JP3049262B2 - 画像補正装置 - Google Patents

画像補正装置

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JP3049262B2
JP3049262B2 JP2215830A JP21583090A JP3049262B2 JP 3049262 B2 JP3049262 B2 JP 3049262B2 JP 2215830 A JP2215830 A JP 2215830A JP 21583090 A JP21583090 A JP 21583090A JP 3049262 B2 JP3049262 B2 JP 3049262B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置等の画像処理装置に適用さ
れる画像補正装置に関するものである。
(従来の技術) ファクシミリ装置等の光電変換素子の出力には、原稿
コントラスト等の空間周波数伝達特性に伴う劣化が生じ
る。そこで、従来よりMTF(modulation transfen funct
ion)補正が行われている。
従来のMTF補正装置の構成を第5図に示す。例えば、C
CD等のイメージセンサ101の出力は、16ビット出力のA/D
変換器102に与えられてディジタル化され、RAM2に格納
される。RAM2はイメージセンサ101の出力に係る1ライ
ン分の画信号を蓄積し、その出力はRAM1へ与えられる。
RAM1もイメージセンサ101の出力に係る1ライン分の画
信号を蓄積する容量を有する。従って、RAM2に第Nライ
ン目の画信号が格納されたときに、RAM1には第(N−
1)ライン目の画信号が格納されていることになる。RA
M1,2の出力はそれぞれ1ビットラッチ3,4によりタッチ
される。また、ラッチ4の出力は1ビットラッチ5にラ
ッチされ、A/D変換器102の出力が1ビットラッチ6にラ
ッチされる。各ラッチ3〜6のラッチタイミングとRAM
1,2への画信号書き込みタイミングとは同期している。
従って、今、ラッチ6に対し第2図に示す第(N+1)
ライン目のFで示される画素の画信号が与えられるタイ
ミングでは、ラッチ3〜6の出力はD,B,A,Eであり、RAM
2の出力はCとなる。
ラッチ3,4,6の出力D,B,Eは演算回路7に与えられ、ラ
ッチ4,5及びRAM2の出力B,A,Cは演算回路8に与えられ
る。演算回路8は主走査方向の次式で示される2次微分
出力▲f ▼を出力し、演算回路7は副走査方向の次
式で示される2次微分出力▲f ▼を出力する。
▲f ▼=(A−B)+(C−B) =A+C−2B …(1) ▲f ▼=(D−B)+(E−B) =D+E−2B …(2) そして、演算回路8の出力は乗算器10によって主走査
方向の強調係数αが乗算され、演算回路7の出力は乗算
器9によって副走査方向の強調係数βが乗算され、それ
ぞれ加算器11で加えられる。加算器11の出力及びラッチ
4の出力Bは減算器12へ与えられ次式(3)で示される
補正出力Brが得られる。
Br=B−(α▲f ▼+β▲f ▼)/2 =B−{α(A+C−2B)+β(D+E−2B)}/2 …(3) ただし、減算器12はBrが負の値となるときには、これ
に代えてゼロを出力する。この減算器12の出力Brは2値
化回路104に与えられ2値の画信号とされる。ここに、
2値化回路104の閾値Sは7であり、Br>7のときには
白(0)、Br≦7のときには黒(1)とされる。
以上のような画像補正装置によると、第2図に示され
る画素Bを注目画素として、補正出力Brを得て2値化回
路104に与えることにより、画素Bを強調することがで
き、特に細線を強調するように使用できる。
ここで、一例として第3図に示されるような10×6画
素からなるエリアを想定する。各画素の数字は16レベル
の階調を示し、小さいほど黒に近く、大きいほど白に近
くなる。注目画素をとすると、第5図におけるラッチ
3〜6とRAM2の出力は、A=5,B=3,C=3,D=10,E=12
となる。この数値を(3)式に代入して補正出力Brを求
めると、強調係数α=β=1として、Br=−6となり負
数であるから減算器12の出力は0となる。この0が2値
化回路104へ与えられ閾値7より小であるから、その出
力は黒(0)とされる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の画像補正装置において第3
図に示されるように読み取り結果が黒側においても、白
側においてもばらつきがある場合には、本来、黒とされ
るべき注目画素が白とされることがある。
例えば、注目画素をとすると、A=3,B=6,C=3,D
=3,E=10となるから、強調係数α=β=1として
(3)式より補正出力Brを求めると、Br=8,5となり閾
値7より大きいため2値化回路104では白に変換がなさ
れる。このため、2値化回路104で2値化された画信号
を用いて記録を行うと第4図の丸で囲った部分のように
細線が途切れてしまうという問題点が生じていた。
本発明は上記のような従来の画像補正装置の問題点に
鑑みなされたもので、その目的はディジタル画信号が、
読み取りのばらつきのある状態で得られても的確な補正
を行うことのできる画像補正装置を提供することであ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係る画像補正装置は、与えられるディジタル
画信号の注目画素と、この注目画素の上下左右に隣接す
る4個の画素とのを導出する画素導出手段と、導出され
た注目画素と左右の画素とのそれぞれのレベル差を求
め、このレベル差を加算する第1の演算回路と、導出さ
れた注目画素と上下の画素とのそれぞれのレベル差を求
め、このレベル差を加算する第2の演算回路と、導出さ
れた注目画素と左右の画素とのそれぞれのレベル差を求
め、このレベル差が共に所定値を超えるか否かに基づき
複数の強調係数のいずれかを選択して出力する第1の選
択回路と、導出された注目画素と上下の画素とのそれぞ
れのレベル差を求め、このレベル差が共に所定値を超え
るか否かに基づき複数の強調係数のいずれかを選択して
出力する第2の選択回路と、前記第1の加算回路の出力
と前記第1の選択回路の出力の乗算を行う第1の乗算回
路と、前記第2の加算回路の出力と前記第2の選択回路
の出力の乗算を行う第2の乗算回路と、前記第1の乗算
回路の出力と第2の乗算回路の出力とを加える第3の加
算回路と、この第3の加算回路の出力から注目画素のレ
ベルを減算する減算回路とを備えたことを特徴とする。
(作用) 上記構成により、注目画素と左右の画素とのそれぞれ
のレベル差を求め、このレベル差が共に所定値を超える
か否かに基づき複数の強調係数のいずれかを選択し、注
目画素と上下の画素とのそれぞれのレベル差を求め、こ
のレベル差が共に所定値を超えるか否かに基づき複数の
強調係数のいずれかを選択しているので、注目画素を中
心とした上下左右の画素の読み取りレベルの分散度合い
に基づき強調係数を変えることができ、注目画素のレベ
ルに対して、上下左右の画素のレベルとの差によるMTF
補正を加える場合に、適切な補正がなされる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に本発明の一実施例に係る画像補正装置を示す。
同図において、第5図と同一の構成要素には同一の符号
を付しその説明を省略する。本実施例では強調係数選択
手段13,14が設けられる。強調係数選択手段13はラッチ
3,4,6の出力D,B,Eを受けて、 |D−B|≧3かつ|E−B|≧3であるかを検出し、この条
件が満されるとβ=0を出力し、その他のときにはβ
=1を出力する。また、強調係数選択手段14はラッチ
4,5及びRAM2の出力B,A,Cを受けて、 |A−B|≧3かつ|C−B|≧3であるかを検出し、この条
件が満されるとα=0を出力し、その他のときにはα
=1を出力する。強調係数選択手段13の出力は乗算器
9へ出力され、強調係数選択手段14の出力は乗算器10へ
出力される。
以上のように構成された画像補正装置において、注目
画素を第3図のとすると、 |D−B|≧3、かつ、|E−B|≧3であり、また、 |A−B|≧3、かつ、|C−B|≧3となるので、 強調係数選択手段13の出力はβ=0であり、強調係数
選択手段14の出力はα=0である。そして、この強調
係数α1を用いて(3)式による演算処理が演算回
路7,8、乗算器9,10加算器11、減算器12によって行わ
れ、補正出力BrがBr=6として出力される。2値化回路
104の閾値は7であるからその出力は黒(0)とされ、
第4図に示した如き細線の途切れをなくすることが可能
となる。即ち、読み取りレベルのばらつきが大きい場合
(分散の度合が大きい場合)には、強調係数を小さくす
るように働くので、ばらつきの影響で強調が過ぎて黒画
素を白画素として出力されぬようにできるのである。
なお、本実施例では、強調係数を主走査方向と副走査
方向とに、それぞれ2つづつとしたが、3つづつ以上と
してもよい。この場合には、分散の度合を2つ以上の条
件で判定する。
[発明の効果] 以上説明の通り本発明によれば、注目画素と左右の画
素とのそれぞれのレベル差を求め、このレベル差が共に
所定値を超えるか否かに基づき複数の強調係数のいずれ
かを選択し、注目画素と上下の画素とのそれぞれのレベ
ル差を求め、このレベル差が共に所定値を超えるか否か
に基づき複数の強調係数のいずれかを選択しているの
で、注目画素を中心とした上下左右の画素の読み取りレ
ベルの分散度合いに基づき強調係数を変えることがで
き、注目画素のレベルに対して、上下左右の画素のレベ
ルとの差によるMTF補正を加える場合に、適切な補正が
なされ、細線が他の細線に突き当たるような部分の途切
れなどをなくでき、的確な画像補正を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は注目
画素について説明するための画素の図、第3図は10×6
画素のエリアを示す図、第4図は従来例による細線の途
切れを示す図、第5図は従来の画像補正装置のブロック
図である。 1,2……RAM、3〜6……ラッチ 7,8……演算回路、9,10……乗算器 11……加算器、12……減算器 101……イメージセンサ、102……A/D変換器 104……2値化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−123569(JP,A) 特開 昭63−248279(JP,A) 特開 昭63−244972(JP,A) 特開 昭62−185466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】与えられるディジタル画信号の注目画素
    と、この注目画素の上下左右に隣接する4個の画素との
    を導出する画素導出手段と、 導出された注目画素と左右の画素とのそれぞれのレベル
    差を求め、このレベル差を加算する第1の演算回路と、 導出された注目画素と上下の画素とのそれぞれのレベル
    差を求め、このレベル差を加算する第2の演算回路と、 導出された注目画素と左右の画素とのそれぞれのレベル
    差を求め、このレベル差が共に所定値を超えるか否かに
    基づき複数の強調係数のいずれかを選択して出力する第
    1の選択回路と、 導出された注目画素と上下の画素とのそれぞれのレベル
    差を求め、このレベル差が共に所定値を超えるか否かに
    基づき複数の強調係数のいずれかを選択して出力する第
    2の選択回路と、 前記第1の加算回路の出力と前記第1の選択回路の出力
    の乗算を行う第1の乗算回路と、 前記第2の加算回路の出力と前記第2の選択回路の出力
    の乗算を行う第2の乗算回路と、 前記第1の乗算回路の出力と第2の乗算回路の出力とを
    加える第3の加算回路と、 この第3の加算回路の出力から注目画素のレベルを減算
    する減算回路と を備えたことを特徴とする画像補正装置。
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