JP3142744B2 - スイッチ付表示パネル - Google Patents
スイッチ付表示パネルInfo
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Description
トリーオートメーション)機器、自動販売機、自動券売
機、情報機器、家庭電気製品、医療用の操作機器等に用
いられるスイッチ付表示パネルに関する。
上に単にタッチパネルを重ねた構造のスイッチ付表示パ
ネルは、ストローク感(これは操作感とも呼ばれる)を
得ることができないという課題を有しており、また従来
の、表示パネル上にスイッチ機構を設けてストローク感
を出してはいるが、表示パネルの表示内容をイメージガ
イドで浮き上がらせなければならない構造のスイッチ付
表示パネルは、イメージガイドが高価でしかも画質が粗
くかつ表示内容を斜め方向から見にくい等の課題を有し
ており、これらの課題を解決したスイッチ付表示パネル
が同一出願人によって先に提案されている(特願平6−
338467号)。
に、このスイッチ付表示パネルは、情報表示機能を有す
る表示パネル2と、この表示パネル2上に重ねられてい
て、透明薄板間に外部から押されることによってオンす
る1以上の透明のスイッチ領域4aを設けて成るタッチ
パネル4と、このタッチパネル4のスイッチ領域4a上
に設けられた1以上の操作機構部20とを備えている。
ばれているものであり、例えば図10に示すように、上
面に透明電極8が形成された透明薄板6上に複数の開口
部12を有する透明薄板10を重ね、更にその上に、下
面に透明電極18が形成された透明薄板16を重ねて成
る。透明電極8および18は、互いに直交する複数のス
トライプ状の電極の場合もあるし、一方の電極、例えば
透明電極18が複数の電極であり、他方の電極、例えば
透明電極8が共通電極の場合もある。両透明薄板6およ
び16は、薄板だから可撓性がある。但し、下の透明薄
板6は可撓性がなくても良い。
形成されており、この例では透明薄板16側から所望の
開口部12の部分を押すと、押された部分の透明薄板1
6および透明電極18が撓んで、その透明電極18は開
口部12を通して下の透明電極8と接触して電気的にオ
ンする。但し、各スイッチ領域4aの大きさ、形状、数
等は任意であり、また、小さなスイッチ領域4aを複数
個まとめて(即ち電気的に並列接続して)一つのスイッ
チ領域として使用する場合もある。
イであり、それには通常は、例えば図11に示すよう
に、タッチパネル4のスイッチ領域4aの下部付近に、
当該スイッチ領域4aの操作によって選択される内容、
例えばFAにおける制御内容、自動券売機における行先
等を表示する表示領域2aが形成されている。そのよう
にすれば、所望のスイッチ領域4aの選択・操作が容易
になる。
イッチ領域4aを押してオンさせる上下に可動で透明の
押ボタン22と、この押ボタン22の周辺部付近に設け
られていて押ボタン22の矢印Aで示すような上下の直
線的な動きをガイドするガイド部材32と、押ボタン2
2の抜け止めを行う係合部30と、押ボタン22の周辺
部付近に設けられていて押ボタン22に復帰力を与える
復帰手段40とをそれぞれ備えている。
32の上部に押ボタン22を取り囲むように設けられた
鉄板42と、押ボタン22の周縁部であってこの鉄板4
2の下側に位置する部分に設けられていて当該鉄板42
を吸引する可動側磁石44とを備えている。可動側磁石
44は、押ボタン22の相対向する2辺または4辺に設
けられている。この可動側磁石44は、その上面に一方
の磁極(例えばN極)があり、その下面に他方の磁極
(例えばS極)があり、厚み方向に着磁されている。
の周縁部またはそこに設けられた可動側磁石44と、ガ
イド部材32上に設けられた鉄板42とが互いに係合し
て、押ボタン22の抜け止めを行う構造をしている。
時は可動側磁石44が鉄板42を強く吸引しており、押
ボタン22を押し下げる場合、初めはある程度強く押し
下げないと押ボタン22は下がらないが、押ボタン22
が少しでも下がると、可動側磁石44が鉄板42を吸引
する力は急に弱くなるので、押し下げは急に軽くなる。
これは、スナップアクションまたはクリック感とも呼ば
れており、これがあるとスイッチの操作感は一層良好に
なる。押すのを止めれば、可動側磁石44が鉄板42を
吸引する力によって押ボタン22は復帰する。
いては、押ボタン22を押し込むストロークを確保する
ことができるので、従来の人が直接タッチパネルを押す
構造のスイッチ付表示パネルと違って、明確なストロー
ク感を得ることができる。かつ上述したようにクリック
感をも得ることができる。
ており、押ボタン22と表示パネル2との間に機械的な
スイッチ機構を設ける必要がないので、押ボタン22と
表示パネル2との間を、ストローク感を得るのに必要な
距離(例えば0.数mm〜2mm程度)だけ残して近づ
けることができる。従って、押ボタン22の奥のすぐ近
くに表示パネル2の表示内容が表示されることになるの
で、従来のイメージガイドで表示を浮き上がらせる構造
のスイッチ付表示パネルと違って、イメージガイドが不
要になる。
付表示パネルについて更に検討を重ねたところ、次のよ
うな点になお改善の余地があることが分かった。
によってある程度シールドされているにしても、可動側
磁石44からの外部への漏れ磁界が大きい。これは、簡
単に言えば、可動側磁石44の上面(または下面)の磁
極から出た磁力線45は、図9中に模式的に示すよう
に、少しは鉄板42内を通るにしても、大半は空間に広
がって下面(または上面)の磁極に入るためである。従
って、この操作機構部20にうっかりして磁気カード等
の磁気記録媒体を近づけると、この漏れ磁界によって、
その記録内容が乱される恐れが全くないとは言えない。
漏れ磁界を少しは軽減することはできるが、それでも磁
力線45が空間へ広がるのを非常に小さくすることはで
きないので、漏れ磁界軽減には限界があり、しかもその
ようにすると、スイッチ付表示パネル全体が厚くなると
いう別の問題が発生する。
善して、操作機構部からの漏れ磁界を非常に小さく抑え
ることができ、しかもスイッチ付表示パネル全体を厚く
せずに済むスイッチ付表示パネルを提供することを主た
る目的とする。
め、この発明のスイッチ付表示パネルは、前記各操作機
構部が、下面部に支点用突起を有していてこの支点用突
起を支点にして上下方向に回動可能でありかつ同支点用
突起から離れた所の下面部に位置する操作部で前記タッ
チパネルのスイッチ領域を操作する透明の押ボタンと、
この押ボタンの支点用突起から離れた端部付近に設けら
れていて同押ボタンに復帰力を与える復帰手段と、前記
押ボタンの端部外付近に設けられた支柱と、この支柱ま
たはそれにつながる部材と前記押ボタンの端部またはそ
れにつながる部材とが互いに係合して同押ボタンの抜け
止めを行う係合部とを備えており、かつ前記復帰手段
が、前記支柱の上部に設けられた固定側磁性体と、前記
押ボタンの端部であってこの固定側磁性体の下側に位置
する部分に固定側磁性体に対向するように設けられた可
動側磁性体とを備えており、しかもこの固定側磁性体お
よび可動側磁性体の少なくとも一方が、相手側の磁性体
に向く一つの面内にN極およびS極が存在し、その反対
側の面内に磁極が存在しないように面内着磁された永久
磁石であることを特徴とする。
によって相手側の磁性体を吸引することができるので、
押ボタンに復帰力を与えることができる。
およびS極は、相手側の磁性体に向く一つの面内に存在
し、その反対側の面内には磁極が存在しないので、N極
から出た磁力線は、同一面内で隣接しているS極に戻
る、または対向している相手側の磁性体内を通って同一
面内のS極に戻る、というように小さな閉ループを描く
ことになり、磁力線の空間への広がりは非常に小さく抑
えられる。特に、永久磁石である側の磁性体が相手側の
磁性体を吸着している時は、吸着した磁性体によってほ
ぼ完全な閉磁路が形成されるので、磁力線の空間への漏
れは殆どない。
広がりが非常に小さく抑えられる結果、永久磁石である
側の磁性体が相手側の磁性体を吸引する力も高まるの
で、その分、永久磁石の着磁の強さ(残留磁気)を小さ
くしても良く、それに伴って漏れ磁界も当然減ることに
なるので、このことも漏れ磁界を小さくすることに寄与
する。
漏れ磁界を非常に小さく抑えることができる。
する必要がないので、スイッチ付表示パネル全体を厚く
せずに済む。
ルの一例を部分的に示す断面図である。図9ないし図1
1の先行例と同一または相当する部分には同一符号を付
し、以下においては当該先行例との相違点を主に説明す
る。
行例の復帰手段40に相当するものとして、次のような
構成の復帰手段41を備えている。
ド部材32の上部に押ボタン22を取り囲むように設け
られた固定側磁性体46と、押ボタン22の周縁部であ
ってこの固定側磁性体46の下側に位置する部分に固定
側磁性体46に対向するように設けられた可動側磁性体
48とを備えている。この明細書において、磁性体と
は、より厳密に言えば、強磁性体のことである。即ち、
固定側磁性体46および可動側磁性体48は、例えば、
Fe、Co、Niもしくはそれらの合金のようなフェロ
磁性体、または各種のフェライトのようなフェリ磁性体
である。
8は、相手の固定側磁性体46に向く一つの面内(即ち
上面内)にN極およびS極が存在し、その反対側の面内
(即ち下面内)に磁極が存在しないように面内着磁され
た永久磁石である。
す。可動側磁性体48は、この例では四角い環状をして
おり、その上面の周方向に、N極とS極とが交互に形成
されている。下面には磁極は形成されていない。
−a方向に沿う断面を、固定側磁性体46と共に示した
ものである。49は磁力線である。
4に示す例のように、可動側磁性体48の上面にN極と
S極とが同心状に存在するようなものでも良い。
8を用いる代わりに、例えば図7または図8に示すよう
に面内着磁された棒状の可動側磁性体48を、押ボタン
22の各辺に設けても良いが、この場合、少なくとも一
辺に設けてあれば動作は可能である。
ある可動側磁性体48によって相手の固定側磁性体46
を吸引することができるので、先行例の復帰手段40の
場合と同様に、押ボタン22に復帰力を与えることがで
きる。
ある可動側磁性体48のN極およびS極は、相手の固定
側磁性体46に向く上面内にのみ存在し、下面内には磁
極が存在しないので、可動側磁性体48のN極から出た
磁力線49は、例えば図3中に示すように、同一面内で
隣接しているS極に戻る、または対向している固定側磁
性体46内を通って同一面内のS極に戻る、というよう
に小さな閉ループを描くことになり、厚み方向に着磁し
ている可動側磁石44を用いた先行例の場合と違って、
磁力線49の空間への広がりは非常に小さく抑えられ
る。
相手の固定側磁性体46を吸着している時は、吸着した
固定側磁性体46によってほぼ完全な閉磁路が形成され
るので、磁力線の空間への漏れは殆どない。従って、図
1中には、図9の先行例の場合と違って、可動側磁性体
48から出入りする磁力線を図示することはできない。
広がりが非常に小さく抑えられる結果、永久磁石である
可動側磁性体48が相手の固定側磁性体46を吸引する
力も高まるので、その分、可動側磁性体48の着磁の強
さ(残留磁気)を小さくしても良く、それに伴って可動
側磁性体48からの漏れ磁界も当然減ることになるの
で、このことも漏れ磁界を小さくすることに寄与する。
の漏れ磁界を非常に小さく抑えることができる。従っ
て、このスイッチ付表示パネルに、磁気カード等の磁気
記録媒体を近づけても、操作機構部20からの漏れ磁界
によって、当該磁気記録媒体の記録内容が乱される恐れ
はなくなる。
性体46の厚さを特に大きくする必要はないので、スイ
ッチ付表示パネル全体を厚くせずに済む。
た実施例を説明する。
施例のように、押ボタン22の全体を押し下げる方式の
操作機構部20の場合、押ボタン22はある広さを持っ
ているため、そのまん真中をまっすぐに押し下げるとい
うのは現実的ではなく、通常は押ボタン22は傾いて押
し下げられる。ガイド部材32を設けていても、それと
押ボタン22との接触面積は小さいので、押ボタン22
は通常は傾いて押し下げられる。しかもどのように傾い
て押し下げられるかは、押す部位によるので、一定には
定まらない。
られても、タッチパネル4の当該押ボタン22に対応す
るスイッチ領域4aが確実にオンするようにするために
は、タッチパネル4には、押ボタン22の下側全体にス
イッチ領域4aを設けておかなければならない。即ち、
押ボタン22と同じかそれ以上の面積のスイッチ領域4
aが必要になる。
大きくすると、複数の操作機構部20を並設している場
合、隣接するスイッチ領域4a同士間の間隔が小さくな
るので、一つの押ボタン22を押すことによって誤って
隣のスイッチ領域4aがオンする可能性が出て来る。こ
の誤動作の可能性は、操作機構部20およびスイッチ領
域4aを高密度に集積するほど高くなる。
る際には、下のタッチパネル4を配置する工程とその上
に操作機構部20を配置する工程とは当然別工程になる
ので、押ボタン22とそれに対応するスイッチ領域4a
とが幾分ずれて配置される可能性があり、このような理
由からも、隣接するスイッチ領域4a同士間の間隔が小
さいと、誤動作が起こる可能性がある。
る状況を詳しく見ると、まず押した部位に近い側の(例
えば図中の左側の)可動側磁石44と鉄板42との(図
9の先行例の場合)、または可動側磁性体48と固定側
磁性体46との(図1の実施例の場合)磁気結合が外れ
てそちら側が下がり、次にその反対側の(例えば図中の
右側の)磁気結合が外れてこちら側が下がる、というよ
うに、押ボタン22を押し下げる動作が2段動作にな
る。
と、操作する人に、果してこのスイッチは正常なのだろ
うかという不信感を与える。また、操作した時の感触
(操作感)も悪い。
改善したものである。図6は、図5中の押ボタンの平面
図である。
明すると、この実施例における各操作機構部50は、下
面部に支点用突起25を有していてこの支点用突起25
を支点にして矢印Bで示すように上下方向に回動可能で
ありかつ支点用突起25から離れた所の下面部に位置す
る操作部26でタッチパネル4のスイッチ領域4aを押
してオンさせる透明の押ボタン22と、この押ボタン2
2の支点用突起25から離れた端部付近に設けられてい
て押ボタン22に復帰力を与える復帰手段41と、押ボ
タン22の端部外付近に設けられた支柱34と、この支
柱34またはそれにつながる部材と押ボタン22の端部
またはそれにつながる部材とが互いに係合して押ボタン
22の抜け止めを行う係合部30とを備えている。
も参照して、押ボタン22の一端部付近に、より具体的
には同押ボタン22の一方の辺の下面部に、当該辺に沿
って細長い筋状に設けられており、その反対側の端部付
近に、より具体的には支点用突起25とは反対側の辺の
下面部に前記操作部26がある。即ち、押ボタン22
の、支点用突起25とは反対側の辺の下面部が、タッチ
パネル4のスイッチ領域4aを押してオンさせる操作部
26となる。但し、支点用突起25は、この例以外のも
の、例えば複数の点状または短い筋状の突起を一列に並
べたもの等でも良い。
タッチパネル4のスイッチ領域4aを押す操作用突起2
7を、下方に突出するように設けている。この操作用突
起27は、この実施例では半球状のものが1個である
が、この操作用突起27の形状、数等はこれに限らな
い。
なくとも、このような操作用突起27の下方に、または
操作用突起27を設けない場合は上述した操作部26の
下方に、設けられていれば良い。
常はタッチパネル4の非スイッチ領域上に位置させるけ
れども、スイッチ領域上に位置させても当該スイッチ領
域を使わなければ良い。この使わないスイッチ領域と、
押ボタン22による操作対象の上記スイッチ領域4aと
は勿論別のものである。
操作用突起27を設けることは必須ではないが、それを
設けておくと、当該操作用突起27によって、タッチパ
ネル4の目的とするスイッチ領域4aを少ない力で確実
に押すことができるので、スイッチ操作の信頼性が向上
する。
の上部付近には、この実施例では、押圧操作の目印とな
る一筋の目印用突起28が設けられている。この目印用
突起28は必須ではないが、それを設けておくと、押ボ
タン22の操作部分を見つけやすいので、押ボタン22
の押圧操作が容易になる。
ン22の支点用突起25とは反対側の端部付近に、即ち
上記操作部26と同じ側の辺の付近に設けられている。
この復帰手段41は、支柱34の上部に設けられた固定
側磁性体46と、押ボタン22の支点用突起25とは反
対側の端部であってこの固定側磁性体46の下側に位置
する部分に固定側磁性体46に対向するように設けられ
た可動側磁性体48とを備えている。
46に向く一つの面内(即ち上面内)にN極およびS極
が存在し、その反対側の面内(即ち下面内)に磁極が存
在しないように面内着磁された永久磁石である。この可
動側磁性体48の面内着磁の仕方の例を図7および図8
にそれぞれ示す。
に示す。この可動側磁性体48は、この例のように支点
用突起25の反対側の辺全体に設けていても良いし、当
該辺の中央部付近の一部分に設けていても良いし、ある
いは当該辺の両側端部付近に設けていても良い。いずれ
にするかは、当該可動側磁性体48と固定側磁性体46
との吸着力等に応じて決めれば良い。但し、いずれの場
合も、当該可動側磁性体48の上方には相手方の固定側
磁性体46が設けられている。
22の端部またはそこに設けられた可動側磁性体48
と、支柱34の上部の固定側磁性体46とが互いに係合
して、押ボタン22の抜け止めを行う構造をしている。
側磁性体46の支持を行うものであり、押ボタン22の
周囲を取り囲むように設けていても良いし、押ボタン2
2の相対向する2辺、より具体的には支点用突起25側
の辺とその反対側の辺の外側のみに設けていても良い。
は、可動側磁性体48は固定側磁性体46を強く吸引し
ているので、その力によって、押ボタン22の操作部2
6側は持ち上げられている。但し、係合部30があるか
ら、押ボタン22が抜け出る(飛び出す)ことはない。
ン22を押すと、当該押ボタン22は、その支点用突起
25を支点にして矢印B方向に(より具体的には反時計
方向に)回動し、その操作用突起27でタッチパネル4
のスイッチ領域4aを押してオンさせることができる。
その際、クリック感が得られるのは、図1の実施例の場
合と同様である。
磁性体48が固定側磁性体46を吸引する力によって押
ボタン22は復帰する。また、タッチパネル4のスイッ
チ領域4aは自力で復帰してオフする。
ネルは、押ボタン22がその支点用突起25を支点にし
て回動する構造であるので、タッチパネル4のスイッチ
領域4aを押す操作部26あるいはそこに操作用突起2
7を設ける場合はその操作用突起27の位置が特定され
る。従って、タッチパネル4のスイッチ領域4aは少な
くとも当該操作部26あるいは操作用突起27の下にあ
れば良く、むやみにその面積を広くする必要がない。即
ち、先行例または図1の実施例の場合のように、押ボタ
ンの下側全体にスイッチ領域4aを設けておく必要はな
い。従って、複数の操作機構部50を並設する場合で
も、隣接するスイッチ領域4a同士間の間隔を大きく取
ることができるので、誤って隣のスイッチ領域4aがオ
ンする恐れはなく、正確なスイッチ動作が可能である。
5を支点にして回動するので、回動動作は1段動作にな
る。従って、操作感が良く、また操作する人に、2段動
作の場合のような不信感を与えることもない。
は、押ボタン22をバランス良く上下にスライドさせる
ために、押ボタン22の少なくとも相対向する2辺に、
好ましくは4辺に、可動側磁性体26等から成る復帰手
段40を設けなければならなかったのに対して、この実
施例では、押ボタン22はその支点用突起25を支点に
して回動するので、復帰手段41は押ボタン22の、支
点用突起25から離れた端部付近の少なくとも一箇所に
設ければ良い。従って、一つの操作機構部50における
復帰手段41の数が少なくて済むので、より構造を簡素
化することができると共に、可動側磁性体48等の部品
点数および組立工数が減るのでスイッチ付表示パネルの
より低コスト化を図ることができる。
1は図1の実施例のものとほぼ同様の構成をしているの
で、図1の実施例の場合と同様、操作機構部50からの
漏れ磁界を非常に小さく抑えることができ、しかもスイ
ッチ付表示パネル全体を厚くせずに済む、という効果が
得られる。
各実施例における固定側磁性体46を、相手の可動側磁
性体48に向く一つの面内(即ち下面内)にN極および
S極が存在し、その反対側の面内(即ち上面内)に磁極
が存在しないように、かつ前述したように面内着磁され
た可動側磁性体48とでそれらの磁極が逆極性で対向す
るように面内着磁された永久磁石としても良い。例え
ば、可動側磁性体48の上面の周方向にN、S、N・・
・と面内着磁している場合は、固定側磁性体46の下面
の周方向にS、N、S・・・と面内着磁すれば良い。
動側磁性体48の両方を、互いに逆極性に面内着磁され
た永久磁石とすると、一方が単なる(即ち着磁されてい
ない)磁性体の場合よりも吸着力が高まるので、復帰手
段41における復帰力を、換言すれば押ボタン22を押
してタッチパネル4のスイッチ領域4aをオンさせる時
に要する押圧力を高めることができる。また、吸着力を
高めなくても良いのであれば、固定側磁性体46および
可動側磁性体48の着磁の強さ(残留磁気)を小さくし
ておくことができ、それに伴って両磁性体46および4
8からの漏れ磁界も当然減ることになるので、操作機構
部20、50からの漏れ磁界を一層小さく抑えることが
できる。
手段40に、鉄板42および単なる磁石44を用いてい
ると、押ボタン22を押すのを止めてそれが上に復帰し
たときに、即ち、可動側磁石44が鉄板42を吸着した
ときに、両者が直接当たって「カチッ」という比較的大
きな音が出る。このような音が出ても支障のない用途は
多いが、例えば放送局のスタジオ用の機器等に用いる場
合は好ましくない場合もある。
鉄板42と可動側磁石44との間にゴムのような弾性材
を介在させるという考えもあるが、そのようにすると、
部品点数および組立工数が増え、コストアップが大き
い。
するには、上記各実施例における固定側磁性体46およ
び可動側磁性体48を、樹脂中に磁性粉を混入して成る
樹脂磁性体にするのが好ましい。この樹脂の典型例は、
各種のナイロンである。磁性粉は例えば前述したような
フェロ磁性体の金属もしくは合金または各種のフェライ
トから成る。このような樹脂磁性体は、製作時に成形が
可能であり、加工性が良い。また、製作後に、前述した
ように面内着磁することも容易である。
樹脂磁性体にしておくと、押ボタン22の復帰時に両磁
性体46、48が互いに吸着して直接当たっても、それ
らを構成している樹脂が衝撃を吸収するので、復帰時の
音は小さく抑えられる。従って、放送局のスタジオ等の
ように音の発生について条件が厳しい用途にも、このス
イッチ付表示パネルを何ら支障なく使用することができ
る。しかも、ゴムのような弾性材を介在させる場合と違
って部品点数および組立工数が増えないので、コストア
ップの問題もない。
る場合は、それとガイド部材32または支柱34とを同
じ樹脂磁性体で一体化して作ることができる。その場
合、固定側磁性体46を面内着磁して永久磁石化させる
場合は、可動側磁性体48に対向する必要な箇所にのみ
着磁すれば良い。このように固定側磁性体46とガイド
部材32または支柱34とを一体で作ると、両者を別体
にして固定側磁性体46を組み付ける場合に比べて、操
作機構部20、50の、ひいてはスイッチ付表示パネル
の組立が簡単になる。
いた場合は、その表面をメッキしたり塗装したりしてい
ても、それらにはピンホールが不可避的に存在するか
ら、時間が経過すると鉄板42から錆が発生してメッキ
や塗装が剥がれやすく、そうなると、当該スイッチ付表
示パネルの外観が悪化して品質が低下する。
側磁性体46を樹脂磁性体とし、かつその磁性粉をフェ
ライトにすると、固定側磁性体46からの錆の発生を防
止することができ、その結果、固定側磁性体46の表面
の塗装の剥がれを抑制することができるので、良好な外
観を長期間保つことができる。これは、フェライトは、
MFe2O4 (Mは2価の金属)という構造式で表され
るように酸化物磁性体であり、元々酸化されて安定状態
にあるため、それ以上酸化されにくく、即ち錆にくいた
めである。
ライト、ニッケルコバルトフェライト、マンガンマグネ
シウムフェライト等であるが、これらに限定されるもの
ではない。
場合、その磁性粉をフェライトにするか否かは任意であ
るが、固定側磁性体46および可動側磁性体48を同じ
材質の樹脂磁性体で構成する方が経済的である。
場合と同様、明確なストローク感を得ることができ、か
つイメージガイドが不要になるという効果が得られる。
ルにおいては、押ボタン22を押し込むストロークを確
保することができるので、従来の人が直接タッチパネル
を押す構造のスイッチ付表示パネルと違って、明確なス
トローク感を得ることができる。その結果、操作する人
に対して、スイッチ領域を押したという明確な手応えを
与えて、安心感を与えることができる。この押ボタン2
2のストロークは、例えば図5の実施例の場合は操作用
突起27の下端とタッチパネル4の上面との間の距離で
規定されるが、例えば0.数mm〜2mm程度でも、十
分なストローク感を得ることができる。
ており、押ボタン22と表示パネル2との間に機械的な
スイッチ機構を設ける必要がないので、押ボタン22と
表示パネル2との間を近づけることができる。例えば、
押ボタン22のストロークを0.5mm程度とし、操作
用突起27の高さを0.2mm程度としても、タッチパ
ネル4の厚さは1mm程度と小さいから、押ボタン22
の下面と表示パネル2の上面との間の距離は、押ボタン
22を押し下げていない場合でも、1.7mm程度とい
うように非常に小さくすることができる。従って、押ボ
タン22の奥のすぐ近くに表示パネル2の表示内容が表
示されることになるので、従来のイメージガイドで表示
を浮き上がらせる構造のスイッチ付表示パネルと違って
イメージガイドが不要になる。その結果、表示パネル2
の表示内容を、粗くすることなく、表示パネル2自身の
良好な画質で見ることができる。しかも、視野角を制限
するイメージガイドを用いていないので、表示パネル2
の表示内容を斜め方向からも良く見ることができる。ま
た、高価なイメージガイドが不要になり、かつ複雑なス
イッチ機構も不要で構造が簡単であるため、スイッチ付
表示パネルのコストダウンを図ることができる。
式以外の方式のものでも良い。例えば、発光素子から
出た光が受光素子に入るのを上記押ボタン22で断続す
る光電方式、超音波発信素子(典型的には弾性表面波
発振子)から出た超音波が受信素子に入るのを上記押ボ
タン22で断続する超音波方式、等でも良い。要は、タ
ッチパネル4は、透明板の内部または表面近傍に、他か
ら操作されることによって動作状態を変化させる1以上
のスイッチ領域を設けて成るものであれば良い。
スプレイ以外のもの、例えばEL(エレクトロルミネッ
セント)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等でも良
い。また、漏れ磁界を非常に小さく抑えることができる
ことから、CRTを使うことも可能である。その他、表
示パネルは、情報を表示する記銘板や液晶シャッター
と、それを照らす発光体や反射板とを組み合わせたもの
等でも良く、要は情報表示機能を有していれば良い。
るので、次のような効果を奏する。
ば、先行例が奏する効果に加えて更に次のような効果を
奏する。
よび可動側磁性体の少なくとも一方が、相手側の磁性体
に向く一つの面内にN極およびS極が存在し、その反対
側の面内に磁極が存在しないように面内着磁された永久
磁石であるので、この永久磁石である磁性体からの磁力
線の空間への広がりを非常に小さく抑えることができ、
その結果、操作機構部からの漏れ磁界を非常に小さく抑
えることができる。しかも、固定側磁性体の厚さを特に
大きくする必要はないので、スイッチ付表示パネル全体
を厚くせずに済む。
して回動する構造であるので、タッチパネルのスイッチ
領域を操作する操作部の位置が特定され、従ってタッチ
パネルのスイッチ領域は少なくとも当該操作部の下にあ
れば良く、むやみにその面積を広くする必要がない。従
って、複数の操作機構部を並設する場合でも、隣接する
スイッチ領域同士間の間隔を大きく取ることができるの
で、誤って隣のスイッチ領域が操作される恐れはなく、
正確なスイッチ動作が可能である。
点にして回動するので、回動動作は1段動作になる。従
って、操作感が良く、また操作する人に不信感を与える
こともない。
ば、次のような更なる効果を奏する。
が、相手側の磁性体に向く一つの面内にN極およびS極
が存在し、その反対側の面内に磁極が存在しないよう
に、かつ固定側と可動側とでそれらの磁極が逆極性で対
向するように面内着磁された永久磁石であるので、一方
が単なる(即ち着磁されていない)磁性体の場合よりも
吸着力が高まり、復帰手段における復帰力を高めること
ができる。また、吸着力を高めなくても良いのであれ
ば、固定側磁性体および可動側磁性体の着磁の強さ(残
留磁気)を小さくしておくことができ、それに伴って両
磁性体からの漏れ磁界も当然減ることになるので、操作
機構部からの漏れ磁界を一層小さく抑えることができ
る。
ば、次のような更なる効果を奏する。
が、樹脂中に磁性粉を混入して成る樹脂磁性体であるの
で、押ボタンの復帰時に両磁性体が互いに吸着して直接
当たっても、それらを構成している樹脂が衝撃を吸収す
る作用をし、復帰時の音は小さく抑えられる。従って、
音の発生について条件が厳しい用途にも、このスイッチ
付表示パネルを何ら支障なく使用することができる。し
かも、ゴムのような弾性材を介在させる場合と違って部
品点数および組立工数が増えないので、コストアップの
問題もない。
ば、次のような更なる効果を奏する。
中の磁性粉がフェライトから成るので、固定側磁性体か
らの錆の発生を防止することができ、その結果、固定側
磁性体の表面の塗装の剥がれを抑制することができるの
で、良好な外観を長期間保つことができる。
部分的に示す断面図である。
を示す斜視図である。
状態を模式的に示す断面図である。
例を示す斜視図である。
を部分的に示す断面図である。
を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
断面図である。
ある。
ッチ領域との関係の一例を示す平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 情報表示機能を有する表示パネルと、こ
の表示パネル上に重ねられていて、透明板の内部または
表面近傍に、他から操作されることによって動作状態を
変化させる1以上の透明のスイッチ領域を設けて成るタ
ッチパネルと、このタッチパネルのスイッチ領域上に設
けられた1以上の操作機構部とを備えるスイッチ付表示
パネルにおいて、前記各操作機構部が、下面部に支点用
突起を有していてこの支点用突起を支点にして上下方向
に回動可能でありかつ同支点用突起から離れた所の下面
部に位置する操作部で前記タッチパネルのスイッチ領域
を操作する透明の押ボタンと、この押ボタンの支点用突
起から離れた端部付近に設けられていて同押ボタンに復
帰力を与える復帰手段と、前記押ボタンの端部外付近に
設けられた支柱と、この支柱またはそれにつながる部材
と前記押ボタンの端部またはそれにつながる部材とが互
いに係合して同押ボタンの抜け止めを行う係合部とを備
えており、かつ前記復帰手段が、前記支柱の上部に設け
られた固定側磁性体と、前記押ボタンの端部であってこ
の固定側磁性体の下側に位置する部分に固定側磁性体に
対向するように設けられた可動側磁性体とを備えてお
り、しかもこの固定側磁性体および可動側磁性体の少な
くとも一方が、相手側の磁性体に向く一つの面内にN極
およびS極が存在し、その反対側の面内に磁極が存在し
ないように面内着磁された永久磁石であることを特徴と
するスイッチ付表示パネル。 - 【請求項2】 前記固定側磁性体および可動側磁性体
が、相手側の磁性体に向く一つの面内にN極およびS極
が存在し、その反対側の面内に磁極が存在しないよう
に、かつ固定側と可動側とでそれらの磁極が逆極性で対
向するように面内着磁された永久磁石である請求項1記
載のスイッチ付表示パネル。 - 【請求項3】 前記固定側磁性体および可動側磁性体
が、樹脂中に磁性粉を混入して成る樹脂磁性体である請
求項1または2記載のスイッチ付表示パネル。 - 【請求項4】 前記固定側磁性体を構成する樹脂磁性体
中の磁性粉がフェライトから成る請求項3記載のスイッ
チ付表示パネル。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP07145423A JP3142744B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | スイッチ付表示パネル |
TW84114199A TW282546B (en) | 1994-12-28 | 1995-12-28 | Thin panel device and the display thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07145423A JP3142744B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | スイッチ付表示パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315670A JPH08315670A (ja) | 1996-11-29 |
JP3142744B2 true JP3142744B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15384913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07145423A Expired - Fee Related JP3142744B2 (ja) | 1994-12-28 | 1995-05-19 | スイッチ付表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142744B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9195314B2 (en) * | 2012-12-19 | 2015-11-24 | Intel Corporation | Keyboard with magnetic key position return for an electronic device |
CN110209238B (zh) * | 2018-08-31 | 2024-07-05 | 华帝股份有限公司 | 一种旋钮装置、厨用电器及开关控制方法 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP07145423A patent/JP3142744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08315670A (ja) | 1996-11-29 |
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