JP3142479U - 花止め具および花器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の内壁に保持されて花器を構成する花止め具において、安定に保持可能であり、且つ、容器への着脱が容易な構成を提供する。
【解決手段】花止め具1を、各頂点を容器3の内壁面に当接する接触端部7とする略正三角形板状の支持板部4により構成するとともに、該支持板部4に、茎Sを挿通させて保持するための保持孔6a〜6cを形成し、各接触端部7を介して容器3の内部に花止め具1を保持するようにした。
【選択図】図6

Description

本考案は、容器の内部に装着されて、花や草の茎を保持する花止め具に関する。
従来、花瓶などの花器にあって、容器の内壁に当接するように装着されて、花や草の茎を支持する花止め具が知られている。
図11に示すように、従来の花止め具1aは、茎を保持するための保持孔6dが複数貫設された板状部材であり、容器3aの内壁の断面形状に合わせて形成された略円形をなすものであり、その周縁を容器3aの内壁に密接させるように装着されて花器2aを構成し、各保持孔6aに挿入された茎が倒れないよう支持するものであった。
上述の従来の花止め具1aは、その周縁全体を容器3aの内壁に密接させるよう装着されるため、その周縁形状が容器3aの内壁の断面形状とわずかに異なっただけでガタツキが生じ、不安定になってしまう。また、周縁全体を容器3aの内壁に密接させるため、着脱時の引っ掛りがなく、着脱作業を行い難いという欠点もある。
本考案は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、容器に対して安定に保持可能であり、且つ、容器への着脱が容易な花止め具の提供を目的とする。
本考案は、略正三角形板状をなし、各頂点を容器の内壁面に当接する接触端部とする支持板部を備え、各接触端部を介して容器内に保持されるものであり、該支持板部には、茎を挿通させて保持するための保持孔が形成されていることを特徴とする花止め具である。
かかる花止め具は、例えば、鉢や椀などの底に向けてすぼんだ容器や、胴部に括れを有する容器などに装着されるものであり、各接触端部を容器の内壁のすぼんだ部分に当接させることにより、容器の内壁に対して三点で支持される。このように、三点支持構造を取れば、その周縁形状を容器の内壁の形状に厳密に合わせなくても、花止め具を容器内に安定に保持することが可能となる。また、同じ容器に対して花止め具の装着角度を変更することも可能となる。また、各接触端部の間の三つの側辺は容器の内壁に当接せず内壁との間に隙間を生じているため、該隙間に指等を入れることにより花止め具の着脱を容易に行うことができる。
本考案の花止め具にあって、支持板部の下面には、その周縁よりも内側部分に下方に隆起する隆起部が形成されており、前記保持孔は、支持板部と隆起部の双方を貫通するように形成されている構成が提案される。かかる構成にあっては、隆起部を貫通する分だけ保持孔の長さが長くなる。すなわち、本考案にあっては、支持板部の下面に隆起部を連成することにより、茎を保持する保持孔の長さを十分確保することができ、これにより、保持孔よりもかなり細い茎であっても安定に保持可能となる。また、かかる隆起部は支持板部の周縁より内側に形成されるため、隆起部が容器の内壁面と干渉してがたつきを生じることがない。また、隆起部は支持板部の下方に隠れる形となるため、着脱時の邪魔となり難く、また、花器の美観を損ねることもない。
本考案の花止め具にあって、支持板部は、各接触端部の間の側辺が内側に抉れるように湾曲していることが提案される。かかる構成にあっては、容器内壁と側辺との間の隙間がさらに大きくなるため、着脱の際に指等を挿入し易く、着脱作業が一層容易なものとなる。
本考案の花止め具は、陶器、プラスチック、金属、セラミックなど、各種の材料によって構成され得る。特定の容器に取り付ける場合には、当該容器と同じ材料を用いて一体感を持たせることが望ましい。また、花止め具をガラス等の滑りやすい素材で構成する場合には、ゴム等の、容器の内壁に密接しやすい素材を接触端部に別途配設することが望ましい。
また、本考案の別の態様としては、容器の内部に上記花止め具が装着されてなる花器が提案される。本考案の花止め具を装着する容器としては、下底面が丸まった容器本体と、該容器本体を支持する台座とを備えてなり、容器本体は、その下底面を、台座に配設された三本の支持脚部の各先端に当接させることによって台座に三点で支持されているものが提案される。かかる構成では、容器を台座に対して傾けて保持した場合でも、花止め具が水平となるように容器本体に装着すれば、花や草を垂直に生けることができる。
以上に述べたように、本考案の花止め具は、容器の内壁に三点で支持されるため、容器内に安定して保持することができ、また、容器に対する装着角度を変更することも可能となる。
また、支持板部の下面に隆起部を連成して、保持孔を支持板部と隆起部の双方に貫通させるようにした場合には、保持孔の長さを十分に確保することができ、様々な径の茎を保持孔に安定に保持できる。
また、各接触端部の間の側辺を内側に抉れるように湾曲させた場合には、花止め具の着脱作業を一層容易に行うことができる。
本考案の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
花止め具1は、図1〜5に示すように、平面視略正三角形状をなす板状部材であり、略正三角形板状をなす肉薄な支持板部4と、該支持板部4の下面から下方に隆起する、略Y字状をなす肉厚な隆起部5とで構成される。
支持板部4の三つの頂点は円弧状に丸まっており、各頂点を容器の内壁面に当接する接触端部7とする。また、各接触端部7の間の側辺8は夫々内側に抉れるように湾曲している。
略Y字状をなす隆起部5は、図1,2に示すように、支持板部4の下面の周縁より内側部分に形成されており、上方から見ると支持板部4に完全に隠れている。隆起部5はその中心が支持板部4の中心と上下に重なるように、また、各端部が支持板部4の接触端部7方向を向くように連成される。また、隆起部5は中央部が最も肉厚となり、末端ほど肉薄となるよう傾斜している。
花止め具1には、茎を保持するための円形の保持孔6a〜6cが形成されている。各保持孔6a〜6cは、中央の大きめの保持孔6aと、該保持孔6aから各接触端部7方向に二つずつ放射状に配設される小さめの保持孔6b,6cとからなり、夫々の保持孔6a〜6cは支持板部4と隆起部5の双方を上下に貫通している。
図6,7に上記花止め具1を用いた花器2を示す。花止め具1は、鉢状をなす容器3の内部に装着される。容器3は、図8に示すように、下底面が丸まった容器本体10と、該容器本体10を支持する台座11とからなる。台座11は、基板上に三本の支持脚12を配設してなるものであり、容器本体10は、各支持脚12の先端にその下底面を当接することにより台座11に支持される。このように、容器本体10は、その下底面を台座11に三点支持されることにより、台座11に対して様々な角度で保持され得るようになっている。
図6,7に示すように、花止め具1は、容器3のすぼんだ内壁に夫々当接する三つの接触端部7を介して、容器3の内部に保持されることとなる。かかる花器2にあっては、花止め具1の任意の保持孔6a〜6cに花や草の茎Sを挿入し、保持することにより花や草を生けることができる。
花止め具1は、図9に示すように、容器3に対して傾けて取り付けることも可能であり、花や草を傾けて生けたい場合に利用できる。
また、花止め具1は、図10に示すように、台座11に対して容器本体10を傾けて保持した場合に、花止め具1を容器本体10に対して傾けて、花止め具1が水平となるように装着することができる。花止め具1をこのように装着すれば、容器本体10が傾いていても、花や草を垂直方向に生けることが可能となる。
このように、本実施例の花止め具1は、接触端部7を容器3の内壁に当接させることにより容器3の内壁に対して三点で支持される。このように三点支持構造を取れば、容器3の内壁形状に厳密に合わせなくても、花止め具1を容器内に安定に保持することが可能となる。したがって、形状の異なる様々な容器に装着して花器を構成することができる。また、同じ容器に対して花止め具の装着角度を変更することもできる。
また、各接触端部7の間の三つの側辺8は容器3の内壁に当接せず、内壁との間に隙間を生じているため、該隙間に指を入れて、支持板部4の側辺を掴むことにより花止め具1の着脱を容易に行うことができるという利点がある。特に、本実施例の花止め具1は、側辺8が内側に抉れるように湾曲しているため、側辺8と内壁との間に指を入れるスペースを十分に確保することができる。
また、本実施例の花止め具1には、支持板部4の下面に、その周縁よりも内側部分に下方に隆起する隆起部5が形成されており、各保持孔6a〜6cは、支持板部4と隆起部5の双方を貫通しているため、保持する保持孔6a〜6cの長さを十分に確保することができ、細めの茎Sであっても保持孔6a〜6cに安定に保持できる。
また、かかる隆起部5は支持板部4の周縁より内側に形成されているため、該隆起部5が容器3の内壁と干渉することもないし、着脱時の邪魔にもなり難い。また、隆起部5は、支持板部4の下方に隠れるため花器2の美観を損なうこともない。
また、隆起部5と支持板部4は中心が重なるように連成されているので、ぐらつき難く安定である。また、Y字状の隆起部5は支持板部4を補強する働きもするため、支持板部4を薄型化することができる。さらには、端部に行くほど肉薄であるため、容器3の内壁に干渉し難く、目立ち難いという利点がある。
なお、本考案における花止め具は、上記実施例の形態に限らず本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、上記実施例の花止め具は、支持板部4と隆起部5が一体的に連成されたものであったが、これらは複数部材を接合してなるものであってもよい。
また、保持孔の数、配置、形状は実施例の構成から適宜変更可能である。また、実施例の保持孔は、全て支持板部4と隆起部5の双方を貫通しているが、支持板部4のみを貫通する保持孔が形成されていてもかまわない。
また、接合端部の形状も傾斜を付けるなど適宜変更できる。また、接合端部にゴム等の滑り止めを設けるようにしてもよい。
また、実施例の花止め具1は、支持板部4の側辺8が内側に抉れるように湾曲していたが、本考案の花止め具にあっては、側辺は外側に湾曲していてもかまわないし、直線状であってもかまわない。
花止め具1の平面図である。 花止め具1の底面図である。 花止め具1の側面図である。 花止め具1の上方斜視図である。 花止め具1の下方斜視図である。 花止め具1を具備する花器2の斜視図である。 花器2の部分断面図である。 容器本体と台座を分離して示す容器3の斜視図である。 花止め具1の別の装着態様を示す花器2の部分断面図である。 花止め具1の別の装着態様を示す花器2の部分断面図である。 従来の花止め具1aを示す斜視図である。
符号の説明
1,1a 花止め具
2,2a 花器
3,3a 容器
4 支持板部
5 隆起部
6a,6b,6c,6d 保持孔
7 接触端部
8 側辺
10 容器本体
11 台座
12 支持脚

Claims (5)

  1. 略正三角形板状をなし、各頂点を容器の内壁面に当接する接触端部とする支持板部を備え、各接触端部を介して容器内に保持されるものであり、
    該支持板部には、茎を挿通させて保持するための保持孔が形成されていることを特徴とする花止め具。
  2. 前記支持板部の下面には、その周縁よりも内側部分に下方に隆起する隆起部が形成されており、前記保持孔は、支持板部と隆起部の双方を貫通するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の花止め具。
  3. 前記支持板部は、各接触端部の間の側辺が内側に抉れるように湾曲していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の花止め具。
  4. 容器の内部に、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の花止め具が装着されてなる花器。
  5. 前記容器は、下底面が丸まった容器本体と、該容器本体を支持する台座とを備えてなり、容器本体は、その下底面を、台座に配設された三本の支持脚部の各先端に当接させることによって台座に三点で支持されていることを特徴とする請求項4記載の花器。
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