JP3142616U - インクカートリッジ - Google Patents
インクカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3142616U JP3142616U JP2008002192U JP2008002192U JP3142616U JP 3142616 U JP3142616 U JP 3142616U JP 2008002192 U JP2008002192 U JP 2008002192U JP 2008002192 U JP2008002192 U JP 2008002192U JP 3142616 U JP3142616 U JP 3142616U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink cartridge
- recording apparatus
- lever
- carriage
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【課題】液体収納容器に関し、記録装置に装着した液体収納容器を記録装置から引き出し易いインクカートリッジを提供する。
【解決手段】底壁と側壁と、上壁からなる概ね箱形のインクカートリッジであって、前記底壁にインク供給口が形成され、記録装置のキャリッジの上方から下方に押し下げて記録装置に装着するインクカートリッジにおいて、前記上壁の中央部に支点を有し回動可能なレバー7と、前記レバー7の支点と反対側の端部近傍に形成された前記記録装置に係合固定するための係合爪11とからなるラッチレバー6を有し、前記ラッチレバー6は前記レバー7が前記上壁に沿って延在した状態で前記係合爪11が前記記録装置のキャリッジと係合するように形成されていることを特徴とするインクカートリッジ。
【選択図】図3
【解決手段】底壁と側壁と、上壁からなる概ね箱形のインクカートリッジであって、前記底壁にインク供給口が形成され、記録装置のキャリッジの上方から下方に押し下げて記録装置に装着するインクカートリッジにおいて、前記上壁の中央部に支点を有し回動可能なレバー7と、前記レバー7の支点と反対側の端部近傍に形成された前記記録装置に係合固定するための係合爪11とからなるラッチレバー6を有し、前記ラッチレバー6は前記レバー7が前記上壁に沿って延在した状態で前記係合爪11が前記記録装置のキャリッジと係合するように形成されていることを特徴とするインクカートリッジ。
【選択図】図3
Description
本考案は、記録装置からの脱着が容易なインクカートリッジに関する。
インクカートリッジを記録装置へ装着・脱着する方法には種々のタイプがある。特許文献1の図4〜図8には、インクカートリッジの角部領域をインクジェット記録装置ユニットの背面側に摺動させながら回転してインクカートリッジをインクジェット記録装置ユニットに装着する方法が、また図2には着脱の際に使用する摘み部4aが、開示されている。特許文献2の図6には、インクカートリッジの記録装置のキャリッジへの挿入方向の先端側にインク供給口を、後端側に記録装置に係脱可能に固定する係止部材を備え、記録装置のキャリッジの上方から下方に押し込みながら記録装置に装着及び脱着するインクカートリッジが開示されている。また図13及び図14には複数のインクカートリッジを収容可能に構成されたキャリッジが開示されている。また、特許文献3には、インクカートリッジに、記録装置のキャリッジに係合・固定するための係合機構として、係合爪を備えたラッチレバーを側面に固定設置され、反対側の側面に突起係合部が固定設置されているインクカートリッジが開示されている。
一方、上記インクカートリッジは、キャリッジ内の空間にインクカートリッジを収納するタイプであるが、インク袋を備えたカートリッジであってキャリッジとは異なる装置底部に着脱自在にするために、カートリッジから突出した取手を持つカートリッジは周知である。
一方、上記インクカートリッジは、キャリッジ内の空間にインクカートリッジを収納するタイプであるが、インク袋を備えたカートリッジであってキャリッジとは異なる装置底部に着脱自在にするために、カートリッジから突出した取手を持つカートリッジは周知である。
上記特許文献1〜3技術は、インクカートリッジの記録装置への装着に関してはインクカートリッジ上壁を真下あるいは斜め下方に回転させるように押圧し係止部によって固定する構成を主として開示するものであるが、脱着に関しては開示されていない。実用上は、その側面を挟んで取り出すしかない。ところが、近年の記録装置はカラー記録するために、インクカートリッジは、記録装置内の狭い空間に複数隣接させて装着されるために、その側面を挟んで取り出す場合、脱着は容易ではない。例えば特許文献1に記載されているような摘み部4aは小さくて滑り易いため、記録装置とインクカートリッジの係止部を外した後、記録装置内から外に引き出す際に、インクカートリッジを滑って落とし周辺をインクで汚すことがあった。また特許文献2に記載されたインクカートリッジの係止部材5または6は、キャリッジ周辺の狭い空間で取り扱うため、脱着用摘みとしては小さく扱い難かった。また、周知のように装置底部に装着するというような広い空間を前提とした取り出し機構では、限られた空間内では採用できるものではない。
本考案の目的は、簡単な構成でありながら、部品数を増大させること無く、限られた空間に対して効率がよく、記録装置から引き出し易いインクカートリッジを提供することである。また、本考案の他の目的は、クリック感が小さい従来のカートリッジに対して、装着時のクリック感を十分与えることが出来、同時に取り出す操作においては、確実にユーザーがカートリッジを手に取ることの出来るカートリッジを提供することにある。
本考案者は、上記の目的を達成するため鋭意検討を行い、インクカートリッジの記録装置への装着時には係止部材として機能し、脱着時には手で持ち易い把手となる回動可能なレバーを用いることで従来課題を解決するに至った。即ち本考案の技術的特徴は下記のとおりである。
(1)インク供給口を備えた底壁と側壁と上壁を備え概ね箱形のインクカートリッジであって、記録装置のキャリッジに対して係合固定するための係合爪を備えたラッチレバーを含む係合機構が設けられているインクカートリッジにおいて、
前記上壁に支点を持ち前記側壁側に屈曲し、端部近傍に前記係合爪を備えたラッチレバーを備えた回動可能なレバーを有することを特徴とするインクカートリッジ。
(2)前記レバーは、前記上壁に沿って延在した状態から、前記支点を中心として上向きに回動可能で、前記インクカートリッジ取り出しレバーであることを特徴とする(1)に記載のインクカートリッジ。
(1)インク供給口を備えた底壁と側壁と上壁を備え概ね箱形のインクカートリッジであって、記録装置のキャリッジに対して係合固定するための係合爪を備えたラッチレバーを含む係合機構が設けられているインクカートリッジにおいて、
前記上壁に支点を持ち前記側壁側に屈曲し、端部近傍に前記係合爪を備えたラッチレバーを備えた回動可能なレバーを有することを特徴とするインクカートリッジ。
(2)前記レバーは、前記上壁に沿って延在した状態から、前記支点を中心として上向きに回動可能で、前記インクカートリッジ取り出しレバーであることを特徴とする(1)に記載のインクカートリッジ。
本考案によれば、限られた狭い空間であっても、記録装置への装着時には係止部材として機能し、記録装置からの脱着時には手で持ち易い把手となる回動可能なレバーが形成されたインクカートリッジであって記録装置から引き出しやすいインクカートリッジが提供できる。また、本考案のインクカートリッジは、ラッチレバーのクリック感をユーザーに対して装着時十分与えることが出来、同時に取り出す操作においては、確実にユーザーがカートリッジを手に取ることができる。
以下本考案のインクカートリッジの一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本考案のインクカートリッジ1の全体斜視図である。図2は本インクカートリッジ1が記録装置18のキャリッジ15に装着した状態のインクカートリッジ1の側面図である。図3はラッチレバー6を上方に回動させた状態のインクカートリッジ1の側面図である。図4はインクカートリッジ1を記録装置18のキャリッジ15に収納した状態の側面図である。図5は、通常のカラー用記録装置18のキャリッジ15に搭載される複数のインクカートリッジの状態を示し、本考案のカートリッジが適用できる装置である。この図からわかるように、従来では、各カートリッジをキャリッジ15から取り出すための工夫はあまりされていない。
本インクカートリッジ1は、上壁2と底壁3と厚み方向側壁4a及び4bと長手方向側壁5a及び5bとからなる概ね箱型の容器であって、上壁には記録装置に装着時に記録装置と係合しかつ脱着時には記録装置から取り外すためのラッチレバー6と大気孔14を、底壁には記録装置にインクを供給するためのインク供給口13を備えている。
ラッチレバー6は、本インクカートリッジ1が記録装置に装着された状態において上壁2に平行して延在するレバー7と、前記上壁2の中央部にあって、前記レバー7の一方の端部にある支点13を支持しレバー7を回動可能にする軸受け12と、レバー7の他方の端部に形成されレバー7と直角下方に延在する脱着腕8と、脱着腕8の端部から斜め上方に湾曲して伸びる係止腕9と、係止腕9の上端部に形成された脱着摘み10と、係止腕9の中央部に側壁5aと反対側に向けて形成され記録装置のキャリッジ15と係合する係止爪11と、からなる。
ラッチレバー6は、レバー7が上壁2に平行して延在する状態から、支点13を軸受け12に支持されて上方に90度以上回動できる。図3はラッチレバー6がほぼ90度上方に回動した状態である。
係止腕9はカートリッジの側壁5b側に向けて押圧力をかければ屈曲する柔軟性を有し、該押圧力を解除すれば側壁5bから離れる方向に拡開し元の状態に復帰する弾力性を有する。即ち、本インクカートリッジ1を図3の状態で記録装置18のキャリッジ15の上方から下方に押し込んでキャリッジ15に装着した後、ラッチレバー6をレバー7が上壁と平行な状態になるまで下方に回動させることによって、係止腕9に形成された係止爪11がキャリッジ15の側壁16aの内側上部に形成された係止爪17に係合してインクカートリッジ1がキャリッジ15に固定される。
またインクカートリッジ1の記録装置18からの脱着時においては、ラッチレバー6を図4の状態から、脱着摘み10をインクカートリッジ1の側壁5a側に押し込み、係止爪11と係止爪17の係合を外し、ラッチレバー6を上方に約90度回動させて図3の状態にした後、脱着腕8に指をかけてあるいは脱着腕周辺を指で摘んで上方に引き上げることによって容易にかつ確実にインクカートリッジ1を記録装置18から引き出すことが可能となる。
軸受け12の位置は、上壁2の中央部から離れるほど、脱着腕8に指をかけてあるいは脱着腕周辺を指で摘んで上方に引き上げる際にインクカートリッジ1の長手方向側壁5aまたは5bの最下部と記録装置のキャリッジ15の側壁16aまたは16bとの間に応力がかかり、インクカートリッジ1の引き上げ易さは変化する。この関係から軸受け12の位置を上壁の中央部に形成することによって、上記のような応力がかからず、記録装置からインクカートリッジ1を容易に引き上げることができる。従って、軸受け12の位置は、上壁2の中央部に形成されることが好ましい。ここで、上壁2の中央部とは、上壁を長手方向に3等分した中央の部分をいう。本考案において、上記構成の変更は、レバーの形状や折り曲げ角度あるいは、厚み等は、上記本考案の特徴構成の範囲において変更可能であることはいうまでも無い。
上記インクカートリッジ1は、キャリッジ15のような限られた空間であっても、記録装置18への装着時には係止部材として機能し、記録装置18からの脱着時には手で持ち易い把手となる回動可能なレバー7が形成されたインクカートリッジ1である。また、本考案のインクカートリッジは、記録装置への装着時に、ラッチレバーのクリック感をユーザーに対して十分与えることが出来、また同時に脱着時には、ユーザーがカートリッジを確実に手で摘んで外へ引き出すことができる。
1 インクカートリッジ
2 上壁
3 底壁
4a 厚み方向側壁(図2表側)
4b 厚み方向側壁(図2裏側)
5a,5b 長手方向側壁
6 ラッチレバー
7 レバー
8 脱着腕
9 係止腕
10 脱着摘み
11 係止爪
12 軸受け
13 インク供給口
14 大気孔
15 キャリッジ
16a、16b 記録装置のキャリッジの長手方向側壁
17 キャリッジ側係止爪
18 記録装置
2 上壁
3 底壁
4a 厚み方向側壁(図2表側)
4b 厚み方向側壁(図2裏側)
5a,5b 長手方向側壁
6 ラッチレバー
7 レバー
8 脱着腕
9 係止腕
10 脱着摘み
11 係止爪
12 軸受け
13 インク供給口
14 大気孔
15 キャリッジ
16a、16b 記録装置のキャリッジの長手方向側壁
17 キャリッジ側係止爪
18 記録装置
Claims (2)
- インク供給口を備えた底壁と側壁と上壁を備え概ね箱形のインクカートリッジであって、記録装置のキャリッジに対して係合固定するための係合爪を備えたラッチレバーを含む係合機構が設けられているインクカートリッジにおいて、
前記上壁に支点を持ち前記側壁側に屈曲し、端部近傍に前記係合爪を備えたラッチレバーを備えた回動可能なレバーを有することを特徴とするインクカートリッジ。 - 前記レバーは、前記上壁に沿って延在した状態から、前記支点を中心として上向きに回動可能で、前記インクカートリッジ取り出しレバーであることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002192U JP3142616U (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | インクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002192U JP3142616U (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | インクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3142616U true JP3142616U (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=43292606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002192U Expired - Fee Related JP3142616U (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | インクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142616U (ja) |
-
2008
- 2008-04-08 JP JP2008002192U patent/JP3142616U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2004026583A1 (ja) | インクカートリッジおよびインクジェットプリンタ | |
JP6241092B2 (ja) | インクジェットプリンター | |
JP2008132797A (ja) | インクカートリッジ及びインクジェットプリンタ | |
JP3142616U (ja) | インクカートリッジ | |
JP3696215B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2007197218A5 (ja) | ||
JP6422420B2 (ja) | 供給装置、記録装置及び装着方法 | |
JP5064675B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4771081B2 (ja) | ネジ隠しキャップ装置及び液体噴射装置 | |
JP4967897B2 (ja) | テープ印刷装置 | |
JP4524860B2 (ja) | インクジェット装置 | |
JP3110314U (ja) | 取手装置 | |
KR100535564B1 (ko) | 차량의 러기지 커버용 매트 손잡이 | |
JP2009184581A (ja) | パネル着脱機構 | |
JP4972790B2 (ja) | 保持装置の着脱構造及びキー管理ケース | |
JP4561286B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP2003216277A (ja) | ドライブ装置の保持部材、該保持部材を含む記憶装置ユニットおよびコンピュータ・システム | |
JPH08149584A (ja) | リモコン装置 | |
JP4001000B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5865832B2 (ja) | 着脱自在な持ち上げ用ハンドル及び着脱自在な持ち上げ用ハンドル付き鍋 | |
JP4882763B2 (ja) | ステープルカートリッジ | |
JP5045379B2 (ja) | しゃもじ受け具 | |
JP2001301270A (ja) | プリンタ | |
JP2001253063A (ja) | 印字装置 | |
JP6076720B2 (ja) | シート巻取機構およびシート巻取機構を備えたプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |