JP3144484U - ブック式足拭きマット - Google Patents
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Abstract
【課題】吸水・吸湿性や放湿性など機能の異なる布帛を複数枚重ねて湿潤しやすい環境で長期に使用できる衛生的な足拭きマットを提供する。
【解決手段】吸水拡散マイクロファイバーで編織した布帛を、上層部と下層部に使用する。さらに、該上層部と該下層部との中間層として、マット使用時に繰り返して踏圧されることによるポンピング現象で吸湿と放湿を促進するようにハニカム構造に織製した中芯層を設ける。この三層構造を1枚の単体マットとし、該単体マットを複数枚重ね合わせて、最上層の平面中央部から最下層を一線状にブック式にステッチ縫いをして重ね合わせる。床面と接触するマットの最下層は、滑り止めをした防水層で構成してもよい。
【選択図】図5
【解決手段】吸水拡散マイクロファイバーで編織した布帛を、上層部と下層部に使用する。さらに、該上層部と該下層部との中間層として、マット使用時に繰り返して踏圧されることによるポンピング現象で吸湿と放湿を促進するようにハニカム構造に織製した中芯層を設ける。この三層構造を1枚の単体マットとし、該単体マットを複数枚重ね合わせて、最上層の平面中央部から最下層を一線状にブック式にステッチ縫いをして重ね合わせる。床面と接触するマットの最下層は、滑り止めをした防水層で構成してもよい。
【選択図】図5
Description
この考案は風呂場、調理場や洗面所等の湿潤し易い環境で使用する足拭きマットに関する。
従来、足拭きマットは一枚のシートを家庭や公衆浴場などで使用してきた。近年では見た目にも良く肌触りを改善した商品も市場にある。しかしその一方で短期間の使用で破棄するケースが多い。原因の一つには、衛生面での配慮の結果と考えられる。
一般家庭、病院、学校医務室等の湿潤環境、例えば浴室の出入口や足湯、医療処置後等で足拭きマットを使用する際、頻繁に取り替える必要がある。これを怠るとカビ菌の発生や皮膚病菌等の伝播する温床となり、またこれらの菌類は悪臭の発生する原因ともなる。この考案は取替え頻度を減らし且つ衛生的な足拭きマットにある。
本考案はポリエステルを基材とした吸水拡散マイクロファイバーで編織した布帛を上層部と下層部に使用する。このほか吸水速乾性に優れたソフィスタ(株式会社クラレ製;商標)、エアロタッシュ(東レ株式会社製;商標)や防菌防臭性及び消臭性に優れた繊維として一般に市販されているマイティートップ(帝人ファイバー株式会社製;商標)、デオメタフィ(大和紡績株式会社;商標)ディスメル(東洋紡績株式会社製;商標)などがあげられる。
さらに、該上層部と該下層部との中間層として立体構造に織製した(以下立体ハニカムと称する)中芯層がある。例えば、登録実用新案第3109320号やフュージョン(旭化成せんい株式会社製;商標)などその一例であり、またこのほか高吸水、高吸湿性に優れたベルオアシス(帝人ファイバー株式会社製;商標)、モイスファイン(東洋紡績株式会社製;商標)などがあげられる。核中芯層はマット使用時に繰り返される踏圧によってポンピング現象を誘発し、吸湿と放湿を促進する。
本考案の特徴は[図5]に図示したようにマットを単体では使用しない。複数枚の重合しブック型の構造体である。
床面と接触するマットの最下層は[図4]に図示した如く滑り止め加工した防水層で構成する。
ポリエステルを基材とした吸水拡散マイクロファイバーで編織した布帛を表層部と裏層部に、該二層の中間層に立体ハニカムを芯材とした断面[図3]で構成する(以下単体マットと称する)。
次に単体マットを複数枚重合する(以下重合マットと称する)。
[図4]のに示した防水滑り止め加工した最下層(床面と接触する層)上に重合マットと合体し、最後の工程で表層のマット中央部より[図5]の5に示したステッチ縫着し、ブック形の足拭きマットが完成する。
本考案によるマットは、防菌性と防臭性を兼備し且つ吸水速乾性を長時間に亘り持続するので、衛生面の保持が可能となる。たとえば家庭内で使用する際の一例として家族構成員毎に本のページを捲る動作で自分専用の使用表面を維持する事が出来る。そのため水虫菌等の移動を未然に防止することが可能となる。周期的な洗濯によって、防菌、防臭、吸水速乾等の特性は殆ど変わらいので、人為的な損傷や磨耗のない限り長期の使用が可能である。
Claims (3)
- ・本考案による足拭きマットは吸水速乾マイクロファイバーよりなる上層部の表地と下層部の裏地との中間に立体構造に織製した中芯地の3つの異なる層により構成する。
- [請求項1]記載の構成単体を複数枚重合し、該最上層の平面中央部より最下層(床面層)を1線状にステッチ縫いした構造を有する。
- [請求項2]記載の最下層(床面層)は使用時の環境に応じて滑り止め加工した防水層で構成することができる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002111U JP3144484U (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | ブック式足拭きマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008002111U JP3144484U (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | ブック式足拭きマット |
Publications (1)
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JP3144484U true JP3144484U (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=43294340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008002111U Expired - Fee Related JP3144484U (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | ブック式足拭きマット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3144484U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174365A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Gunma Prefecture | 天井輻射被服管及びその天井輻射被服管を用いた空調装置 |
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2008
- 2008-03-10 JP JP2008002111U patent/JP3144484U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013174365A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Gunma Prefecture | 天井輻射被服管及びその天井輻射被服管を用いた空調装置 |
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