JP3144949U - 補助ベルト - Google Patents

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仁 竹井
彰 箱田
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Abstract

【課題】パッドをバンドに安定的に取付けると共に、パッドをバンドに対して着脱自在に設けて利便性を向上させて使用することができる補助ベルトを提供する。
【解決手段】バンド2と、バンド2の2箇所を連結して環状にする連結具3と、身体の何れかの部位に当てがわれバンド方向に沿って形成されるパッド4とを備え、パッド4をバンド2に取付けるためにバンド2を挿通させるループを形成するようにバンド方向に対して交差方向に延びる取付体を前記パッド4に設け、理学療法治療や介護の際に用いられる補助ベルト1であって、前記取付体をループの着脱開閉が可能な複数のループ片によって構成し、該取付体を4つ設けた。
【選択図】図2

Description

この考案は、理学療法治療や介護の際に用いられる補助ベルトに関する。
従来、理学療法治療や介護の際に用いられる補助ベルトは、平ベルト状のバンドに、該バンドの2箇所を係脱自在に連結する連結具と、介護作業時に介護者の身体の何れかの部位に当てがうパッドを備えたものが既に公知である(例えば特許文献1)。
上記補助ベルトのパッドは、その背面部にループを形成するようにバンド方向に対して交差方向に延びる3つの取付体を設け、該取付体にバンドに挿通して保持する構成にしている。
特開2000−140024号公報
しかし、上記文献の補助ベルトは、パッドを3つの取付体でバンドに取付けているので、パッドを長く形成して身体の腰部に当てがわせたい場合等に、バンドに対してパッドの支持が不安定になり、パッドがバンドに対してずれ易いという欠点がある。またパッドをバンドから取外す際、ループ状の取付体が連結具に引っ掛かり、パッドをバンドから簡単に取外すことが困難であるという課題がある。
上記課題を解決するため本考案の補助ベルトは、第1に、バンド2と、バンド2の2箇所を連結して環状にする連結具3と、身体の何れかの部位に当てがわれバンド方向に沿って形成されるパッド4とを備え、パッド4をバンド2に取付けるためにバンド2を挿通させるループを形成するようにバンド方向に対して交差方向に延びる取付体7を前記パッド4に設け、介護や理学治療の際に用いられる補助ベルト1において、前記取付体7をループの着脱開閉が可能な複数のループ片によって構成し、該取付体7を4つ設けたことを特徴としている。
第2に、取付体7をパッド4に等間隔に配置したことを特徴としている。
第3に、取付体7をベルベットファスナ23を用いてループの着脱開閉が可能な複数のループ片21,22で構成したことを特徴としている。
第4に、連結具3がバンドに設けられる雌側連結具8と雄側連結具9とを備えたことを特徴としている。
第5に、連結具3が合成樹脂からなることを特徴としている。
以上のように構成される本考案の補助ベルトは、パッドをバンドに取付けるためにバンドを挿通させるループを形成する取付体を4つ設けているため、3つの取付体によりパッドをバンドに取付けるものと比較して、パッドをより安定してバンドに取付けることができるという効果がある他、前記取付体をループの着脱開閉が可能な複数のループ片によって構成し、パッドがバンドに対して着脱自在になるため、利便性が向上するという効果がある。
また取付体をパッドに等間隔に配置することにより、より安定的にパッドをバンドに取付けることが可能になるという効果がある。
本考案の一実施形態を図1〜図5を参照し説明する。図1は本考案に係る補助ベルト1の使用態様を示し、図2は補助ベルト1の全体構造を示す斜視図である。図3はバンド2をループ状に連結する連結具3の分解図であり、図4はパッド4の背面図であり、図5は図4のパッド部6と取付体7の構成を示す断面図である。
この補助ベルト1は可撓性を有する平ベルト状のバンド2と、バンド2の2箇所を連結して環状にする連結具3と、バンド方向に沿って形成され身体の何れかの部位にクッション性を有し当てがわれるパッド4とからなる。
実施形態におけるバンド2は、滑らかな肌触りのよい強靭な繊維を平ベルト状に織り上げたものを、十分な長さを有して体に巻きつけることができる長さとしており、両端側を連結具3により係脱自在に連結する構成にしている。
上記連結具3は図3に示すように、バンド2の一側端に取付固定される雌側連結具8と、他端側にベルト方向に移動自在に挿入されて取付けられる雄側連結具9からなり、いずれも合成樹脂で形成することにより、使用し易い構造で軽量化された連結具3を低コストで製造することができる。雄側連結具9に形成され二股状に配列配置される上下一対の係合片11を、雌側連結具8に形成される係合穴12に嵌め込むことにより、バンド2を係脱自在にループ状に連結することができる。
上記雌側連結具8のバンド2を取付ける端部であるバンド取付端8aの反対側の端部である連結端8bには方形断面の係合穴12が上記バンド取付端側に向かって開口形成されており、雌側連結具8の上下の各端部に上記係合穴12に連通するように切欠孔13を穿設することにより、前記係合片11の抜け止めを行なうストッパ部14が雌側連結具8の上下端の上記開口端側に形成されている。
雄側連結具9のバンド2を取付ける端部であるバンド取付端9aからは、前記一対の係合片11が互いに近接する側に弾性変形可能に突出形成されている他、該一対の係合片11に挟まれるようにガイド片15が突設されている。そして、該一対の係合片11を係合穴12の上下に弾性を有して内接するように挿入すると、係合片11は係合穴12に挿入した位置決め状態で切欠孔13に臨みストッパ部14に係合することができ、バンド方向の抜け止めをしてバンド2をループ状に形成保持する。ガイド片15は、係合片11の所定以上の弾性変形を規制し且つ係合片11の係合穴12側への挿入を案内するものである。
この構成により連結具3は上記連結状態で、上下の切欠孔13に臨む一対の係合片11を互いが近接する側に押し込むとストッパ部14との係合が解除され、雄側連結具9を雌側連結具8から簡単に引き抜くことができる。ちなみに、ベルト2に対して雄側連結具9をベルト方向に移動調整することにより、連結具3を介してバンド2を環状にした際の、環状部分の径(大きさ)を調整する。
パッド4は図2,図4,図5に示すように、バンド方向の長さを人の胴周りの略半周程度に接当する長さにしていると共に、バンド幅よりやや広い幅となし、パッド面の裏側に、ループ状をなすバンド2に対して交差方向(図示する例では直交方向)に延びる取付体7を等間隔で4つに設け、該4つのループにバンド2を挿通させることにより、パッド4をバンド2に安定よく装着することができ、理学療法治療や介護の際に好適に使用できるようにしている。
実施形態のパッド4は図5で示すように、パッド部6を通気性及びクッション性を有するスポンジや合成樹脂等からなる板状の中芯16と、中芯16の内側と外側を縫代を有して覆う内カバー17と外カバー18と、両カバー17,18の外周辺を覆う縁カバー19とからなる。これにより中芯16に内カバー17と外カバー18を重ね合わせ、その周囲を縁カバー19で覆った状態で縁縫いをすると、パッド部6をクッション性を有し強靭な構成することができる。尚、内カバー17は耐摩耗性の網目部材にすることが望ましい。
また取付体7は一端が上記外カバー18と縁カバー19との間で縫込みされ他端が自由端となる一対の帯状のループ片21,22からなり、ループ片21とループ片22との重ね代の間にベルベットファスナ23を設けることにより、複数のループ片によってループの着脱開閉が可能な構成にしている。
そして、ベルベットファスナ23の貼着を外して各取付体7を構成するループ片21,22の係合を解除すると、取付体7が開状態(解放状態)になり、ベルト2へのパッド4への取付け及び取外しが可能な状態になる。
一方、上記解放状態においてバンド2をパッド部6の外カバー18に接当させてループ片21とループ片22をループが形成されるように閉じ、ベルベットファスナ23を貼着して両ループ片21,22を係合させると、バンド2を4つの取付体7に挿通した状態で保持することができる。従って、従来のもののようにループ状をなす3つの取付体にバンド2をそれぞれ通す手間をかけないで、簡単且つ安定的に保持することができる。
またパッド4は必要によりバンド2から外したい場合には、バンド2を身体に装着したままでも、各取付体7はベルベットファスナ23による固定を解除するだけでループを解放することができる。従って、パッド4はバンド2の一側に移動させたり連結具3を外すことなく、且つバンド2を身体から外さないで装着したまま、理学療法治療や介護作業の中途においても速やかに外すことができる。
次に、以上のように構成される補助ベルト1を利用して理学療法治療を行なう使用態様について図1を参照し説明する。図示する例はベッド26に仰向けに横たわる被治療者の足を、治療者が足首を持ち上げて引張り調整する治療作業を示し、1つの補助ベルト1はパッド4を被治療者の下腹部に当てた状態でバンド2をベッド26に巻きつけ固定し、別の補助ベルト1は治療者が自身の腰部にパッド4を当て、且つ腰部に巻き掛けたバンド2の他側で足を握った状態の手に巻きつけている。
これによれば治療者は、身体を後方に動かしながらバンド2を介して腰の力を手に伝えるので、腕を酷使することなく足を無理なく適切に引張ることができる。また被治療者は補助ベルト1を介しベッド26に固定されているため適正な治療を受けることができる。またバンド2は十分な長さを有して手に巻きつけられるので、腰の力をバンド2を介し握る力に変換利用して、握り位置や指圧位置の位置ずれを防止しながら、長時間の治療でも治療者及び被治療者に身体的な負担を大きくかけることなく楽に行うことができる。
また上記のような作業において、パッド4は腰の半周程度に接当していると共に、ループを形成する4つの取付体7を等間隔に配置しているため、従来の3つの取付体によりパッド4をバンド2に取付けるものと比較して、パッド4をより安定的にバンド2に保持することが可能になる。また前記取付体7をループの着脱開閉が可能な複数のループ片21,22によって構成しているので、パッド4が邪魔になり取り外す必要がある場合に速やかに外すことができるので、介護作業等においても利便性を有して使用することができる等の利点がある。
本考案に係る補助ベルトの使用態様を示す斜視図である。 図1の補助ベルトの構成を示す全体斜視図である。 連結具の雌側連結具と雄側連結具の構成を示す正面図である。 パッドの構成を示す背面図である。 図4のA―A線断面図である。
符号の説明
1 補助ベルト
2 バンド
3 連結具
4 パッド
7 取付体
8 雌側連結具
9 雄側連結具
21,22 ループ片
23 ベルベットファスナ

Claims (5)

  1. バンド(2)と、バンド(2)の2箇所を連結して環状にする連結具(3)と、身体の何れかの部位に当てがわれバンド方向に沿って形成されるパッド(4)とを備え、パッド(4)をバンド(2)に取付けるためにバンド(2)を挿通させるループを形成するようにバンド方向に対して交差方向に延びる取付体(7)を前記パッド(4)に設け、理学療法治療や介護の際に用いられる補助ベルト(1)において、前記取付体(7)をループの着脱開閉が可能な複数のループ片によって構成し、該取付体(7)を4つ設けたことを特徴とする補助ベルト。
  2. 取付体(7)をパッド(4)に等間隔に配置した請求項1の補助ベルト。
  3. 取付体(7)をベルベットファスナ(23)を用いてループの着脱開閉が可能な複数のループ片(21),(22)で構成した請求項1又は2の補助ベルト。
  4. 連結具(3)がバンドに設けられる雌側連結具(8)と雄側連結具(9)とを備えた請求項1又は2又は3の補助ベルト。
  5. 連結具(3)が合成樹脂からなる請求項1又は2又は3又は4の補助ベルト。
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