JP3144530B2 - ボールペン用インキ - Google Patents

ボールペン用インキ

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JP3144530B2 JP27373594A JP27373594A JP3144530B2 JP 3144530 B2 JP3144530 B2 JP 3144530B2 JP 27373594 A JP27373594 A JP 27373594A JP 27373594 A JP27373594 A JP 27373594A JP 3144530 B2 JP3144530 B2 JP 3144530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボールペン用インキに関
し、更に詳しくは小径のインキ収納管を有する構造のボ
ールペンに使用するインキに関するものである。ボール
ペンのチップ先端部におけるインキ吹き出し現象を防止
し、かつ、筆跡のカスレを防止し得るボールペン用イン
キ及びそのインキを用いたボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なボールペンインキは、着
色剤、樹脂、潤滑剤、溶剤などによって構成されてい
る。通常の温度・湿度条件下ではボールペンチップ先端
部からのインキの自然流出、いわゆる吹き出し現象(以
下、直流と表現する)はほとんど問題がないが、高温・
高湿度の環境でペン先を下に向けて置くと容易に直流現
象が発生する。さらに、一般的なボールペンインキは数
千〜1万mPa・Sとかなり高粘度であるため、書き味が重
い。書き味の向上のために粘度を数千〜数百mPa・Sに下
げると直流が常温下でも発生する。直流現象を防止する
方法として、特開平2−233785では、平均粒径が
0.01〜1μmで吸油量が50cc/100g以上のス
トラクチャーの大きな粉体を添加する方法が提案されて
いるが、比較的低い粘度のインキとした場合、完全には
直流現象を防止できない。水をベースにしたインキで
は、特開昭62−501914のように剪断減粘性を付
与して直流を防止することが容易であるが、水を使わな
い、いわゆる有機溶剤をベースとしたインキでは、直流
現象を防止し得る剪断減粘性を付与することは困難であ
る。さらに実開平5−58362では微小のスプリング
によってペン先のボールを押しつけ、機構的に直流現象
を防ぐ方法も提出されているが、不完全であるととも
に、チップ作製上の困難がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこれら
従来のボールペンインキの欠点を改良することである。
すなわち、高温度・高湿度の環境下で直流現象が発生し
ない、カスレがなく書き味のすぐれたインキおよびそれ
を用いたボールペンを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色剤、樹
脂、溶剤および添加剤とからなるボールペン用インキに
球状のシリコーン樹脂微粒子を添加することにより生ず
るペン先でのゆるやかな目詰まり現象を利用し、低粘度
のインキとした場合の直流現象を防止し、かつ、軽い筆
圧で筆記した際にそのゆるい目詰まりが容易にくずれ
て、チップ先端からインキがスムーズに流出してカスレ
のない筆跡が得られることに着目し本発明を完成させた
ものである。
【0005】すなわち、本発明の着色剤、樹脂、溶剤お
よび添加剤とからなるボールペン用インキに球状シリコ
ーン樹脂微粒子を含有させることを特徴とする。好まし
くは球状シリコーン樹脂微粒子は、直径1.0〜10μ
m、真比重1.2〜1.4g/cm3である。本発明のボー
ルペン用インキの製法は、油性ボールペン用インキ組成
物にカサ比重0.25〜0.46の真球状シリコーン微
粒子を混入することからなる。
【0006】本発明のインキに用いる球状シリコーン樹
脂微粒子は、シロキサン結合が三次元に伸びた網状構造
で、けい素原子に1個のメチル基が結合した分子構造を
有するポリシロキサン形状の微粒子である。その平均粒
子径は1〜10.0μm、好ましくは2〜5μmであ
る。平均粒子径が1μm未満の場合は目詰まり効果が弱
くなり過ぎ、10μmをこえる場合強い目詰まりによ
り、筆記性が悪化するので、好ましくない。真比重は
1.2〜1.4g/cm3が好ましい。1.2未満である
とインキ中に分散しているだけになり、1.4をこえる
と先端への沈殿量が多くなり過ぎるので好ましくない。
カサ比重は0.25〜0.46が好ましい。該微粒子の
インキ中の含有量は0.2〜7重量%好ましくは2〜4
重量%である。インキ中の含有量が少ないと直流現象防
止効果が小さく、逆に多くなるとインキ流出量が低下し
て、描線濃度がうすくなるので好ましくない。好ましく
用いることができる球状シリコーン樹脂微粒子の具体例
としては、東芝シリコーン(株)製の“トスパール10
5”、“トスパール120”、“トスパール130”、
“トスパール145”、“トスパール3120”などが
示される。これらの球状微粒子は真球状であり、平均粒
子径0.5〜12.0μm、含水率(105°、60
分)5%以下、pH7.5、真比重(25℃)1.3
2、カサ比重0.2〜0.46、比表面積18〜70m
2/g、アマニ油吸油量50〜95ml/100gの性質
を有するものである。
【0007】本発明の油性ボールペン用インキに用いる
着色剤は、通常、筆記具や塗料用インキに使用される染
料や顔料が使用することが可能である。染料としては、
塩基性染料、酸性染料、直接染料などはもちろん可溶化
やマイクロカプセル化したものなどでも構わない。例え
ば、バリファストブラック#1802、同#1805、
同#3820、バリファストバイオレット#1701、
バリファストイエローAUM、同#3104、スピロン
バイオレットC−RH、スピロンブラックCMHspe
cial、スピロンイエローC−GNH、スピロンオレ
ンジGRH、スピロンレッドBEH、オーラミン、ロー
ダミン、メチルバイオレット、マラカイトグリーン、ク
リスタルバイオレット、ビクトリアブルーBOHなどが
挙げられる。また、顔料としては、無機顔料や有機顔料
をそのまま用いても良いし、樹脂や界面活性剤などで表
面改質した加工顔料や分散トナーを使用しても構わな
い。例えば、酸化チタン、カーボンブラック、フタロシ
アニン系、アゾ系、アンスラキノン系、キナクリドン
系、マイクロリースカラー(チバガイギー(株)製)、
フジASカラー(富士色素(株)製)などがあげられ
る。添加量については特に制限はなく着色剤の溶解度や
分散力に応じた量又は所望の色相や濃度に適した量であ
れば良い。含有量はインキ中10〜40重量%である。
【0008】有機溶媒としては、具体的にはベンジルア
ルコール、フェノキシエタノール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコールモノフェニル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ト
リエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピ
レングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレング
リコールモノブチルエーテルなどがあげられる。また、
アジピン酸オクチル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸
ジオクチル、グリセリン、ポリプロピレングリコール
(分子量400〜700)、グリセリン誘導体(たとえ
ばポリオキシプロピルトリオール、日本油脂社製“ユニ
オールTG−1000”、“ユニオールTG−200
0”など)などがあげられる。
【0009】さらに、エチレングリコールモノフェニル
エーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、
エチレングリコールモノα‐メチルベンジルエーテル、
エチレングリコールモノαα′ジメチルベンジルエーテ
ル、エチレングリコールモノメチルフェニルエーテル異
性体混合物、エチレングリコールモノジメチルフェニル
エーテル異性体混合物、エチレングリコールモノエチル
フェニルエーテル異性体混合物、エチレングリコールモ
ノメチルベンジルエーテル異性体混合物、エチレングリ
コールモノエチルベンジルエーテル異性体混合物、エチ
レングリコールモノシクロヘキシルエーテル、エチレン
グリコールモノメンチルエーテル、エチレングリコール
モノジヒドロα‐テルビニルエーテル、プロピレングリ
コールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモ
ノベンジルエーテル、プロピレングリコールモノシクロ
ヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノテルビニ
ルエーテル、
【0010】ジエチレングリコールモノフェニルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノベンジルフェニルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルフェニルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルベンジルエーテル、
ジエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメンチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノジヒドロα‐テルビニルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノベンジルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノシクロヘキシルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノテルビニルエーテルなどがあげられる。これ
らの溶剤は使用量はインキ中60〜95重量%である。
【0011】本発明に係るボールペンインキの添加剤と
して、樹脂、防腐剤、増粘剤、防錆剤、潤滑剤などの油
性インキに慣用されている助剤から選んで配合する。
【0012】たとえば、樹脂としては、通常の油性ボー
ルペンインキに慣用されている樹脂、例えばケトン樹
脂、スルフォアミド樹脂、マレイン酸樹脂、エステルガ
ム、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、
ロジン、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン
などが用いられる。これらの樹脂は単独で用いてもよい
し、2種以上混合して用いてもよく、その配合量は、イ
ンキ組成物全量に対して、0.1〜20.0重量%範囲
である。これらの樹脂は描線の耐水性や固着性などの向
上や粘度の調整などの作用をする。
【0013】増粘剤としては、NLケミカルズ(株)製
“ベントンSD−2”、“ベントン27”、日産ガード
ラー触媒社製“TIXOGEL VZ”、“TIXOG
ELEZ”、SUD化学製“EX−0101”などの有
機ベントナイト、日本アエロジル(株)製“アエロジル
380”、“アエロジルCOK84”、水澤化学製“ミ
ズカシルP−801”などのシリカ系、共栄社油脂化学
工業製“ターレンVA−100”、“VA−500”、
“VA−800”、伊藤製油製“ASA T−1”、
“ASA T−51”、“ASA T−350F”、そ
の他脂肪酸ポリアミドなどが添加される。
【0014】本発明のボールペン用インキの製造方法
は、各種の方法が採用できる。上記のインキ含有成分を
配合し、ボールミル、ホモミキサー、ビーズミル、高速
ディスパーなどの分散機により、混合あるいは分散する
ことが代表的である。球状シリコーン樹脂微粒子の添加
方法は、混合・分散時に添加してもよいし、混合・分散
処理後でもよく、特に限定しない。
【0015】本発明のボールペンは、ボール、チップホ
ルダーからなるペン先、インキ収容管、チップと該収容
管をつなぐ継ぎ手、ペン軸などから構成され、該インキ
収容管に前記した本発明のボールペン用インキを充填し
たものである。
【0016】
【作用】ボールペンのチップ先端におけるボールとそれ
を支持するホルダーとの間隙は一般的に数μm〜15μ
mである。ペン先を下向きにした場合、インキは重力に
より、その間隙から流れだそうとする。本発明のボール
ペン用インキは先端のインキの流出がなく、直流現象が
ない。これは球状のシリコーン樹脂微粒子を含有してい
るために生ずるペン先でのゆるやかな目詰まり現象のた
めである。さらに、本発明のインキは滑らかでかつカス
レのない筆跡が得られる。これはシリコーン樹脂微粒子
が球状でかつ微粒子であることから、筆記に際しては、
ごく軽い筆圧で目つまりがくずれ、インキが容易に流出
するためである。
【0017】
【実施例】実施例によって本発明をさらに詳細に説明す
る。試験に用いたボールペンは、内径2.0mmのポリプ
ロピレン製インキ収容管とステンレスチップ(ボールは
超硬合金で、直径0.7mm)を有するもので、実施例、
比較例で得られたインキを充填し、下記の評価を行っ
た。
【0018】1)直流現象防止性 所定のインキを充填したボールペン10本をペン先を下
にして、温度50℃、湿度80%の恒温・恒湿槽に3日
間放置した後、直流の程度を調べ、ほとんどないものを
◎、わずかにあるものを○、少し多いものを△、非常に
多いものを×として評価。 2)カスレ長さ 直流を評価したものと同じボールペンを用いて、室温に
もどした後、フリーハンドにて筆記して、書き初めのカ
スレ長さが0mmを◎、5mm以下を○、5〜30mmを△、
30mm以上を×として判定。 3)粘度 E型粘度計による25℃における10回転の値である。
【0019】 実施例A1〜A9(顔料インキ) 着色剤 カーボンブラック*1 15重量% 溶 剤 トリプロピレングリコールモノブチルエーテル(表1参照) ベンジルアルコール 15重量% 樹脂類 ポリビニルブチラール*2 3 〃 ポリビニルピロリドン*3 0.5 〃 添加剤 脂肪酸アミド 2 〃 リン酸エステル 0.5 〃 ベンゾトリアゾール 0.5 〃 シリコーン樹脂粒子*4 (表1参照) *1 “カーボンブラックMA−100”〔三菱化成(株)製〕 *2 “エスレックBL−1”〔積水化学(株)製〕 *3 “PVP K−30 ”〔BASF製〕 *4 “トスパール”〔東芝シリコーン(株)製〕 上記合計100重量%の配合により、高速ディスパーで
撹拌した後、ビーズミルにて分散を行ない、濾過工程を
経て黒色のインキを得た。このインキを充填した所定の
ボールペンによる評価結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】比較例−1 球状シリコーン樹脂微粒子を添加せず、トリプロピレン
グリコールを63.5重量%とする以外は、実施例Aと
同様にして黒色インキを得た。
【0022】比較例−2 球状粒子ではなく、不定形のシリコーン樹脂粒子(“ト
スパール240”)を使用する以外は実施例A2、A5
またはA8と同様にして黒色インキを得た。
【0023】 実施例B1〜B9(染料インキ) 着色剤 黒色染料*7 20重量% 紫色染料*8 10 〃 溶 剤 フェノキシエタノール 25 〃 トリエチレングリコールモノブチルエーテル(表2参照) ベンジルアルコール 10重量% 樹 脂 ポリビニルピロリドン*3 5 〃 ケトン樹脂*9 5 〃 添加剤 ステアリン酸 0.5 〃 ベンゾトリアゾール 0.5 〃 シリコーン樹脂粒子 (表2参照) *3 実施例Aと同じ。 *7 “バリファーストブラック#1802”〔オリエント化学(株)製〕 *8 “スピロンバイオレットCRH”〔保土谷化学(株)製〕 *9 “ハイラック110”〔日立化成(株)製〕 シリコーン樹脂粒子を除いた上記各成分を混合し60℃
の温度で加熱撹拌を行ない、その後、上記配合が100
重量%となるようにシリコーン樹脂粒子を添加して再度
撹拌し、濾過を行ない黒色のインキを得た。結果を表2
に示す。
【0024】比較例−3 球状シリコーン樹脂微粒子を添加せず、およびトリエチ
レングリコールモノブチルエーテル24重量%とする以
外は、実施例Bと同様にしてインキを得た。
【0025】
【表2】
【0026】 実施例C(染料、高粘度タイプインキ) 着色剤 染料*7 20重量% 染料*8 10 〃 染料*11 5 〃 溶 剤 フェノキシエタノール 25 〃 プロピレングリコール 8 〃 ベンジルアルコール 10 〃 樹 脂 ポリビニルピロリドン*3 8 〃 ケトン樹脂*9 10 〃 添加剤 オレイン酸 0.5 〃 ベンゾトリアゾール 0.5 〃 シリコーン樹脂粒子*12 3 〃 *7 “バリファーストブラック#1802”〔オリエント化学(株)製〕 *8 “スピロンバイオレットCRH”〔保土谷化学(株)製〕 *11 “バリファースイエローAUM”〔オリエント化学(株)製〕 *3,*9 表2に同じ。 *12 “トスパール130”〔東芝シリコーン(株)製〕 上記合計100重量%の配合にて、60℃の温度でディ
スパーにより加熱撹拌を行ない、濾過して粘度10,0
00mPa・Sの黒色インキを得た。
【0027】比較例−4 トスパール130を0%にし、プロピレングリコールを
11%にした以外は実施例Cと同様にしてインキを得
た。
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】本発明は、ボールペンのチップ先端部に
おけるインキ吹き出し現象が生じない。また筆跡のカス
レのないボールペン用インキおよびボールペンを提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤、樹脂、溶剤及び添加剤とからな
    るボールペン用インキにおいて、球状シリコーン樹脂微
    粒子を含有してなるボールペン用インキ。
  2. 【請求項2】 前記球状シリコーン樹脂微粒子は、直径
    が1.0〜10μm、真比重が1.2〜1.4g/cm3
    である請求項1記載のボールペン用インキ。
  3. 【請求項3】 カサ比重0.25〜0.46の真球状シ
    リコーン樹脂微粒子を油性ボールペンインキ組成物に混
    入することからなるボールペン用インキの製法。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは2記載のボールペン用
    インキを充てんしてなるボールペン。
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