JP3143193B2 - ディジタルカメラ信号処理回路 - Google Patents

ディジタルカメラ信号処理回路

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JP3143193B2 JP04043869A JP4386992A JP3143193B2 JP 3143193 B2 JP3143193 B2 JP 3143193B2 JP 04043869 A JP04043869 A JP 04043869A JP 4386992 A JP4386992 A JP 4386992A JP 3143193 B2 JP3143193 B2 JP 3143193B2
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治彦 村田
章弘 前中
徹 朝枝
聖肇 川上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタルカメラ信号
処理回路に関し、特にたとえばモザイク型カラーフィル
タあるいはストライプ型カラーフィルタを用いるCCD
からの撮像信号をディジタル的に処理する、ディジタル
カメラ信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像素子としてCCDを用いるビデオカ
メラは既に実現されているが、従来のカメラは、基本的
には、アナログ信号処理カメラである。図8に示すよう
なモザイク型カラーフィルタを有するCCDの場合、2
種類の色分離パルスSP1およびSP2(図9)に応じ
て、画素毎に、オフセットが画素信号に加算される。す
なわち、奇数オフセットは各奇数CCD出力信号に加算
され、偶数オフセットが各偶数CCD出力信号に加算さ
れる。そして、隣接画素のCCD出力信号を加算すると
輝度信号(Y)が得られ、減算すると2種類の色信号
(CrおよびCb)が得られ、この色信号(Crおよび
Cb)は1ラインおきに交互に出力される。
【0003】上述のように、CCD出力信号にはオフセ
ットが加算されているので、色信号(CrおよびCb)
から生成される色信号は実際の色とは違ったものにな
る。そこで、従来のアナログ信号処理カメラでは、色信
号(CrおよびCb)を生成した後、図9に示すよう
に、クランプ回路1によって、色分離パルスの影響によ
るオフセットを除くようにしている。
【0004】さらに、従来のアナログ信号処理カメラで
は、素子のばらつきや温度による電位の変動を除くため
に、図7に示すように、いくつものクランプ回路2〜5
を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明が向けられる
ディジタル信号処理カメラにおいて、図9のアナログ信
号処理回路をそのままディジタル信号処理回路に置き換
えると、クランプ回路1〜5の占めるゲート規模が大き
くなる。一方、ディジタル信号処理回路においては、基
本的には、信号処理中のオフセット変動がないので、入
力段でクランプするだけでよい。しかしながら、入力段
だけでクランプすると、いわゆる「黒浮き」が生じる。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、1
つのクランプ回路を設けただけでも黒浮きを発生しな
い、ディジタルカメラ信号処理回路を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、CCDから
の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換手
段、A/D変換手段からのディジタル信号に基づいてク
ランプレベルを算出するクランプレベル算出手段、A/
D変換手段からのディジタル信号からクランプレベルを
減算する第1減算手段、A/D変換手段からのディジタ
ル信号および第1減算手段からのクランプされたディジ
タル信号の一方に所定のオフセット値を加算する加算手
段、加算手段によって所定のオフセット値が加算された
ディジタル信号をゼロクリップするクリップ手段、クリ
ップ手段からのディジタル信号を処理するローパスフィ
ルタ手段、およびローパスフィルタ手段からのディジタ
ル信号から所定のオフセット値を減算する第2減算手段
を備える、ディジタルカメラ信号処理回路である。
【0008】
【作用】相関2重サンプリング回路においてリセットノ
イズが除去されたCCDからの出力信号は、たとえば自
動利得制御回路によって適当な振幅に調整された後、A
/D変換手段によってディジタル信号に変換される。こ
のディジタル信号に基づいて、たとえばCCDの出力信
号中の光学的黒の平均値(OBレベル)を各ライン毎に
算出しかつその平均値から巡回型フィルタによってクラ
ンプレベルを算出するような、クランプレベル算出手段
によって、クランプレベルが求められる。このクランプ
レベルがA/D変換手段からのディジタル信号から第1
減算手段によって減算され、したがってこのディジタル
信号がクランプされる。一方、加算手段がA/D変換手
段と第1減算手段との間または第1減算手段の後に設け
られ、加算手段がA/D変換手段からのディジタル信号
または第1減算手段からのクランプされたディジタル信
号に所定のオフセット値を加算する。その状態でクリッ
プ手段によってディジタル信号をゼロクリップすると、
オフセットのためにランダムノイズの負の成分が残る。
したがって、クリップ手段からのディジタル信号をロー
パスフィルタ手段に与え、かつその後第2減算手段によ
って加算手段が加算したと同じオフセット値をローパス
フィルタ手段からのディジタル信号から減じると、光学
的黒部分がほぼゼロになり、したがって黒浮きを生じな
い。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、A/D変換手段の後
に1つのクランプ回路を設けるだけでよいので、クラン
プ回路が占めるゲート規模はあまり大きくならず、した
がって従来のアナログ信号処理回路をそのままディジタ
ル信号処理回路に変換した場合に比べて、回路規模を縮
小することができる。しかも、加算手段によって所定の
オフセット値を加算した後ゼロクリップしかつローパス
フィルタ手段を通し、その後に同じオフセット値を第2
減算手段で減じるようにしているので、光学的黒部分が
ほぼゼロレベルとなり、黒浮きを生じることがない。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1に示すこの実施例のディジタルカメラ1
0は、相関2重サンプリング回路(図示せず)において
リセットノイズが除去されたCCD(図示せず)からの
出力信号を受ける自動利得制御(AGC)回路12を含
み、このAGC回路12はCPU14からたとえばPW
M信号として与えられる利得制御信号に基づいてAGC
電圧を発生するAGC電圧発生回路(図示せず)からの
AGC電圧に応じて、CCDからの出力信号を最適な振
幅にしてA/D変換器16に与える。A/D変換器16
では、CCDからの出力信号をディジタル信号に変換
し、このディジタル信号が加算回路18およびクランプ
レベル算出回路20に与えられる。
【0012】加算回路18では、CPU14から与えら
れるオフセット値を、A/D変換器16から出力される
ディジタル信号に加算する。このオフセット値は、好ま
しくは、AGC回路12に設定する利得の大きさに応じ
て設定する。たとえば、AGC回路12の利得が大きい
ときにはオフセット値を大きくし、逆のときにはオフセ
ット値を小さくする。
【0013】一方、クランプレベル算出回路20は、簡
単にいうと、図2に示す遮光エリアのうち、OBレベル
検出エリアにおける光学的黒部分(OB)の各ライン毎
の平均値(「OBレベル」と呼ぶ)を算出し、それに基
づいてクランプレベルを算出する。具体的には、クラン
プレベル算出回路20は、図3に示される。図3を参照
して、クランプレベル算出回路20は、A/D変換器1
6からのたとえば8ビットのディジタル信号(入力デー
タ)を受ける選択回路22を含み、この選択回路22で
は、その入力データを1倍したもの(×1)または2倍
したもの(×2)を選択的に出力して加算回路24に与
える。加算回路24には、アンドゲート26を通して、
選択回路28,30および32で選択されたデータが与
えられる。アンドゲート26は図4に示す信号VSET
によって制御される。この信号VSETは図2に示すO
Bレベル検出エリアの始まりの奇数および偶数各1画素
でのみローレベルとなる信号である。また、選択回路2
8および30は図4に示す信号HSETによって制御さ
れ、与えられたデータを1/2倍したもの(1/2)ま
たは1倍したもの(1)を選択的に出力する。この信号
HSETは図4に示すように、図2のOBレベル検出エ
リアの各ラインの始端の奇偶2画素分でローレベルとな
る信号である。選択回路32は、信号ODD/EVEN
によって制御され、信号ODD/EVENがハイレベル
のとき選択回路28の出力を、ローレベルのとき選択回
路30の出力を、それぞれ選択して出力する。この信号
ODD/EVENは、図4に示すように、CCDの奇数
画素のときハイレベルとなり偶数画素のときローレベル
となる信号である。
【0014】そして、加算回路24の出力は加算レジス
タ32に与えられる。この加算レジスタ32は奇数用レ
ジスタ34および偶数用レジスタ36を含み、加算回路
24の出力のうち奇数画素のデータが奇数用レジスタ3
4に与えられ、偶数画素のデータが偶数用レジスタ36
に与えられる。奇数用レジスタ34および偶数用レジス
タ36からの出力は先に述べた2つの選択回路28およ
び30にそれぞれ与えられるとともに、クランプ値レジ
スタ38に含まれる奇数用レジスタ40および偶数用レ
ジスタ42にそれぞれ与えられる。加算レジスタ32は
加算回路24からの出力をラッチし、クランプ値レジス
タ38は加算レジスタ32からの出力をラッチする。た
だし、加算レジスタ32の奇数用レジスタ34および偶
数用レジスタ36からの出力は、それぞれ、1/16さ
れてクランプ値レジスタ38の奇数用レジスタ40およ
び偶数用レジスタ42にそれぞれラッチされる。
【0015】加算レジスタ32の奇数用レジスタ34は
信号CLKODDをラッチ信号として受け、偶数用レジ
スタ36はCLKEVENをラッチ信号として受ける。
図4に示すように、信号CLKODDは奇数画素毎に出
力されるクロックであり、信号CLKEVENは偶数画
素毎に出力されるクロックである。そして、クランプ値
レジスタ38の奇数用レジスタ40および偶数用レジス
タ42には、信号CLKHDが共通のラッチタイミング
信号として与えられる。信号CLKHDは、図4に示す
ように、各ライン毎に図2で示す右端の1画素において
のみハイレベルとなる信号である。
【0016】そして、クランプ値レジスタ38の奇数用
レジスタ40の出力および偶数用レジスタ42の出力が
選択回路44に与えられる。この選択回路44は先の選
択回路32と同様に、信号ODD/EVENによって制
御され、信号ODD/EVENがハイレベルのとき奇数
用レジスタ40の出力を、ローレベルのとき偶数用レジ
スタ42の出力を選択して出力する。
【0017】図3のクランプレベル算出回路20におい
て、まず奇数画素について、8画素分のOBレベルを計
算する。そのために、クランプすべきラインのタイミン
グで選択回路22が「×2」に選択される。したがっ
て、入力データが1ビットシフトアップされ、結果的に
入力の2倍のデータがこの選択回路22から出力され
る。このとき、アンドゲート26の制御入力である信号
VSETが、図4に示すようにローレベルになるので、
加算回路24の出力は、選択回路22から出力される第
1奇数画素のデータの2倍のデータである。この2倍の
データが加算レジスタ32の各レジスタ34および36
に入力され、図4に示す信号CLKODDに応じて、奇
数用レジスタ34にラッチされる。この奇数用レジスタ
34にラッチされたデータが選択回路28に与えられ
る。選択回路28は、図4に示すローレベルの信号HS
ETに応じて入力データを1倍したデータを選択回路3
2に出力する。選択回路32は信号ODD/EVENが
ハイレベルのとき、上側入力を選択しかつローレベルの
とき下側入力を選択するので、結果的に、選択回路32
からは、選択回路28からの1倍された奇数画素のデー
タがアンドゲート26に与えられる。すなわち、このと
きアンドゲート26に入力されるデータは、第1奇数画
素の2倍のデータである。
【0018】次の第2奇数画素のデータが入力されたと
き、選択回路22から再び2倍されたデータが加算回路
24に与えられる。このとき、信号VSETがハイレベ
ルであるため、アンドゲート26を通して第1奇数画素
の2倍のデータが加算回路24に与えられる。したがっ
て、加算回路24では、第1奇数画素の2倍のデータと
第2奇数画素の2倍のデータとを加算し、その加算結果
が加算レジスタ32の奇数用レジスタ34にラッチされ
る。このような動作が、以後、第8奇数画素まで繰り返
され、結果的に、加算レジスタ32の奇数用レジスタ3
4には、入力データが16倍されたデータがラッチされ
ることになる。
【0019】ライン毎に画面の右端(終わり)でハイレ
ベルとなるラッチ信号CLKHD(図4)に応答して、
加算レジスタ32の奇数用レジスタ34にラッチされた
データが1/16されて、すなわち4ビットシフトダウ
ンされて、クランプ値レジスタ38の奇数用レジスタ4
0にラッチされる。したがって、選択回路44が、信号
ODD/EVENのハイレベルに応答して、奇数用レジ
スタ40にラッチされたOBレベル検出エリア(図2)
の最初の1ラインの奇数8画素分のOBレベルデータを
出力する。
【0020】それ以降のラインすなわち第2ライン以降
では、選択回路22は「×1」を選択し、選択回路28
および30は最初の1画素のみ「1/2」を選択しそれ
に引き続く7画素のとき「1」を選択する。したがっ
て、加算レジスタ32からは、再び、16倍データが出
力され、それが「1/16」されることによって、ライ
ン毎の8画素分のOBレベルが選択回路44から出力さ
れることになる。すなわち、加算回路24から加算レジ
スタ32,選択回路28,30および32ならびにアン
ドゲート26を通る回路によって巡回型フィルタが構成
される。ただし、この実施例では巡回型フィルタの重み
係数(k)は「1/2」に設定されているが、この係数
は0<k<1の範囲で任意に設定できる。すなわち、係
数(k)を設定することによって、最初のラインのクラ
ンプレベルはOBレベルそのままの値となり、2ライン
目以降のクランプレベルは前ラインのクランプレベルと
新しく得られたOBレベルとの係数(k)の加重平均と
なる。したがって、2ライン目以降のOB部分にノイズ
が含まれていたとしても、それが画像に対して与える影
響を1/k倍に軽減できる。
【0021】なお、奇数画素についてOBレベルを求め
かつクランプレベルを算出する動作のみを説明したが、
偶数画素についても、信号ODD/EVENがローレベ
ルとなることによって選択回路32および44が下側入
力を選択する点以外は、奇数画素のときと同様の動作を
行うので、ここでは重複する説明は省略する。いずれに
しても、図3回路は奇数または偶数画素毎にクランプレ
ベルを算出する。
【0022】このようにしてクランプレベル算出回路2
0からクランプレベルが出力され、それが図1に示す第
1減算回路46に入力される。したがって、加算回路1
8でオフセット値が加算されたデータからクランプレベ
ル算出回路20で算出されたクランプレベルが第1減算
回路46によって減算され、A/D変換器16からのデ
ィジタル信号がディジタル的にクランプされる。
【0023】第1減算回路46の出力はたとえばオアゲ
ートなどを含むゼロクリップ回路48によってゼロクリ
ップされた(負の数値がゼロレベルに強制された)後、
ディジタルローパスフィルタ50を経て第2減算回路5
2に与えられる。この第2減算回路52の減数入力とし
ては、CPU14から加算回路18に与えたと同じオフ
セット値が与えられる。
【0024】すなわち、加算回路18および第2減算回
路52によってオフセット値を加算しかつ減算するこの
実施例の場合と、そのようなオフセット値を用いない場
合とについて図5および図6を参照して、具体的に説明
する。図5(A)および図6(A)は、いずれも、左側
が黒で右側が白の被写体を撮影した場合のA/D変換器
16から出力される1ラインのCCD出力信号(ディジ
タル信号)である。実際の信号は、ランダムノイズを含
むため、この図5(A)または図6(A)に示すような
波形となる。このとき、クランプレベルは点線で示すレ
ベルであり、このレベルで第1減算回路46によってク
ランプされる。
【0025】オフセット値を加算しない場合には、ゼロ
クリップ回路48の出力は図5(B)のような信号とな
る。この信号がローパスフィルタ50を通ると、図5
(C)のような波形となり、黒であるはずの部分の信号
がゼロにならないため「黒浮き」と呼ばれる現象が起こ
る。ところが、この実施例に従って、加算回路18によ
ってオフセット値を加算すると、ゼロクリップ回路48
の出力信号は図6(B)に示す波形となる。これをロー
パスフィルタ50で処理すると、図6(C)に示す波形
となり、その後第2減算回路52によってオフセット値
を減算することによって、図6(D)に示すように、光
学的黒部分の信号はほぼゼロとなり、「黒浮き」のない
画像信号を得ることができる。
【0026】先に説明したように、このオフセット値は
AGC回路12の利得に応じて変化させる。すなわち、
利得が大きいときはノイズも大きくなるのでオフセット
値を大きくして黒浮きを防ぎ、利得が小さいときにはノ
イズも小さいので、オフセット値を小さくして信号のダ
イナミックレンジを大きくする。なお、上述の実施例で
は、CCD(図示せず)がモザイク型カラーフィルタを
有する場合について説明した。しかしながら、この発明
は、ストライプ型カラーフィルタを有するCCDからの
出力信号を処理する場合にも適用できる。ただし、この
場合には、図1に示すクランプレベル算出回路20が図
7に示すものに置き換えられる。
【0027】すなわち、この図7に示すクランプレベル
算出回路20′は、図3のクランプレベル算出回路20
と同様に、選択回路22,加算回路24,アンドゲート
26,加算レジスタ32,選択回路28′,29および
30′,選択回路32′,クランプ値レジスタ38およ
び選択回路44′を含む。選択回路32′および44′
は、ストライプ型カラーフィルタ(図示せず)の各画素
毎にハイレベルとなる信号(色分離パルス)SELAB
Cによって制御され、信号SELABCが第1画素のと
きハイレベルであれば、選択回路32′および44′が
上側入力を選択し、信号SELABCが第2画素のタイ
ミングでハイレベルのとき選択回路32′は真中の入力
を選択し、そして信号SELABCが第3画素のタイミ
ングでハイレベルのとき選択回路32′および44′は
下側入力を選択する。それ以外の動作については、先の
図3の動作から容易に理解できるので、ここでは詳細な
説明の繰り返しを省略する。いずれにしても、図7回路
では3画素毎に各々の画素に対応するクランプレベルを
算出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例においてクランプレベルを算出する
ためのOBレベル検出エリアを示す図解図である。
【図3】図1実施例におけるクランプレベル算出回路の
一例を示すブロック図である。
【図4】図3のクランプレベル算出回路の動作を示すタ
イミング図である。
【図5】図1実施例においてオフセット値を加算しかつ
減算しない場合の比較例を示す波形図である。
【図6】図1実施例の動作を示す波形図である。
【図7】図1実施例においてストライプ型カラーフィル
タのCCDを用いた場合のクランプレベル算出回路を詳
細に示すブロック図である。
【図8】モザイク型カラーフィルタの配列を示す図解図
である。
【図9】従来のアナログ信号処理回路の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 …ディジタル信号処理カメラ 12 …AGC回路 14 …CPU 16 …A/D変換器 18 …加算回路 20,20′ …クランプレベル算出回路 46 …第1減算回路 48 …ゼロクリップ回路 50 …ローパスフィルタ 52 …第2減算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝枝 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川上 聖肇 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−6962(JP,A) 特開 平3−291070(JP,A) 特開 昭63−97071(JP,A) 特開 平4−217196(JP,A) 特開 平4−151979(JP,A) 特開 昭62−285580(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/243 H04N 5/16 H04N 5/335 H04N 9/04 H04N 9/72

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CCDからの出力信号をディジタル信号に
    変換するA/D変換手段、 前記A/D変換手段からのディジタル信号に基づいてク
    ランプレベルを算出するクランプレベル算出手段、 前記A/D変換手段からのディジタル信号から前記クラ
    ンプレベルを減算する第1減算手段、 前記A/D変換手段からのディジタル信号および前記第
    1減算手段からのクランプされたディジタル信号の一方
    に所定のオフセット値を加算する加算手段、 前記加算手段によって前記所定のオフセット値が加算さ
    れたディジタル信号をゼロクリップするクリップ手段、 前記クリップ手段からのディジタル信号を処理するロー
    パスフィルタ手段、および前記ローパスフィルタ手段か
    らのディジタル信号から前記所定のオフセット値を減算
    する第2減算手段を備える、ディジタルカメラ信号処理
    回路。
  2. 【請求項2】前記CCDからの出力信号を受けてその出
    力を前記A/D変換手段に与える自動利得制御手段、お
    よび前記自動利得制御手段に利得制御信号を与える手段
    をさらに備え、 前記所定のオフセット値は前記利得制御信号によって制
    御される前記自動利得制御手段の利得に応じて設定され
    る、請求項1記載のディジタルカメラ信号処理回路。
  3. 【請求項3】前記クランプレベル算出手段は、各ライン
    毎に前記CCDからの出力信号に含まれる光学的黒部分
    の平均値を算出する平均値手段、および各ライン毎に前
    記平均値手段から得られる光学的黒部分の平均値に基づ
    いて前記クランプレベルを算出する巡回型フィルタ手段
    を含む、請求項1または2記載のディジタルカメラ信号
    処理回路。
  4. 【請求項4】前記CCDはモザイク型カラーフィルタを
    含み、 前記クランプレベル算出手段は奇数画素および偶数画素
    の各々に対するクランプレベルを算出し、かつ前記第1
    減算手段は前記A/D変換手段からの奇数画素ディジタ
    ル信号から前記奇数画素クランプレベルを減算しかつ偶
    数画素ディジタル信号から前記偶数画素クランプレベル
    を減算する、請求項1ないし3のいずれかに記載のディ
    ジタルカメラ信号処理回路。
  5. 【請求項5】前記CCDはストライプ型カラーフィルタ
    を含み、 前記クランプレベル算出手段は3画素毎に各々の画素に
    対応したクランプレベルを算出し、かつ前記第1減算手
    段は前記A/D変換手段からのそれぞれの画素のディジ
    タル信号からその画素に応じたクランプレベルを減算す
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載のディジタルカ
    メラ信号処理回路。
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Cited By (2)

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