JP3140832U - にんにくの水耕栽培用トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易かつ効率的に栽培を行うことのできるにんにくの水耕栽培用トレイを提供する。
【解決手段】 にんにくの水耕栽培用トレイ10は一体の発泡樹脂製であって、上面と下面との間を連通し、にんにくの鱗片Gが嵌り込むが通過はできないようなサイズ及び形状に形成された複数の鱗片保持穴22が設けられた平板な鱗片保持板20と、鱗片保持板20から上方に向かって突設された重畳支持板30とを含んでなる。複数のにんにくの水耕栽培用トレイ10を重畳しても、上下の隣接する鱗片保持板20の間は、重畳支持板30のために十分な間隔が維持されるので、鱗片Gから延びた葉にんにくが折れたり潰れたりすることなく、まとめて運搬・保管することができる。またこの際、重畳支持板30の上縁が係止溝40に係止されるので、重畳した状態をより安定させることができる。
【選択図】 図3

Description

本考案はにんにくの水耕栽培に関し、特に容易かつ効率的に栽培を行うことのできるにんにくの水耕栽培用トレイに関する。
にんにくは、球根(複数の鱗片からなる)をそのまま食すほか、中華料理などでは葉にんにくも炒め物などに使用する。葉にんにくが水耕栽培可能であることは既に報告されている(特開2006−174744)。また葉にんにくを発芽したにんにくの鱗片からは根も生えるが、根もそのまま食用としたり、乾燥・粉末化して調味料や漢方薬の材料として利用できることも知られている。
水耕栽培用のトレイとしては、水面に浮かべることのできる板に貫通穴を設け、その中に球根を係止するものが提案されている(特開2003-169554)。しかしこれらのものは、水(養液)の交換作業や収穫作業の効率を全く考慮していなかった。
特開2006−174744公報 特開2003−169554公報
よって本考案の目的は、容易かつ効率的に栽培を行うことのできるにんにくの水耕栽培用トレイを提供することにある。
上記目的を達成するために本考案は、一体の発泡樹脂製であって、上面と下面との間を連通し、にんにくの鱗片が嵌り込むが通過はできないようなサイズ及び形状に形成された複数の鱗片保持穴が設けられた平板な鱗片保持板と、鱗片保持板部から上方に向かって突設された重畳支持部とを含んでにんにくの水耕栽培用トレイを構成した。
本考案に係るにんにくの水耕栽培用トレイによると、鱗片保持板に形成された複数の鱗片保持穴には、にんにくの鱗片が嵌り込んで保持され、一体の発泡樹脂製なのでそのまま水面(養液面)に浮かべることができ、これにより鱗片が水(養液)に浸されて発芽する。水(養液)の交換作業や葉にんにくの収穫作業の時には、重畳支持部が設けられているので、にんにくの葉や根を損傷することなく、複数の水耕栽培用トレイを重畳させて持ち運び、適当な場所にそのまま置いておくことができる。
好ましくは、鱗片保持板の下面には、トレイが重畳されたときに直下に位置するトレイの重畳支持部の先端に対応する係止部を備えれば、重畳した状態をより安定させることができる。また重畳支持部は、好ましくは平面視方形の鱗片保持板の少なくとも対向する側縁から上方に向かって突設された板状であり、容易に成形可能である。なお発泡樹脂は、水に浮き、かつ重畳しても変形したり破損したりしない程度の強度があれば足りるが、典型的には発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレンが例示される。
以上のように、本考案に係るにんにくの水耕栽培用トレイによると、水や養液の交換や収穫などの作業を効率よく行うことができる。
以下、図面を参照しつつ本考案に係るにんにくの水耕栽培用トレイの実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明は考案をより深く理解するためのものであって、実用新案登録請求の範囲を限定するためのものではない。
図1〜3はそれぞれ、本考案に係るにんにくの水耕栽培用トレイの実施の形態を示す斜視図、平面図及び図2のIII-III断面図である。各図において、水耕用栽培トレイ10は鱗片保持板20と重畳支持板30とからなる。重畳支持板30は、方形の鱗片保持板20の各側部から上方に突設された板状であり、よって水耕栽培用トレイ10全体としては、上面のみが開口した箱形となる。
鱗片保持板20には、上面から下面へ連通する複数の鱗片保持穴22が形成されており、図3に示すようにそれぞれがにんにくの鱗片Gを一個ずつ保持できるようになっている。鱗片Gを保持しつつ、鱗片Gが下方に抜け落ちないように、鱗片保持穴22は上方から下方に向かって径が小さくなるように形成されている。
重畳支持板30の先端部となる上縁は、外面側が高く、内面側が低くなるように段が形成されており、水耕栽培用トレイ10の底面の側部には、重畳支持板30の上縁の形状にほぼ一致する係止溝40が形成されている。
水耕栽培用トレイ10は発泡スチロール製であり、水に対する浮力が強く、従って図3に示すように鱗片Gを保持した状態で水に浮かべると、水面Wが鱗片保持穴22の中に位置し、よって鱗片Gの下部の発根する部分が水に浸され、発根が促される。
水耕栽培用トレイ10が浮かべられる水は、植物の発育に必要な適当な養分を含む養液でもよく、また収穫される葉にんにくに含まれるミネラル分を高めるためのミネラルを混合させてもよい。
次に本実施の形態の作用について説明する。
にんにくの各鱗片Gは、にんにくの球根から一つ一つ外され、皮が剥かれる。次に鱗片Gは一つずつ鱗片保持穴22に、発芽部を上にした姿勢で嵌め込まれて保持される。そのまま水耕栽培用トレイ10を水に浮かべておくと、各鱗片Gが発芽し、発根する。商業的には、多数の葉にんにくが収穫できるように、水耕栽培用トレイ10は複数用意される。
水の交換や収穫の作業を行うときには、図3に一点鎖線で示したように、複数の水耕栽培用トレイ10が重畳されて運ばれ、一時保管される。すなわち水耕栽培用トレイ10の上には水耕栽培用トレイ10uが、水耕栽培用トレイ10の下には水耕栽培用トレイ10dがそれぞれ重畳される。上下の隣接する鱗片保持板20の間は、重畳支持板30のために十分な間隔が維持されるので、鱗片Gから延びた葉にんにくが折れたり潰れたりすることなく、まとめて運搬・保管することができる。またこの際、重畳支持板30の上縁が係止溝40に係止されるので、水耕栽培用トレイ10が相互に水平方向にずれることがなく、重畳した状態をより安定させることができる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において、適宜変形実施が可能であることは言うまでもない。
図1は、本考案に係るにんにくの水耕栽培用トレイの実施の形態を示す斜視図である。 図2は、図1のにんにくの水耕栽培用トレイを示す平面図である。 図3は、図2のIII−III断面図である。
符号の説明
10 水耕栽培用トレイ
20 鱗片保持板
22 鱗片保持穴
30 重畳支持板
40 係止溝
W 水面
G 鱗片

Claims (3)

  1. 一体の発泡樹脂製であって、
    上面と下面との間を連通し、にんにくの鱗片が嵌り込むが通過はできないようなサイズ及び形状に形成された複数の鱗片保持穴が設けられた平板な鱗片保持板と、
    鱗片保持板から上方に向かって突設された重畳支持部とを含むことを特徴とするにんにくの水耕栽培用トレイ。
  2. 鱗片保持板の下面には、トレイが重畳されたときに直下に位置するトレイの重畳支持部の先端に対応する係止部が備えられた請求項1に記載のにんにくの水耕栽培用トレイ。
  3. 重畳支持部は、平面視方形の鱗片保持板の少なくとも対向する側縁から上方に向かって突設された板状である請求項1又は2に記載のにんにくの水耕栽培用トレイ。
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