JP3240525U - 窓付き紙チャック袋 - Google Patents

窓付き紙チャック袋 Download PDF

Info

Publication number
JP3240525U
JP3240525U JP2022003761U JP2022003761U JP3240525U JP 3240525 U JP3240525 U JP 3240525U JP 2022003761 U JP2022003761 U JP 2022003761U JP 2022003761 U JP2022003761 U JP 2022003761U JP 3240525 U JP3240525 U JP 3240525U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
window
sheet
bag
zipper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022003761U
Other languages
English (en)
Inventor
圭太 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Sangyo Co Ltd filed Critical Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority to JP2022003761U priority Critical patent/JP3240525U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3240525U publication Critical patent/JP3240525U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】環境負荷が小さく、内容物の収容、封止が容易で、かつ内容物の確認が容易で、破断開封後の再封止が容易な袋を提供する。【解決手段】窓付き紙チャック袋10は、紙シート11、12と、窓シート30と、チャック40を含む平袋である。表裏一対の紙シート11、12を構成する紙材20の内面は封止材層21で被膜され、紙シート11、12の底縁部を除く三方の縁部はヒートシールされる。紙シート12の中間部には窓開口14を形成し、透明樹脂からなる窓シート30で窓開口14を塞ぐ。紙シート11、12の頂部ヒートシール部17より下側かつ窓シート30より上側の部分どうし間にはチャック40を挟む。一方の紙シート11の底縁部11bを他方より延出させ、その内面に粘着層50を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、袋に関し、特に紙材を主体とする窓付き紙チャック袋に関する。
商品を収容する袋としては、ポリエチレンなどの樹脂製の袋が知られている。樹脂製の袋は使用後の廃棄が容易でなく環境への負荷が懸念される。
特許文献1には、紙材を主体とする平袋が開示されている。一対の紙材の周縁部が互いに貼り合わされている。紙製であるから使用後の廃棄が容易で環境負荷が小さい。また、片側の紙材には、透明フィルムからなる窓が形成されている。したがって、袋を閉じたままでも、窓を通して内容物を視認することができる。
実用新案登録第3236693号公報
特許文献1の紙製の平袋は、一対の紙材の4つの縁部がヒートシールされているため、袋の製造と同時に内容物の収容を行なう必要がある。または、袋の製造時には一対の紙材の3つの縁部だけをヒートシールした三方袋としておき、残った1つの縁部からなる開口部から内容物を入れ、その後、開口部をヒートシールする。このため、内容物の収容、封止作業の時期に制約があったり、封止作業に手間がかかったりする。また、袋を破断して一度開封した後は再封止が困難である。
本考案は、かかる事情に鑑み、環境負荷が小さく、内容物の収容、封止が容易で、かつ内容物の確認が容易で、破断開封後の再封止が容易な袋を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案は、紙を主材とする窓付き紙チャック袋に係り、互いに対向する内面に封止材層が被膜され、底縁部を除く三方の縁部がヒートシールされ、一方の底縁部が他方より延び出た紙材からなる表裏一対の紙シートと、
前記一対の紙シートの何れかの中間部に形成された窓開口と、
前記窓開口を塞ぐ透明樹脂もしくは植物由来材からなる窓シートと、
前記一対の紙シートの頂縁部のヒートシール部より下側かつ前記窓シートより上側の部分どうし間に挟まれるように設けられたチャックと、
前記一方のシートの延出された底縁部の内面に設けられた粘着層と
を備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記粘着層が、前記紙シートに対し剥離不能な粘着性を有している。
好ましくは、前記チャックが雌雄一対のチャック部を有し、各チャック部が対応する紙シートの内面にヒートシールされている。
好ましくは、窓付き紙チャック袋全体に対する前記紙材の重量割合が50wt%以上である。
好ましくは、前記封止材層が、水性ヒートシール材の塗布層又は樹脂フィルムラミネート層である。
前記封止材層の厚みが、前記紙材の厚みの6分の1~7分の1である。
本考案に係る窓付き紙チャック袋によれば、紙を主材とするため、環境負荷が小さく、使用後の廃棄が容易である。また、未封止の開口部から内容物を容易に収容できる。収容後は、一方のシートの延出された底縁部を折り曲げて、粘着層を介して他方のシートとくっ付けることによって、容易に封止できる。また、袋を閉じたままでも、透明な窓シートを通して、外部から内容物を視認することができる。さらに、開封後は、チャックによって再封止できる。開封後も開け閉めが容易である。
図1(a)は、本考案の一実施形態に係る窓付き紙チャック袋の正面図である。図1(b)は、前記窓付き紙チャック袋の背面図である。 図2は、図1(a)のII-II線に沿う、前記窓付き紙チャック袋の縦断面図である。 図3(a)は、図1のIIIa-IIIa線に沿う、前記窓付き紙チャック袋のチャックと窓との間の横断面図である。図3(b)は、図1のIIIb-IIIb線に沿う、前記窓付き紙チャック袋の窓の上縁における横断面図である。図3(c)は、図1のIIIc-IIIc線に沿う、前記窓付き紙チャック袋の窓の中間高さでの横断面図である。 図4(a)は、前記窓付き紙チャック袋を、内容物を封入した状態で示す縦断面図である。図4(b)は、前記窓付き紙チャック袋を開封した状態で示す縦断面図である。
以下、本考案の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1(a)及び同図(b)に示すように、窓付き紙チャック袋10は、表裏一対の紙シート11,12と、窓シート30と、チャック40を含む平袋である。紙シート11,12は、主成分の紙材20と、封止材層21を含む。窓付き紙チャック袋10全体に対する紙材20の重量割合は、好ましくは50wt%以上であり、より好ましくは80wt%以上である。図2に示すように、紙シート11,12どうしの間に袋内室13が画成されている。図4(a)及び同図(b)に示すように、袋内室13に内容物2が収容される。
図2及び図3(a)に示すように、一対の紙シート11,12の紙材20の互いに対向する内面(袋内室13に面する面)には、封止材層21が被膜されている。封止材層21は、例えば変性ポリオレフィン等 の水溶性樹脂を含む水性ヒートシール材の塗布層によって構成されている。水性ヒートシール材が、紙材20の内面の全域にコーティングされることによって、封止材層21が構成されている。封止材層21の厚みは、紙材20の厚みと比べて十分に小さく、好ましくは紙材20の厚みの6分の1~7分の1程度である。図2~図4において、窓付き紙チャック袋10の各要素の厚みは、長さ及び幅に対して誇張されている。
なお、封止材層21は、水性ヒートシール材塗布層に限らず、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)等の樹脂フィルムラミネート層によって構成されていてもよい。
図1(a)及び同図(b)において網掛け模様で示すように、紙シート11,12の底縁部11b,12bを除く三方の縁部の封止材層21どうしがヒートシール(溶着)されている。紙シート11,12の頂縁部11a,12aどうしによる頂部ヒートシール部17には、吊り用孔17cが形成されている。
図1(b)に示すように、表側(一方)の紙シート11の底縁部11bは、裏側(他方)の紙シート12の底縁部12bよりも下方へ延び出ている。図2に示すように、紙シート12の底縁部12bと紙シート11との間が、窓付き紙チャック袋10の開口部10bとなっている。
図1(b)及び図2に示すように、紙シート11の底縁部11bの内面には、粘着層50が設けられている。粘着層50は、底縁部11bの幅方向のほぼ全域にわたって延びるテープ状である。粘着層50は、紙材20ひいては紙シート11に対し剥離不能な粘着性を有している。粘着層50の表面には剥離紙51が被せられている。
図1(b)に示すように、裏側(一対のうち何れか)の紙シート12の高さ方向の中間部には、窓開口14が形成されている。窓開口14は、紙シート12の全幅に及び、紙シート12の左右の側縁部12eに達している。紙シート12が、窓開口14を挟んで上下2つのシート部分15,16に分割されている。
図1(b)及び図2に示すように、紙シート12の窓開口14に透明な窓シート30が設けられている。窓シート30は、上下のシート部分15,16の間に介在され、窓開口14を塞いでいる。窓シート30の材質は、単層樹脂又はLLDPE/PET/LLDPE等の積層樹脂でもよく、セルロース等の植物由来材でもよい。窓シート30は、窓付き紙チャック袋10の全幅に及んでいる。
窓シート30の縁部が、窓開口14の縁部と重ねられるとともに該窓開口14の縁部の封止材層21とヒートシール(溶着)されている。詳しくは、図2及び図3(b)に示すように、窓シート30の上下の縁部31は、裏側の紙シート12における窓開口14の上下の縁部に内面側(図2において左側)から重ねられてヒートシールされている。図3(c)に示すように、窓シート30の左右の縁部32は、表側(反対側)の紙シート11の側縁部11eに裏側(図3(c)において上側)から重ねられてヒートシールされている。図3(b)に示すように、窓シート30の縁部31,32が交差して作るコーナー部33は、両側の紙シート11,12に挟まれてヒートシールされている。
図1(a)及び図2に示すように、一対の紙シート11,12の頂部ヒートシール部17より下側かつ窓シート30より上側の部分どうし間には、チャック40が挟まれるように設けられている。チャック40の材質は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂である。チャック40は、雌雄一対のチャック部41,42を有し、窓付き紙チャック袋10のほぼ全幅にわたって左右へ延びている。雌雄のチャック部41,42は互いに嵌合している。各チャック部41,42が、対応する紙シート11,12の内面にヒートシールされている。
図1(a)に示すように、窓付き紙チャック袋10の左右の側部ヒートシール部18における頂部ヒートシール部17とチャック40との間の部分には、それぞれノッチ19が形成されている。ノッチ19は、例えば三角形の切り欠き形状になっているが、線状の切込みであってもよい。窓付き紙チャック袋10の片側の側縁にだけノッチ19が設けられていてもよい。
窓付き紙チャック袋10の製造の際は、例えばシート部分15,16の間に窓シート30を配置してヒートシールすることによって、紙シート12を作成する。2つの紙シート11,12の頂縁部11a,12aどうしの間にチャック40を挿し込むとともに、頂縁部11a,12aどうし及び側縁部11e,12eどうしをヒートシールする。これによって、窓付き紙チャック袋10が出来上がる。
図4に示すように、窓付き紙チャック袋10に内容物2を詰める際は、底部の開口部10bから内容物2を袋内室13へ収容する。続いて、剥離紙51(図2)を剥がして撤去するとともに、表側の紙シート11の延出された底縁部11bを裏側へ折り返して、裏側の紙シート12と重ね合わせる。これによって、粘着層50が紙シート12と剥離不能に粘着される。このようにして、窓付き紙チャック袋10に内容物2を容易に封入することができ、窓付き紙チャック袋10の袋内室13を簡単に封止できる。
なお、粘着後の粘着層50を剥がそうとすると、紙シート11,12が材破される。
窓付き紙チャック袋10によれば、封止された状態のままでも、透明な窓シート30を通して、外 部から内容物2を視認することができる。
窓付き紙チャック袋10を開封する際は、図1(a)及び図4(a)において一点鎖線にて示すように、ノッチ19をきっかけとして、窓付き紙チャック袋10の頂部ヒートシール部17とチャック40との間の部分を幅方向に破断し、頂部ヒートシール部17を撤去する。紙シート11,12におけるチャック40の上側には破断縁が形成される。これら破断縁が、窓付き紙チャック袋10の新たな上端縁11d,12dとなる。図4(b)に示すように、これら上端縁11d,12dどうしを引き離すことで、チャック40の雌雄のチャック部41,42の嵌合を解除する。これによって、三窓付き紙チャック袋10の上端部が開口され、内容物2を取り出すことができる。さらには、チャック40の雌雄のチャック部41,42を嵌合解除したり嵌合したりすることで、窓付き紙チャック袋10を容易に開け閉めできる。
窓付き紙チャック袋10によれば、紙材20を主成分とするため、環境負荷が小さく、使用後の廃 棄が容易である。窓シート30は、セルロースなどの植物由来材からなるため、環境負荷を一層小さくできる。封止材層21は、水溶性であることに加えて、主成分である紙と比べて分量が非常に小さいから、環境への影響が小さい。
本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい て種々の改変をなすことができる。
例えば、窓開口14の幅が、窓付き紙チャック袋10の幅より小さくてもよい。紙シート12は、2つの シート部分15,16に分割されていなくてもよい。窓の形状は、特に限定が無く、円形でもよく、その他の形状でもよい。 窓の数は1つに限られない。2つの紙シート11,12にそれぞれ窓が形成されていて もよい。
窓開口14及び窓シート30が、表側の紙シート11に設けられていてもよい。
裏側の紙シート12の底縁部12bが、表側の紙シート11よりも延び出ていてもよく、該底縁部12bの内面に粘着層15が設けられていてもよい。
封止材層21は、紙材20の裏面における少なくとも底縁部を除く三方の縁部や窓開口14の周縁部等のヒートシールされる部分に塗布されていればよい。
本考案は、例えばリフィル用の収容袋に適用できる。
10 窓付き紙チャック袋
10b 開口部
11 表の紙シート
11a 頂縁部
11b 底縁部
11e 側縁部
12 裏の紙シート
12a 頂縁部
12b 底縁部
12e 側縁部
13 袋内室
14 窓開口
15 上のシート部分
16 下のシート部分
17 頂部ヒートシール部
18 側部ヒートシール部
19 ノッチ
20 紙材
21 封止材層
30 窓シート
31 上下の縁部
32 左右の縁部
33 コーナー部
40 チャック
41 雌チャック部
42 雄チャック部
50 粘着層
51 剥離紙

Claims (6)

  1. 互いに対向する内面に封止材層が被膜され、底縁部を除く三方の縁部がヒートシールされ、一方の底縁部が他方より延び出た紙材からなる表裏一対の紙シートと、
    前記一対の紙シートの何れかの中間部に形成された窓開口と、
    前記窓開口を塞ぐ透明樹脂もしくは植物由来材からなる窓シートと、
    前記一対の紙シートの頂縁部のヒートシール部より下側かつ前記窓シートより上側の部分どうし間に挟まれるように設けられたチャックと、
    前記一方のシートの延出された底縁部の内面に設けられた粘着層と
    を備えたことを特徴とする窓付き紙チャック袋。
  2. 前記粘着層が、前記紙シートに対し剥離不能な粘着性を有している請求項1に記載の窓付き紙チャック袋。
  3. 前記チャックが雌雄一対のチャック部を有し、各チャック部が対応する紙シートの内面にヒートシールされている請求項1に記載の窓付き紙チャック袋。
  4. 袋全体に対する前記紙材の重量割合が50wt%以上である請求項1に記載の窓付き紙チャック袋。
  5. 前記封止材層が、水性ヒートシール材の塗布層又は樹脂フィルムラミネート層である請求項1に記載の窓付き紙チャック袋。
  6. 前記封止材層の厚みが、前記紙材の厚みの6分の1~7分の1である請求項1に記載の窓付き紙チャック袋。
JP2022003761U 2022-11-14 2022-11-14 窓付き紙チャック袋 Active JP3240525U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022003761U JP3240525U (ja) 2022-11-14 2022-11-14 窓付き紙チャック袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022003761U JP3240525U (ja) 2022-11-14 2022-11-14 窓付き紙チャック袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3240525U true JP3240525U (ja) 2023-01-17

Family

ID=84900440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022003761U Active JP3240525U (ja) 2022-11-14 2022-11-14 窓付き紙チャック袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3240525U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI631907B (zh) 煙草袋
US20100247003A1 (en) Package Having Resealable Closure And Method Of Making Same
MX2013007499A (es) Envase con un vertedor resellable.
JP2002104440A (ja) ファスナーバッグ
US6723408B2 (en) Resealable envelope
JP5929067B2 (ja) 再封可能な包装袋
JP4629414B2 (ja) 注出補助部材およびその注出補助部材を袋の注出口部に貼着した注出口部付き袋
CN204548890U (zh) 横封边无撕条易撕包装袋
CN109310149B (zh) 可重复密封烟草袋
JP3240525U (ja) 窓付き紙チャック袋
US20130078401A1 (en) Packaging
JP2009040441A (ja) 手提げ付き包装袋
JP3153640U (ja) チャック付き合成樹脂製袋
GB2140774A (en) A re-sealable container
CN207860903U (zh) 气泡夹链包装袋
JP2012081967A (ja) 再封機能付き包装袋
KR100702624B1 (ko) 지대용지 및 지대
JP2003072777A (ja) 包装袋
TW202017814A (zh) 袋體及相關方法
JP5261899B2 (ja) 自立袋
JP6057240B2 (ja) 包装袋の使用方法
JP3236693U (ja) 窓付き袋
US20040238608A1 (en) Soap bar wrapper
JP7272835B2 (ja) 生分解性袋体及びその製造方法
JP2013049472A (ja) 包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3240525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150