JP3141694U - 標示器 - Google Patents

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JP3141694U
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JP2008001155U
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巧 岡田
正典 小林
徳博 進藤
Original Assignee
株式会社リプロ
株式会社カクマル
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Abstract

【課題】
十分な電磁波出力を確保し、確実に情報データを読み取ることができる標示器を提供することである。
【解決手段】
本考案は、台座1と金属製標示プレート2からなり、金属製標示プレート2には標示情報を記録したICタグ3が内蔵されている。台座1の底部は厚みDを有するため、アンテナから受発信される電磁波が十分な強度となり、データを読み書きする際の安定性を向上させると共に、通信距離をより長くすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、地中に埋設されたケーブル、水道管、ガス管や、土地、道路等の位置を示す測量杭や鋲を保護する金属製の保護具の表面に設置されて、土地情報、地籍情報等の記録を外部から確認、または修正できる表示器、さらにコンテナ等の金属製の筐体表面に設置されて、筐体内に収容された内容物を、筐体の外部から確認することができる標示器に関するものである。
従来より、地中に埋設されたケーブル、水道管、ガス管等の埋設位置、土地、道路等の位置、土地の境界や測量点等を標示するために、通常地面の適当な位置に金属製の標示器が設置される。
従来の表示器は位置の表示のみであったが、最近、標示器にICタグを取り付け、位置表示だけではなく、位置情報や埋設物の情報を記録し、適宜その情報を読み取ることができる標示器が提案された(特許文献1参照)。この標示器は、標示器にICタグを取り付け、リーダライタをこのICタグに近接させて、情報データを読み取り、また現場で情報データを変更することもできるため測量、調査等の作業が容易となる画期的な提案であったが、標示器本体が電磁波を吸収する金属製であるため、電磁波の出力が微弱で読み取りできないという問題があった。
特許文献1に開示された金属製標示器での電磁波の吸収を防止するため、標示器本体の表面に設けられた凹所に、ICタグをアモルファス金属を介して設置し、電磁波をアモルファス金属で反射させる構成にした表示器が特許文献2に開示された。特許文献2に記載された表示器は電磁波の吸収が防止されたが、この標示器でも、反射した電磁波の出力が微弱で、情報データが読み取り難いという問題があった。
そこで、本出願人は、標示器本体に嵌合孔を穿設し、前記嵌合孔から標示器の外周側面に亘って切欠溝を形成し、前記嵌合孔にICタグを収納させた標示器を特許文献3に提案した。この表示器では切欠溝を通って電磁波が外部に出力されるため電磁波の出力の低下が防止でき、実用上の問題は解決された。
しかし金属製のコンテナ等の金属製構造物の表面に標示器を設置する場合、上記表示器でも電磁波が金属製構造物に吸収されて出力が低下し、記録が読み取り難いという問題があった。
特開2003−4444号公報 特開2007−3500号公報 特開2007−241333号公報
したがって、本考案の目的は、表示器を金属製構造物上に設置しても、電磁波が金属に吸収されず、十分な電磁波出力を確保し、確実に情報データを読み取ることができる標示器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の標示器は、金属製構造物に設置される、底部の厚みが1mm以上20mm以下の磁気透過性を有する台座1と、該台座に載置される金属製標示プレート2からなる標示器であって、該標示器には、金属製標示プレート2に設けられた嵌合孔に標示情報を記憶したICタグ3が収容され、かつ該嵌合孔から標示プレートの外周に向かうスリット溝が設けられ、該ICタグから発信される電磁波がスリット溝から台座を透過して標示器の外部に発信されるよう構成したことを特徴とする標示器である。
更に、金属製構造物に設置される、底部の厚みが1mm以上20mm以下の磁気透過性を有する台座1と、該台座に載置された金属製標示プレート2からなる標示器であって、該台座の表面に設けられた凹部に標示情報を記憶したICタグ3が収容され、該ICタグから発信される電磁波が台座を透過して標示器の外部に発信されるよう構成したことを特徴とする標示器である。
本考案の表示器は、金属製構造物に設置される、底部の厚みが1mm以上20mm以下の磁気透過性を有する台座1と、該台座に載置された金属製標示プレート2からなる標示器であって、該台座に標示情報を記憶したICタグ3が埋設され、該ICタグから発信される電磁波が台座を透過して標示器の外部に発信されるよう構成したことを特徴とする標示器である。
金属製構造物に設置された標示器においては、ICタグから出力する電磁波が金属に吸収されないことが重要であり、そのためには金属製構造物と金属製標示プレートとの間に設置されて、電磁波を外部に透過させる台座が重要である。該台座は、特定の材質と厚みを有することにより、電磁波が金属製構造物に吸収されることなく効率よく外部に出力することができる。その結果情報データの格納、活用に十分な性能を有し、データを読み書きする際の安定性を向上させると共に、通信距離をより長くすることができるという効果を奏することができる。
次に、本考案の標示器の好適な実施形態について、図面にて説明する。
図1は金属製標示プレートを示す上面図であり、台座1は金属製標示プレート2よりも大さな直径を有し、金属製標示プレート2の直径と等しい凹部を有することにより、金属製標示プレート2はその内部に格納される。凹部の深さは金属製標識プレート2の厚みと等しいことが望ましい。金属製標示プレート2の嵌合孔2aにはICタグ3が内蔵される。ICタグ3は台座1底面から一定の距離(厚みD)を有するため、電磁波の受発信に重大な障害を発生することは無くまた、金属製標示プレート2に埋め込まれ、かつ台座1上に設置されているために、外部からの衝撃を受けることが無い。
図2は本考案の標示器の実施例の断面図であり、台座1の底部に一定の厚みDを有することにより、金属製標示プレート2と金属製構造物との間に電磁波を透過させることとなる。台座1の中央部には必要に応じ穴を開けることにより、金属製標示プレート2の中央部に設けられた固定ネジ用穿孔2bにネジを装着し、金属製構造物に固定することも可能である。台座1の底部の厚みDは通常1mm以上20mm以下であることが好ましい。1mmより厚みDが少ない場合、電磁波の透過が少ない。また厚みDが20mmを越える場合は製品の厚みが大きくなり実用性が低下する。さらに製品として台座1の底部の厚みDは、好ましくは2mm以上10mm以下である。
図3は金属製標示プレートを示す上面図であり、台座1は金属製標示プレート2よりも大さな直径を有し、金属製標示プレート2の直径と等しい凹部を有することにより、金属製標示プレート2はその内部に格納される。凹部の深さは金属製標識プレート2の厚みと等しいことが望ましい。台座1のICタグ格納穴1aにはICタグ3が内蔵される。ICタグ3は台座1底面から一定の距離(厚みD)を有するため、電磁波の受発信に重大な障害を発生することは無く、台座1に埋め込まれるために、外部からの衝撃を受けることが無い。
図4は本考案の標示器の断面図であり、台座1の底部に一定の厚みDを有することにより、金属製標示プレート2と金属製構造物との間に電磁波を透過させることとなる。台座1の中央部には必要に応じ穴を開けることにより、金属製標示プレート2の中央部に設けられた固定ネジ用穿孔2bにネジを装着し、金属製構造物に固定することも可能である。
図5は金属製標示プレートを示す上面図であり、台座1は金属製標示プレート2よりも大さな直径を有し、金属製標示プレート2の直径と等しい凹部を有することにより、金属製標示プレート2はその内部に格納される。凹部の深さは2の厚みと等しいことが望ましい。台座1の樹脂内部にICチップ3a、アンテナ3bで構成されるICタグが内蔵される。
ICタグ3は台座1底面から一定の距離(厚みD)を有するため、電磁波の受発信に重大な障害を発生することは無く、台座1に埋め込まれるために、外部からの衝撃を受けることが無い。
図9はICタグ3の一例を示す断面図である。このICタグ3は基盤上に回路パターンを形成した薄膜状とされ、この回路パターンに各種情報を記憶する記憶部6が設けられた情報記憶回路7と、外部からの電磁波を受けて記憶部6に記憶された情報を発信するアンテナ3bとを備え、これら情報記憶回路7とアンテナ3bは、その液密に接合一体化された円形の薄い二つ割りの容器8に収められている。該容器8には樹脂、硬質ゴムまたはセラミックが使用される。耐久性や強度に優れたセラミックスを使用する場合は、ICタグに直接衝撃が加わっても破損しないためICタグ保護のための封止体は使用しなくてもよい。また耐久性や強度に劣る樹脂の場合には、衝撃による破損を避けるため、封止体の底面に凹所を設け、この凹所にはICタグを入れて保護するのが望ましい。アンテナ3bは、情報記録回路7の外周部に円形状に巻回された細い導電線からなり、情報記憶回路7に電気的に接続されている。
図10は、ICタグ3の情報を外部から読取器9で読み取るときの状態を示すブロック図である。同図に示すように、金属製標示プレート2に読取器9を近づけて、読取器9に内蔵した電磁波発生器10から発生する指向性のある電磁波を金属製標示プレート2の凹部を閉塞するICタグ3に向かって発信すると、磁気共鳴現象が発生して、図9に示すアンテナ3bからICタグ3の記憶部6で記憶された各種の情報が特有の周波数の電磁波として発信される。この発信された電磁波が読取器9の受信器11で受信されて、表示装置11に記憶情報として表示される。これにより、ICタグ3の各種情報を外部から非接触状態で読み取ることができる。
本考案実施例1の標示器の上面図である。 本考案実施例1の標示器のA−A断面図である。 本考案実施例2の標示器の上面図である。 本考案実施例2の標示器のA−A断面図である。 本考案実施例3の標示器の上面図である。 本考案実施例3の標示器のA−A断面図である。 金属製標示プレートの上面図である。 金属製標示プレートの斜視図である。 金属製標示に内蔵されるICタグを示す断面図である。 ICタグの情報を読取器で読み取るときの状態を示すブロック図である。
符号の説明
1 台座
1a 台座側ICタグ格納穴
2 金属製標示プレート
2a プレート側ICタグ格納穴
2b 固定ネジ用穿孔
3 ICタグ
3a ICチップ
3b アンテナ
4 スリット状溝
5 固定ネジ
D 台座底部の厚み
6 記憶部
7 情報記憶回路
8 ICタグ容器
9 読取器
10 電磁波発生器
11 受信器
12 表示装置



Claims (3)

  1. 金属製構造物に設置される、底部の厚みが1mm以上20mm以下の磁気透過性を有する台座1と、該台座に載置される金属製標示プレート2からなる標示器であって、該標示器には、金属製標示プレート2に設けられた嵌合孔に標示情報を記憶したICタグ3が収容され、かつ該嵌合孔から標示プレートの外周に向かうスリット溝が設けられ、該ICタグから発信される電磁波がスリット溝から台座を透過して標示器の外部に発信されるよう構成したことを特徴とする標示器。
  2. 金属製構造物に設置される、底部の厚みが1mm以上20mm以下の磁気透過性を有する台座1と、該台座に載置された金属製標示プレート2からなる標示器であって、該台座の表面に設けられた凹部に標示情報を記憶したICタグ3が収容され、該ICタグから発信される電磁波が台座を透過して標示器の外部に発信されるよう構成したことを特徴とする標示器。
  3. 金属製構造物に設置される、底部の厚みが1mm以上20mm以下の磁気透過性を有する台座1と、該台座に載置された金属製標示プレート2からなる標示器であって、該台座に標示情報を記憶したICタグ3が埋設され、該ICタグから発信される電磁波が台座を透過して標示器の外部に発信されるよう構成したことを特徴とする標示器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071955A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Kictec Inc 道路付属物及び道路付属物を用いた温度観測システム
KR101019674B1 (ko) * 2009-04-08 2011-03-07 대한측량협회 측량기준점 전자표지기
JP2012220333A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Topcon Corp 測量用ポール
JP2015143682A (ja) * 2013-12-25 2015-08-06 株式会社リプロ 標示具

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