JP3141042U - 傘袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】長さの違う複数の傘に装着及び、折り畳んで傘への保持が可能で、雨滴を溜める袋の摩耗を防ぐことを可能にした傘袋を実現する。
【解決手段】筒状の傘袋1の下部と雨滴を溜める袋9に簡易着脱可能となるように留め具を付ける。その袋9の底部外側に石突11を付ける。傘袋1の上部開口部が自由な位置で巾着状に絞り止め可能となるよう紐3と紐通し穴部2、紐止め4を取付ける。これにより、傘袋1の余分な長さを折り捲くり調整を可能にした。同時に、傘袋1を2つ折りに繰り返し、開口部を引っくり返して傘袋1を包み込み、傘袋1と紐止め4を密着させ傘の柄6に保持することを可能にした。折り畳み傘の傘袋として、傘袋1を2つ折にして開口部から傘を入れ、雨滴を溜める袋9に付いている留め具を有する帯紐で傘袋1に回し留めることで実現する。
【選択図】図13
【解決手段】筒状の傘袋1の下部と雨滴を溜める袋9に簡易着脱可能となるように留め具を付ける。その袋9の底部外側に石突11を付ける。傘袋1の上部開口部が自由な位置で巾着状に絞り止め可能となるよう紐3と紐通し穴部2、紐止め4を取付ける。これにより、傘袋1の余分な長さを折り捲くり調整を可能にした。同時に、傘袋1を2つ折りに繰り返し、開口部を引っくり返して傘袋1を包み込み、傘袋1と紐止め4を密着させ傘の柄6に保持することを可能にした。折り畳み傘の傘袋として、傘袋1を2つ折にして開口部から傘を入れ、雨滴を溜める袋9に付いている留め具を有する帯紐で傘袋1に回し留めることで実現する。
【選択図】図13
Description
本考案は、複数の傘に装着可能な雨滴を漏らさない折り畳み収納可能な傘袋に関するものである。
傘袋は従来、傘未使用時の折り畳み傘を主とする収納袋として何度も使用するものや、公共な場所などで備え付けられている使い捨てのものなど実用に共されている。
実用の傘袋は、傘を使用する場合に不用となり傘袋が邪魔になったり、公共の建物の中に入る時に傘を傘袋に入れても雨滴が床にたれたり、折り畳み傘は特に折り畳まないと専用の傘袋に収納できず、公共の建物のの中への出入りが頻繁な場合には不都合である。
特許公開平6−181808では、長傘と折り畳み傘両用の傘袋であるが、折り畳み傘の倍の長さの長傘との両用であり、傘袋不用時の傘袋の収納や、傘袋使用時の流下した雨水の受けが床に付くことでの摩耗回避に対して用途は無い。また、長傘と折り畳み傘の両用とする際の上側袋体を長手左右に開口する開閉具が必要となることと、開閉部が長いことにより手間がかかるという欠点があった。
この改善策としての実装形態での説明図が図2、3、13、14である。本考案の傘袋は、図2のように、不要時に折り畳んで傘の柄6に保持可能とし、図3のように長傘や折り畳み傘を畳まない状態で傘袋を使用した場合に、雨滴を溜める袋9の底に石突11を付けて床や地面との摩耗を回避させている。また、図13のように、折り畳み傘を畳んで傘袋に入れる場合、傘袋1を折り畳み傘の長さより長い部分を折り、雨滴を溜める袋9に有する帯紐12で傘袋1の裏を回すようにして軽微に留めることで軽微な素材と手間のかからない着脱を可能にした。そして、図14のように、傘袋上部開口部を紐と紐止めで巾着状に絞り止めすることで、傘袋の長さが長すぎる場合、傘袋上部開口部を捲くり折り、長さを調整することを可能にした。
特許公開平6−181808号公報
解決しようとする問題点は、傘袋の雨適を溜める袋の底が摩耗せず、一つの傘袋で複数の長傘と折り畳み傘への併用が軽微にでき、傘袋を折り畳んで傘に取り付けることを可能にする点である。
本考案は、傘袋の下側底部に付けられた雨滴を溜める袋が、傘を傘袋に入れた状態で杖代わりに床や地面を突く際の摩耗を防ぐため、雨滴を溜める袋の底外側に石突を付け摩耗を回避させる。一つの傘袋で長傘と折り畳み傘の複数の傘に軽微に装着できるよう、傘袋上部開口部を紐と紐止め具で巾着状に絞り止めすることで、傘袋の長さが傘より長いものに対しては余分な長さ部分を傘袋上部開口部を折り捲くり調整して絞り止めすることを可能にする。傘袋を折り畳み傘に装着する場合は、傘袋の長さを調整して二つ折りにして装着し、折り上げた傘袋下部の雨適を溜める袋に付けた留め具を有する帯紐で傘袋の裏を回すように通して留めることで軽微に装着することを可能にする。傘袋を傘から取外し、平坦にした状態で傘袋を二つ折りに繰り返し、傘袋上部開口部を引っくり返して傘袋を包み込み、紐と紐止めで巾着状に絞り止めし、傘袋と紐止めの間に傘の柄を通すことを可能にしたことにより傘袋を傘に取り付けることが可能になる。
本考案の傘袋は、装着が簡単で、少ない素材のため安価で収納スペースを必要とせず、未使用時でも傘に取り付けておけることから置き忘れの心配が無いという利点がある。
市販の長傘の柄の下から石突までの長さと、折り畳み傘の柄の下から石突の長さの2倍の長さで多いものを基準に傘袋の筒状の長さを決めれば、それより短いものは網羅できる。傘袋の素材は水を通しにくい(弾く)軽微な素材で畳み易く、雨滴を溜める袋はビニールなどの水を漏らさない素材を使用し、雨滴を溜める袋と傘袋が着脱して排水可能なように軽微な留め具2箇所程度を有す。雨滴を溜める袋には、傘袋の後を回して通し、留め具を有する帯紐で軽微に留めるようにし、傘袋を折り畳んだり、長さを調整して絞り止め可能なように、傘袋の上部開口部に紐と紐通し穴、紐止め具を付ける。傘を傘袋に入れて杖のように床や地面に突く時の傘袋の摩耗を防ぐために、雨滴を溜める袋の底外部に石突を付けて摩耗を回避する。これらを考慮した最小限の材料からなることを可能にした傘袋。
図2は、本考案の傘袋1を折り畳んで収納し、傘の柄6を傘袋1と紐止め具4の間の紐3の間で絞り止めした状態の平面図である。2は紐通し穴部、7は傘の石突、8は傘布である。
このように本考案の傘袋は、軽微に着脱可能で、未使用時の置場を必要とせず、傘に取り付けて利用でき、必要時に置き忘れることなく使用することを可能にした。
図3は、傘袋1を傘に装着した図である。傘袋1が落ちないように傘袋1の上部開口部を紐3と紐止め具4で巾着状に絞り止めし、雨滴を溜める袋9の摩耗を防ぐための石突11を付けている。この図は長傘のものであるが、折り畳み傘を開いて畳まない状態でも同様である。12は留め具13を有する帯紐である。
図13は、2つ折にした傘袋1に折り畳み傘を入れ、雨滴を溜める袋9の留め具を有する帯紐12を傘袋の裏に回し通して留め具13で留めた平面図である。
図14は、傘の長さより長い傘袋1の上部開口部を折り捲くり、傘袋1の長さを調整して紐3と紐止め具4で傘袋1の開口部を巾着状に絞り止めした状態の平面図である。
従来、傘袋は傘を使用する時には不用となり置き場所もままならず、必要時に置き忘れたりして使用できないこともあったり、長傘にはほとんど専用傘袋が付随していなかった。雨天時に利用する傘の大半は傘袋を伴なわない長傘であることから、公共の建物に入る際、使い捨てのビニール傘袋が備え付けられていれば良いが、備え付けが無い場合、濡れた傘の雨滴は色々と不測の事態を引き起こす原因となりかねない。そしてエコロジーの観点から、備え付けのビニール傘袋も今後縮小していくことも考えられる。こうした状況において、傘には傘袋が常に必要となり、傘に付随した専用傘袋と同時に、複数の傘の長さ対応できる汎用性の傘袋、雨滴防止や折り畳めて随時装着可能な軽微な傘袋の利用がおおいに見込まれる。
1 傘袋
2 紐通し穴部
3 紐
4 紐止め具
5 傘袋下部
6 柄
7 傘の石突
8 傘布
9 雨滴を溜める袋
10 留め具
11 雨滴を溜める袋の石突
12 留め具を有する帯紐
13 帯紐の留め具
2 紐通し穴部
3 紐
4 紐止め具
5 傘袋下部
6 柄
7 傘の石突
8 傘布
9 雨滴を溜める袋
10 留め具
11 雨滴を溜める袋の石突
12 留め具を有する帯紐
13 帯紐の留め具
Claims (4)
- 傘袋を筒状の水を通しにくい(水を弾く)素材にすることで、傘を閉じた時に雨滴を傘袋の外部を濡らすことなく傘上部から下部へ落とし、下部へ落ちた雨滴を床や地面に落とさないよう、傘袋の下部に付けた雨滴を溜める袋の底の外側部分に石突を付け、傘装着時の傘袋が地面との摩擦で破損することを防ぐことを特徴とする傘袋。
- 傘使用時には、傘袋を折り畳み、折り畳んだ傘袋を傘袋上部の開口部内側を外側に引っくり返しながら傘袋を内側に包み込み、紐と紐止め具で開口部を巾着状に絞り止めし、巾着袋状になった傘袋の絞り口と紐止め具の間に傘の柄を通し、紐止め具で締めることにより、傘袋を傘の柄に保持することを特徴とする折り畳んで随時傘に取付け可能な傘袋。
- 傘袋上部開口部を紐と紐止め具により巾着状に絞り止めすることで、長さの異なる傘に対して必要以上に長い傘袋を使用する場合でも、傘袋の開口部を折り捲くり、巾着状に絞り止めが可能となる。折り畳み傘に使用する場合でも、傘袋を折って傘袋の長さが余る場合、同様に傘袋開口部を折り捲くり調整し、傘袋を折る位置も調整して長さの合う傘袋として使用するなど、一つの傘袋で複数の傘の長さに対応を可能とすることを特徴とする傘袋。
- 折り畳み傘を畳んで傘袋を装着する場合、折り畳み傘を傘袋上の開口部から入れ、柄の部分が外に出た状態の時に、傘袋の余分な部分を折り上げ、傘袋下部に付いている留め具を有する帯紐を、傘袋の裏を回すようにして留めることにより長傘及び、折り畳み傘にも軽微な素材で装着可能とし、折り畳み傘を使用し畳まない状態で傘袋を装着する場合、長傘使用時同様に傘袋を伸ばして軽微な素材で装着することを特徴とする傘袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006394U JP3141042U (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | 傘袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006394U JP3141042U (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | 傘袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141042U true JP3141042U (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=43291123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007006394U Expired - Fee Related JP3141042U (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | 傘袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3141042U (ja) |
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2007
- 2007-08-20 JP JP2007006394U patent/JP3141042U/ja not_active Expired - Fee Related
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