JP3141539B2 - 無線機とその自動周波数調整方法 - Google Patents

無線機とその自動周波数調整方法

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JP3141539B2
JP3141539B2 JP04171401A JP17140192A JP3141539B2 JP 3141539 B2 JP3141539 B2 JP 3141539B2 JP 04171401 A JP04171401 A JP 04171401A JP 17140192 A JP17140192 A JP 17140192A JP 3141539 B2 JP3141539 B2 JP 3141539B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信システムで使
用する局発信号の自動周波数制御方法と自動周波数調整
方法に関するものである。
【0002】現在のダブルスーパーヘテロダイン方式の
無線機は、自動周波数制御(AFC) を用いて第1局発信号
の周波数誤差を抑圧しているので、第1中間周波数は高
精度を保っている。しかし、第2局発信号の周波数誤差
は抑圧していないので高精度が保てず、伝送帯域が狭い
為に歪率劣化、復調レベルの低下、S/N 劣化の可能性が
ある。
【0003】また、上記の無線機を工場で製造する際、
第1局部発振回路、第2局部発振回路の周波数調整は、
調整する人が周波数調整用ネジや可変コンデンサを手で
回して所定の周波数となる様にしている為、試験・調整
工数が多くなる。
【0004】そこで、中間周波数の周波数誤差を抑圧す
ると共に、工場調整時に周波数調整工数の削減を図るこ
とが必要である。
【0005】
【従来の技術】図7は従来例の自動周波数制御部構成
図、図8は図7中の第2局部発振回路の構成図例、図9
は従来例の局発信号の周波数調整方法説明図である。
【0006】以下、図8を参照して図7の動作を説明す
るが、第1中間周波数 fIF1 が90MHz 、第2中間周波数
fIF2 が455 KHz 、第2局発信号の周波数 fL2が89.545
MHzとする。なお、周波数誤差が0の局発周波数を基準
局発周波数と云う。
【0007】先ず、第1局部発振回路12はシンセサイザ
構成になっており、発振周波数が基準第1局発周波数よ
りも±Δε1 だけズレたとすると、第1ミキサ13が出力
する第1中間周波信号の周波数は[ 90−( ±Δε1)] MH
z となる。
【0008】ここで、第2局部発振回路14が送出する第
2局発信号の周波数が、基準第2局発周波数よりも±Δ
ε2 だけズレたとすると、第2ミキサ15が出力する第2
中間周波信号の周波数は[ 0.455 −( ±Δε1 ±Δ
ε2)] MHz となる。
【0009】なお、第2局部発振回路14は図8に示す様
に、増幅器を含むICに、発振周波数を決定する水晶発振
子 141, コンデンサC1〜 C4,コイルL1〜L3と可変コンデ
ンサCV が接続されている。
【0010】さて、図7において、第2中間周波信号と
第2局発信号を、対応する10分周器21, 22で10分周した
後、加算器23で加算すると、 [ 0.455 −( ±Δε1 ±Δε2)] /10 +[ 89.545±Δε2 ] /10 = [ 90−( ±Δε1) ] /10 となり、第2局発信号の周波数誤差Δε2 は打ち消さ
れ、第1局発信号の周波数誤差±Δε1 だけを含む加算
信号が得られるが、この加算信号の周波数をカウンタ31
でカウントして比較器32に加える。
【0011】比較器には、メモリ32からの、基準第1局
発周波数を10分周した値( 90/10 )が基準データとして
印加しているので、±Δε1 の大きさに対応する比較デ
ータが求められるが、この比較データをメモリ4aに書き
込むと共に、デイジタル/ アナログ変換器( 以下、D/A
変換器と省略する) 41´に送出する。
【0012】D/A 変換器41´は、比較データ( 制御デー
タになる) を直流電圧に変換し、制御電圧として電圧制
御・温度補償形水晶発振器( 以下、VC-TCXO と省略す
る)11に印加するので、VC-TCXO は制御電圧に対応する
基準周波数の信号をシンセサイザ構成の第1局部発振回
路12に送出する。
【0013】この時、制御電圧に対応して基準周波数が
変化して周波数誤差±Δε1 を抑圧するので、第1中間
周波数が90 MHzになる。ここで、第1局部発振回路12,
ミキサ13, 加算器23, 比較器 32, D/A変換器41, VC-TCX
O 11で構成されるループは負帰還ループを構成している
ので、上記の周波数誤差がループの引込み範囲内であれ
ば、周波数誤差は抑圧される。
【0014】なお、タイミング生成回路24はVC-TCXO の
出力を分周して各部にクロックとして供給している。ま
た、自動周波数制御(AFC) 停止時は、メモリ4aに書き込
まれたAFC 停止直前の制御データによって第1局部発振
回路12の発振周波数が制御され、リセット信号が印加し
た時は、初期データ( 例えば、VC-TCXO 11の発振可能領
域の中程で発振するのに必要な電圧データ) をメモリ4a
に書き込み、このデータに対応する周波数で第1局部発
振回路が発振する。
【0015】次に、局発信号の周波数を調整する為、図
9の標準信号発生器75から無線機に周波数f の受信波を
送出すると、無線機内の送信機は周波数f から所定周波
数離れた周波数の送信信号を送出する。
【0016】そこで、第1局部発振回路を調整する時は
送信信号を、第2局部発振回路を調整する時は第2局発
信号を周波数カウンタ74のアンテナで受信し、周波数カ
ウンタ74を介して、受信周波数をパソコン73でメータ表
示する。
【0017】試験員は、このパソコンの表示を見なが
ら、第1局部発振回路の調整時にはVC-TCXO の周波数調
整ネジを、第2局部発振回路の調整時には周波数調整用
の可変コンデンサを回してメータの針が所定位置にくる
様に調整する。
【0018】これにより、第1,第2の局発信号の周波
数は所定の値になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、局発信号
の自動周波数制御方法においては、第1局発信号で生ず
る周波数誤差±Δε1 は抑圧するが、第2局発信号で生
ずる周波数誤差±Δε2に対しては抑圧しない。
【0020】つまり、第1局発信号の周波数誤差が抑圧
されて第1中間周波数が90 MHzになっても、第2局発信
号の周波数誤差が残っているので、第2中間周波信号の
周波数は[ 455 −( ±Δε2)] KHz となり、455 KHz に
対しては周波数誤差が残る。
【0021】また、局発信号の周波数調整方法において
は、試験員がメータ表示を見ながらVC-TCXO 内の調整ネ
ジや第2局部発振回路内の可変コンデンサ141 の調整を
行なう為、試験工数が多くなると云う2つの問題があ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は第1の本発明の原
理構成図、図2は第2の本発明の原理構成図である。図
中、1は第1局部発振回路からの、周波数(fL1±Δε1)
の第1局発信号を用いて、受信信号を周波数[fIF1 −(
±Δε1)] の第1中間周波信号に変換した後、第2局部
発振回路からの周波数(fL2±Δε2)の第2局発信号を用
いて、周波数[fIF2 −( ±Δε1 ±Δε2)] の第2中間
周波信号に変換する周波数変換部である。
【0023】2は第2中間周波信号及び第2局発信号
を、それぞれ、m分周した後、相互に加算して周波数[f
IF1 −( ±Δε1)]/mの加算信号を得る加算部、3は入
力する加算信号の周波数と周波数(fIF1/m)の第1基準
データとを比較して第1中間周波数の周波数誤差(Δε
1)を求める比較部、41は比較部の出力を用いて該第1中
間周波数の周波数誤差を抑圧する第1制御電圧を生成す
る第1の制御電圧生成部である。
【0024】4aは該比較部の出力及び印加する第1初期
データが書き込まれ/ 読み出される第1記憶部、4bは周
波数(fL2/ m)の第2基準データを印加すると共に、該
比較部の出力及び印加する該第2初期データが書き込ま
れ/読み出される第2記憶部、6は該比較部の出力を用
いて該第2局発信号の周波数を制御する電圧を生成する
第2制御電圧生成部、SW1 〜SW7 はスイッチ部、7はコ
ンピュータと周波数カウンタを有する自動調整部であ
る。
【0025】第1の本発明は、外部からのスイッチ駆動
信号により、対応するスイッチを駆動して、該比較部の
入力側に該周波数(fL2±Δε2)/ mの分周第2局発信号
と該第2基準データを加え、該比較部の出力を該第2記
憶部と第2制御電圧生成部に送出して、該第2局発信号
の周波数誤差(±Δε2)も抑圧する様にした。
【0026】第2の本発明は、外部からのスイッチ駆動
信号で所定のスイッチを駆動して比較部の出力側をオフ
状態にすると共に、自動調整部を、対応する記憶部を介
して周波数調整すべき局発回路に接続する。
【0027】そして、該自動調整部は、上記初期データ
を、対応する記憶部を介して局部発振回路に印加して対
応する周波数の局発信号を送出させ、該局発信号の周波
数と周波数誤差のない局発信号の周波数とを比較して周
波数誤差を求め、該周波数誤差に対応して変化した初期
データを該対応する記憶部に送出することを繰り返し
て、局発信号の周波数を周波数誤差のない局発信号の周
波数に自動的に一致させる様にした。
【0028】
【作用】第1の本発明は、スイッチSW1, SW2, SW3, SW5
を点線の状態に、スイッチSW4,SW6 を実線の状態になる
様に駆動して、第2局発信号の周波数誤差が抑圧できる
様に必要な各部を接続する。
【0029】これにより、比較部の入力側に、周波数(f
L2±Δε2)/ mの分周第2局発信号と周波数(fL2)/mの
第2基準データが加えられるので、比較部は第2局発信
号の周波数誤差Δε2 に対応する制御データを第2記憶
部と第2制御電圧生成部に送出する。そこで、第2記憶
部は制御データを格納し、第2制御電圧生成部は制御電
圧を生成して第2局発回路に加えるので、上記の様に周
波数誤差Δε2 が抑圧される。
【0030】なお、AFC 停止時、第2局発信号は、第2
記憶部に格納されたAFC 停止直前の比較部出力に対応す
る周波数に保持される。第2の本発明は、スイッチSW6
を点線の状態に、スイッチSW4, SW5の状態を、スイッチ
SW7 の状態が実線の時は実線に、点線の時は点線になる
様に駆動する。
【0031】これにより、スイッチSW7 が実線の時は第
1局発信号、点線の時は第2局発信号の周波数を調整す
る為の接続となる。さて、自動調整部は、上記初期デー
タを対応する記憶部を介して局発回路に印加して局発信
号を送出させ、送出した局発信号の周波数と基準局発周
波数とを比較して周波数誤差を求め、周波数誤差に対応
して初期データを変化させ、対応する記憶部に送出し
て、再度、周波数誤差を求めることを繰り返して、局発
信号の周波数を基準周波数に自動的に一致させる。
【0032】これにより、中間周波数の周波数誤差を抑
圧すると共に、工場調整時に周波数調整工数の削減を図
れる。
【0033】
【実施例】図3は第1の本発明の実施例の構成図、図4
は図3中の第2局部発振回路構成図例、図5は図3中の
スイッチの状態説明図、図6は第2の本発明の実施例の
構成図である。
【0034】ここで、全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。また、電圧制御・温度補償形水晶発振器11,
第1局部発振回路12、ミキサ13, 15、第2局部発振回路
14は周波数変換部1の構成部分、10分周器21, 22, 加算
器23,タイミング生成回路24は加算部2の構成部分、カ
ウンタ31, 比較器32は比較部3の構成部分、反転部分6
1, D/A 変換器62は第2制御電圧生成部6の構成部分で
ある。
【0035】以下、図3〜図6を説明するが、上記で詳
細説明した部分については概略説明し、本発明の部分に
ついて詳細説明する。先ず、図4,図5を参照して図3
の動作を説明する。 (1) 第1局発信号の自動周波数制御方法 スイッチSW1 〜SW6(以下、SW1 〜SW6 と省略する) の状
態を図5- に示す状態にする。
【0036】これにより、第2局発用メモリ4bから、例
えば、AFC 停止直前の制御データが反転部分61, D/A 変
換器62を介して第2局部発振回路14に印加しているの
で、第2局発信号は周波数誤差が抑圧された、例えば、
89.545 MHzに保持され、この間に第1局発信号の周波数
誤差の抑圧を行なう。
【0037】さて、上記の様に、ミキサ15の出力と第2
局部発振回路14の出力とをそれぞれ10分周し、加算した
ものを比較器32に加える。比較器32には第1基準データ
33も印加しているので、ここで第1局発信号の周波数誤
差( ±Δε1)を取り出して第1制御データを生成する。
この第1制御データはD/A 変換器41´で対応する直流電
圧に変換され、第1局部発振回路の基準周波数を発振す
るVC-TCXO 11を制御し、最終的に第1中間周波数を90 M
Hzに収束する( 図5- の部分) 。
【0038】そして、周波数誤差抑圧動作終了時点でSW
4 をオン状態にし、抑圧動作終了時点の第1制御データ
を第1局発用メモリ4aに書き込む( 図5- のa 参照)
。 (2) 第2局発信号の自動周波数制御方法 スイッチSW1 〜SW6 の状態を図5- に示す状態にす
る。
【0039】これにより、第1局発用メモリ4aから、例
えば、AFC 停止直前の制御ータが第1局部発振回路12に
印加しているので、第1局発信号の周波数は一定に保持
され、この間に第2局発信号の周波数誤差の抑圧を行な
う。
【0040】さて、比較器32は、印加した分周第2局発
信号の周波数(fL2±Δε2)/ 10と、周波数(fL2 )/10 の
第2基準データを比較して周波数誤差( ±Δε2)を抑圧
する第2制御データを生成する。
【0041】この第2制御データは、反転部分61, D/A
変換器62を通って直流電圧に変換され、図4に示す、第
2局部発振回路内の可変容量ダイオード141 の容量を変
化して発振周波数を制御し、最終的には第2中間周波数
が455 KHz に収束する。
【0042】そして、周波数誤差抑圧動作終了時点でSW
5 をオン状態にし、抑圧動作終了時点の第2制御信号を
第2局発用メモリ4bに書き込む( 図5- のb 参照) 。
なお、AFC 停止時は図5- の部分に示す様に、各SWが
どの様な状態であってもSW6 をオフにして、比較器から
の制御データの送出を阻止し、SW4, SW5をオンにし、第
1,第2局部発振回路に第1,第2局発用メモリから、
例えばAFC 停止直前の制御データを印加して局発信号の
周波数を一定に保持する。
【0043】また、リセット時には、リセット信号1,
2により、第1初期データ5a, 第2初期データ5bを第
1,第2局発用メモリに書き込んで、このデータに対応
する周波数の局発信号を第1,第2局部発振回路から生
成する。この時、SW4, SW5はオン, SW6 はオフ,SW1〜SW
3 はオンでもオフでもよい。
【0044】次に、図6の動作説明をする。 (3) 第1局発信号の自動周波数調整方法 先ず、標準信号発生器75から無線機に受信波を送出す
る。そして、SW6 はオフ、SW4 はオン、リセット信号1
はH, SW5はオン、リセット信号2はH 、SW7 は実線の状
態に設定し, SW1 〜SW3 はオン, オフのどちらでもよ
い。なお、リセット信号時H の時に各初期データを局発
用メモリに転送するものとする。
【0045】各SWの状態がこの様になれば、第1初期デ
ータは第1局発用メモリ4aに転送され、このデータがD/
A 変換器41を通ってVC-TCXO 11のコントロール電圧とな
るので、第1初期データを変化させることにより、第一
局発信号の周波数を変化させることができる状態になる
(各スイッチをこの状態にするには、予めこの状態にす
るコマンドを設け、パソコン73により転送すればよい)
【0046】ここで、パソコン73は、無線機に予め決め
られたコマンド( データ) をインタフェースボックス72
を介して制御部71に送出し、制御部はコマンドにより初
期データを書き換える。そして、この時の送信波をアン
テナで受信し、周波数カウンタ74を介してパソコンに入
力する。
【0047】パソコンは送信周波数と本来送信されるべ
き周波数を比較して、第1初期データの値を増やすか、
減らすか判断してこれに対応するコマンド(データ)を
無線機に送る。このループを繰り返すことにより送信周
波数が本来の周波数と一致し、これに伴って第1局発信
号の周波数も周波数誤差がなくなる。 (4) 第2局発信号の自動周波数調整方法 先ず、標準信号発生器75から無線機に受信波を送出す
る。そして、SW6 はオフ、SW4 はオン、リセット信号1
はH, SW5はオン、リセット信号2はL 、SW7 は点線の状
態に設定し、SW1 〜SW3 はオン, オフのどちらでもよ
い。各SWがこの様な状態になれば、第2初期データは第
2局発用メモリに転送され、このデータが反転部分61,
D/A 変換器62を通って第2局部発振回路14の制御電圧と
なる。そこで、第2初期データを変化させることにより
第2局発信号の周波数を変化させることができる状態と
なる。
【0048】ここで、(3) 項と同様に、パソコン73は、
無線機に予め決められたコマンドをインタフェースボッ
クス72を介して制御部71に送出し、制御部はコマンドに
より初期データを書き換える。この時の第2局発信号を
アンテナで受信し、周波数カウンタ74を介してパソコン
に入力する。
【0049】パソコンは、第2局発信号の周波数と本来
の第2局発信号の周波数を比較して、第2初期データの
値を増やすか、減らすか判断してこれに対応するコマン
ド(データ)を無線機に送る。このループを繰り返すこ
とにより第2局発信号の周波数が本来の周波数と一致す
る。
【0050】第1,第2局部発振回路の調整終了後、各
局発回路の周波数に対応するデータは第1初期データ,
第2初期データとして、電気的に書き込み/消去可能な
ROM5a, 5bに保持される。そして、このデータが工場出
荷時の初期データとなり、リセット時のデータとなる。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明は、第1
中間周波数の周波数誤差だけでなく第2中間周波数の周
波数誤差を抑圧すると共に、工場調整時に周波数調整工
数の削減を図ることができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明の原理構成図である。
【図2】第2の本発明の原理構成図である。
【図3】第1の本発明の実施例の構成図である。
【図4】図3中の第2局部発振回路構成図例である。
【図5】図3中のスイッチの状態説明図である。
【図6】第2の本発明の実施例の構成図である。
【図7】従来例の自動周波数制御部構成図である。
【図8】図7中の第2局部発振回路の構成図例である。
【図9】従来例の局発信号の周波数調整方法説明図であ
る。
【符号の説明】
1 周波数変換部 2 加算部 3 比較部 4a 第1記憶部 4b 第2記憶部 5a 第1初期デ
ータ 5b 第2初期データ 6 第2制御電
圧生成部 7 自動調整部 SW1 〜SW7
イッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 7/00 - 7/18 H04B 1/16 - 1/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1局部発振回路からの第1局発信号を
    用いて受信信号を第1中間周波信号に変換し、第2局部
    発振回路からの第2局発信号を用いて該第1中間周波数
    信号を第2中間周波信号に変換する周波数変換部と、 該第2中間周波信号及び第2局発信号とを用いて分周さ
    れた第1中間周波数信を生成する加算部と、 該分周された第1中間周波数信号と基準となる分周され
    た第1中間周波数の周波数を表す第1基準データとが入
    力し、これらの入力を比較して該第1中間周波数信号の
    周波数誤差を出力する比較部と、 該比較部の出力及び印加する第1初期データが書き込ま
    れ/ 読み出される第1記憶部と、 該比較部の出力を用いて該第1中間周波数の周波数誤差
    を抑圧するように前記第1局部発信回路を制御する第1
    制御電圧を生成する第1の制御電圧生成部と該比較部の出力と、印加する第2初期データとが書き込
    まれ/読み出される第2記憶部と、 該第2局発信号の周波数を制御する電圧を生成する第2
    制御電圧生成部と、 該加算部からの分周された第2局発信号と分周された第
    2局発信号の周波数を表す第2基準データとが該比較部
    へ入力するように、またこのときの該比較部の出力を該
    第2記憶部と第2制御電圧生成部に送出して該第2局発
    信号の周波数誤差を抑圧するように、該比較部の入出力
    を切り替えるスイッチ部と、 を有することを特徴とする無線機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線機に、コンピュータ
    と周波数カウンタを有する自動調整部を接続し、 前記スイッチ部を駆動して前記比較部の出力側をオフ状
    態にすると共に、該自動調整部を、対応する記憶部を介
    して周波数調整すべき局部発信回路に接続し、 該自動調整部により、対応する初期データを対応する記
    憶部を介して対応する局部発振回路に印加して対応する
    周波数の局発信号を送出させ、該局発信号の周波数と周
    波数誤差のない対応する局発信号の周波数とを比較して
    周波数誤差を求め、該対応する初期データを該周波数誤
    差に対応して変化させ該対応する記憶部 に送出すること
    を繰り返して、それぞれの局発信号の周波数を周波数誤
    差のない局発信号の周波数に自動的に一致させる様にし
    たことを特徴とする無線機の自動周波数調整方法。
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