JP3144587B2 - 光磁気情報再生装置 - Google Patents

光磁気情報再生装置

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JP3144587B2 JP04778992A JP4778992A JP3144587B2 JP 3144587 B2 JP3144587 B2 JP 3144587B2 JP 04778992 A JP04778992 A JP 04778992A JP 4778992 A JP4778992 A JP 4778992A JP 3144587 B2 JP3144587 B2 JP 3144587B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体の記録
情報を再生する光磁気情報再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光磁気ディスクを記録媒体として
用いた光磁気情報記録再生装置は、可搬性があること、
記憶容量が大きいこと、消去書き換えが可能なことなど
より、大きな期待が寄せられている。図15はその従来
の光磁気情報記録再生装置の光学系を示した構成図であ
る。図15において、19は記録再生用光源である半導
体レーザであり、この半導体レーザ19から射出された
発散光束はコリメータレンズ20で平行化され、ビーム
整形プリズム21で断面円形状の平行光束に修正され
る。この平行光束は、ここでは紙面に平行方向に偏光方
向を持つ直線偏光(以下、P偏光という)の光束とす
る。このP偏光の光束は、偏光ビームスプリッタ22に
入射する。偏光ビームスプリッタ22の特性としては、
例えばP偏光の透過率は60%、反射率は40%、P偏
光の偏光方向に垂直な方向の偏光方向を持つ直線偏光
(以下、S偏光という)の光の透過率は0%、反射率は
100%である。偏光ビームスプリッタ22を透過した
P偏光の光束は、対物レンズ23により集光され、光磁
気ディスク24の磁性層上に光スポットが形成される。
またこの光スポット照射部に磁気ヘッド25から外部磁
界が印加され、磁性層上に情報磁区が記録される。
【0003】光磁気ディスク24からの反射光は、対物
レンズ23を介して偏光ビームスプリッタ22に戻さ
れ、ここで反射光の一部が分離されて再生光学系へもた
らされる。再生光学系では、分離光束を別に用意した偏
光ビームスプリッタ26で更に分離する。偏光ビームス
プリッタ26の特性としては、例えばP偏光の透過率は
20%、反射率は80%、S偏光の透過率は0%反射
率は100%である。偏光ビームスプリッタ26で分離
された一方の光束は、再生光学系27に導かれ、後述す
るように再生信号が生成される。また、他方の光束は集
光レンズ35を介してハーフプリズム36へ導かれ、こ
こで2つに分割されて、一方が光検出器37に、他方が
ナイフエッジ38を介して光検出器39へ導かれる。そ
して、これらの制御光学系により光ビームのオートトラ
ッキング制御やオートフォーカシング制御のためのサー
ボエラー信号が生成される。
【0004】再生光学系27は、光束の偏光方向を45
度回転させるための1/2波長板28、光束を集光する
集光レンズ29、偏光ビームスプリッタ30、偏光ビー
ムスプリッタ30により分離された光束をそれぞれ検出
するための光検出器31及び32から構成されている。
偏光ビームスプリッタ30の特性としては、P偏光の透
過率は100%、反射率は0%、S偏光の透過率は0
%、反射率は100%である。光検出器31と32で検
出された信号は、差動アンプ33で差動検出され再生信
号34が生成される。ここで光磁気記録媒体において
は、垂直磁化の方向の違いにより情報を記録するのであ
るが、記録方式には光変調方式や磁界変調方式などがあ
る。光変調方式は記録媒体に一定の外部磁界を印加しな
がら、記録情報に応じて変調されたレーザビームを照射
する方式である。また、磁界変調方式は記録媒体に一定
強度のレーザビームを照射しながら、記録情報に応じて
変調した外部磁界を印加する方式である。
【0005】ところで、この磁化の方向の違いにより情
報が記録された光磁気媒体に、直線偏光を照射すると、
その反射光の偏光方向は磁化の方向の違いにより右回り
か左回りかに回転する。例えば、光磁気記録媒体に入射
する直線偏光の偏光方向を図16に示すように、座標軸
P方向とし、下向き磁化に対する反射光は+θk 回転し
たR+ 、上向き磁化に対する反射光は−θK 回転したR
- とする。そこで、図16に示すような方向に検光子を
置くと、検光子を透過してくる光は、R+ に対しA、R
- に対しBとなり、これを光検出器で検出すると、光強
度の差として情報を得ることができる。図15の例で
は、偏光ビームスプリッタ30が検光子の役目をしてい
て、分離した一方の光束に対し、P軸から+45度、他
方の光束に対し、P軸から−45度の方向の検光子とな
る。つまり、光検出器31と32で得られる信号成分は
逆相となるので、個々の信号を差動検出することで、ノ
イズが軽減された再生信号を得ることができる。また、
最近では記憶容量を上げるために、情報ピットの中心位
置に意味を持たせるマーク間記録方式から、情報ピット
の長さに意味を持たせるマーク長記録方式へと移行しつ
つある。このマーク長記録方式は、光ヘッドで光学的に
情報ピットの位置を検出した後、電気的に信号を処理し
て情報ピットのエッジ部を検知するものである。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の光磁気記録媒体は、その偏光回転角θk が〜1度と
非常に小さいため、図16で示したS軸方向のみの光を
用いて情報の再生を行なうことが困難であった。そのた
め、従来においては図15で示したような偏光ビームス
プリッタ30を用いてP軸方向の光とS軸方向の光を干
渉させることによって情報の再生を行っていた。従っ
て、こうした再生方式では光ヘッドの部分点数が多くな
り、構成が複雑かつ大型化するという問題があった。ま
た、マーク長記録方式ではドメインのエッジ部を検知す
る必要があるが、上記従来例ではエッジ部の検知を光学
的に直接行っておらず、そのためにドメインの大きさが
光スポット程度になってくると、エッジ部の検知位置の
シフトが生じ、情報を正確に検出できないという問題が
あった。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は光ヘッドの構成部品を
削減でき、また情報ピットのエッジ位置をも正確に検出
できるようにした光磁気情報再生装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光磁気
記録媒体に対物レンズを介して光ビームを照射し、その
反射光から記録情報を再生する光磁気情報再生装置にお
いて、前記反射光に含まれる前記光磁気記録媒体の光磁
気効果により生じた光と前記対物レンズの曲面で回折し
て生じた光から入射光の偏光方向と垂直な偏光成分を分
離する偏光ビームスプリッタと、前記分離された光を検
出すると共に、検出面が少なくとも2つに分割され、か
つその主たる分割線が前記記録媒体のトラックに対して
平行方向に配置された多分割光検出器と、前記多分割光
検出器の検出面の検出信号を差動検出、或は加算後得ら
れた和信号を差動検出することにより再生信号を生成す
る手段とを有することを特徴とする光磁気情報再生装置
によって達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の光磁気情報再生装
置の一実施例を示した構成図である。なお、図1では図
15に示した従来装置と同一機能を有するものについて
は同一符号を付し、本実施例ではその詳細な説明は省略
する。図1において、対物レンズ23としてはNAが0.
55程度のもので、大きな曲率面を持つものが使用されて
いる。この対物レンズ23の曲率面に半導体レーザ19
からの直線偏光の光束が入射すると、この光に垂直の偏
光に対する反射率が著しく異なるために、偏光面が回転
し、入射光の偏光面と垂直な偏光だけをみると、後述す
るように四つ葉のクローバーのような回折像が得られ
る。半導体レーザ19の光束は、従来と同様に紙面と平
行方向に偏光方向をもつ直線偏光(P偏光)である。対
物レンズ23と偏光ビームスプリッタ22の間には、1
/2波長板1が設けられている。また、2は偏光ビーム
スプリッタであり、ここではP偏光成分の透過率は10
0%、反射率は0%、S偏光成分の透過率は0%、反射
率は100%のものが使用されている。更に、3は集光
レンズ、4は2分割光検出器、5は差動アンプである。
2分割光検出器4はその分割線が光磁気ディスク24の
情報トラックと直交するように配置されている。その他
の構成は図15に示した従来装置と同じである。また、
情報記録方式は磁界変調方式、制御光学系におけるオー
トフォーカス制御方式はナイフエッジ方式、オートトラ
ッキング制御方式はプッシュプル方式が採用されてい
る。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
1/2波長板1の働きについて図2を用いて説明する。
図2(a−1)、(a−2)、(a−3)は入射偏光成
分の振る舞い、図2(b−1)、(b−2)、(b−
3)は光磁気ディスク24上の情報に従って生じる入射
偏光成分に垂直な偏光成分の振る舞い、図2(c−
1)、(c−2)、(c−3)は対物レンズ23の曲面
で回折して生じる入射偏光成分に垂直な偏光成分の振る
舞いを示す。また、図2(a−1)、(b−1)、(c
−1)は1/2波長板1に入射する前の入射光につい
て、図2(a−2)、(b−2)、(c−2)は反射光
で対物レンズ23を再び通って1/2波長板1に入射す
る前について、図2(a−3)、(b−3)、(c−
3)は反射光で1/2波長板1を通過したものについて
示したものである。更に、図中PはP偏光方向、SはS
偏光方向を示し、点線は1/2波長板1の光学軸の方向
を示す。なおここではP偏光方向と22.5度の角度を
なすように配置されている。
【0011】ここで、1/2波長板1に入射する前の入
射光は、図2(a−1)に示すようにP偏光であるが、
この時は図2(b−1)、(c−1)に示す如く、まだ
S偏光は生じていない。光磁気ディスク24で反射さ
れ、対物レンズ23を経て1/2波長板1に入射する前
の反射光については、図2(a−2)に示すように入射
偏光成分の偏光面は、1/2波長板1を1度通過するこ
とにより、45度回転する。光磁気ディスク24上で
は、トラックの方向に対し45度の角度をなす方向に偏
光した光となる。また、光磁気ディスク24の光磁気効
果(カー効果やファラディー効果)によって、図2(b
−2)に示すように図2(a−2)の光の偏光方向と垂
直な偏光成分の光が生じる。更に、図2(a−2)の光
が対物レンズ23を往復することで、図2(c−2)に
示すように同じく図2(a−2)の光の偏光方向と垂直
な偏光成分の光が生じる。そして、それぞれの反射光が
1/2波長板1を通過すると、入射偏光成分は図2(a
−3)に示すようにP偏光に戻り、光磁気効果で生じた
光と対物レンズ23の曲面で生じた光はそれぞれS偏光
の光となる。これらの光の強度の関係は、(入射偏光成
分)>(対物レンズ23の曲面で生じた光)>(光磁気
効果で生じた光)となる。
【0012】光磁気ディスク24で反射したP偏光、S
偏光のそれぞれの反射光束は、偏光ビームスプリッタ2
2により再生光学系へと分離され、偏光ビームスプリッ
タ2に入射する。偏光ビームスプリッタ2の特性は、前
述の如くP偏光の透過率は100%、反射率は0%、S
偏光の透過率は0%、反射率は100%であるため、反
射光束はP偏光の光束とS偏光の光束に分離される。P
偏光の光束は偏光ビームスプリッタ2をそのまま透過
し、従来同様に制御光学系でオートフォーカス、オート
トラッキング制御のためのフォーカスエラー信号、トラ
ッキングエラー信号が生成される。一方、S偏光の光束
は偏光ビームスプリッタ2で反射され、集光レンズ3を
介して2分割光検出器4に入射する。そして、2分割光
検出器4の各光検出面4−1、4−2で検出され、この
それぞれの検出信号を差動アンプ5で差動検出すること
により再生信号6が生成される。ここで、2分割光検出
器4の分割線は、前述したように光磁気ディスク24の
情報トラックに対して直交する方向に設けられている。
また、2分割光検出器4に入射する光は、図2で示した
光束のうち光磁気効果によって生じるS偏光の光束と、
対物レンズ23の曲面で生じるS偏光の光束である。
【0013】光磁気効果によって生じるS偏光の光束
は、図16から明らかなように上向き磁化に対するS+
の光束と、下向き磁化に対するS- の光束とであり、両
者の位相差はπである。つまり、光スポット内に上向き
磁化と下向き磁化の境界(エッジ部)が入って来ると、
深さλ/4(λは光の波長)のピットと同様の光の回折
が生じる。このことについては、詳しく後述する。ま
た、対物レンズ23の曲面で生じるS偏光の光束につい
ては、以下の通りとなる。図3において、矢印Aは情報
トラックの方向を示し、また図3(a)は下向き磁化に
対する光磁気効果によって生じるS+ の光の分布、図3
(c)は図1で示した光ヘッドで1/2波長板1がない
場合の対物レンズ23の曲面で生じるS偏光の回折光の
分布を示している。後で説明するが、このままでは光磁
気効果によって生じた回折光との重なりが悪く、直流成
分としかならない。そこで、1/2波長板1を設けるこ
とにより、対物レンズ23の曲面で生じるS偏光の回折
光の分布を図3(b)に示すように変えることができ
る。この図3(b)に示した4つ葉状の分布において
は、互いに向い合う葉の光の位相はそれぞれ同じで、隣
り合う葉の光の位相差はπとなる。図3(b)の光は、
光磁気ディスク24上の磁化の向きに関係なく、2分割
光検出器4上に入射する。図3のB−B′の断面におけ
る光の振幅を図4に示す。本実施例では、この図3
(b)の対物レンズ23の曲面で生じる光束と、光磁気
効果によって生じる光束とを干渉させ、その結果の光量
分布の変化を検出し情報を再生するものである。
【0014】図5を用いて更に詳しく説明する。図5
(a)は記録された磁区と再生用の光スポットを示した
図で、7は情報トラック、8は磁界変調方式で記録され
たドメインである。なお、記録方式としては光変調方式
でもかまわない。また、本実施例では初期化時に光磁気
ディスク24の磁化は全て下向きに初期化され、従って
記録されたドメイン8の磁化は上向きになっている。光
スポット9はこうしたドメイン8が記録された情報トラ
ック7上を10、11、12、13として示すようにA
方向に走査する。図5(b)は図5(a)の光スポット
の各位置における2分割光検出器4上の光の分布を示し
た図である。光スポット9及び13の位置では、光スポ
ット内の磁化は全て下向きであるので、光の回折は生じ
ず、2分割光検出器4上での分布は、14及び18で示
すように円形となる。また、光スポット10及び12の
位置では、光スポット内に上向き磁化と下向き磁化との
円弧状の境界、即ちドメイン8のエッジが位置するため
に、情報トラック7に平行方向に光が回折され、15及
び17で示すように、横方向に分布が分かれ、左右の光
の位相差はπとなる。ただし、15と17では左右の位
相が逆転している。さらに、光スポット11の位置では
光スポット内の上下の位置にわずかに下向き磁化が入っ
ているため、トラックと直交する方向に光がやや回折さ
れ、16で示すように少し上下方向に延びた分布とな
る。このときの光の位相は、14や18に比べπの差が
ある。
【0015】図5(c)は図5(b)に示した各2分割
光検出器4上の光をB−B′断面での振幅分布として表
わした図で、光スポット9、11、13の位置では光の
強度分布は左右対称となる。ドメイン8のエッジ部に位
置する光スポット10、12の位置では、光の強度分布
は左右非対称となる。また、図5(d)は図5(c)に
示した分布と図4に示した分布を干渉させた結果の光の
強度分布を示した図である。図5(c)と同様に光スポ
ット9,11,13の位置で強度分布は左右対称とな
り、ドメイン8のエッジの光スポット10、12の位置
では左右非対称となる。図5(e)は以上の2分割光検
出器4の各光検出面4−1、4−2の出力信号を差動ア
ンプ5で差動検出して得られた再生信号を示した図であ
る。光スポット9、11、13の位置では、前述の如く
2分割光検出器4のB−B′断面における強度分布が左
右対称であるために、差動アンプ5で差動検出すると、
図5(e)に示すように出力信号は0となり、再生信号
は現われない。これに対してドメイン8のエッジが位置
する光スポット10及び12の位置では、強度分布が左
右非対称であるために、図5(e)に示すように正また
は負の方向にピークをもつ再生信号を得ることができ
る。従って、この再生信号の正、負のピーク位置を検出
することにより、ドメイン8のエッジ位置を検出するこ
とができる。
【0016】このように本実施例にあっては、光磁気デ
ィスク24の光磁気効果によって生じた光と対物レンズ
23の曲面で回折して生じた光を干渉させ、その光量分
布の変化を検出することにより、従来P軸、S軸の光を
干渉させるために必要であった偏光ビームスプリッタが
不要となり、その分光ヘッドの構成を簡単化することが
できる。また、ドメインのエッジを光学的に直接検出す
るために、ドメインと光スポットの大きさに関係なく、
ドメインのエッジ位置を正確に検出することができる。
【0017】図6は本発明の他の実施例を示した構成図
である。本実施例では、2分割光検出器4の分割線は光
磁気ディスク24の情報トラックに対して平行に設けら
れており、この2分割光検出器4の各光検出器の検出信
号を差動検出することで、再生信号が生成することがで
きる。また、図1の実施例で示した1/2波長板1は使
用されていない。その他の構成は図1の実施例と同じで
ある。半導体レーザ19の光束は、同様に紙面と平行方
向に偏光方向をもつ直線偏光(P偏光)で、この光束は
コリメータレンズ20、ビーム整形プリズム21、偏光
ビームスプリッタ22、対物レンズ23を経由して光磁
気ディスク1に照射される。対物レンズ23は前記実施
例と同様にNAが0.55程度のもので、大きな曲率面を有
する。そして、P偏光の入射光束は対物レンズ23で微
小光スポットに絞られて光磁気ディスク24に照射され
る。このときのP偏光の偏光方向は、光磁気ディスク2
4のトラックと平行または垂直方向にしてある。光磁気
ディスク24に光束が入射した場合、そのディスクの光
磁気効果(カー効果やファラデー効果)によって、P偏
光と垂直な成分であるS偏光が生じる。光磁気ディスク
24に入射した光束はその媒体面で反射され、再び対物
レンズ23を通って平行光束になる。この平行光束に
は、光磁気ディスク24で生じたS偏光のほかに対物レ
ンズ23の曲面で生じたS偏光が含まれている。
【0018】この光磁気ディスク24からの反射光束は
偏光ビームスプリッタ22で反射され、偏光ビームスプ
リッタ2に導かれる。偏光ビームスプリッタ2の特性
は、P偏光の透過率は100%、反射率は0%、S偏光
の透過率は0%、反射率は100%である。これによ
り、P偏光の光束は偏光ビームスプリッタ2を透過して
制御光学系へ導かれ、S偏光の光束は反射されて再生光
学系の集光レンズ3側へ導かれる。制御光学系では、オ
ートフォーカス、オートトラッキング制御のための各エ
ラー信号が生成される。また、集光レンズ3に導かれた
S偏光の光束は、2分割光検出器4の各光検出器で検出
され、更にその各光検出器の検出信号を差動アンプ5で
差動検出することにより、再生信号6が生成される。2
分割光検出器4の分割線は、前述のように光磁気ディス
ク24のトラックに平行に設けてあり、この光検出器4
に入射する光は光磁気効果によって生じるS偏光の光束
と、対物レンズ23の曲面で生じるS偏光の光束であ
る。光磁気効果によって生じるS偏光の光束は、前述し
たように上向き磁化に対するS+ の光束と下向き磁化に
対するS- の光束であり、再生用の光スポット内に上向
き磁化と下向き磁化の境界(エッジ部)が入ると、深さ
λ/4(λは光の波長)のピットと同様の光の回折が生
じる。
【0019】また、対物レンズ23の曲面で生じるS偏
光の光束については、以下の通りとなる。図7におい
て、4−1、4−2は2分割光検出器4の各光検出器の
検出面を示し、矢印Aはトラックの方向を示す。また、
図7(a)は下向き磁化に対する光磁気効果により生じ
るS+ の光の分布、図7(b)は対物レンズ23の曲面
で生じるS偏光の回折光の分布を示している。図7
(b)では四つ葉状の分布となり、それぞれ向い合う葉
の光の位相は同じで、隣り合う葉の光の位相差はπとな
る。即ち、検出面4−1と4−2内に互いに対向する葉
の光の位相は同じで、検出面4−1と4−2内にそれぞ
れ隣り合う葉の位相差はπとなる。また、この図7
(b)の光の分布は光磁気ディスク24上の磁化の向き
に関係なく、2分割光検出器4上に現われる。図8は図
7(b)のB−B′及びC−C′線における断面での光
の振幅を示した図である。図8(a)はB−B′線での
振幅、図8(b)はC−C′線での振幅を示し、前述し
た四つ葉状の各葉の位相関係により、図に示すような振
幅となる。本実施例では、図7(a)に示した光磁気効
果により生じる光束と、図7(b)に示した対物レンズ
23の曲面で生じる干渉させ、その結果の光量分布の変
化を検出することにより、情報を再生するものである。
【0020】図9を用いて更に情報再生を説明する。図
9(a)は再生用の光スポットと磁区を示した図で、7
は情報トラック、8は磁界変調方式で記録されたドメイ
ンである。記録方式は光変調方式であってもよい。ま
た、光磁気ディスク24の磁化は全て下向きに初期化さ
れ、従ってドメイン8の磁化は上向きである。光スポッ
ト9は、このようにドメイン8が記録された情報トラッ
ク7上を10、11、12、13として示すようにA方
向に走査する。図9(b)は図9(a)の光スポットの
各位置における光磁気効果により生じたS偏光の2分割
光検出器4上の分布を示した図である。4−1、4−2
は2分割光検出器4の各検出面を示す。光スポット9及
び13の位置では、光スポット内の磁化は全て下向きで
あるので、光の回折は生じず、2分割光検出器4上での
分布は円形となる。光スポット10及び12の位置で
は、光スポット内にドメイン8のエッジが位置し、上向
き磁化と下向き磁化が混在しているため、トラック7に
平行方向に光が回折され、2分割光検出器4上では図に
示す如く光が左右に分布する。このときの左右の光の位
相差はπであるが、光スポット10と13の位置では左
右の光の位相差は逆転している。また、光スポット11
の位置では光スポット内の磁化はほとんど上向き磁化で
あるため、光の回折は生じず、図に示すような光の分布
となる。このときの光の位相は、光スポット9、10の
位置での位相に比べπの差がある。
【0021】図9(c)は図9(b)のD−D′線にお
ける断面での光の振幅を各光スポットの位置で表わした
図である。また、図9(d)及び(e)はそれぞれ図9
(b)に示した光の分布と図7(b)に示した光の分布
を2分割光検出器4上で干渉させた結果の光の強度分布
を示した図で、図9(d)はB−B′線における強度分
布、図9(e)はC−C′線における強度分布である。
光スポット9、11、13の位置では、図9(d)、
(e)の分布でみると、2分割光検出器4上で左右の分
布はそれぞれ非対称となるが、検出面4−1と4−2上
での光量は同じである。また、ドメイン8のエッジが位
置する光スポット10及び12の位置では左右の分布は
対称となるが、検出面4−1と4−2で光量に差が生じ
る。これにより、検出面4−1と4−2の検出信号を差
動アンプ5で差動検出すると、図9(f)に示すように
検出面4−1と4−2で光量が同じである光スポット
9、11、12の位置では再生信号は現われず、光量に
差が生じる光スポット10、12の位置でのみ正または
負の方向にピークをもつ再生信号が現われる。従って、
この再生信号の正、負のピーク位置を検出することで、
ドメイン8のエッジを検出することができる。以上のよ
うに本実施例であっても、図1の実施例と同様に光ヘッ
ドの構成を簡単化でき、またドメインのエッジ位置を正
確に検出することができる。
【0022】図10は本発明の更に他の実施例を示した
構成図である。この実施例は光検出器として4分割の光
検出器を用いてピット位置記録方式とピットエッジ記録
方式のいずれであっても再生信号が得られるようにした
例である。図10において、50はその光磁気ディスク
24からの反射光を検出するための4分割光検出器、5
1及び52は4分割光検出器50の対角位置同志の検出
面の検出信号を加算するための加算アンプ、53はこの
加算アンプ51及び52の出力信号を差動検出すること
で、ピット位置記録方式による情報の再生信号を生成す
るための差動アンプである。また、54及び55は4分
割光検出器50のトラックと平行方向に隣り合う検出面
同志の検出信号を加算するための加算アンプ、56はこ
の加算アンプ54、55の出力信号を差動検出すること
で、ピットエッジ記録方式による情報を再生するための
差動アンプである。その他の構成は図6の実施例と同じ
である。また、本実施例では前記実施例と同様に情報の
記録方式は磁界変調方式、フォーカス制御はナイフエッ
ジ方式、トラッキング制御はプッシュプル方式が採用さ
れている。更に、半導体レーザ19の光束は紙面と平行
方向に偏光方向のある直線偏光(P偏光)とする。
【0023】4分割光検出器50の検出面は十文字状に
4つに分割されており、この4分割光検出器50はその
分割線の1つが光磁気ディスク24のトラック方向に対
して平行に、もう1つが直交するように配置されてい
る。4分割光検出器50上に入射する光束は、前述した
ように光磁気効果によって生じるS偏光の光束と、対物
レンズ23の曲面で生じるS偏光の光束であるが、光磁
気効果によって生じるS偏光の光束は図1、図6の実施
例で説明したとうりである。また、対物レンズ23の曲
面で生じるS偏光の光束については、基本的に図6の実
施例と同じであるが、光検出器の検出面が異なるので、
図11に4分割光検出器50の検出面とこの検出面上の
光の分布を示す。図11において、50−1〜50−4
はそれぞれ4分割光検出器50の分割された検出面、矢
印Aはトラックの方向を示す。また図11(a)は下向
き磁化に対する光磁気効果により生じたS+ の光の分
布、図11(b)は対物レンズ23の曲面で生じるS偏
光の回折光の分布である。図11(b)に示す四つ葉状
の光の分布においては、互いに向い合う葉の光の位相は
同じで、隣り合う葉の光の位相差はπである。また、図
11(b)に示した四つ葉状の光は、光磁気ディスク2
4の磁化の向きに関係なく、4分割光検出器50上に分
布する。なお、図11(b)のB−B′及びC−C′線
における光の振幅は、図8(a)、(b)に示したとう
りである。本実施例では、図11(b)に示した対物レ
ンズ23の曲面で生じる光束と、光磁気効果により生じ
る光束を干渉させ、その結果の光量分布の変化を検出す
ることにより、情報を再生するものである。
【0024】図12を用いて更に詳しく説明する。図1
2(a)は再生用の光スポットと磁区を示した図で、7
は情報トラック、8は磁界変調方式で記録されたドメイ
ンである。もちろん、光変調方式でもよい。光磁気ディ
スク24の磁化は全て下向きに初期化され、従ってドメ
イン8は上向きの磁化である。光スポット9は情報トラ
ック7上を10、11、12、13として示すようにA
方向に走査する。図12(b)は図12(a)の光スポ
ットの各位置における光磁気効果により生じたS偏光の
4分割光検出器50上の分布を示した図で、この4分割
光検出器50上の光の分布は先に説明した図6の実施例
と同じである(図9参照)。即ち、光スポット9及び1
3の位置では、光スポット内の磁化は全て下向きである
ので、光の回折は生じず、2分割光検出器50上の分布
は円形となる。光スポット10及び12の位置では、光
スポット内にドメイン8のエッジが位置しているため、
トラック7に平行方向に光が回折され、図示のように光
の分布は左右に分かれる。光スポット11の位置では、
光スポット内はほぼ上向き磁化であるため、光の回折は
ほとんどなく、図に示すような分布となる。
【0025】図12(c)は図12(b)の各D−D′
線における断面での光の振幅を示した図、図12(d)
及び(e)は図11(b)に示した光の分布と図12
(b)の光の分布を4分割光検出器50上で干渉させた
結果の光の強度分布を示した図で、図12(d)はB−
B′線における強度分布、図12(e)はC−C′線に
おける強度分布である。これらの光の振幅や強度分布は
図9と同じである。光スポット9及び13の位置では、
検出面50−1、50−3の強度は他の検出面50−
2、50−4の強度に比べて大きくなる。この場合、検
出面50−1と50−3の強度は同じになり、また検出
面50−2と50−4の強度も同じになる。光スポット
11の位置ではこれとは反対に検出面50−2、50−
4の強度が検出面50−1、50−3の強度に比べて大
きくなり、このときの検出面50−2と50−4、検出
面50−1と50−3の強度はそれぞれ同じとなる。ド
メイン8の左端のエッジが位置する光スポット10の位
置では、検出面50−1と50−2の強度が検出面50
−3と50−4の強度よりも大きく、このときの検出面
50−1と50−2、検出面50−3と50−4の強度
はそれぞれ同じになる。また、ドメイン8の左端のエッ
ジが位置する光スポット12の位置では、上記とは反対
に検出面50−3と50−4の強度が検出面50−1と
50−2の強度よりも大きくなる。このときの検出面5
0−3と50−4、検出面50−1と50−2の強度は
それぞれ同じである。
【0026】4分割光検出器50の各検出面の検出信号
は、図10で説明したように加算アンプ51、52及び
54、55へ出力される。ここで、対角位置同志の検出
面50−1と50−3及び検出面50−2と50−4の
検出信号を加算アンプ51と52でそれぞれ加算し、更
に得られた加算信号を差動アンプ53で差動検出する
と、図12(f)に示すような再生信号を得ることがで
きる。即ち、下向き磁化の領域では正の信号、上向き磁
化の領域では負の信号となり、ドメイン8のエッジで立
上がり、あるいは立下がるピット位置記録に対応した再
生信号を得ることができる。また、トラック方向に隣接
する検出面50−1と50−2及び検出面50−3と5
0−4の検出信号同志をそれぞれ加算アンプ54、55
で加算し、得られた和信号を差動アンプ56で差動検出
すると、図12(g)に示すような再生信号を得ること
ができる。即ち、ドメイン8のエッジで正または負のピ
ークを持つ再生信号が得られ、ピットエッジ記録に対応
した再生信号を得ることができる。
【0027】本実施例では、ピット位置記録、ピットエ
ッジ記録のいずれにも対応できる情報再生装置を示した
が、記録媒体を装置に装着した場合に、記録媒体に応じ
て自動的にピット位置記録の再生か、ピットエッジ記録
の再生かを選択することが望ましい。そこで、この選択
切換制御装置の一例について説明する。まず、図13に
示すように光磁気ディスク24のケース60にピット位
置記録用のディスクであるか、ピットエッジ記録用のデ
ィスクであるかを示すマーク61を付加しておく。マー
ク61は光学的に検出するもので、例えばピット位置記
録用のディスクは高反射率、ピットエッジ記録用のディ
スクは低反射率のマークとする。一方、装置側には発光
ダイオード62と光センサ63を設けておき、ディスク
が装置に装着された際に、発光ダイオード62からマー
ク61に投光し、その反射光を光センサ63で受光する
ようにしておく。従って、光磁気ディスク24を装置に
装着する場合は、図14に示す手順によって信号再生を
切換制御すればよい。即ち光磁気ディスクの装置への装
着(ステップ1)、ディスクケース60のマーク61の
光センサ63による検出信号に基づいた調査(ステップ
2)、その結果によるピット位置記録用のディスクであ
るか、ピットエッジ記録用のディスクであるかの判別
(ステップ3)、判別結果に基づいたピット位置記録対
応の再生選択(ステップ4)、あるいはピットエッジ記
録対応の再生選択(ステップ5)を行なえばよい。以上
により、光磁気ディスクを装置に装着した際に、自動的
にディスクの記録方式に対応した信号再生を選択するこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ヘッドの部品点数を削減でき、光ヘッドの小型化、軽量
化、低価格化を実現できる。また、ピットのエッジを光
学的に直接検出するため、ピットと光スポットの大きさ
に関係なく、ピットのエッジを正確に検出することがで
きる。更に、1つの装置でピット位置検出、ピットエッ
ジ検出の両方を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気情報再生装置の一実施例を示し
た構成図である。
【図2】図1の実施例に使用される1/2波長板1の働
きを説明するための説明図である。
【図3】図1の実施例の対物レンズの曲面で回折する光
の分布を示した図である。
【図4】図3のB−B′線における光の振幅を示した図
である。
【図5】図1の実施例の情報再生動作を説明するための
図である。
【図6】本発明の他の実施例を示した図である。
【図7】図6の実施例の対物レンズの曲面で回折する光
の分布を示した図である。
【図8】図7のB−B′線及びC−C′線における光の
振幅を示した図である。
【図9】図6の実施例の情報再生動作を説明するための
図である。
【図10】本発明の更に他の実施例を示した構成図であ
る。
【図11】図10の実施例の対物レンズの曲面で回折す
る光の分布を示した図である。
【図12】図10の実施例の情報再生動作を説明するた
めの図である。
【図13】光磁気ディスクのケースに付加された記録方
式判別用のマーク及びそれを検出するためのセンサを示
した図である。
【図14】ピット位置記録用ディスクとピットエッジ記
録用ディスクに対応して信号再生を切換制御する手順を
示したフローチャートである。
【図15】従来例の光磁気情報記録再生装置の光学系を
示した構成図である。
【図16】光磁気記録媒体に入射する直線偏光の偏光方
向と、その反射光の媒体上の磁化方向に対応した回転状
態、及びそれの検光子に対する変化の状態を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 1/2波長板 2 偏光ビームスプリッタ 3 集光レンズ 4 2分割光検出器 5、53、56 差動アンプ 7 情報トラック 8 ドメイン 9、10、11、12、13 光スポット 19 半導体レーザ 23 対物レンズ 24 光磁気ディスク 25 磁気ヘッド 50 4分割光検出器 51、52、54、55 加算アンプ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に対物レンズを介して
    ビームを照射し、その反射光から記録情報を再生する光
    磁気情報再生装置において、 前記反射光に含まれる前記光磁気記録媒体の光磁気効果
    により生じた光と前記対物レンズの曲面で回折して生じ
    た光から入射光の偏光方向と垂直な偏光成分を分離する
    偏光ビームスプリッタと、 前記分離された光を検出すると共に、検出面が少なくと
    も2つに分割され、かつその主たる分割線が前記記録媒
    体のトラックに対して平行方向に配置された多分割光検
    出器と、 前記多分割光検出器の検出面の検出信号を差動検出、或
    は加算後得られた和信号を差動検出することにより再生
    信号を生成する手段とを有することを特徴とする光磁気
    情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記多分割光検出器はトラック平行方向
    及びトラック直交方向に分割された4分割光検出器であ
    り、前記再生信号生成手段は前記4分割光検出器の対角
    位置の検出面同士の検出信号を加算し、得られた各加算
    信号を差動検出することにより、ピット位置記録の情報
    に対応した再生信号を生成することを特徴とする請求項
    に記載の光磁気情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記多分割光検出器はトラック平行方向
    及びトラック直交方向に分割された4分割光検出器であ
    り、前記再生信号生成手段は前記4分割光検出器のトラ
    ック方向に隣接する検出面同士の検出信号をそれぞれ加
    算し、得られた各加算信号を差動検出することにより、
    ピットエッジ記録の情報に対応した再生信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光磁気情報再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記再生信号生成手段は、光磁気記録媒
    体に付加された媒体識別用の情報を検出してピットエッ
    ジ記録用の記録媒体であるか、ピット位置記録用の記録
    媒体であるかを判別するための手段を有することを特徴
    とする請求項2又は3に記載の光磁気情報再生装置。
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