JP3142682U - ドア用挟込防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアの閉鎖時にドアとドア枠との間に指が挟込まれる(指詰)のを防止するドア用挟込防止具について、ドア周りの外観を不良にすることがないようにし、ドアの出入りの障害になるないようにし、しかも安価に製造できるドア用挟込防止具を提供する。
【解決手段】ドアDとドア枠DFとの間に張設されドア枠DFからドアDの反対方向へ延びるシート状のカバー材1と、カバー材1の横方向の一端部をドアDに固定する固定用部材4と、ドア枠DFに固定されカバー材1のドア枠DFからの離間を阻止するガイド用部材5と、カバー材1の横方向の他端部とドアDの周囲の内装材WFとの間に取付けられカバー材1にテンションを掛ける弾性材3とからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ドアの閉鎖時にドアとドア枠との間に指が挟込まれる(指詰)のを防止するドア用挟込防止具に係る技術分野に属する。
最近、幼児や高齢者の保護対策として、センサ技術を利用してドアとドア枠との間に指が挟込まれるのを防止する高性能なドア装置が提供されるようになってきている。然しながら、家屋の新築,改築の際にのみこのドア装置の設置が可能であることから、既に設置されているドアが幼児や高齢者にとって危険な状態として放置されている状況がある。このため、既に設置されているドアについて後付工事で簡単に設備できるドア用挟込防止具の開発が要望されている。
従来、既に設置されているドアについて後付工事で簡単に設備できるようにすることを指向したドア用挟込防止具としては、例えば、以下に記載のものが知られている。
特開昭61−1778号公報 実用新案登録第3100184号公報 特許文献1,2には、ドアとドア枠とに固定されてドアとドア枠との間に張設されるカバー材を備え、カバー材がロール状に巻回され巻回方向に弾圧付勢されてドア枠に支持されているドア用挟込防止具が記載されている。
特許文献1,2に係るドア用挟込防止具は、ドアとドア枠とに外部から取付けることで設備できるため、既に設置されているドアについて後付工事で簡単に設備することができる。また、巻回状態から弾圧付勢に抗して繰出されてドアとドア枠との間に張設されるカバー材に弾圧付勢でテンションが掛けられるため、ドアの閉鎖時にカバー材の弛み,歪み,折曲がり等が防止されて、ドアとドア枠との間に指が挟込まれるのを確実に防止することができる。
特許文献1,2に係るドア用挟込防止具では、カバー材がロール状に巻回されてドア枠から大きく突出してしまうため、ドア周りの外観が不良になるとともにドアの出入りの障害ともなるという問題点がある。また、カバー材を巻回して弾圧付勢する機構を備えて構造が複雑になっているため、安価に製造することができないという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、ドア周りの外観を不良にすることがなく、ドアの出入りの障害になることがなく、しかも安価に製造することのできるドア用挟込防止具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係るドア用挟込防止具は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、ドアとドア枠との間に張設されドア枠からドアの反対方向へ延びるシート状のカバー材と、カバー材の横方向の一端部をドアに固定する固定用部材と、ドア枠に固定されカバー材のドア枠からの離間を阻止するガイド用部材と、カバー材の横方向の他端部とドアの周囲の内装材との間に取付けられカバー材にテンションを掛ける弾性材とからなることを特徴とする。
この手段では、カバー材が固定用部材,ガイド用部材によってロール状に巻回されず展開状態で使用されるようにすることで、ドア枠からの突出量を削減して設備することができる。また、展開状態のカバー材に弾性材によってテンションを掛けることで、カバー材を巻回する機構が不要になって構造が簡素化される。
また、請求項2では、請求項1のドア用挟込防止具において、ガイド用部材はカバー材の縦方向の長さよりも長い細長板とされ上下の両端部がドア枠に固定されてドア枠との間にカバー材をスライド可能に挟込むものであることを特徴とする。
この手段では、シート状のカバー材が細長板のガイド用部材で縦方向の全長で規制される。
また、請求項3では、請求項1または2のドア用挟込防止具において、カバー材は横方向の他端部の縁辺の全長に細長板形の端部材が取付けられていることを特徴とする。
この手段では、弾性材の引張力が端部材で拡散されてカバー材の全面にテンションが掛けられる。
また、請求項4では、請求項1〜3のいずれかのドア用挟込防止具において、カバー材は透明材であることを特徴とする。
この手段では、カバー材で覆われたドアやドアの周囲の内装材が透視される。
本考案に係るドア用挟込防止具は、カバー材が固定用部材,ガイド用部材によってロール状に巻回されず展開状態で使用されるようにすることで、ドア枠からの突出量を削減して設備することができるため、ドア周りの外観を不良にすることがなく、ドアの出入りの障害になることがない効果がある。また、展開状態のカバー材に弾性材によってテンションを掛けることで、カバー材を巻回する機構が不要になって構造が簡素化されるため、安価に製造することができる効果がある。
さらに、請求項2として、シート状のカバー材の縦方向の全長が細長板のガイド用部材で規制されるため、カバー材に捻れ,皺寄り等を生じさせることなく、カバー材のドア枠からの離間を確実に阻止することができる効果がある。
さらに、請求項3として、弾性材の引張力が端部材で拡散されてカバー材の全面にテンションが掛けられるため、カバー材の張設に捻れ,皺寄り等が生ずるのを防止することができる効果がある。
さらに、請求項4として、カバー材で覆われたドアやドアの周囲の内装材が透視されるため、ドアやドアの周囲の内装材に施されている装飾を隠蔽することがない効果がある。
以下、本考案に係るドア用挟込防止具を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
この形態では、明窓Wが隣接されたドアDを設備対象とするものを示してある。
ドアDは、ドア枠DFにヒンジHで回動可能に支持されている。ドアDに隣接された明窓Wは、ドア枠DFに隣接された窓枠WFに組込まれている。
この形態は、カバー材1,端部材2,弾性材3,固定用部材4,ガイド用部材5からなる。
カバー材1は、強靱なシート状の透明材(例えば、厚さ1mm程度の透明な合成樹脂シート)からなる。このカバー材1は、縦方向がドアDの縦長よりもわずかに短い寸法とされ、横方向がドアDからドア枠DFを超え明窓Wの中途部にまで到達する寸法とされている。
端部材2は、断面形状がコ字形の細長板形に形成されてなるもので、カバー材1の横方向の他端部(明窓W側の端部)の縁辺の全長にカバー材1を挟込むようにして取付けられている。この端部材2としては、カバー材1の透明性に対応して透明な合成樹脂材を選択することが好ましい。
弾性材3は、コイルスプリングからなるもので、コイル状の本体部31の一端部が端部材2の長さ方向の中央部に固定されるクランプ形の取付金具32に形成され他端部がフック形の取付金具33に形成されている。この弾性材3は、収縮状態でカバー材1の他端部(端部材2)から明窓WのドアDから離れた側の窓枠WFに到達する長さに設定されている。
固定用部材4は、カバー材1の縦方向の長さよりも長い変形し難い材質の細長板(例えば、厚さ2.75mm,幅19mm程度の金属板)からなるもので、板本体41の長さ方向の5箇所に取付ネジ6が挿通されるネジ孔42が等間隔で穿孔されている。
ガイド用部材5は、固定用部材4と同一のものからなる。ただし、ネジ孔52は、板本体51のカバー材1の縦方向の長さよりも外側に位置する部分に2箇所のみ穿孔されている。
この形態によると、カバー材1をロール状に巻回して弾圧付勢する複雑な構造が存在しないため、安価に製造することができる。特に、固定用部材4,ガイド用部材5がネジ孔42,62の個数のみが相違する共通部材からなることも、安価な製造に寄与する。
この形態を設備するには、まず、図2に示すように、ドアDを閉鎖状態として、カバー材1の横方向の一端部をドアDの内側面のドア枠DF付近に当接させ、カバー材1の横方向の一端部を固定用部材4で押さえ込み、取付ネジ6でカバー材1,固定用部材4を積層状態で一体的にドアDに締付け固定する。このとき、カバー材1の横方向の一端部の縦方向の全長が固定用部材4で押さえ込まれるため、カバー材1に捻れ,皺寄り等が生ずることがない。
次ぎに、カバー材1をドア枠DFに当接させ、カバー材1をガイド用部材5で押さえ込み、取付ネジ6でガイド用部材5のみをドア枠DFに締付け固定する。このとき、カバー材1の縦方向の全長がガイド用部材5で押さえ込まれるため、カバー材1に捻れ,皺寄り等が生ずることがない。なお、押さえ込まれたカバー材1は、シート状であるため少しの摩擦があるもののスライドが許容される。
次ぎに、弾性材3のフック形の取付金具33を明窓WのドアDから離れた側の窓枠WFに固定したリング形の受金具7に係止させる。このとき、カバー材1が緩まないようにカバー材1に少しのテンションが掛かるように設定する。
以上で設備工事が完了する。この設備工事については、ネジ止作業等からなるため専門の作業員でなくても簡単に実施することができ、ドアD等に対して堀込加工等のない外部からの工事であるため既に設置されているドアDに簡単に実施することができる。
この形態が設置された状態においては、ドアDの閉鎖状態では、図3(A)に示すように、カバー材1が少しのテンションを掛けられた状態でドアD,ドア枠DF,明窓W,窓枠WFに沿った平面状態に張設されることになる。この状態では、弾性材3の引張力が端部材2で拡散されてカバー材1の全面にテンションが掛けられるため、カバー材1の張設に捻れ,皺寄り等が生ずるのが防止される。
また、ドアDが開放されると、図3(B)に示すように、ドアDに固定されているカバー材1の横方向の一端部がヒンジHを中心として回動され、カバー材1がガイド用部材5により規制されてドア枠DFから離間することなくスライドされ、弾性材3の弾圧付勢に抗して弾性材3を伸張させる。このとき、ドアDとドア枠DFとの隙間にカバー材1が強いテンションが掛けられて張設されることになる。この結果、カバー材1に指が触れた程度では、カバー材1に掛かっているテンションで指が反発され、ドアDとドア枠DFとの間に指が挟込まれるようなことはない。
また、ドアDが開放から閉鎖に向かう際にも、収縮する弾性材3によってカバー材1に掛かるテンションが維持される。従って、ドアDとドア枠DFとの間に指が挟込まれるようなことはない。なお、ドアDが開放から閉鎖に向かう際には、収縮する弾性材3がカバー材1を介してドアDの閉鎖動作を助勢することにもなる。
この形態の動作では、カバー材1がロール状に巻回されず展開状態で使用される。従って、ドア枠DFからの突出量が削減されて設備されることになって、ドアD周りの外観を不良にすることがなく、ドアDの出入りの障害になることもない。
また、カバー材1,端部材2が透明材であるため、カバー材1,端部材2で覆われたドアDやドアDの周囲の内装材(ドア枠DF,明窓W,窓枠WF)が透視されるため、ドアDやドアDの周囲の内装材に施されている装飾を隠蔽することがない。
以上、図示した形態の外に、固定用部材4を短尺の板材としたり、ガイド用部材6をL字形片板としたりすることも可能である。
さらに、弾性材3をゴム材等の他の材質としたり、2本以上使用することも可能である。また、弾性材3を端部材2から分離しておき、端部材2,窓枠WFに掛渡すようにすることも可能である。
さらに、明窓Wが隣接されていないドアDを設備対象とすることも可能である。この形態では、弾性材3をドアDの周囲の他の内装材である壁面等に取付けるようにすることも可能である。
本考案に係るドア用挟込防止具を実施するための最良の形態の設備状態の斜視図(一部拡大図を含む)である。 図1の分解斜視図である。 図1の動作を示す平面断面図であり、(A)にドアの閉鎖状態が示され、(B)にドアの開放状態が示されている。
符号の説明

カバー材
2 端部材
3 弾性材
4 固定用部材
5 ガイド用部材
D ドア
DF ドア枠
W 明窓
WF 窓枠(内装材)

Claims (4)

  1. ドアとドア枠との間に張設されドア枠からドアの反対方向へ延びるシート状のカバー材と、カバー材の横方向の一端部をドアに固定する固定用部材と、ドア枠に固定されカバー材のドア枠からの離間を阻止するガイド用部材と、カバー材の横方向の他端部とドアの周囲の内装材との間に取付けられカバー材にテンションを掛ける弾性材とからなることを特徴とするドア用挟込防止具。
  2. 請求項1のドア用挟込防止具において、ガイド用部材はカバー材の縦方向の長さよりも長い細長板とされ上下の両端部がドア枠に固定されてドア枠との間にカバー材をスライド可能に挟込むものであることを特徴とするドア用挟込防止具。
  3. 請求項1または2のドア用挟込防止具において、カバー材は横方向の他端部の縁辺の全長に細長板形の端部材が取付けられていることを特徴とするドア用挟込防止具。
  4. 請求項1〜3のいずれかのドア用挟込防止具において、カバー材は透明材であることを特徴とするドア用挟込防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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