JP3142232U - オートバイのフートレストバー - Google Patents

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義男 中野
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有限会社ナカノ
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Abstract

【課題】ライダーの靴底との接触を曲面で接することにより、ライダー全身に力が入り、安全安心が図れ、これによって十分な運転操作が発揮できるオートバイのフートレストバーを提供する。
【解決手段】全体を形成する枠体1は曲面R状に形成した枠体とこれを囲む枠によって構成されていて、横枠となる曲面R状の枠には靴底との摩擦接触を得るための歯形状の凹凸部4を設ける。
【選択図】図2

Description

本考案は、オートバイのステップであるフートレストバーAに関する。
このオートバイのフートレストバーAは街中や一般の道路面を走行しているときは、運転者はフートレストバーAに足を載せた普通の姿勢で走行し、たまにカーブ等で姿勢を傾ける際に片足に体重が掛ってバランスを保つ程度の部分であるため、平面状の板状体が図1のAで示すように突出されている。
特開2004−123047号公報
このように、オートバイのフートレストバーは街中や平坦な路面を走行している際は、運転者は普通の姿勢で座っていて、フートレストバーには足を載せているのみであるためフートレストバーAは、平面形の板体であっても足(靴底)にフィットしてバランスが十分に保たれている。しかし、荒地や山道等の走行の場合、例えば競技としてのモトクロスレースやトライアルレース等の場合には、凹凸の激しい荒地や山道を走行する場合が多く、運転者(ライダー)は常に立ち姿勢でバランスを取りながらオートバイを操作している。この際にはライダーの体重は常にフートレストバーAの角の一点に掛っている。
このときの足(靴底)と、フートレストバーAの接触の場合の説明を添付図面の第5図により説明する。この図中イ図は通常の平坦地の場合での靴底とフートレストバーAの接触関係を示した説明図で、靴底はフートレストバーAの面に完全にフィットしていてバランスが保たれている。ロ図はレース中の凹凸道の上り部分の実施例図で、オートバイ(図示していない)は、上方に向き、ライダーは立ち姿勢でいる。このときのフートレストバーAと靴底の接触関係を示した説明図で、靴底はフートレストバーAの角の一点のみで接触し、この一点のみにライダーの体重が掛り、この姿勢でオートバイを操作するためバランスがとりにくく、このような運転が続くと体力の疲労も激しくなる。
考案者は、このフートレストバーAについて鋭意研究を重ねた結果本考案に到達したものであって、オートバイの荒地や山道走行の場合、オートバイの車体は上下左右に動き、固定されているフートレストバーAの動きは球面状の軌跡をとる。このため平面状のフートレストバーAでは不安定な状態になる欠点が前記図5のロ図で図示するように判明した。
このため先ず、考案者は自転車のペダルのように回転するフートレストバーAを採用し、実際に走行を試みた。しかし、この回転式のフートレストバーAは、回転があるためオートバイの姿勢に対して自由に回転してライダーの靴底に力が入らず、バランスを保つ点できわめて不安定なことが判明し、更に改良を重ねた結果、図2に示すようにフートレストバーAの靴底への当接面(1)を曲面状Rの形状に形成することによって、図3に示すような靴底とフートレストバーAの接触関係が判明した。
この図3のイ図は、平地走行の場合の靴底とフートレストバーAの接触関係図で、フートレストバーAは安定して接触している。ロ図は図示していないが、オートバイが上向きになり、ライダーは立ち姿勢で操作している時のライダーの靴底とフートレストバーAの接触状態を図示したもので、この図によって理解できるように、靴底はフートレストバーAの曲面Rに安定した状態で接し、ライダーは不安なくバランスがとれ力の入る走行が可能となった。
本考案は、前記したようにオートバイのフートレストバーAの形状を曲面Rとすることによって、ライダーの靴底との接触を曲面で接することにより、ライダー全身に力が入り、安全安心が図れ、これによって十分な運転操作が発揮できることで、特にこのフートレストバーAを競技用のオートバイに採用することによって卓越した技術上の効果を相乗発揮できる。
添付図面により本考案のフートレストバーAの形状を説明する。図2はフートレストバーAの全体の形状を理解できる如く斜視図で示している。(1)は全体を形成する枠体で、図示するように曲面R状に形成した枠体とこれを囲む枠によって構成されていて、横枠となる曲面R状の枠には靴底との摩擦接触を得るための歯形状の凹凸部(4)を設ける。
本考案のフートレストバーAの作用を図3により説明する。イ図は平坦の面を運転中の運転者の靴底と本考案のフートレストバーAとの接触状態を示した説明図で、このイ図の場合では靴底とフートレストバーAの接触は、靴底がフートレストバーAの曲面の頂部に置かれて安定している。
次にロ図について説明すると、ロ図では図示していないが、オートバイが上向きに傾いた場合の靴底とフートレストバーAとの接触を説明した図であり、この図によって理解できるように、このオートバイの傾きでライダーは立ち姿勢でオートバイを操作していてもライダーの靴底とフートレストバーAとの接触は、比較参考図として示した。図5のロ図で示した従来のフートレストバーBの平面状のフートレストバーBの場合では、角の一点で靴底と接触していて不安定であり、この姿勢が続くときは、ライダーの疲労も加わる状況となる。
上述のように本考案のオートバイのフートレストバーAは、従来の平面状のものに比較して曲面R状に形成することによって、走行中の安定が図れ、特に競技用のオートバイに適用した場合では、ライダーの安全依頼が高く、この形状のフートレストバーの採用は特に優れている。
参考のため示したオートバイのフートレストバーAの位置を示す 本考案のフートレストバーAの全体図 イ図、ロ図共本考案のフレストバーAの作用図 参考のために示す従来のフートレストバーBの全体図 イ図、ロ図共参考のために示した従来のフートレストバーBの作用図
符号の説明
1 フートレストバーAを形成する枠体(曲面状)
3 補助枠
4 歯形状の摩擦部
5 車体取付部

Claims (2)

  1. 靴底の当接面(1)を曲面形状Rに形成したことを特徴としたオートバイのフートレストバー。
  2. 靴底の当接面(1)を曲面状Rに形成した数本の枠体(3)で形成し、該枠体(3)の上面に歯形状の凹凸部(4)を設けたことを特徴とした請求項1に記載のオートバイのフートレストバー。
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