JP3143860U - 薄型ファイルのポケット強化構造 - Google Patents

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和行 久保田
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和行 久保田
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Abstract

【課題】10μ厚以下の極薄の合成樹脂フィルムを用いても簡単に破れたりすることなくして長期に亘って安定して使用することのできる薄型ファイルのポケット強化構造を提供する。
【解決手段】ポリプロピレン等の合成樹脂フィルムを用いて中間の折り目を挟んで左右に横差し入れ形または縦差し入れ形のポケット4を熱シール形成するようにした薄型ファイルにおいて、熱シール2a,2bを一定幅以上の幅のある帯状にて形成し、または線状と帯状の2本以上にて形成して各ポケット4の熱シール部分を強化するようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は薄型ファイルのポケット強化構造に関するものである。
この種のファイルとしては特開平5−262089号公報がある。該公報は3頁の0020の項にて、前記シーリング装置13においては、前記フィルム2a,2b及び芯材4の長尺物は間欠送り、間欠的停止時に溶断刃14によって長手方向に所定間隔を置いて幅方向に溶断溶着され、これにより形成されたファイリング用袋状シート15が順次載置台16の上に積層される。ということを記載している。
特開平5−262089号公報
しかしながら、この記載によれば溶断刃14による溶断溶着によって熱シール部は著しく細い線状にとどまるために短時間のうちに破れてポケット機能を失うという課題がある。
殊に10μ以下に薄いポケットにおいて顕著であるという課題があった。
本考案は、ポケットを形成する熱シールを一定幅以上の幅のある帯状とし、または帯状と線状の2本以上にて形成して熱シール部分を強化して、かかる課題を解決するようにしたのである。
薄型ファイルのポケットを一定幅以上の幅のある帯状の熱シールまたは帯状と線状の2本以上にて形成するようにしたので、各ポケットは破れることがなくなって、長期に亘って安定して使用し続けることができるという効果を生ずる。
10μ以下に極く薄いポケットを強化することができるという効果を生ずる。
本考案は、ポリプロピレン等の合成樹脂フィルムを用いて中間の折り目を挟んで左右に横差し込み形または縦差し込み形のポケットを熱シール形成するようにした薄型ファイルにおいて、熱シールを一定幅以上の幅のある帯状にて形成して、または2本以上にて形成して、該各ポケットの熱シール部分を強化するようにしたのである。
図1は第1実施例を示すもので、(a)に示すように10μ以下の薄いポリプロピレンのフィルム1の左右両側を中間点近くまで折返し重ねして、(b)に示すように上下の縁辺1a,1bを幅2mmの帯状にて熱シール2a,2bして、中間側を出入口3,3とする横差し入れ形とするポケット4を形成するのである。ポケット4を形成したフィルム1は数枚から十数枚を重ねてやや大きい表紙材5の内面上に載せて中間の折り目6にてウェルダー溶着7して以って折り開き可能な表紙付の薄型ファイル8とするのである。
各ポケット4は縁辺1a,1bを広幅2mmの熱シール2a,2bにて溶着形成するので、熱シール2a,2b部分は著しく強化されて、10μ以下の薄いファイル8も、各ポケット4は出入口3の開口時の開き圧、収納紙P等の出し入れを繰返しても破れることがなくなり、長期に亘って安定して使用することができるものとなる。熱シール2a,2bの幅は2.5mm,3mm、または1.5mm,1mmなどのようにフィルムの厚薄に応じて幅をかえて、ファイル8のポケット4を強化するのである。
なお、熱シール2a,2bはウェルダーにて形成するも溶着のみであって溶断工程はない。
図2は前記した帯状の各熱シール2a,2bの外側に線状の熱シール2c,2cを形成して、計2本の熱シールにして、熱シール部分をさらに強化するようにした実施例を示すものである。かくすることにより一方の熱シールが破れるときも他方の熱シールが後備えとなってポケット4は引続き機能し続けるものとなる。
図3は出入口3aを上辺とする縦差し入れ形のポケット4aの形成例を示すもので、合成樹脂フィルム1の左右両側を内折り返しして下の縁辺1bと内側端縁1cにつながるL形において帯状の熱シール2b,2dを形成し、または前例のように帯状の熱シールと線状の熱シールの2本以上に熱シールしてポケット4aを強化している。
図4は区分シート9を挟んで左右両側の表裏両面にポケット4bを形成した実施例を示すものである。熱シール可能な有色または透明の区分シート9と該区分シート9を中間部を除いた両側をポケット形成用のフィルム1d,1eの2つ折りにて挟み、合わせて3枚重ねにして熱シール2a,2bするようにしたほかは前例に同じである。実施例3と同様に縦差し入れ形のポケットに形成することもできる。
なお以上の各実施例はA4サイズの紙葉Pを差し込み収納する大きさのものを示しているが、B5サイズその他の各サイズ、また横長形としたり、区分け用の熱シール(図示してない)を設けて、半分大きさ等の紙葉Pを区分けして収納するようにすることもできる。
本考案は、合成樹脂フィルムを熱シールしてポケットを形成するようにした薄型ファイル、特に10μ以下に薄いフィルムを用いたポケットの熱シール部分を強化する補強構造として広く利用することができるものとなる。
(a)はフィルムの左右両側を返し折りする状態を示す斜視図、(b)は上下の縁辺に帯状の熱シールをして横差し入れ形のポケットを形成した斜視図 (a)は同、数枚のポケットと表紙材を重ねて中間の折り目をウェルダー溶着して形成した薄型ファイルの平面図、(b)は収納紙を差し入れを示す平面図 帯状の熱シールと線状の熱シールを形成した第2実施例を示す部分拡大平面図 縦差し入れ形のポケットの形成例を示す薄型ファイルの平面図 区分シートを挟んで左右両側の表裏両面に横差し入れ形のポケットを形成する例を示すもので、(a)は部材別の側面図、(b)は熱シールした後の平面図
符号の説明
1,1d,1eはポケット形成用の合成樹脂フィルム
1a,1bは上下の縁辺
1cは内側端縁
2a,2b,2dは帯状の熱シール
2cは線状の熱シール
3,3aは出入口
4,4a,4bはポケット
5は表紙材
6は折り目
7はウェルダー溶着
8は薄型ファイル
9は区分シート
Pは収納紙

Claims (2)

  1. ポリプロピレン等の合成樹脂フィルムを用いて中間の折り目を挟んで左右に横差し入れ形または縦差し入れ形のポケットを熱シール形成するようにした薄型ファイルにおいて、熱シールを一定幅以上の幅のある帯状にて形成し、または線状と帯状の2本以上にて形成して該各ポケットの熱シール部分を強化するようにしたことを特徴とする薄型ファイルのポケット強化構造。
  2. 10μ以下の薄いポケットを強化する請求項1に記載の薄型ファイルのポケット強化構造。
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