JP3144233U - 組み立てハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てハウスにおいて、パイプの連結強度を向上する。
【解決手段】土台パイプ4と、土台パイプ4の角部に立設する角部柱パイプ5と、隣接する角部柱パイプ5に横架する梁パイプ6と、内側に向けて前記梁パイプ6に連結する屋根材支持用パイプ7と、土台パイプ4と角部柱パイプ5と梁パイプ6に囲まれる箇所を覆うように設けられる囲い板2と、屋根材支持用パイプ7によって支持される屋根材3などを連結金具10,26により強固に連結できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、パイプを骨組みとした組み立てハウスに関するものである。
従来、この種のものとしてパイプハウス骨組みにおいて、結着具を使用して結合させることで骨組みを作り、その骨組み表面に合成樹脂製のフイルムを展張して構成するものや、一方のパイプの隆起状突部を他方のパイプの嵌合溝の縦溝端部まで嵌挿後、横方向に回わして横溝に移らせ、隆起状突部が凹状係止部に嵌合係止させるもの等が知られている(例えば、特許文献1)。
実開平6−67727号公報
しかし、従来技術においては、結着具や嵌合係止による結合では連結強度が低く、ビニールハウスのような簡易型ハウスでは耐久度があるものの、パイプが金属製であり、周囲が合成樹脂製の断面平板或いは断面波板のような比較的堅牢なハウスの場合にはパイプの連結強度が不足する問題があった。
解決しようとする問題点は、金属製パイプによって骨組みが形成されるような組み立てハウスにおいて、パイプの連結強度を向上する点である。
請求項1の考案は、土台パイプと、該土台パイプの角部に立設する角部柱パイプと、隣接する前記角部柱パイプに横架する梁パイプと、内側に向けて前記梁パイプに連結する屋根材支持用パイプと、前記土台パイプと前記角部柱パイプと前記梁パイプに囲まれる箇所を覆うように設けられる囲い板と、前記屋根材支持用パイプによって支持される屋根材と、前記土台パイプ、前記角部柱パイプ、前記梁パイプ、前記屋根材支持用パイプのいずれかを外嵌部を備えた連結金具を介して連結したことを特徴とする組み立てハウスである。
請求項2の考案は、前記梁パイプの上部に該梁パイプと平行な梁上部パイプを設けると共に、前記梁上部パイプに前記屋根材を固定し、前記梁パイプと前記梁上部パイプを第一のパイプ間連結金具により連結し、該第一のパイプ間連結金具は、上下一対の上部架設材と下部架設部材とを備え、前記上部架設材の一方に前記梁パイプの周面上部を嵌合する第一の嵌合部を設けると共に、前記上部架設材の他方に前記梁上部パイプの周面上部を嵌合する第二の嵌合部を設け、前記下部架設材の一方に前記梁パイプの周面下部を嵌合する第三の嵌合部を設けると共に、前記下部架設材の他方に前記梁上部パイプの周面下部を嵌合する第四の嵌合部を設け、前記上部架設材の上部中間部と下部架設部材の下部中間部を連結する第一の連結手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウスである。
請求項3の考案は、前記角部柱パイプの室外側を嵌合する第五の嵌合部と、前記角部柱パイプの室内側を嵌合する第六の嵌合部と、これら第五の嵌合部と第六の嵌合部とを一体化する第二の連結手段と、前記第五の嵌合部と一体に設けられると共に、前記囲い板の室内側に沿って設けられる前記囲い板の当接受け部と、前記当接受け部と前記囲い板との間に介在する固定具とを備えたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウスである。
請求項4の考案は、前記囲い板が波型の凹凸が並設しており、該凹凸に前記当接受け部が嵌合することを特徴とする請求項3記載の組み立てハウスである。
請求項5の考案は、交差方向にある一対の前記梁上部パイプの角部に前記屋根材支持用パイプの一端が対向するように設けられると共に、これら一対の前記梁上部パイプと前記屋根材支持用パイプの一端を第二のパイプ間連結金具によって連結し、
前記第二のパイプ間連結金具は交差方向にある一方の前記梁上部パイプの周面上部と前記他方の梁上部パイプの周面上部と前記屋根材支持用パイプの一端の周面上部とを上方から覆う第七の嵌合部を有する第一の上板と、前記梁上部パイプの周面下部と他方の前記梁上部パイプの周面下部と前記屋根材支持用パイプの一端の周面下部とを下方から覆う第八の嵌合部を有する第一の下板と、これら前記第一の上板と第一の下板とを連結する第一の上板・下板連結手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウスである。
請求項6の考案は、複数設けられた前記屋根材支持用パイプは放射方向に配置されており、これら前記屋根材支持用パイプは前記放射方向の中心に設けられた第三のパイプ間連結金具によって連結し、
前記第三のパイプ間連結金具は交差方向にある一方の前記屋根材支持用パイプの周面上部と他方の前記屋根材支持用パイプとを上方から覆う第九の嵌合部を有する第二の上板と、前記梁上部パイプの周面下部と他方の前記梁上部パイプの周面下部と前記屋根材支持用パイプの一端の周面下部とを下方から覆う第十の嵌合部を有する第二の下板と、これら前記第二の上板と前記第二の下板とを連結する第二の上板・下板連結手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウスである。
請求項1の考案によれば、連結金具を介して作業用や倉庫用或いは住居用のハウスを組み立てることができる。
請求項2の考案によれば、嵌合作用を備えた第一のパイプ間連結金具を介して梁パイプと梁上部パイプを確実に連結することができる。
請求項3の考案によれば、固定具によって角部柱パイプ側に囲い板を容易に固定することができる。
請求項4の考案によれば、囲い板の凹凸に沿って当接受け部を確実に取り付けできる。
請求項5の考案によれば、嵌合作用を備えた第二のパイプ間連結金具を介して梁上部パイプ、屋根材支持用パイプを確実に固定することができる。
請求項6の考案によれば、嵌合作用を備えた第三のパイプ間連結金具を介して屋根材支持用パイプを確実に固定することができる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図1〜11を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図は実施例1を示しており、組み立てハウスは、金属パイプを組み合わせた骨組み1と、骨組み1の周囲を覆う側板である合成樹脂製の囲い板2と、骨組み1の上方を覆う屋根材3とを備える。
骨組み1は、平面を矩形に配置した土台を形成する土台パイプ4と、土台パイプ4の角部に立設する角部柱パイプ5と、隣接する角部柱パイプ5の上部間を横架する梁パイプ6と、梁パイプ6に連結されて内側に設けられると共に後述する室内の中心から放射状に配置される屋根材支持用パイプ7とを備える。また、土台パイプ4の長手方向の途中と梁パイプ6の長手方向の途中との間には後述する中間支持パイプが連結されていると共に、梁パイプ6の外側には梁上部パイプ8が、梁パイプ6に沿って設けられている。
そして、土台パイプ4と角部柱パイプ5と梁パイプ6に囲まれた箇所を覆うように囲い板2が設けられると共に、骨組み1の上方には合成樹脂製シート等の耐水シートからなる屋根材3が設けられている。尚、9は設置面に置かれて角部柱パイプ5の下端が当接するコンクリートブロックによる基礎ブロックである。
次に、梁パイプ6と梁上部パイプ8とを連結する第一のパイプ間連結金具10について説明する。第一のパイプ間連結金具10は、上下一対の上部架設材11と下部架設材12とを備える。上部架設材11と下部架設材12はそれぞれ細長な金属製板材によって形成されるものであり、上部架設材11の一方に梁パイプ6の周面上部を嵌合する下方を開口した第一の嵌合部13を設けると共に、上部架設材11の他方に下方を開口した梁上部パイプ8の周面上部を嵌合する第二の嵌合部14を設ける。さらに、下部架設材12の一方に梁パイプ6の周面下部を嵌合する上方を開口した第三の嵌合部15を設けると共に、下部架設材12の他方に梁上部パイプ8の周面下部を嵌合する上方を開口した第四の嵌合部16を設ける。そして、前記上部架設材11の長手方向中間部と下部架設材12の長手方向中間部を連結する第一の連結手段17を、両者間を貫通固定するボルト・ナットにより形成する。尚、17Aは上部架設材11と下部架設材12の端部間を固定するボルト・ナットである。
したがって、梁パイプ6と梁上部パイプ8とを上部架設材11と下部架設材12とで嵌合して両者を第一の連結手段17、さらにはボルト・ナット17Aにより連結することで、梁パイプ6の上方に梁パイプ6に沿って梁上部パイプ8を固定することができる。
次に囲い板2の固定金具18について説明する。固定金具18は、角部柱パイプ5や中間支持パイプ19の室外側を嵌合する内側を開口した第五の嵌合部20と、角部柱パイプ5や中間支持パイプ19の室内側を嵌合する外側を開口した第六の嵌合部21と、これら第五の嵌合部20と第六の嵌合部21とを一体化する両者間を貫通固定するボルト・ナットにより形成された第二の連結手段22と、第五の嵌合部20と一体に設けられると共に、囲い板2の室内側に沿って横向に設けられる囲い板2の当接受け部23と、当接受け部23と囲い板2との間に介在する固定用ビスにより形成する固定具24とを備えている。実施例では囲い板2の平断面が連続する波型の凹凸を有するものであるので、当接受け部23もその当接側は波型に沿わせるように少なくとも室外側を波型の凹部、凸部25を繰り返して形成している。尚、第五の嵌合部20と横向に設けられる当接受け部23との間には、固定手段23Aたるブラケットが介在している。
したがって、角部柱パイプ5や中間支持パイプ19に固定金具18を固定した状態で、当接受け部23に囲い板2をあてがうと共に、固定具24により囲い板2を当接受け部23に固定することができる。
次に、直交する一対の梁上部パイプ8を連結すると共に、これら一対の梁上部パイプ8の内角側の角部に屋根材支持用パイプ7の外側端が連結されるための第二のパイプ間連結金具26について説明する。これは直交方向にある一方の梁上部パイプ8の周面上部と前記他方の梁上部パイプ8の周面上部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面上部とを上方から覆うため下方を開口した第七の嵌合部27を設けた第一の上板28と、梁上部パイプ8の周面下部と他方の梁上部パイプ8の周面下部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面下部とを下方から覆うため上方を開口した第八の嵌合部29を設けた第一の下板30と、これら第一の上板28と第一の下板30とを連結する両者間を貫通固定するボルト・ナットにより形成される第一の上板・下板連結手段31とを備えている。尚、第一の上板28は図6において第一の下板30を上下逆にした形態を有している。
したがって、ハウスの骨組み1における屋根側の角部において、一対の梁上部パイプ8と屋根材支持用パイプ7を上下一対の上板28と下板30とで挟んで第一の上板・下板連結手段31を介して固定する。
次に、室内の中央部の上方から四方に放射状に設けられる屋根材支持用パイプ7の先端を固定する第三のパイプ間連結金具32について説明する。第三のパイプ間連結金具32は四方向に交差方向にある屋根材支持用パイプ7の中心38に設けられるものであって、屋根材支持用パイプ7の周面上部を上方から覆うように下方を開口した第九の嵌合部33を有する第二の上板34と、屋根材支持用パイプ7の周面下部を下方から上方を開口した覆う第十の嵌合部35を有する第二の下板36と、これら前記第二の上板34と第二の下板36とを連結する第二の上板・下板連結手段37とを備えたものである。尚、図10に示すように第二の上板34は第二の下板36を上下逆にした形態を有している。
したがって、屋根材支持用パイプ7の中心38に屋根材支持用パイプ7の上下を挟むように第二の上板34と第二の下板36を設けると共に、これら両者を第二の上板・下板連結手段37によって固定したものである。
次に前記構成についてその作用を説明する。設置箇所に基礎ブロック9上に設置した後に、土台パイプ4の端相互と角部柱パイプ5の下端を、また角部柱パイプ5の上端相互に梁パイプ6の端を第四のパイプ間連結金具40によって連結する。次に土台パイプ4の途中と梁パイプ6の途中との間に中間支持パイプ19を設ける。この中間支持パイプ19はその上下端を第五のパイプ間連結金具41によって連結する。
さらに、梁パイプ6の上部に梁上部パイプ8を取り付ける。この梁上部パイプ8の取り付けは、第一の嵌合部13を梁パイプ6の周面上部に嵌合すると共に、第三の嵌合部15を梁パイプ6の周面下部に嵌合し、同時に第一の嵌合部13を梁パイプ6の周面上部に嵌合すると共に、第二の嵌合部14を梁上部パイプ8の周面上部に嵌合する。そして、上部架設材11の上部中間部と下部架設材12の下部中間部を第一の連結手段17により連結することで、上部架設材11と下部架設材12とで梁パイプ6、梁上部パイプ8が挟まれた状態で固定される。
そして、直交する梁上部パイプ8の端は屋根材支持用パイプ7の一端7Aと共に、第二のパイプ間連結金具26によって連結される。この連結は、交差方向にある一対の梁上部パイプ8の周面上部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面上部に第七の嵌合部27を嵌合し、梁上部パイプ8の周面下部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面下部に第八の嵌合部29を嵌合し、そして第一の上板28と第一の下板とを第一の上板・下板連結手段31を介して連結する。これにより、梁上部パイプ8、屋根材支持用パイプ7は、第一の上板28と第一の下板で挟まれて固定されるものである。
さらに、四方に配置された屋根材支持用パイプ7の中心38側では、屋根材支持用パイプ7の中心38側の端の周面上部を第九の嵌合部33により嵌合して第二の上板34を設け、屋根材支持用パイプ7の中心38側の端の周面下部を第十の嵌合部35により嵌合して第二の下板36を設け、そして第二の上板34と第二の下板36とを第二の上板・下板連結手段37により連結することで、屋根材支持用パイプ7の中心38側を第二の上板34と第二の下板36で挟んで固定するものである。
このように、ハウスの骨組み1を設置した後に、土台パイプ4と角部柱パイプ5と梁パイプ6に囲まれる箇所を囲い板2によって覆う。実施例では囲い板2は断面が凹凸が連続して繰り返される波板などと称せられる合成樹脂製の板材であり、この囲い板2は固定具24を介して固定される。この固定具24による取り付けは、角部柱パイプ5の室外側に第五の嵌合部20を嵌合すると共に、角部柱パイプ5の室内側を第六の嵌合部21で嵌合して、これら両者を第二の連結手段22を介して角部柱パイプ5に固定する。そして、第五の嵌合部20と一体に設けられる当接受け部23に囲い板2の室内側を沿わせて設けた後、当接受け部23と囲い板2との間に介在する固定具24によって固定する。
屋根材3は、実施例ではシート状であって、その縁側をロープなどの紐材42で上部架設材11に固定している。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、土台パイプ4と、土台パイプ4の角部に立設する角部柱パイプ5と、隣接する角部柱パイプ5に横架する梁パイプ6と、内側に向けて前記梁パイプ6に連結する屋根材支持用パイプ7と、土台パイプ4と角部柱パイプ5と梁パイプ6に囲まれる箇所を覆うように設けられる囲い板2と、屋根材支持用パイプ7によって支持される屋根材3と、土台パイプ4、角部柱パイプ5、梁パイプ6、屋根材支持用パイプ7のいずれかを連結金具10,26,32を介して連結したことにより、連結金具10,26,32を介して作業用や倉庫用或いは住居用のハウスを組み立てることができる。
前記実施例では請求項2に対応して、梁パイプ6の上部に梁パイプ6と平行な梁上部パイプ8を設けると共に、梁上部パイプ8に屋根材3を固定し、梁パイプ6と梁上部パイプ8を第一のパイプ間連結金具10により連結し、該第一のパイプ間連結金具10は、上下一対の上部架設材11と下部架設材12とを備え、上部架設材11の一方に前記梁パイプ6の周面上部を嵌合する第一の嵌合部13を設けると共に、上部架設材11の他方に梁上部パイプ8の周面上部を嵌合する第二の嵌合部14を設け、下部架設材12の一方に梁パイプ6の周面下部を嵌合する第三の嵌合部15を設けると共に、下部架設材12の他方に梁上部パイプ8の周面下部を嵌合する第四の嵌合部16を設け、上部架設材11の上部中間部と下部架設材12の下部中間部を連結する第一の連結手段17を設けたことにより、嵌合作用を備えた第一のパイプ間連結金具10を介して梁パイプ6と梁上部パイプ8を確実に固定することができる。
前記実施例では請求項3に対応して、角部柱パイプ5の室外側を嵌合する第五の嵌合部20と、角部柱パイプ5の室内側を嵌合する第六の嵌合部21と、これら第五の嵌合部20と第六の嵌合部21とを一体化する第二の連結手段22と、第五の嵌合部20と一体に設けられると共に、囲い板2の室内側に沿って設けられる囲い板2の当接受け部23と、当接受け部23と囲い板2との間に介在する固定具24とを備えたことにより、角部柱パイプ5側に囲い板2を容易に固定することができると共に、角部柱パイプ5側に固定した当接受け部23によって囲い板2を強固に固定することができる。
前記実施例では請求項4に対応して、囲い板2が波型の凹凸が並設しており、該凹凸に当接受け部23の凹部、凸部25が嵌合することにより、強度が比較的大きい囲い板2であっても、この囲い板2の凹凸に沿って当接受け部23を確実に設けることができる。
前記実施例では請求項5に対応して、交差方向にある一対の梁上部パイプ8の角部に屋根材支持用パイプ7の一端7Aが対向するように設けられると共に、これら一対の梁上部パイプ8と前記屋根材支持用パイプ7の一端7Aを第二のパイプ間連結金具26によって連結し、第二のパイプ間連結金具26は交差方向にある一方の梁上部パイプ8の周面上部と他方の梁上部パイプ8の周面上部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面上部とを上方から覆う第七の嵌合部27を有する第一の上板28と、梁上部パイプ8の周面下部と他方の梁上部パイプ8の周面下部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面下部とを下方から覆う第八の嵌合部29を有する第一の下板30と、これら第一の上板28と第一の下板30とを連結する第一の上板・下板連結手段31とを備えたことにより、嵌合作用を備えた第二のパイプ間連結金具26を介して梁上部パイプ8、屋根材支持用パイプ7を確実に固定することができる。
前記実施例では請求項6に対応して、複数設けられた屋根材支持用パイプ7は放射方向に配置されており、これら屋根材支持用パイプ7は放射方向の中心38に設けられた第三のパイプ間連結金具32によって連結し、第三のパイプ間連結金具32は交差方向にある一方の屋根材支持用パイプ7の周面上部と他方の屋根材支持用パイプ7とを上方から覆う第九の嵌合部33を有する第二の上板34と、梁上部パイプ8の周面下部と他方の梁上部パイプ8の周面下部と屋根材支持用パイプ7の一端7Aの周面下部とを下方から覆う第十の嵌合部35を有する第二の下板36と、これら第二の上板34と第二の下板36とを連結する第二の上板・下板連結手段37とを備えたことにより、嵌合作用を備えた第三のパイプ間連結金具32を介して屋根材支持用パイプ7を確実に固定することができる。
図12は実施例2を示しており、この実施例は囲い板2´が波型形状ではなく、平らな平板の場合を示しており、この実施例2では前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例2においては、固定金具18´は、角部柱パイプ5や中間支持パイプの室外側を嵌合する内側を開口した第五の嵌合部20と、角部柱パイプ5や中間支持パイプ19の室内側を嵌合する外側を開口した第六の嵌合部21と、これら第五の嵌合部20と第六の嵌合部21とを一体化する両者間を貫通固定するボルト・ナットにより形成された第二の連結手段22と、第五の嵌合部20と一体に設けられると共に、囲い板2の室内側に沿って横向に設けられる囲い板2´の当接受け部23と、当接受け部23と囲い板2´との間に介在する固定用ビスにより形成する固定具24とを備えている。実施例では囲い板2´の平断面は平板状であって、当接受け部23´もその当接側は囲い板2´に沿わせるように平に形成している。
したがって、角部柱パイプ5や中間支持パイプ19に固定金具18´を固定した状態で、当接受け部23´に平板状の囲い板2´をあてがうと共に、固定具24により囲い板2を当接受け部23に固定することができる。
以上のように本考案にかかる組み立てハウスは、各種の用途に適用できる。
本考案の第1実施例を示す全体斜視図である。 同室内の斜視図である。 同梁上部パイプまわりを下方から見た状態の斜視図である。 同梁上部パイプまわりを横方向から見た状態の斜視図である。 同囲い板まわりを上方から見た状態の斜視図ある。 同第二のパイプ間連結金具まわりの斜視図である。 同囲い板の固定まわりを室外側から見た状態の斜視図である。 同囲い板の固定まわりを室内側から見た状態の斜視図である。 同中間パイプまわりの斜視図である。 同第三のパイプ間連結金具まわりの斜視図である。 同第二のパイプ間連結金具まわりの断面図である。 本考案の第2実施例を示す斜視図である。
符号の説明
2 2´ 囲い板
3 屋根材
4 土台パイプ
5 角部柱パイプ
6 梁パイプ
7 屋根材支持用パイプ
7A 一端
8 梁上部パイプ
10 第一のパイプ間連結金具
11 上部架設材
12 下部架設材
13 第一の嵌合部
14 第二の嵌合部
15 第三の嵌合部
16 第四の嵌合部
17 第一の連結手段
18 18´ 固定金具
20 第五の嵌合部
21 第六の嵌合部
22 第二の連結手段
23 当接受け部
24 固定具
25 凹部、凸部
26 第二のパイプ間連結金具
27 第七の嵌合部
28 第一の上板
29 第八の嵌合部
30 第一の下板
31 第一の上板・下板連結手段
32 第三のパイプ間連結金具
33 第九の嵌合部
34 第二の上板
35 第十の嵌合部
36 第二の下板
37 第二の上板・下板連結手段
38 中心

Claims (6)

  1. 土台パイプと、該土台パイプの角部に立設する角部柱パイプと、隣接する前記角部柱パイプに横架する梁パイプと、内側に向けて前記梁パイプに連結する屋根材支持用パイプと、前記土台パイプと前記角部柱パイプと前記梁パイプに囲まれる箇所を覆うように設けられる囲い板と、前記屋根材支持用パイプによって支持される屋根材と、前記土台パイプ、前記角部柱パイプ、前記梁パイプ、前記屋根材支持用パイプのいずれかを連結金具を介して連結したことを特徴とする組み立てハウス。
  2. 前記梁パイプの上部に該梁パイプと平行な梁上部パイプを設けると共に、前記梁上部パイプに前記屋根材を固定し、前記梁パイプと前記梁上部パイプを第一のパイプ間連結金具により連結し、該第一のパイプ間連結金具は、上下一対の上部架設材と下部架設部材とを備え、前記上部架設材の一方に前記梁パイプの周面上部を嵌合する第一の嵌合部を設けると共に、前記上部架設材の他方に前記梁上部パイプの周面上部を嵌合する第二の嵌合部を設け、前記下部架設材の一方に前記梁パイプの周面下部を嵌合する第三の嵌合部を設けると共に、前記下部架設材の他方に前記梁上部パイプの周面下部を嵌合する第四の嵌合部を設け、前記上部架設材の上部中間部と下部架設部材の下部中間部を連結する第一の連結手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウス。
  3. 前記角部柱パイプの室外側を嵌合する第五の嵌合部と、前記角部柱パイプの室内側を嵌合する第六の嵌合部と、これら第五の嵌合部と第六の嵌合部とを一体化する第二の連結手段と、前記第五の嵌合部と一体に設けられると共に、前記囲い板の室内側に沿って設けられる前記囲い板の当接受け部と、前記当接受け部と前記囲い板との間に介在する固定具とを備えたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウス。
  4. 前記囲い板が波型の凹凸が並設しており、該凹凸に前記当接受け部が嵌合することを特徴とする請求項3記載の組み立てハウス。
  5. 交差方向にある一対の前記梁上部パイプの角部に前記屋根材支持用パイプの一端が対向するように設けられると共に、これら一対の前記梁上部パイプと前記屋根材支持用パイプの一端を第二のパイプ間連結金具によって連結し、
    前記第二のパイプ間連結金具は交差方向にある一方の前記梁上部パイプの周面上部と前記他方の梁上部パイプの周面上部と前記屋根材支持用パイプの一端の周面上部とを上方から覆う第七の嵌合部を有する第一の上板と、前記梁上部パイプの周面下部と他方の前記梁上部パイプの周面下部と前記屋根材支持用パイプの一端の周面下部とを下方から覆う第八の嵌合部を有する第一の下板と、これら前記第一の上板と第一の下板とを連結する第一の上板・下板連結手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウス。
  6. 複数設けられた前記屋根材支持用パイプは放射方向に配置されており、これら前記屋根材支持用パイプは前記放射方向の中心に設けられた第三のパイプ間連結金具によって連結し、
    前記第三のパイプ間連結金具は交差方向にある一方の前記屋根材支持用パイプの周面上部と他方の前記屋根材支持用パイプとを上方から覆う第九の嵌合部を有する第二の上板と、前記梁上部パイプの周面下部と他方の前記梁上部パイプの周面下部と前記屋根材支持用パイプの一端の周面下部とを下方から覆う第十の嵌合部を有する第二の下板と、これら前記第二の上板と前記第二の下板とを連結する第二の上板・下板連結手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の組み立てハウス。
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