JP2010094486A - 三輪ローラースケート - Google Patents

Abstract

【課題】ローラースケートは一般に四輪で構成され、走向方向の変更は、体重を一方の足にかけて他方を変更方向に踏み出すことで行なわれる。
前輪系と後輪系が機械的に独立し、靴台との間に緩衝材が存在する場合でも、それは走向方向の変更に十分に貢献しないので、肉体的疲労が大きい。
【解決手段】前輪二つと後輪一つで構成される三輪ローラースケートで、後輪は、進行方向に対して鉛直および水平に角度をつけられる構造とし、その水平の角度は、鉛直回転軸に固定された靴台の進行方向に鉛直の倒れと機械的に連関させ、
また、靴台のある値以上の鉛直の倒れでは、スプリングを介して、前輪共通軸に設けたブレーキ板で摩擦を起こさせて、路面との間に制動力が働くように構成する。
この構成にすることによって、体重を移動し身体を傾けるさせることで、後輪が廻り込んで走向方向が変更され、疲労の少ない走向を楽しむことを可能とする。
【選択図】図１

Description

この発明は、遊戯具であるローラースケートに関する。

一般に、ローラースケートは四輪で構成され、走向方向の変更は、体重を一方の足にかけて他方を変更方向に踏み出すことで行なわれる。
前輪系と後輪系が機械的に独立し、靴台との間に緩衝材が存在する場合でも、それは走向方向の変更に十分に貢献しない。

ローラースケートを、前輪二つと後輪一つで構成し、体重を移動し身体を傾けるさせることで、後輪が廻り込んで走向方向が変更され、もって疲労の少ない走向を楽しもうとするものである。

前輪二つと後輪一つで構成される三輪ローラースケートで、後輪は、進行方向に対して鉛直および水平に角度をつけられる構造とし、
その水平の角度は、鉛直回転軸に固定された靴台の進行方向に鉛直の倒れと機械的に連関させ、
また、靴台のある値以上の鉛直の倒れでは、スプリングを介して、前輪共通軸に設けたブレーキ板で摩擦を起こさせて、路面との間に制動力が働くように構成する

体重を移動し身体を傾けるさせることで、走向方向が変更され、疲労の少ない走向を楽しむことができる。
また、大きく倒れ込むことで走向に対する制動力を得ることができる。

この発明の一実施形態を図１の平面図、立面図に示す。

Ａはボールベアリング軸受、Ｂはスラスト軸受で、ともにフレームＣに固着されている。Ｂは靴台で、鉛直回転軸と一体になっている。
図２で分かるように、後輪は鉛直回転軸の回転に伴い倒れ、またスラスト軸受があるので、首を振ることになる。
しかし、フレームに結ばれたワイヤロープＥからの力で、その角度は、倒れと一定の関係に縛られる。
たとえば、プレーヤが身体を左に倒すと、後輪が時計方向によじれ、スケート後部は右に周り込むことになる。

図３は、大きく倒れこんだ時、ブレーキ・シューＦで両前輪の回転にブレーキをかけ、制動力を得る仕組みを示している。

三輪ローラースケートの平面図・立面図である。 後輪部中央の断面図である。鉛直回転軸には靴台Ｄが固定されている。後輪部前端にあるワイヤロープＥはフレームＣと結ばれる。 前輪部中央の断面図である。フレームＣには前輪軸受と鉛直軸受が設けられる。

符号の説明

Ａ− ボールベアリング軸受 Ｂ− スラスト軸受
Ｃ− フレーム Ｄ− 靴台
Ｅ− ワイヤロープ Ｆ− ブレーキ・シュー

Claims (1)

1. 前輪二つと後輪一つで構成される三輪ローラースケートで、後輪は、進行方向に対して鉛直および水平に角度をつけられる構造とし、
   その水平の角度は、鉛直回転軸に固定された靴台の進行方向に鉛直の倒れと機械的に連関させ、
   また、靴台のある値以上の鉛直の倒れでは、スプリングを介して、前輪共通軸に設けたブレーキ板で摩擦を起こさせて、路面との間に制動力が働くように構成したもの

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