい測定面積に区分し、各区分内の重量を直接表示
することも可能である。

好ましい実施態様では、演算装置と接続する厚さばらつ
き測定装置を複数のカードのそれぞれに前置する。この
構成の利点として、カードルーム中１基のカードだけに
本発明の装置（校正システム）を装備すればよく、校正
値は走査システムだけを装備している他のすべてのカー
ドに供給されるから、同じ繊維材料を処理するすべての
カードを同時に校正することができる。即ち、複数の走
査装置を校正するのに唯１つの秤量装置が利用される。

他の好ましい実施態様では、カードのスライバ厚測定装
置（トランペット）を、それぞれ１つの変成器を介して
演算装置と接続する。このように構成すれば、それぞれ
のカードから放出されるスライバの重量を直接表示する
ことができる。

以下、添付図面に示した実施例に基づいて本発明を説明
する。

第１図はカードの上流側に配置され、下端に１対のテー
カインローラ２．３を含む空気圧式フロック供給装置の
供給シュート１を示し、前記テーカインローラ２，３の
下方にはカード（第２図）に供給すべき繊維ウェッブ５
の載置台４が配置されている。載置台４の下流側に繊維
ウニ’７ブ５の表面全幅に亘って複数のトラフレバー６
が狭い間隔で配列されている。トラフレバー６の位置及
び形状が重要であり、固設された回転自在な、場合によ
っては駆動される支持ローラ７と下方から咬合すること
によって、クロックを確実に挟持する。

各トラフレバー６はほぼ中央に位置するピボット９を中
心に枢動自在なレバーアーム８の一端に取付けられ、レ
バーアーム８の他端にはおもり１０またはばねが装荷さ
れている。ピボット９とおもり１０の間で各レバーアー
ム８に例えばタップ１１ｂを含む加減抵抗器１１ａまた
は可動コイルを含むプランジャ形アーマチュアを設けで
ある。すべてのセンサ１１の下流側に変成器１２（測定
値を整形し、平均値を形成する電気的装置）を設けてあ
り、変成器１２は例えばプリンタ、スクリーンなどのよ
うな表示装置１４が接続しているコンピュータ１３と接
続する。

トラフレバー６の作用方向下流側に全幅にまたがる支持
素子１４が固設されており、支持素子１４とその下流側
に固設された載置台１５の間に、保持素子１６ａを介し
てセンサ１７、例えばひずみ計式秤量セルと接続する秤
量板１６を介在する。

センサ１７の下流側に変成器１８が配置され、コンピュ
ータ１３と接続している。変成器１８はコンピュータ１
３における電気信号処理に備えて測定値を整形し、セン
サ１７を含む複数の秤量板を全幅に配分して使用する場
合には平均値の形成をも行う。

第２図では、載置台１５の下流側にフィードローラ１９
及びフィードテーブル２０から成る供給装置が配置され
、カードのテーカインローラ２１及びドラム２２がこれ
に続く。フィードローラ１９は保持素子１９ａ及びばね
１９ｂによって変位自在に支持されているから、フィー
ドローラ１９とフィードテーブル２０の間を通過する繊
維ウェッブ５の厚さ変動を感知することができる。タッ
プ１１ｂを介してフィードローラ１９が加減抵抗器１１
ａと接続し、加減抵抗器１１ａの出力側に進路のぶれに
対応する信号を電気的なアナログ信号に変換する変成器
１２及びコンピュータ１３が配置されている。秤量板１
６及びセンサ１７の出力側には重量ばらつきに対応する
信号を電気的なアナログ信号に変換する変成器１８及び
コンピュータ１３が接続している。

コンピュータ１３の第１演算素子１３ａにおいて、積分
及び反復による比較と長時間観察で進路ふれと重量との
関係が次第に正確になり、第２演算素子１３ｂにおいて
進路ふれと重量との関係が作成される第２演算素子１３
ｂ及び変成器１２は第３演算素子１３Ｃと接続している
。コンピュータ１３には重量表示装置１４が接続してい
る。表示装置１４の信号を例えば運転データ収集装置の
ような処理装置に供給することができる。

走行中の繊維ウェッブ５を測定する作業に関連してコン
ピュータはさらに別の使命を負う、即ち、測定時間中、
秤量センサ１７により複数回の測定が行われ、その結果
をコンピュータが記憶し、時間積分する。この積分が測
定時間中連続的に手動で測定された重量値と対比され、
関連づけられる。

こうして一定時間の測定に関して重量目盛による校正が
完了する。これにより、特定の測定値に関してこれと対
応する重量表示を行うことができる。

第３図では３基のカードＫＩ　、Ｋｚ　　、に３のフィ
ードローラ１９ａ　、　１９ｂ　、　１９ｃに、供給ウ
ニ・ノブ５の厚さ変動による進路ふれを測定する測定装
置１１　’　、　１１”　、　１１″’をそれぞれ連携
させである。測定装置１１　’　、　１１″、　１１″
’はカードに＋　　、Ｋｚ　　、に３への供給ウェッブ
５の厚さに対応する電気信号を出力し、コンピュータ１
３と接続している。カードに１には秤量板１６及び秤量
センサ１７を含む秤量装置をも連携させてあり、秤量セ
ンサ１７はカードに１への供給ウェッブ５０重量に対応
する電気信号を出力し、この秤量センサ１７もまたコン
ピュータ１３と接続している。コンピュータ１３には個
々のカードに２．に２　　、Ｋｌへの供給ウエツジ５の
重量を表示する表示装置１４ａ、１４ｂ。

１４ｃが接続されている。

第４図は第３図と同様の、ただし信号処理方式の異なる
実施例を示す。表示装置１４ａ、１４ｂ。

１４ｃはコンピュータ１３と接続するだけでなく、個々
のカードに、、に、、に、の厚さ測定装置１１　’　、
　Ｌｌ”　、　１１″′のそれぞれ連携のセンサとも接
続している。コンピュータ１３は表示装置１４ａ。

１４ｂ、１４ｃにそれぞれ校正値を供給する。

第５図は１基のカードを具えたフロック供給装置の構成
を示す。このカードは公知の態様でフィードローラ１９
、テーカインローラ２１、ドラム２２、ドツファ２３、
ストリッパローラ２４．１対のスクイズローラ２５　、
２６、ウェッブ案内素子２７、トランペット２８及びテ
ーカインローラ２９゜３０を含む。（図示しないが）ス
ライバがトランペット２８を通過し、この時、スライバ
厚が　例えば機械的に走査される。機械的に測定された
スライバ厚さのばらつきを電気信号に変換するためトラ
ンペット２８に連携させたセンサ３１が変成器３２を介
してコンピュータ■３及び表示装置１４と電気的に接続
している。コンビエータ１３は表示装置１４とも接続し
ている。フロック供給装置のテーカインローラ２，３と
カードのフィードローラ１９との間に秤量板１６及び秤
量センサ１７が介在し、秤量センサ１７はコンピュータ
１３と接続している。このように構成したから、スライ
バの重量を表示装置１４に直接表示することができる。

第５図ではカードが１基だけの例を示したが、この実施
態様を第３図のように複数カードを採用する場合にも応
用でき、この場合、各カード（Ｋ＋　　、Ｋｚ　　、Ｋ
ｚ）の下流側にスライバ厚測定装置２８　、３１を設け
る一方、１基のカード（例えばＫ１）に限ってその上流
側に秤量装置１６　、１７を設けることが好ましい。

Ｈｏｕｇｅｔ　Ｄｕｅｓｂｅｒｇ　Ｂｏｓｓｏｎ社のＲ
ｅｇｅｌｓｙｓ　ｔｅｍＳｅｒｖｏｌａｐ　ＤＣの場合
、単数または複数のβ線測定ヘッドでカード送入前のウ
ェッブ質量を測定し、得られた測定値信号に応じてカー
ドへの送入速度を調節するが、この方法ではコストが高
（つく。

【図面の簡単な説明】

第１図は厚さばらつき測定装置及びその下流側に設置さ
れた秤量装置を含む本発明の装置；第２図は厚さばらつ
き測定装置を秤量装置の下流側に接続しである装置；第
３図は各カードの上流側に厚さばらつき測定装置を設け
、１基のカードの上流側には秤量装置をも設けた複数の
カード；第４図は第３図と同様の、ただし信号処理方式
の異なる装置；第５図は各カードの下流側にスライバ厚
さ測定装置を設け、１基のカードの上流側には秤量装置
をも設けた、複数カードを含む第３図と同様の装置をそ
れぞれ略示する説明図である。１・・・供給シュート、２．３・−・テーカインローラ、４・・・載置台、　　　　　　５・・・繊維ウェッブ、
６・・・トラフレバー、　　７・・・支持ローラ、８・
・・レバーアーム、　　　１０・・・おもり、１１　、
１７・・・センサ、　　　１２　、１８・・・変成器、
１３・・・コンピュータ、　　１４・・・表示装置、１
５・・・載置台、　　　　　１６・・・秤量板、１９・
・・フィードローラ、２０・・・フィード・テーブル、２１・・・テーカインローラ、２２・・・ドラム、　　　　　２３・・・ドツファ、２
４・・・ストリッパローラ、２５　、２６・・・スクイズローラ、２８・・・トランペット、２９　、３０・・・テーカインローラ、３１・・・セン
サ、　　　　　３２・・・変成器。

Claims

【特許請求の範囲】１、少なくとも１つの測定装置により、繊維層表面の全
幅中の複数位置に発生する厚さ誤差を機械的に検出し、
変成器を介して表示装置を含む演算装置に供給する、紡
績機に供給すべき繊維量の測定装置において、厚さまた
は質量を測定する測定装置（１１ａ、１１ｂ：１１′、
１１″、１１″′）に紡績機（Ｋ＿１、Ｋ＿２、Ｋ＿３
）に送入されるまで移動中の繊維（５）を連続的に秤量
する秤量装置（秤量板１６、秤量センサ１７）を連携さ
せ、第１繊維搬送装置（２、３）によって秤量装置（１
６、１７）へ繊維を供給すると共に第２繊維搬送装置に
よって秤量装置（１６、１７）から繊維を搬出し、変成
器（１８）を介して秤量装置（１６、１７）を演算装置
と接続したことを特徴とする紡績機に供給すべき繊維量
の測定装置。２、複数のカード（Ｋ＿１、Ｋ＿２、Ｋ＿３）の上流側
に、演算装置（１３）と接続して繊維ウェッブ（５）の
厚さまたは質量を測定する測定装置（１１′、１１″、
１１″′）を１つずつ設けたことを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の装置。３、秤量装置（１６、１７）を唯１つのカード（例えば
Ｋ＿１）の上流側に設けたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項または第２項に記載の装置。４、演算装置（１３）によって求められた重量値を例え
ば運転データ収集装置のような処理装置に供給すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第３項までのい
ずれかに記載の装置。５、測定装置（１１ａ、１１ｂ；１１′、１１″、１１
″′）を表示装置（１４；１４ａ、１４ｂ、１４ｃ）と
接続したことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
４項までのいずれかに記載の装置。６、カード出口のスライバ厚測定装置（トランペット）
がスライバの厚さ誤差を検出し、変成器を介して電気信
号に変換する装置において、カード（Ｋ＿１、Ｋ＿２、
Ｋ＿３）のスライバ厚測定装置（２８、３１）を、変成
器（３２）を介して演算装置（１３）と接続したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項から第５項までのいづ
れかに記載の装置。７、秤量装置（１６、１７）を複数カードのうちの唯１
つのカード（例えばＫ＿１）の上流側に設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれ
かに記載の装置。