JP3140935U - バルブカバー - Google Patents

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邦夫 鈴木
渡辺  賢一
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株式会社愛邦
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Abstract

【課題】別個に鍵を用意することなく、バルブカバーそれ自体だけでバルブの開閉を防止することができるバルブカバーを提供する。
【解決手段】バルブカバー100は、バルブ300の回転軸310を嵌め込むことが可能な切り欠きが形成された円盤状のプレートからなり、縁部には少なくとも一つの第一係合部が形成されている第一カバー体110と、底部が開口している円筒体からなり、内側側壁には第一係合部と係合可能な第二係合部が形成され、頂面には前記貫通領域323に重なり合う位置に少なくとも一つの貫通孔122が形成されている第二カバー体120とからなる。
【選択図】図3

Description

本考案はタンクの開閉用バルブに取り付けるバルブカバーに関する。
盗難を防止するために、例えば灯油保存用タンクなどの各種タンクの開閉用バルブに取り付けるバルブカバーが多数提案されている。
例えば、その一例が特開2002−130528号に開示されている。
同公報に開示されているバルブカバーは、バルブを覆うようにしたキャップ体からなる。このキャップ体は下部体と下部体とに二分割されており、上部体は下部体に対して回動可能であり、上部体に対向させて形成された一対の貫通孔に施錠により抜き取り不能とした止め軸が貫通させている。
しかしながら、上記公報に記載されたバルブカバーは、止め軸を施錠するための鍵を別個に用意しなければならず、バルブカバーそれ自体だけではバルブの開閉を防止することができなかった。
本考案は以上のような従来のバルブカバーにおける問題点に鑑みてなされたものであり、別個に鍵を用意することなく、バルブカバーそれ自体だけでバルブの開閉を防止することができるバルブカバーを提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、回転軸(310)と、該回転軸(310)の一端に取り付けられ、上下方向に貫通した貫通領域(323)を少なくとも一つ有する栓(320)とからなるバルブ(300)を覆うバルブカバー(100)であって、前記回転軸(310)を嵌め込むことが可能な切り欠き(111)が形成された円盤状のプレートからなり、縁部には少なくとも一つの第一係合部(112)が形成されている第一カバー体(110)と、底部が開口している円筒体からなり、内側側壁には前記第一係合部(112)と係合可能な第二係合部(121)が形成され、頂面には前記貫通領域(323)に重なり合う位置に少なくとも一つの貫通孔(122)が形成されている第二カバー体(120)と、からなるバルブカバー(100)を提供する。
まず、第一カバー体の切り欠きをバルブの回転軸に嵌め込む。次いで、第一カバー体の第一係合部が第二カバー体の第二係合部に係合するように、第二カバー体をバルブに被せる。これにより、第一カバー体と第二カバー体とは相互に連結され、外側からは第二カバー体を第一カバー体から外すことはできなくなる。さらに、バルブは第一カバー体と第二カバー体とに覆われているため、バルブに手を触れることはできない。このため、バルブをバルブカバーの外側から回すことは不可能になり、バルブが取り付けられているタンクの中身の盗難を防止することが可能になる。
バルブを回す必要がある場合には、第二カバー体の貫通孔に棒を入れ、その棒で第二カバー体をバルブに対して回転させ、バルブを開閉することができる。
本考案に係るバルブカバー(200)は、底部が開口し、前記第二カバー体(120)に嵌合可能な円筒体からなるキャップ(400)をさらに備えることができる。前記キャップ(400)の頂面の内壁には、下方に延びる少なくとも一つの突起(401)が形成され、前記突起(401)は、前記第二カバー体(120)に嵌合させたときに前記貫通孔(122)に挿入可能な位置にある。
本考案に係るバルブカバーによれば、上述の従来のバルブカバーとは異なり、施錠用の鍵を用意することなく、バルブの開閉を禁止することが可能である。
さらに、バルブの開閉が必要な場合には、一本の棒があれば、バルブの開閉を行うことが可能である。
(第一の実施形態)
本考案の第一の実施形態に係るバルブカバー100は第一カバー体110と第二カバー体120とからなる。
図1(A)は第二カバー体120の平面図、図1(B)は図1(A)のA−A線における断面図である。また、図2(A)は第一カバー体110の平面図、図2(B)は第一カバー体110の側面図である。図3(A)はバルブカバー100をバルブ300に被せた状態における平面図、図3(B)は図3(A)のB−B線における断面図である。
図3(A)及び図3(B)に示すように、本実施形態に係るバルブカバー100を被せる対象となるバルブ300は、タンク(図示せず)に取り付けられ、タンクに対して回転可能な回転軸310と、回転軸310の上端に取り付けられた栓320とから構成されている。
栓320は、図3(A)に示すように、リング状部材321と、リング状部材321の中心から3方向においてリング状部材321に掛け渡された3本のバー322と、から構成されている。
バー322の各々とリング状部材321との間には、上下方向に貫通している3つの貫通領域323が形成されている。
図2(A)及び図2(B)に示すように、第一カバー体110は円盤状のプレートからなり、バルブ300の回転軸310に嵌め込むことが可能な長円状の切り欠き111が形成されている。切り欠き111は第一カバー体110の中心を含み、一半径方向において第一カバー体110の外周まで延びている。
第一カバー体110にはその外縁に沿って3個の第一係合部112が相互に90度の円周角をなす位置において形成されている。
図2(B)に示すように、各第一係合部112はL字型をなしており、自由端113は第一カバー体110の半径方向外側を向いている。
図1(A)及び図1(B)に示すように、第二カバー体120は底部が開口している円筒体からなる。
第二カバー体120の内側側壁には、第一カバー体110の第一係合部112の自由端113が係合可能な第二係合部としての凹部121が形成されている。第一係合部112の自由端113は凹部121に対して取り外し自在に係合可能である。
第二カバー体120の頂面には、その中心に関して対称の位置に二つの貫通孔122が形成されている。
二つの貫通孔122のうちの少なくとも一つは、第二カバー体120をバルブ300に被せたときに、バルブ300の何れかの貫通領域323と重なり合う位置にある。
なお、「貫通孔122がバルブ300の何れかの貫通領域323と重なり合う」とは、第二カバー体120をバルブ300に被せたときに貫通孔122がバー322と重なり合い、貫通領域323と重なり合わなかったとしても、第二カバー体120をバルブ300の回りに回転させることにより、貫通孔122が貫通領域323と重なり合わせることができることを意味する。
以上のような構造を有する本実施形態に係るバルブカバー100は以下のようにして使用される。
まず、図3(B)に示すように、第一カバー体110の切り欠き111をバルブ300の回転軸310に嵌め込む。
次いで、第二カバー体120をバルブ300に被せる。この際、第一カバー体110の第一係合部112の自由端113が第二カバー体120の凹部121に引っ掛かるようにさせる。これにより、第一カバー体110と第二カバー体120とは相互に連結され、外側からは第二カバー体120を第一カバー体110から外すことはできなくなる。
さらに、バルブ300は第一カバー体110と第二カバー体120とに覆われているため、バルブ300に手を触れることはできない。
また、バルブカバー100を回転させても、バルブカバー100がバルブ300に対して空転するにすぎず、バルブ300それ自体は回らない。
このため、第一カバー体110と第二カバー体120とからなるバルブカバー100が被せられたバルブ300をバルブカバー100の外側から回すことは不可能になり、バルブ300が取り付けられているタンク(図示せず)の中身の盗難を防止することが可能になる。
バルブ300を回す必要がある場合には、第二カバー体120の貫通孔122に棒を入れ、その棒で第二カバー体120をバルブ300に対して回転させる。第二カバー体120がある程度回転すると、棒が3個のバー322の何れかに当たるため、その棒でバー322を押すことにより、バルブ300を回すことができる。すなわち、バルブ300を開閉することができる。
本実施形態に係るバルブカバー100によれば、上述の従来のバルブカバーとは異なり、施錠用の鍵を用意することなく、バルブ300の開閉を禁止することが可能である。
さらに、バルブ300の開閉が必要な場合には、一本の棒があれば、バルブ300の開閉を行うことが可能である。
なお、本実施形態に係るバルブカバー100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、第一カバー体110の第一係合部112の数は3個には限定されない。1個以上の任意の個数を選定することが可能である。
また、第一係合部112及び第二係合部としての凹部121の構造は本実施形態における構造には限定されない。第一カバー体110と第二カバー体120とを相互に連結することができるものである限りにおいて、第一係合部112及び第二係合部はそれぞれ任意の構造を有することが可能である。
また、第二カバー体120に形成される貫通孔122の数は2には限定されない。必要に応じて、1以上の任意の数を選択することが可能である。
(第二の実施形態)
本考案の第二の実施形態に係るバルブカバー200はキャップ400をさらに備えている。
図4(A)はキャップ400を上方から見たときの平面図、図4(B)は図4(A)のC−C線における断面図である。
キャップ400は、図4(B)に示すように、底部が開口し、第二カバー体120に嵌合可能な円筒体からなる。
キャップ400の頂面の内壁には、下方に延びる二つの円柱状の突起401が形成されている。二つの突起401はキャップ400の頂面の中心に関して対称な位置にある。
突起401は、キャップ400を第二カバー体120に嵌合させたときに、第二カバー体120の貫通孔122に挿入可能な位置にある。
図5は、キャップ400を第二カバー体120に被せたときの状態を示す概略的な断面図である。
図5に示すように、キャップ400を第二カバー体120に被せると、突起401は第二カバー体120の貫通孔122に挿入され、さらに、バルブ300の貫通領域323を貫通する。
このため、キャップ400を回すことにより、突起401がバー323の何れかと当たり、キャップ400をさらに回すことにより、バルブ300を回すことができる。
このように、本実施形態に係るバルブカバー200によれば、第二カバー体120の貫通孔122に入れる棒を用意することなく、バルブカバー100に覆われた状態のバルブ300を開閉することが可能になる。
なお、本実施形態に係るバルブカバー200は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
突起401の数は2には限定されない。必要に応じて、1以上の任意の数を選択することが可能である。
図1(A)は本考案の第一の実施形態に係るバルブカバーにおける第二カバー体の平面図、図1(B)は図1(A)のA−A線における断面図である。 図2(A)は本考案の第一の実施形態に係るバルブカバーにおける第一カバー体の平面図、図2(B)は第一カバー体の側面図である。 図3(A)は本考案の第一の実施形態に係るバルブカバーをバルブに被せた状態における平面図、図3(B)は図3(A)のB−B線における断面図である。 図4(A)は本考案の第二の実施形態に係るバルブカバーにおけるキャップを上方から見たときの平面図、図4(B)は図4(A)のC−C線における断面図である。 本考案の第二の実施形態に係るバルブカバーにおけるキャップを第二カバー体に被せたときの状態を示す概略的な断面図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係るバルブカバー
110 第一カバー体
111 切り欠き
112 第一係合部
113 第一係合部の自由端
120 第二カバー体
121 凹部(第二係合部)
122 貫通孔
200 本考案の第二の実施形態に係るバルブカバー
400 キャップ
401 突起
300 バルブ
310 回転軸
320 栓
321 リング状部材
322 バー
323 貫通領域

Claims (2)

  1. 回転軸と、該回転軸の一端に取り付けられ、上下方向に貫通した貫通領域を少なくとも一つ有する栓とからなるバルブを覆うバルブカバーであって、
    前記回転軸を嵌め込むことが可能な切り欠きが形成された円盤状のプレートからなり、縁部には少なくとも一つの第一係合部が形成されている第一カバー体と、
    底部が開口している円筒体からなり、内側側壁には前記第一係合部と係合可能な第二係合部が形成され、頂面には前記貫通領域に重なり合う位置に少なくとも一つの貫通孔が形成されている第二カバー体と、
    からなるバルブカバー。
  2. 底部が開口し、前記第二カバー体に嵌合可能な円筒体からなるキャップをさらに備えており、
    前記キャップの頂面の内壁には、下方に延びる少なくとも一つの突起が形成され、
    前記突起は、前記第二カバー体に嵌合させたときに前記貫通孔に挿入可能な位置にあることを特徴とする請求項1に記載のバルブカバー。
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