JP3141744U - レール用取付具 - Google Patents

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純 杉森
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Abstract

【課題】溝付レールに対する吊下げ部材の取付角度が平行になるように又は直角に立体交差するように溝付レールにレール用取付具本体を介して吊下げ部材を短時間で取付ける。
【解決手段】溝付レール11に吊下げ部材12を取付ける取付具10は、溝付レールに対向する第1対向面13aと吊下げ部材に対向する第2対向面13bとを有する取付具本体13と、取付具本体を溝付レールに固定する第1固定部材21と、吊下げ部材を取付具本体に固定する第2固定部材22と、第1及び第2対向面にそれぞれ突設された第1位置決め突起13c,13c及び第2位置決め突起13dとを備える。第1位置決め突起は、溝付レールの外側面に係合するか或いは溝付レールの溝に係合して、吊下げ部材を溝付レールの長手方向に延びて位置決めするか或いは溝付レールの長手方向に対して直交する方向に延びて位置決めし、第2位置決め突起は吊下げ部材を位置決めする。
【選択図】図1

Description

本考案は、天井や壁に取付けられた溝付レールに、カーテン、ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、パネルスクリーン、プリーツスクリーン、間仕切り又はアコーディオンドアを吊下げるための吊下げ部材、即ちカーテン用レール、ブラインド用ヘッドレール、ロールスクリーン用ブラケット、ローマンシェード用ヘッドレール、パネルスクリーン用レール、プリーツスクリーン用ヘッドレール、間仕切り用レール又はアコーディオンドア用レールを上記溝付レールに取付けるための取付具に関するものである。
従来、平面略T字形であって側面略L字形の係合片を、断面略C字形のカーテンレール材の開口部からこれにほぼ直交させて挿入した後に回転させることで、係合片が、開口部に位置する中央部と、カーテンレール材内で開口部の両側内面に係合する両翼係合部とを備え、カーテンレール材の開口部に当接するブラケット部材の取付用ベース部に開口部と対応合致して凹設した取付溝の外側に断面溝形の支持片を外嵌することにより、この支持片がブラケット部材を支持し、係合片及び支持片が側面略コ字形の連設片により一体的に連設され、上記係合片と支持片と連設片により取付支持体が構成されたロールスクリーン装置用ブラケット部材の取付支持装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この取付支持装置では、ブラケット部材の取付溝の奥底壁に挿通部が形成され、この挿通部に支持片側から取付ネジを挿入して、係合片に或いは係合片との連設部分である連設片部位にねじ込むように構成される。このように構成されたブラケット部材の取付支持装置では、既存のカーテンレール材を残置したまま、これに固定するブラケット部材を介してロールスクリーン装置を簡単に取付けることができ、しかも着脱が自在で取扱いが容易でありロールスクリーン装置への交換や変更を促進できるようになっている。
また、幕体開閉装置の架設される架設部が装置架設体の一端側に設けられ、上記装置架設体の他端側に、所定の取付け部に架設された幕体吊設体に対して固定される固定部が設けられた幕体開閉装置の取付け構造が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この装置では、架設部が、固定部を基準として水平方向に対して移動可能に設けられるとともに、所望する角度に向きを変更可能に設けられる。このように構成された幕体開閉装置の取付け構造では、架設部を水平方向に移動したり或いは架設部の向きを変更して、幕体開閉装置を所望する位置や向きに架設するので、架設場所や要望に応じて、装置の架設状況を自由に変更及び調節できるようになっている。
実開昭59−136891号公報(請求項1、明細書第12頁第15行〜第13頁第1行、第1図及び第2図) 実用新案登録第3079369号公報(請求項1、4及び5、段落[0013]、図8)
しかし、上記従来の特許文献1に示されたブラケット部材の取付け支持装置では、ロールスクリーン装置をカーテンレール材に対して平行に取付けることはできるけれども、ロールスクリーン装置をカーテンレール材に対して直角方向に交差して取付けることができない不具合があった。また上記従来の特許文献2に示された幕体開閉装置の取付け構造では、架設部の角度を変更する場合、その角度を微調整しなければ所望の角度に向きを変更できず、微調整作業に比較的多くの時間を要する問題点があった。本考案の目的は、天井や壁に取付けられた溝付レールに対する吊下げ部材の取付角度が平行になるように又は直角に立体交差するように、溝付レールに吊下げ部材を微調整作業を行わずに比較的短時間で取付けることができる、レール用取付具を提供することにある。
請求項1に係る考案は、図1、図2、図5及び図6に示すように、長手方向に延びる溝11dを有しこの溝幅が全幅より小さく形成された溝付レール11に、カーテン、ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、パネルスクリーン、プリーツスクリーン、間仕切り又はアコーディオンドアを吊下げるための一直線上に延びる吊下げ部材12を取付けるレール用取付具であって、溝付レール11に対向する第1対向面13aと吊下げ部材12に対向する第2対向面13bとを有する取付具本体13と、取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させた状態で取付具本体13を溝付レール11に固定する第1固定部材21と、取付具本体13の第2対向面13bに吊下げ部材12を当接させた状態で吊下げ部材12を取付具本体13に固定する第2固定部材22と、第1対向面13aに突設された第1位置決め突起13c,13cと、第2対向面13bに突設された第2位置決め突起13d,13eとを備え、第1位置決め突起13c,13cが、溝付レール11の外側面に係合するか或いは溝付レール11の溝11dに係合することにより、吊下げ部材12を溝付レール11の長手方向に延びて位置決めするか或いは溝付レール11の長手方向に対して直角に立体交差する方向に延びて位置決めするように構成され、第2位置決め突起13d,13eが吊下げ部材12を一方向に位置決めするように構成されたところにある。
この請求項1に記載されたレール用取付具では、吊下げ部材12を溝付レール11に対して平行に取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ第1位置決め突起13c,13cを溝付レール11の外側面に係合させた状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して平行になるように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2位置決め突起13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。一方、吊下げ部材12を溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付けるときは、取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ第2位置決め突起13d,13eを溝付レール11の溝11dに係合させた状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2位置決め突起13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案であって、図1、図2、図5及び図6図に示すように、取付具本体13が金属板により形成され、第1位置決め突起13c,13cが取付具本体13から切り起こされた1又は2以上の第1リブからなり、第1リブ13c,13cが、溝付レール11の外側面に当接して位置決めする位置決め面13h,13hと、溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さとを有し、第2位置決め突起13d,13eが取付具本体13から切り起こされた第2リブからなることを特徴とする。この請求項2に記載されたレール用取付具では、吊下げ部材12を溝付レール11に対して平行に取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ第1リブ13c,13cの位置決め面13h,13hを溝付レール11の外側面に当接させて位置決めした状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して平行になるように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。一方、吊下げ部材12を溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ第1リブ13c,13cを溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入して位置決めした状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明であって、取付具本体が合成樹脂により形成され、第1位置決め突起が取付具本体と一体的に形成された1又は2以上の第1リブからなり、第1リブが、溝付レールの外側面に当接して位置決めする位置決め面と、溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さとを有し、第2位置決め突起が取付具本体と一体的に形成された第2リブからなることを特徴とする。この請求項3に記載されたレール用取付具では、吊下げ部材を溝付レールに対して平行に取付けるときは、先ず取付具本体の第1対向面を溝付レールに当接させかつ第1リブの位置決め面を溝付レールの外側面に当接させて位置決めした状態で第1固定部材により取付具本体を溝付レールに固定する。次に吊下げ部材が溝付レールに対して平行になるように取付具本体の第2対向面に当接させかつ吊下げ部材を第2リブにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材により吊下げ部材を取付具本体に固定する。一方、吊下げ部材を溝付レールに対して直角に立体交差するように取付けるときは、先ず取付具本体の第1対向面を溝付レールに当接させかつ第1リブを溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入して位置決めした状態で第1固定部材により取付具本体を溝付レールに固定する。次に吊下げ部材が溝付レールに対して直角に立体交差するように取付具本体の第2対向面に当接させかつ吊下げ部材を第2リブにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材により吊下げ部材を取付具本体に固定する。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明であって、図1、図2、図5及び図6に示すように、第1位置決め突起13c,13cが互いに対向するように間隔をあけて設けられた一対の第1リブからなり、一対の第1リブ13c,13cの間隔が溝付レール11をガタツキなく挟み込む間隔であり、一対の第1リブ13c,13cの長さが溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さであることを特徴とする。この請求項4に記載されたレール用取付具では、吊下げ部材12を溝付レール11に対して平行に取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ一対の第1リブ13c,13cで溝付レール11を挟み込むように一対の第1リブ13c,13cの位置決め面13h,13hを溝付レール11の外側面に当接させて位置決めした状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。このとき一対の第1リブ13c,13cで溝付レール11を挟み込んでいるので、第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定するときに溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度がずれ難い。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して平行になるように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。一方、吊下げ部材12を溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ一対の第1リブ13c,13cを溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入して位置決めした状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。このとき一対の第1リブ13c,13cが溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入されているので、第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定するときに溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度がずれ難い。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。
請求項5に係る発明は、請求項2又は3に係る発明であって、図9〜図12に示すように、第1位置決め突起13c,53cが間隔をあけて一列に設けられた一対の第1リブからなり、一対の第1リブ13c,53cの位置決め面13h,53hが溝付レール11の一方の外側面に当接して位置決めし、一対の第1リブ13c,53cのいずれか一方又は双方の長さが溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さであることを特徴とする。この請求項5に記載されたレール用取付具では、吊下げ部材12を溝付レール11に対して平行に取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ一対の第1リブ13c,53cの位置決め面13h,53hを溝付レール11の一方の外側面にそれぞれ当接させて位置決めした状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。このとき一列に並んだ一対の第1リブ13c,53cの位置決め面13h,53hが溝付レール11の一方の外側面に比較的長く広い面で当接しているので、第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定するときに溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度がずれ難い。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して平行になるように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。一方、吊下げ部材12を溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付けるときは、先ず取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11に当接させかつ一対の第1リブ13c,53cの一方を溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入して位置決めした状態で第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定する。次に吊下げ部材12が溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつ吊下げ部材12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めした状態で第2固定部材22により吊下げ部材12を取付具本体13に固定する。
本考案によれば、取付具本体が溝付レールに対向する第1対向面と吊下げ部材に対向する第2対向面とを有し、第1固定部材が取付具本体を溝付レールに固定し、第2固定部材が吊下げ部材を取付具本体に固定し、第1及び第2対向面に第1及び第2位置決め突起を突設し、第1位置決め突起が、溝付レールの外側面に係合するか或いは溝付レールの溝に係合することにより、吊下げ部材を溝付レールの長手方向に延びて位置決めするか或いは溝付レールの長手方向に対して直角に立体交差する方向に延びて位置決めするように構成し、更に第2位置決め突起が吊下げ部材を一方向に位置決めするように構成したので、吊下げ部材を溝付レールに平行に取付けるとき(平行取付時)は、取付具本体の第1対向面を溝付レールに当接させかつ第1位置決め突起を溝付レール外側面に係合させた状態で第1固定部材で取付具本体を溝付レールに固定した後に、吊下げ部材を取付具本体の第2対向面に当接させかつ吊下げ部材を第2位置決め突起により位置決めした状態で第2固定部材で吊下げ部材を取付具本体に固定する。この結果、微調整作業を行わずに吊下げ部材を溝付レールに比較的短時間で平行に取付けることができる。一方、吊下げ部材を溝付レールに直角に立体交差するように取付けるとき(直角立体交差取付時)は、取付具本体の第1対向面を溝付レールに当接させかつ第2位置決め突起を溝付レールの溝に係合させた状態で第1固定部材により取付具本体を溝付レールに固定した後に、吊下げ部材を取付具本体の第2対向面に当接させかつ吊下げ部材を第2位置決め突起により位置決めした状態で第2固定部材により吊下げ部材を取付具本体に固定する。この結果、微調整作業を行わずに吊下げ部材を溝付レールに比較的短時間で直角に立体交差するように取付けることができる。
また取付具本体を金属板により形成し、第1位置決め突起が取付具本体から切り起こされた1又は2以上の第1リブからなり、この第1リブの位置決め面が溝付レールの外側面に当接して位置決めし、第1リブの長さが溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入されて位置決めする長さを有し、第2位置決め突起が取付具本体から切り起こされた第2リブからなれば、第1及び第2リブを取付具本体と一体的に形成できるので、取付具本体の部品点数及び製作工数を低減できる。また取付具本体を合成樹脂により形成し、第1位置決め突起が取付具本体と一体的に形成された1又は2以上の第1リブからなり、この第1リブの位置決め面が溝付レールの外側面に当接して位置決めし、第1リブの長さが溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さを有し、第2位置決め突起が取付具本体と一体的に形成された第2リブからなれば、上記と同様に、取付具本体の部品点数及び製作工数を低減できるとともに、取付具本体を金属板により形成した場合と比較して、位置決め突起を切り起こす作業が不要になるので、取付具本体の加工工数を低減できる。
また第1位置決め突起が互いに対向するように間隔をあけて設けられた一対の第1リブからなり、これらの第1リブの間隔が溝付レールをガタツキなく挟み込む間隔であり、これらの第1リブの長さが溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さであれば、平行取付時に一対の第1リブで溝付レールを挟み込んでいるので、第1固定部材により取付具本体を溝付レールに固定するときに溝付レールに対する取付具本体の取付角度がずれ難く、直角立体交差取付時に一対の第1リブが溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入されているので、第1固定部材により取付具本体を溝付レールに固定するときに溝付レールに対する取付具本体の取付角度がずれ難い。この結果、溝付レールに対する取付具本体の取付角度を微調整せずに済む。更に第1位置決め突起が間隔をあけて一列に設けられた一対の第1リブからなり、これらの第1リブの位置決め面が溝付レールの一方の外側面に当接して位置決めし、これらの第1リブのいずれか一方又は双方の長さが溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さであれば、平行取付時に一列に並んだ一対の第1リブの位置決め面が溝付レールの一方の外側面に比較的長く広い面で当接しているので、第1固定部材により取付具本体を溝付レールに固定するときに溝付レールに対する取付具本体の取付角度がずれ難い。この結果、溝付レールに対する取付具本体の取付角度を微調整せずに済む。
次に本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図1及び図5に示すように、レール用取付具10は、溝付レール11に吊下げ部材12を取付けるために用いられる。溝付レール11は横断面略伏せC字状に形成され(図1、図3、図5及び図7)、この実施の形態では、部屋の天井に取付けられる。また溝付レール11は、部屋の天井に対向し一直線上に延びる上片11aと、上片11aの両側端から下方にそれぞれ延びる一対の側片11b,11bと、一対の側片11b,11bの下端から互いに近づく方向に延びる一対の下片11c,11cとを備える。一対の下片11c,11cの互いに対向する内縁は所定の間隔をあけて平行に設けられ、これにより一対の下片11c,11cの間に長手方向に延びる溝11dが形成される。更に溝付レール11の溝幅はこのレール11の全幅より小さく形成される。上記溝付レール11は鋼板のプレス加工やアルミ合金の押出し加工又は引抜き加工等により形成される。なお、溝付レールは部屋の天井ではなく壁に取付けてもよく、また溝付レールの一対の側片の一部と一対の下片の全部が天井等から突出していれば、溝付レールの基部を天井又は壁に埋設してもよい。
一方、吊下げ部材12は、この実施の形態では、カーテンを吊下げるためのカーテン用レールである。このカーテン用レール12は、横断面略H状に形成され(図1、図3、図5及び図7)、横断面略ハット状に形成された水平片12aと、水平片12aの側端から上方及び下方に延びる一対の側片12b,12bと、一対の側片12b,12bの上端から互いに近づく方向に延びる一対の上片12c,12cと、一対の側片12b,12bの下端から互いに近づく方向に延びる一対の下片12d,12dとを備える。一対の上片12c,12cの互いに対向する内縁は所定の間隔をあけて平行に設けられ、これにより一対の上片12c,12cの間に長手方向に延びるアッパ溝12eが形成されるとともに、水平片12aと一対の側片12b,12bの上部と一対の上片12c,12cとによりアッパ凹部12fが形成される。また一対の下片12d,12dの互いに対向する内縁は所定の間隔をあけて平行に設けられ、これにより一対の下片12d,12dの間に長手方向に延びるロア溝12gが形成されるとともに、水平片12aと一対の側片12b,12bの下部と一対の下片12d,12dとによりロア凹部12hが形成される。上記カーテン用レール12はアルミ合金の押出し加工又は引抜き加工や鋼板のプレス加工等により形成される。なお、吊下げ部材は、カーテンを吊下げるためのカーテン用レールではなく、ブラインドを吊下げるために一直線上に延びるブラインド用ヘッドボックスや、ロールスクリーンを吊下げるために一直線上に延びるロールスクリーン用セットバーや、ローマンシェードを吊下げるために一直線上に延びるローマンシェード用ヘッドレールであってもよい。またパネルスクリーンを吊下げるために一直線上に延びるパネルスクリーン用レールや、プリーツスクリーンを吊下げるために一直線上に延びるプリーツスクリーン用ヘッドレールや、間仕切りを吊下げるために一直線上に延びる間仕切り用レールや、アコーディオンドアを吊下げるために一直線上に延びるアコーディオンドア用レールであってもよい。
一方、取付具10は、溝付レール11に対向する第1対向面13aとカーテン用レール12に対向する第2対向面13bとを有する取付具本体13と、取付具本体13を溝付レール11に固定する第1固定部材21と、カーテン用レール12を取付具本体13に固定する第2固定部材22と、第1対向面13aに突設された第1位置決め突起13c,13cと、第2対向面13bに突設された第2位置決め突起13d,13eとを備える(図1、図4、図5及び図8)。取付具本体13は鋼板等の金属板により略長方形に形成される。第1固定部材21は、中央にねじ孔21bが形成された略平行四辺形の板状の第1係止片21aと、取付具本体13に形成された第1通孔13fと、取付具本体13の第2対向面13b側から第1通孔13fに遊挿された後に第1係止片21aのねじ孔21bに螺合されるビス21cとを有する(図2〜図4及び図6〜図8)。第1係止片21aと取付具本体13により溝付レール11の一対の下片11c,11cを挟んだ状態で、即ち第1係止片21aを溝付レール11に遊挿しかつ取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11の一対の下片11c,11cに当接させた状態で、予め取付具本体13の第1通孔13fに通して第1係止片21aのねじ孔21bに螺合しておいたビス21cを、このねじ孔21bに締付ける方向にねじ込むと、このビス21cの回転に伴って第1係止片21aが回転するけれども、第1係止片21aが溝付レール11の一対の側片11b,11bの内面に圧接されて第1係止片21aの回転が阻止されるように構成される(図2、図3、図6及び図7)。第2固定部材22は、中央にカシメ孔22bが形成された縦断面略ハット状の第2係止片22aと、第2係止片22aと一体的に設けられた略L字状のレバー22cと、取付具本体13に形成された第2通孔13gと、上記カシメ孔22b及び第2通孔13gに挿通してかしめることにより第2係止片22a及びレバー22cを取付具本体13に回動可能に取付けるカシメピン22dとを有する(図2、図4、図6及び図8)。第2係止片22aと取付具本体13によりカーテン用レール12の一対の上片12c,12cを挟んだ状態で、即ち第2係止片22aをカーテン用レール12のアッパ凹部12fに遊挿しかつ取付具本体13の第2対向面13bをカーテン用レール12の一対の上片12c,12cの上面に当接させた状態で、レバー22cを回転させることにより、第2係止片22aが弾性変形して、カーテン用レール12の一対の上片12c,12cが第2係止片22aと取付具本体13により挟持されるように構成される。
一方、第1位置決め突起13c,13cは取付具本体13から切り起こされた一対の第1リブからなり、これらの第1リブ13c,13cは第1通孔13fを挟んで互いに対向するように間隔をあけて設けられる(図1〜図3及び図5〜図7)。これらの第1リブ13c,13cは、溝付レール11の外側面に当接して位置決めする位置決め面13h,13hと、溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さとをそれぞれ有する。換言すれば、一対の第1リブ13c,13cの間隔は溝付レール11をガタツキなく挟み込む間隔であり、第1リブ13c,13cの長さは溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さである。更に換言すれば、一対の第1リブ13c,13cが溝付レール11の外側面に係合することにより、カーテン用レール12を溝付レール11の長手方向に延びて位置決めし、一対の第1リブ13c,13cが溝付レール11の溝11dに係合することにより、カーテン用レール12を溝付レール11の長手方向に対して直角に立体交差する方向に延びて位置決めするように構成される。
第2位置決め突起13d,13eは取付具本体13から切り起こされた一対の第2リブからなる(図1、図4、図5及び図8)。一対の第2リブ13d,13eは、取付具本体13の第2対向面13b側に折曲げられた第1及び第2立上がり片13i,13jにそれぞれ設けられる。第1立上がり片13iに設けられた一方の第2リブ13dはカーテン用レール12のアッパ溝12eにその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さを有する。換言すれば、一方の第2リブ13dの長さはカーテン用レール12のアッパ溝12eにその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さである。また他方の第2リブ13eは一方の第2リブ13dより短く形成される。ここで、他方の第2リブ13eを一方の第2リブ13dより短く形成したのは、第2立上がり片13jに第2固定部材22のレバー22cを挿入するための切欠き部13kを形成するためである。上記一対の第2リブ13d,13eがカーテン用レール12のアッパ溝12eに係合することにより、カーテン用レール12が取付具本体13に対して一方向(所定の方向)に位置決めされるように構成される。なお、第1及び第2立上がり片13i,13jの先端面も取付具本体13の第2対向面13bの一部とする、即ち第1及び第2立上がり片13i,13jの先端面にカーテン用レール12の一対の上片12c,12cを当接させた場合も、取付具本体13の第2対向面13bにカーテン用レール12を当接させた場合に該当するものとする。
このように構成されたレール用取付具10の使用方法を説明する。
(a) カーテン用レール12を溝付レール11に対して平行に取付ける場合
先ずビス21cを取付具本体13の第2対向面13b側から第1通孔13fに遊挿した後に第1係止片21aのねじ孔21bに緩く螺合する。この状態で第1係止片21aを溝付レール11に遊挿しかつ取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11の一対の下片11c,11cに当接させる。このとき一対の第1リブ13c,13cで溝付レール11を挟み込むように一対の第1リブ13c,13cの位置決め面13h,13hを溝付レール11の外側面に当接させる。次にビス21cを第1係止片21aのねじ孔21bに締付ける方向にねじ込むと、このビス21cの回転に伴って第1係止片21aが回転するけれども、第1係止片21aが溝付レール11の一対の側片11b,11bの内面に係合して第1係止片21aの回転が阻止される(図2、図3、図6及び図7)。ビス21cを第1係止片21aのねじ孔21bに更にねじ込むと、第1係止片21aと取付具本体13とが溝付レール11の一対の下片11c,11cを挟持するので、第1固定部材21により取付具本体13が溝付レール11に固定される。このとき一対の第1リブ13c,13cで溝付レール11を挟み込んでいるので、第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定するときに溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度がずれ難く、溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度を微調整する必要はない。更にカーテン用レール12が溝付レール11に対して平行になるように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつカーテン用レール12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めする。具体的には、第2固定部材22のレバー22cを図2及び図6の二点鎖線で示す位置に回転させた状態で、カーテン用レール12のロア溝12gの幅方向を一対の第2リブ13d,13eの長手方向に一致させた状態で一対の第2リブ13d,13eをロア溝12gに挿入する。これにより第2係止片22aがカーテン用レール12のロア凹部12hに挿入されるので、この状態でレバー22cを図2及び図6の実線矢印の方向に回転させると、第2係止片22aと取付具本体13とがカーテン用レール12の一対の上片12c,12cを挟持するので、第2固定部材22によりカーテン用レール12が取付具本体13に固定される。このように溝付レール11に対してカーテン用レール12が平行になるように、カーテン用レール12を溝付レール11に微調整作業を行わずに比較的短時間で取付けることができる。
(b) カーテン用レール12を溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付ける場合
先ずビス21cを取付具本体13の第2対向面13b側から第1通孔13fに遊挿した後に第1係止片21aのねじ孔21bに緩く螺合する。この状態で第1係止片21aを溝付レール11に遊挿しかつ取付具本体13の第1対向面13aを溝付レール11の一対の下片11c,11cに当接させる。次にビス21cを第1係止片21aのねじ孔21bに締付ける方向にねじ込むと、このビス21cの回転に伴って第1係止片21aが回転するけれども、第1係止片21aが溝付レール11の一対の側片11b,11bの内面に係合して第1係止片21aの回転が阻止される。ビス21cを第1係止片21aのねじ孔21bに更にねじ込むと、第1係止片21aと取付具本体13とが溝付レール11の一対の下片11c,11cを挟持するので、第1固定部材21により取付具本体13が溝付レール11に固定される。このとき一対の第1リブ13c,13cが溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びた状態で挿入されているので、第1固定部材21により取付具本体13を溝付レール11に固定するときに溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度がずれ難く、溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度を微調整する必要はない。更にカーテン用レール12が溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付具本体13の第2対向面13bに当接させかつカーテン用レール12を第2リブ13d,13eにより一方向に位置決めする。具体的には、第2固定部材22のレバー22cを図2及び図6の二点鎖線で示す位置に回転させた状態で、カーテン用レール12のロア溝12gの幅方向を一対の第2リブ13d,13eの長手方向に一致させた状態で一対の第2リブ13d,13eをロア溝12gに挿入する。これにより第2係止片22aがカーテン用レール12のロア凹部12hに挿入されるので、この状態でレバー22cを図2及び図6の実線矢印の方向に回転させると、第2係止片22aと取付具本体13とがカーテン用レール12の一対の上片12c,12cを挟持するので、第2固定部材22によりカーテン用レール12が取付具本体13に固定される。このように溝付レール11に対してカーテン用レール12が直角に立体交差するように、カーテン用レール12を溝付レール11に微調整作業を行わずに比較的短時間で取付けることができる。
<第2の実施の形態>
図9〜図12は本発明の第2の実施の形態を示す。図9〜図12において図1、図2、図5及び図6と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、第1位置決め突起13c,53cが間隔をあけて一列に設けられた一対の第1リブからなる。一方の第1リブ13c,53cは取付具本体13の第1通孔13fに対向して設けられ、他方の第1リブ53cは第2通孔13gに略対向して設けられる。またこれらの第1リブ13c,53cの位置決め面13h,53hは溝付レール11の一方の外側面に当接して位置決めするように構成される。更に上記一対の第1リブ13c,53cのうちの一方の第1リブ13cの長さは溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さに形成される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたレール用取付具50では、カーテン用レール12を溝付レール11に対して直角に立体交差するように取付ける場合に、一対の第1リブ13c,53cのうちの一方の第1リブ13cのみが溝付レール11の溝11dにその幅方向に延びて挿入されるので、第1の実施の形態と比較して、溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度が僅かにずれるおそれがあるけれども、カーテン用レール12を溝付レール11に対して平行に取付ける場合、一列に並んだ一対の第1リブ13c,53cの位置決め面13h,53hが溝付レール11の一方の外側面に比較的長く広い面で当接するので、第1の実施の形態と同様に、溝付レール11に対する取付具本体13の取付角度がずれ難い。上記以外の動作は第1の実施の形態の動作と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。なお、上記第1及び第2の実施の形態では、取付具本体を金属板により形成したが、取付具本体を合成樹脂により形成してもよい。この場合、位置決め突起を切り起こす作業が不要になるので、取付具本体の加工工数を低減できる。
本考案第1実施形態の取付具を介して吊下げ部材を溝付レールに平行に取付けた状態を示す要部斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 本考案第1実施形態の取付具を介して吊下げ部材を溝付レールに直角に立体交差するように取付けた状態を示す要部斜視図である。 図5のD−D線断面図である。 図5のE−E線断面図である。 図6のF−F線断面図である。 本考案第2実施形態の取付具を介して吊下げ部材を溝付レールに平行に取付けた状態を示す要部斜視図である。 図9のG−G線断面図である。 本考案第2実施形態の取付具を介して吊下げ部材を溝付レールに直角に立体交差するように取付けた状態を示す要部斜視図である。 図11のH−H線断面図である。
符号の説明
10,50 レール用取付具
11 溝付レール
11d 溝
12 カーテン用レール(吊下げ部材)
13 取付具本体
13a 第1対向面
13b 第2対向面
13c,53c 第1リブ(第1位置決め突起)
13d,13e 第2リブ(第2位置決め突起)
13h,53h 位置決め面
21 第1固定部材
22 第2固定部材

Claims (5)

  1. 長手方向に延びる溝(11d)を有しこの溝幅が全幅より小さく形成された溝付レール(11)に、カーテン、ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、パネルスクリーン、プリーツスクリーン、間仕切り又はアコーディオンドアを吊下げるための一直線上に延びる吊下げ部材(12)を取付けるレール用取付具であって、
    前記溝付レール(11)に対向する第1対向面(13a)と前記吊下げ部材(12)に対向する第2対向面(13b)とを有する取付具本体(13)と、前記取付具本体(13)の第1対向面(13a)を前記溝付レール(11)に当接させた状態で前記取付具本体(13)を前記溝付レール(11)に固定する第1固定部材(21)と、前記取付具本体(13)の第2対向面(13b)に前記吊下げ部材(12)を当接させた状態で前記吊下げ部材(12)を前記取付具本体(13)に固定する第2固定部材(22)と、前記取付具本体(13)の前記第1対向面(13a)に突設された第1位置決め突起(13c,13c)と、前記取付具本体(13)の前記第2対向面(13b)に突設された第2位置決め突起(13d,13e)とを備え、
    前記第1位置決め突起(13c,13c)が、前記溝付レール(11)の外側面に係合するか或いは前記溝付レール(11)の溝(11d)に係合することにより、前記吊下げ部材(12)を前記溝付レール(11)の長手方向に延びて位置決めするか或いは前記溝付レール(11)の長手方向に対して直角に立体交差する方向に延びて位置決めするように構成され、
    前記第2位置決め突起(13d,13e)が前記吊下げ部材(12)を一方向に位置決めするように構成された
    ことを特徴とするレール用取付具。
  2. 取付具本体(13)が金属板により形成され、第1位置決め突起(13c,13c)が前記取付具本体(13)から切り起こされた1又は2以上の第1リブからなり、前記第1リブ(13c,13c)が、前記溝付レール(11)の外側面に当接して位置決めする位置決め面(13h,13h)と、前記溝付レール(11)の溝(11d)にその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さとを有し、第2位置決め突起(13d,13e)が前記取付具本体(13)から切り起こされた第2リブからなる請求項1記載のレール用取付具。
  3. 取付具本体が合成樹脂により形成され、第1位置決め突起が前記取付具本体と一体的に形成された1又は2以上の第1リブからなり、前記第1リブが、前記溝付レールの外側面に当接して位置決めする位置決め面と、前記溝付レールの溝にその幅方向に延びて挿入されて位置決めする位置決め長さとを有し、第2位置決め突起が前記取付具本体と一体的に形成された第2リブからなる請求項1記載のレール用取付具。
  4. 第1位置決め突起(13c,13c)が互いに対向するように間隔をあけて設けられた一対の第1リブからなり、前記一対の第1リブ(13c,13c)の間隔が前記溝付レール(11)をガタツキなく挟み込む間隔であり、前記一対の第1リブ(13c,13c)の長さが前記溝付レール(11)の溝(11d)にその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さである請求項2又は3記載のレール用取付具。
  5. 第1位置決め突起(13c,53c)が間隔をあけて一列に設けられた一対の第1リブからなり、前記一対の第1リブ(13c,53c)の位置決め面(13h,53h)が溝付レール(11)の一方の外側面に当接して位置決めし、前記一対の第1リブ(13c,53c)のいずれか一方又は双方の長さが前記溝付レール(11)の溝(11d)にその幅方向に延びて挿入したときにガタツキなく挿入可能な長さである請求項2又は3記載のレール用取付具。
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