JP3144826U - エアゾール型フォーム状泥パック化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布が容易であるばかりでなく、均一塗布が可能なエアゾール型フォーム状泥パック化粧料を提供する。
【解決手段】缶ないしボンベから成る容器に、化粧料及び噴射剤をエアゾールとして収納したエアゾール型フォーム状泥パック化粧料において、ホワイトクレイ成分20〜50質量%を含むことを特徴とするエアゾール型フォーム状泥パック化粧料であり、または、ホワイトクレイ成分20〜50質量%、水分10〜40質量%、多価アルコール5〜20質量%及び、噴射剤3〜10質量%を含み、残りがその他の化粧料成分であることを特徴とするエアゾール型フォーム状泥パック化粧料である。
【選択図】図1

Description

本考案は、エアゾール型フォーム状泥パック化粧料に関し、特にホワイトクレイ成分の含有量が高く、フォーム状噴出が可能であるエアゾール型フォーム状泥パック化粧料に関する。
パック剤として知られる中に、いわゆる泥パックと言われるパック剤が、パック効果の高さから広く用いられているがクリーム状のものしか用いられておらず、パック使用者の取扱いに劣る不都合があった。即ち、クリーム状であるため、フェイスやネックに延ばすのに手間がかかり、均一塗布も困難であった。
従来、高粘度泡末の吐出するエアゾール型化粧料も知られている(特許文献1〜3参照)が、いずれもエステティックの温感パックとしての効果が見られることの開示が有るのみである。
特開2005−320252 特開2005−320378 特開2006−137722
そこで、本考案の目的は、塗布が容易であるばかりでなく、均一塗布が可能なエアゾール型フォーム状泥パック化粧料を提供することである。
本考案の上記目的は、下記構成によって達成される。
1.缶ないしボンベから成る容器に、化粧料及び噴射剤をエアゾールとして収納したエアゾール型フォーム状泥パック化粧料において、ホワイトクレイ成分20〜50質量%を含むことを特徴とするエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
2. ホワイトクレイ成分 20〜50質量%
水分 10〜40質量%
多価アルコール 5〜20質量%
噴射剤 3〜10質量%
であり、残りがその他の化粧料成分であることを特徴とする前記1に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
3.ホワイトクレイ成分が、カオリン及び/又はベントナイトであることを特徴とする前記1又は2に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
4.多価アルコールが、グリセリン及び/又は1.3−ブチレングリコール及び/又はベンチレングリコールであることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
5.噴射剤が、LPGであり、発泡剤を兼ねていることを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
6.その他の化粧料成分が、ミリスチン酸、メチルパラペン、プロピルパラベン、水酸化カリウム又は炭化水素類から選ばれる1または2以上であることを特徴とする前記1〜5のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
7.その他の化粧料成分が、植物エキスであることを特徴とする前記1〜6のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
8.植物エキスが、アロエベラ液汁、ローヤルゼリーエキス、ワイルドタイムエキス、オタネニンジンエキス、マヨラナ葉エキス、オウゴンエキス、カンゾウ根エキス、ナツメ果実エキス、ノイバラ果実エキスから選ばれる1または2以上であることを特徴とする前記7に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
9.植物エキスが、アセンヤクエキス、アルゲエキス、イチョウエキス、ウワウルシ葉エキス、エゾヘビイチゴ果実エキス、オレンジエキス、海藻エキス、褐藻エキス、カッコンエキス、カミツレエキス(カモミラエキス)、加水分解酵母エキス、カワラヨモギエキス、キイチゴエキス、キウイエキス、キゲリアアフリカーナ果実エキス、キラヤ樹皮エキス、クチナシエキス、クララエキス、紅藻エキス、クロレラエキス、グレープフルーツエキス、クワエキス、月桃エキス(ゲットウ葉エキス)、紅茶エキス、コメヌカエキス、コンキオリン液、シソエキス、シナノエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウハッカエキス、茶エキス、トウニンエキス、トマトエキス、ニンジンエキス、ハチミツ、バラエキス、ヒバマタエキス、ビワ葉エキス、ブドウ葉エキス、プラセンタエキス、プルーン分解物、ボタンエキス、ホップエキス、マロニエエキス、マンゴー果実エキス、ミモザテヌイフローラ樹皮エキス、モモ葉エキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ユーカリエキス、ライム果汁、ラベンダーエキス、リンゴエキス、緑藻エキス、レイシエキス、レモンエキス、ノバラエキス、ローズマリーエキス、マグワ根皮エキスから選ばれる1または2以上であることを特徴とする前記7に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
10.その他の化粧料成分が、ビタミンA、ビタミンA誘導体、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンC誘導体、ビタミンE、ビタミンE誘導体、その他のビタミン又はビタミン誘導体、又はコラーゲン、シルク液から選ばれる1または2以上であることを特徴とする前記1〜9のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
11.その他の化粧料成分が、アスタキサンチン、アルジルリン、アルブチン、イソフラボン、エラグ酸、カイネチン、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、プラセンタエキス、セラミド、ハイドロキノン、白金ナノコロイド、フラーレン、リピジュア、ルシノール、キャッツクローの熱水抽出物(AC−11)、アミノ酸から形成されるタンパク質(EGF)から選ばれる1または2以上であることを特徴とする前記1〜9のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
本考案によれば、ホワイトクレイ成分が高濃度でフォーム状に吐出でき、塗布が容易なだけでなく、均一塗布ができて、美容効果が大である。
図1に従って、本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料の代表的な一実施例を詳細に説明する。
本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料における容器20は、フォーム状に噴射される組成物を収納する缶ないしボンベとフォーム状噴射のための構造とから成り、封入したガスの圧力に耐える強度を持っていることが必要であり、缶ないしボンベを構成する材質並びにその構造、或いは備えるノズルの構造などは、エアゾール型フォーム状噴射のための構造を有する公知の或いは市販品の各種の構成を採用することができる。
図1中、21は製造元、販売元等の表示、22は本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料の使用例を図示した表示、23は使用方法及び使用上の注意表示を各々示している。
本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料は、ホワイトクレイ成分(好ましくは、カオリン、ベントナイトのいずれか一方、より好ましくは両者。)及び化粧料成分に、噴射剤を含有して成っており、例えば、カオリン・ベントナイト、水分、グリセリン、酸化チタン、LPG(液化石油ガス)、ペンチレングリコール、ミリスチン酸、メチルパラベン、プロピルパラベン、1.3−ブチレングリコールを含む。
そして、本考案において用いられるホワイトクレイ成分は、20〜50質量%の含有量であり、好ましくは30〜45質量%である。本考案の含有量を下回ると塗布容易性及び均一塗布性ともに損なわれて泥パックの美容効果が劣り、上回ると均一塗布が困難となり、断熱効果も劣る。
本考案に用いられる水分は10〜40質量%であり,好ましくは25〜35質量%である。本考案の含有量を下回ると均一塗布が困難となり,上回ると美容効果が劣る。
本考案に用いられる多価アルコール成分は、水酸基を分子構造内に2個以上有し、通常化粧料に用いるものであれば特に限定されないが、例えば、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量1000未満)、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ソルビトール等が挙げられ、これらの中から一種又は二種以上を組み合わせて配合することができる。
本考案に用いられる多価アルコール成分は、5〜20質量%であり、好ましくは6〜15質量%である。本考案の含有量を下回ると洗い流した後のしっとり感を損なう場合があり、上回ると泡が硬くなり易くて肌に塗布し難くなる場合がある。
本考案に用いられる噴射剤は、LPG(液化石油ガス)の場合、発泡のためのガス成分を兼ねており、含有量は、3〜10質量%であり、好ましくは4〜8質量%である。本考案の含有量を下回ると発泡性が劣り、上回ると発泡過多になる場合がある。
本考案に用いられるその他の化粧料成分としては、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することができ、例えば、ミリスチン酸、メチルパラペン、プロピルパラベン、水酸化カリウム又は炭化水素類等を挙げることができる。
ミリスチン酸に代表される高級脂肪酸は、0.5〜2質量%の含有量が好ましく、より好ましくは1〜1.8質量%である。
パラベン類の含有量は、0.1〜1.0質量%が好ましい。
炭化水素類は、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、水添ハチミツ、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられ、含有量は、0.1〜1.0質量%が好ましい。
本考案に用いられるその他の化粧料成分として、植物エキスが挙げられ、例えば、アロエベラ液汁、ローヤルゼリーエキス、ワイルドタイムエキス、オタネニンジンエキス、マヨラナ葉エキス、オウゴンエキス、カンゾウ根エキス、ナツメ果実エキス、ノイバラ果実エキス等である。これら植物エキスの含有量は、0.5〜10質量%が好ましい。
本考案に用いられる植物エキスの例は、上記に限定されず、例えば、アセンヤクエキス、アルゲエキス、イチョウエキス、ウワウルシ葉エキス、エゾヘビイチゴ果実エキス、オレンジエキス、海藻エキス、褐藻エキス、カッコンエキス、カミツレエキス(カモミラエキス)、加水分解酵母エキス、カワラヨモギエキス、キイチゴエキス、キウイエキス、キゲリアアフリカーナ果実エキス、キラヤ樹皮エキス、クチナシエキス、クララエキス、紅藻エキス、クロレラエキス、グレープフルーツエキス、クワエキス、月桃エキス(ゲットウ葉エキス)、紅茶エキス、コメヌカエキス、コンキオリン液、シソエキス、シナノエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウハッカエキス、茶エキス、トウニンエキス、トマトエキス、ニンジンエキス、ハチミツ、バラエキス、ヒバマタエキス、ビワ葉エキス、ブドウ葉エキス、プラセンタエキス、プルーン分解物、ボタンエキス、ホップエキス、マロニエエキス、マンゴー果実エキス、ミモザテヌイフローラ樹皮エキス、モモ葉エキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ユーカリエキス、ライム果汁、ラベンダーエキス、リンゴエキス、緑藻エキス、レイシエキス、レモンエキス、ノバラエキス、ローズマリーエキス、マグワ根皮エキス等を挙げることができる。
本考案に用いられるその他の化粧料成分についても上記に限定されず、例えば、ビタミンA、ビタミンA誘導体、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンC誘導体、ビタミンE、ビタミンE誘導体、その他のビタミン又はビタミン誘導体、又はコラーゲン、シルク液、並びに公知公用の栄養素ないし栄養成分を含有することができる。
本考案に用いられるその他の化粧料成分としては、更に、アスタキサンチン、アルジルリン、アルブチン、イソフラボン、エラグ酸、カイネチン、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、プラセンタエキス、セラミド、ハイドロキノン、白金ナノコロイド、フラーレン、リピジュア、ルシノール、キャッツクローの熱水抽出物(AC−11)、アミノ酸から形成されるタンパク質(EGF)が挙げられる。
尚、これらについて若干の説明を加える
アスタキサンチンは、自然界が生み出す代表的な色素の1つカロテノイドの一種で、キサントフィル類の仲間である。ヘマトコッカスなどの藻類に含まれるアスタキサンチンは、食物連鎖によりオキアミやサクラエビやサケの体に蓄えられ、イクラや筋子を美しく彩っている。カロチンなどと同じカロテノイドの仲間で、サケ・エビ・カニや海藻などの魚介類に多く含まれる赤い色素である。
アルジルリン(アルジェリン)(成分名:アセチルヘキサペプチド−3)は、植物から抽出しアレルギーが起こりにくいように安定化した物質である。
アルブチンは、コケモモ、ウワウルシ等の植物にも含まれる天然型(β−グルコシド型)の配糖体である。
イソフラボンは、大豆胚芽に特に多く含まれるフラボノイドの一種である。今のところ、ダイゼイン、ゲニステインを代表とする15種類の大豆イソフラボンが確認されている。
エラグ酸は、ある種の果物や木の実の中で自然に造られるフェノール系成分である。
カイネチンは、広葉樹の中から抽出される植物ホルモンである。
コエンザイムQ10は、全身60兆個の細胞一つ一つに存在し、心臓、肝臓、腎臓に多く含まれる物質である。
ヒアルロン酸は、鶏のとさかから抽出される成分である。
プラセンタエキスは、胎盤から抽出した成分である。
フラーレンは、炭素原子が球状のネットワーク構造を成している化合物である。
ルシノールは、構造的にモミの木に含まれる物質に類似したレゾルシン誘導体で、化粧品に使われる薬用美肌成分の一種である。
キャッツクローの熱水抽出物(AC−11)は、南米原産のハーブの一種である。
アミノ酸から形成されるタンパク質(EGF)は、膚の表面にある受容体と結びつき、新しい細胞の生産を促進する、体内で53個のアミノ酸から形成されるタンパク質の一種である。これらのその他の化粧料成分は、本考案の目的を損なわない範囲内の量で用いられる。
これら組成物の成分の1部は除くことができるし、また逆に別な成分を追加することもできる。
これらの組成物を構成する成分は、含有させることにそれぞれの理由があることは従来のクリーム状泥パック化粧料の技術分野で知られていることであり、本考案においても同様の理由を有する。
本考案に用いられる噴射剤としては、スプレー噴射のための噴射剤として公知のものを特別の制限がなく利用することができる。例えば、LPGの外に、塩素化、フッ素化及び塩素−フッ素化低分子量炭化水素類、低分子量炭化水素混合物[例、フィリップ ペトロリウム社(Phillips Petroleum Company)の子会社のフィリップ ケミカル社(Phillips Chemical Co.)製のプロペラントA46(Propellant A46)として商業的に知られているブタン、イソブタン及びプロパンの混合物]、エーテル類及びハロ炭化水素類例えばジメチルエーテル或いはジクロロジフルオロメタン単独或いはそれとジクロロテトラフルオロエタンとの混合物などが挙げられる。炭化水素及びハロ炭化水素噴射剤と亜酸化窒素との混合物も用いることができる。更には、窒素及び二酸化炭素も又噴射ガスとして用いられる。それらは容器の内容物を放射するのに十分な割合で用いられる。
本考案は着色剤を用いてもよく、用いられる着色剤として、化粧品用組成物に通常使用されている顔料・染料及び/又は真珠光沢剤及び/又はシルクパウダー及び/又はフィラーを含有する粒子相を有するものであってもよい。顔料は、最終組成物の質量に対して0〜10質量%、好ましくは0〜5質量%の割合で組成物中に存在し、白色の無機物及び/又は有機物で、通常のサイズ又はナノメートルサイズのものであってよい。酸化チタン、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム又は二酸化セリウム、並びに酸化亜鉛及びある種の金属パウダー、例えば銀又はアルミニウムパウダーを挙げることができる。また、カルシウム、バリウム、アルミニウム、又はジルコニウム塩のレーキ類、又は酸性染料を挙げることもできる。
真珠光沢剤を加えることもでき、含有量は、0〜20質量%、好ましくは8〜15質量%の割合で組成物中に存在させてもよく、天然真珠母、酸化チタン、酸化鉄、天然顔料又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、並びに有色のチタンマイカを挙げることができる。
シルクパウダーを加えることもでき、含有量は、0〜30質量%、好ましくは5〜15質量%の割合で組成物中に加えることができ、シルクを紛粒化した公知のものを特別の制限なく利用することができる。
フィラーを加えることもでき、含有量は、0〜30質量%、好ましくは5〜15質量%の割合で組成物中に加えることができ、無機又は合成、ラメラ状又は非ラメラ状であってもよい。タルク、マイカ、シリカ、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、テフロン(登録商標)、デンプン、窒化ホウ素、ポリマーのミクロスフィア、例えばエクスパンセル(Expancel)[ノーベル・インダストリー社(Nobel Industrie)]、ポリトラップ(polytrap)[ダウコーニング社(Dow Corning)]、及びシリコーン樹脂のマイクロビーズ[例えば、東芝のトスパール(Tospearls)]、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム又は水化炭酸マグネシウム、又は8〜22の炭素原子を有する有機カルボン酸から誘導された金属石鹸を挙げることができる。
本考案に用いられる一般的化粧料成分としては、上記の他、油脂性物質、有機溶媒、シリコーン、増粘剤、緩和剤、水和剤、香料、保存剤、界面活性剤、増量剤、金属イオン封鎖剤、陰イオン、陽イオン、非イオン、両性ポリマー又はそれらの混合物、推進剤、アルカリ剤又は酸性剤、又は化粧品中に通常使用する他のあらゆる成分のような普通に使用する化粧品補助剤を含有してよい。
次に、本考案に係る組成物の利用法は、従来のエアゾールタイプのフォーム状化粧料と同様に、容器を振った後に噴射させ、フォーム状泥パック剤を得、これを従来と同じくフェイス等に塗布すれば良い。また、5〜10分位後に、ぬるま湯で洗い流せばよい。
次に実施例によって本考案を詳細に説明する。
〔実施例1〕
本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料の組成分を下記の通り作成し、スプレー式耐圧缶に密封した。
カオリン・ベントナイト 39.68質量%
水分量 30.11質量%
酸化チタン 7.21質量%
グリセリン 6.62質量%
LPG(液化石油ガス) 6.00質量%
ペンチレングリコール 1.86質量%
ミリスチン酸 1.41質量%
メチルパラベン 0.12質量%
プロピルパラベン 0.09質量%
1.3−ブチレングリコール 3.60質量%
残りは、炭化水素類、植物エキスを含むその他の化粧料成分である。
かかる本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料は、よく振って缶からフォーム状泥パックを吐出させることができ、肌に容易に且つ均一に塗布できた。そしてフォーム状泥のため断熱効果が高く、優れた美容効果が得られることを確認した。また、水洗後は、さっぱり感があることも確認できた。
〔比較例1〕
実施例1において、ホワイトクレイ成分を15質量%に減量し、その分の噴射剤を増量したことのみ異ならせたところ、塗布の容易性及び均一塗布性ともに損なわれた。
〔比較例2〕
実施例1において、ホワイトクレイ成分を55質量%に増量し、その分の噴射剤を減量したことのみ異ならせたところ、均一塗布性が損なわれるばかりでなく、断熱効果も損なわれた。
本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料の一実施例を示す概略斜視図
符号の説明
20 容器
21 製造元、販売元等の表示
22 本考案に係るエアゾール型フォーム状泥パック化粧料の使用例を図示した表示
23 使用方法及び使用上の注意表示

Claims (11)

  1. 缶ないしボンベから成る容器に、化粧料及び噴射剤をエアゾールとして収納したエアゾール型フォーム状泥パック化粧料において、ホワイトクレイ成分20〜50質量%を含むことを特徴とするエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  2. ホワイトクレイ成分 20〜50質量%
    水分 10〜40質量%
    多価アルコール 5〜20質量%
    噴射剤 3〜10質量%
    であり、残りがその他の化粧料成分であることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  3. ホワイトクレイ成分が、カオリン及び/又はベントナイトであることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  4. 多価アルコールが、グリセリン及び/又は1.3−ブチレングリコール及び/又はベンチレングリコールであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  5. 噴射剤が、LPGであり、発泡剤を兼ねていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  6. その他の化粧料成分が、ミリスチン酸、メチルパラペン、プロピルパラベン、水酸化カリウム又は炭化水素類から選ばれる1または2以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  7. その他の化粧料成分が、植物エキスであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  8. 植物エキスが、アロエベラ液汁、ローヤルゼリーエキス、ワイルドタイムエキス、オタネニンジンエキス、マヨラナ葉エキス、オウゴンエキス、カンゾウ根エキス、ナツメ果実エキス、ノイバラ果実エキスから選ばれる1または2以上であることを特徴とする請求項7に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  9. 植物エキスが、アセンヤクエキス、アルゲエキス、イチョウエキス、ウワウルシ葉エキス、エゾヘビイチゴ果実エキス、オレンジエキス、海藻エキス、褐藻エキス、カッコンエキス、カミツレエキス(カモミラエキス)、加水分解酵母エキス、カワラヨモギエキス、キイチゴエキス、キウイエキス、キゲリアアフリカーナ果実エキス、キラヤ樹皮エキス、クチナシエキス、クララエキス、紅藻エキス、クロレラエキス、グレープフルーツエキス、クワエキス、月桃エキス(ゲットウ葉エキス)、紅茶エキス、コメヌカエキス、コンキオリン液、シソエキス、シナノエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウハッカエキス、茶エキス、トウニンエキス、トマトエキス、ニンジンエキス、ハチミツ、バラエキス、ヒバマタエキス、ビワ葉エキス、ブドウ葉エキス、プラセンタエキス、プルーン分解物、ボタンエキス、ホップエキス、マロニエエキス、マンゴー果実エキス、ミモザテヌイフローラ樹皮エキス、モモ葉エキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ユーカリエキス、ライム果汁、ラベンダーエキス、リンゴエキス、緑藻エキス、レイシエキス、レモンエキス、ノバラエキス、ローズマリーエキス、マグワ根皮エキスから選ばれる1または2以上であることを特徴とする請求項7に記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  10. その他の化粧料成分が、ビタミンA、ビタミンA誘導体、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンC誘導体、ビタミンE、ビタミンE誘導体、その他のビタミン又はビタミン誘導体、又はコラーゲン、シルク液から選ばれる1または2以上であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
  11. その他の化粧料成分が、アスタキサンチン、アルジルリン、アルブチン、イソフラボン、エラグ酸、カイネチン、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、プラセンタエキス、セラミド、ハイドロキノン、白金ナノコロイド、フラーレン、リピジュア、ルシノール、キャッツクローの熱水抽出物(AC−11)、アミノ酸から形成されるタンパク質(EGF)から選ばれる1または2以上であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のエアゾール型フォーム状泥パック化粧料。
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