JP3140614U - 走行玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作が斬新でインパクトがあり、かつ構造が簡易で、低コストで製造することが可能な走行玩具を提供する。
【解決手段】本体部11と、本体部の左右方向に挿通された車軸12a、12bと、上記車軸の両端に軸支された車輪部13a、13bとを有し、載置面上を自走しうる走行玩具10であって、上記車軸の回転運動を、上記本体部における上下運動に変換する変換機構部と、上記変換機構部で変換された運動力によって動作する連動部とを有する構成とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、走行玩具に係り、特に車両の走行と連動する連動部を有する走行玩具に関する。
車輪によって走行すると共に、走行と連動する連動部が車両本体部に設けられた走行玩具は従来から存在する。
上記連動部の一例としては、走行に連動してライト等を点消灯するもの、又は走行に連動してサイレン等の所定音を発するものなどが挙げられる。
しかしながら、上記に示すような連動部を実現するためには、上記連動部を動作させるために、別途の電源装置や電子部品が必要となり、走行玩具全体の構造が複雑となると共に、製造コストも大きくなるという不具合を有していた。
また、ライトの点消灯やサイレン音の鳴動等は、実際に物理的動作を行うものと比較して、遊技時のインパクトと、娯楽性に欠けるという不具合をも有していた。
そこで本考案の技術的課題は、動作が斬新でインパクトがあり、かつ構造が簡易で、低コストで製造することが可能な走行玩具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案にあっては、本体部と、上記本体部の左右方向に挿通された車軸と、上記車軸の両端に軸支された車輪部とを有し、載置面上を自走しうる走行玩具であって、上記車軸の回転運動を、上記本体部における上下運動に変換する変換機構部と、上記変換機構部で変換された運動力によって動作する連動部とを有することを特徴とする。
従って、上記変換機構部によって、車輪の回転運動が上下運動に変換され、連動部が車両の走行と連動する。
また、請求項2記載の考案にあっては、上記変換機構部は、上記車軸に連動して同方向に回転する第一出力軸に固定された出力歯車と、上記出力歯車に出力される回転駆動力を上記第一出力軸に対して直交方向に伝達する交差軸歯車部と、上記交差軸歯車部に係合するカム機構部とを備えていることを特徴とする。
従って、車輪の回転運動が、上記第一出力軸に対して直交する方向の回転運動に変換される共に、上記カム機構部によって更に上下運動に変換される。
また、請求項3記載の考案にあっては、上記交差軸歯車部は、上記第一出力軸に直交して配置された伝達軸と、上記伝達軸の一端部に固定され、上記出力歯車に歯合する冠歯車と、上記伝達軸の他端部に固定された伝達歯車と、上記伝達軸に平行に配置された第二出力軸と、上記第二出力軸の一端部に固定され上記伝達歯車に歯合する出力歯車とから構成され、上記カム機構部は、上記第二出力軸の他端部に固定され、偏芯して配置された突起部を有する円板カムと、上記円板カムに、車体本体の左右方向に開口する長孔を介して係合する従動板とにより構成されていることを特徴とする。
従って、冠歯車を介して車軸の回転運動が回転運動と直交する方向の回転運動に変換されると共に、上記突起部が上記長孔内を左右に摺動しつつ、上記円板カムが回転することで、更に上記従動板の上下運動に変換される。
また、請求項4記載の考案にあっては、上記変換機構部は、上記車軸に固定され上記車軸と連動して回転する円板カムと上記円板カムの周縁部に当接し上記円板カムの回転運動によって上下運動する従動アームとから構成されたカム機構部により構成され、上記連動部は、上記従動アームに当接する従動アーム当接部と、上記従動アーム当接部に連設された連動本体部とを有し、上記従動アームの上下運動と連動して、上下方向に運動することを特徴とする。
従って、上記円板カムの回転に伴って、上記従動アームが周期的に跳ね上げられることで、上記従動アームに当接する従動アーム当接部が上記従動アームに連動して上下運動し、更に上記従動アームと連動して連動本体部が上下運動する。
また、請求項5記載の考案にあっては、上記従動アームは、一端部に車軸と平行に配置された軸部を有し、他端部には上記円板カムの作動により上記軸部を回動中心として上下運動する連動部当接部が形成され、上記軸部と連動部当接部との間には上記円板カムに当接するカム当接部が設けられていることを特徴とする上記車軸に回転力を与える駆動部を有することを特徴とする。
従って、車軸の回転と連動して円板カムが回転すると、円板カムによって従動アームのカム当接部が跳ね上げられ、従動アームは軸部を中心に回動し、上記連動部当接部が上下運動する。
上記により連動部の従動アーム当接部が周期的に跳ね上げられ、上記従動アームに連接された連動本体部が連動して上下運動する。
また、請求項6記載の考案にあっては、上記車軸の回転と連動し、上記車軸が所定方向に回転した場合に蓄力される渦巻きバネを有し、上記車軸に回転駆動力を与える駆動部を備えていることを特徴とする。
従って、上記渦巻きバネの蓄力を解放することにより、上記駆動部によって走行玩具を自走させることができる。
請求項1記載の考案にあっては、本体部と、上記本体部の左右方向に挿通された車軸と、上記車軸の両端に軸支された車輪部とを有し、載置面上を自走しうる走行玩具であって、上記車軸の回転運動を、上記本体部における上下運動に変換する変換機構部と、上記変換機構部で変換された運動力によって動作する連動部とを有することで、視覚的インパクトが大きく、娯楽性が高い走行玩具を提供することができる。
また、請求項2記載の考案にあっては、上記変換機構部は、上記車軸に連動して同方向に回転する第一出力軸に固定された出力歯車と、上記出力歯車に出力される回転駆動力を上記第一出力軸に対して直交方向に伝達する交差軸歯車部と、上記交差軸歯車部に係合するカム機構部とを備えていることから、車軸の回転運動を上記車軸と直交する方向の運動に変換できる。
また、請求項3記載の考案にあっては、上記交差軸歯車部は、上記第一出力軸に直交して配置された伝達軸と、上記伝達軸の一端部に固定され、上記出力歯車に歯合する冠歯車と、上記伝達軸の他端部に固定された伝達歯車と、上記伝達軸に平行に配置された第二出力軸と、上記第二出力軸の一端部に固定され上記伝達歯車に歯合する出力歯車とから構成され、上記カム機構部は、上記第二出力軸の他端部に固定され、偏芯して配置された突起部を有する円板カムと、上記円板カムに、車体本体の左右方向に開口する長孔を介して係合する従動板とにより構成されていることから、車軸の回転運動を上下方向の運動に変換できる。
従って、請求項1の考案に加え、特段の電子部品を必要としないことから、構造が簡易で低コストで製造可能な走行玩具を提供することができる。
また、請求項4記載の考案にあっては、上記変換機構部は、上記車軸に固定され上記車軸と連動して回転する円板カムと上記円板カムの周縁部に当接し上記円板カムの回転運動によって上下運動する従動アームとから構成されたカム機構部により構成され、上記連動部は、上記従動アームに当接する従動アーム当接部と、上記従動アーム当接部に連設された連動本体部とを有し、上記従動アームの上下運動と連動して、上下方向に運動する。
また、請求項5記載の考案にあっては、上記従動アームは、一端部に車軸と平行に配置された軸部を有し、他端部には上記円板カムの作動により上記軸部を回動中心として上下運動する連動部当接部が形成され、上記軸部と連動部当接部との間には上記円板カムに当接するカム当接部が設けられていることを特徴とする上記車軸に回転力を与える駆動部を有する。
従って、請求項3の効果に加え、歯車等の部品が不要となることで、部品点数を少なくすることが可能となり、より低コストで製造が可能な走行玩具を提供することができる。
また、請求項6記載の考案にあっては、上記車軸の回転と連動し、上記車軸が所定方向に回転した場合に蓄力される渦巻きバネを有し、上記車軸に回転駆動力を与える駆動部を備えていることから、別途電源等の電子部品を必要とせず、また構造が簡易で部品点数が少なく、低コストで製造が可能である。
更に蓄力操作も簡易であるため、幼児等であっても安全かつ容易に取り扱うことができる走行玩具を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本考案に係る走行玩具10は車両本体部11と、車両本体部11の左右方向に挿通された車軸12a、12bと、上記車軸12a,12bの両端に軸支された車輪部13a、13b,13c,13dとを有し、上記車軸12bの回転運動を、上記車両本体部における上下運動に変換する変換機構部14と、上記変換機構部14で変換された運動力によって動作する連動部15とを有している。
上記変換機構部14は、上記車軸12bに連動して同方向に回転する第一出力軸16に固定された出力歯車17と、上記出力歯車17に出力される回転駆動力を上記第一出力軸16に対して直交方向に伝達する交差軸歯車部18と、上記交差軸歯車部18に係合するカム機構部19とを備えている。
上記交差軸歯車部18は、上記第一出力軸に直交して配置された伝達軸20と、上記伝達軸20の一端部に固定され、上記出力歯車17に歯合する冠歯車21と、上記伝達軸20の他端部に固定された伝達歯車22と、上記伝達軸20に平行に配置された第二出力軸23と、上記第二出力軸23の一端部に固定され上記伝達歯車22に歯合する出力歯車24と、上記第二出力軸23の他端部に固定され、偏芯して配置された突起部25を有する円板カム26と、上記円板カム26に、車体本体11の左右方向に開口する長孔27を介して係合する従動板28とにより構成されている。
また、上記車両本体部11には、車軸12bの回転と連動し、上記車軸12が所定方向に回転した場合に蓄力される渦巻きバネ(図示せず)が内蔵され、上記車軸12bに回転力を与える駆動部29が配設されている。
上記形態における、本考案に係る走行玩具の実施例の構成について図面を用いて説明する。
図1に示すように、実施例に係る走行玩具10は、フォークリフト車両を模した形状に形成され、車両本体部11の前部と後部に一対の車軸12a,12bが左右方向に上記車両本体部11を貫通して配設され、上記車軸12a,12bの両端には夫々一対の車輪13a、13b、及び13c、13dが配設されている。
また、上記走行玩具10の前部には、フォーク部と載荷されたコンテナの形状を模した連動部15が配設されている。
上記連動部15は従動板28と一体に形成されている。
また、上記従動板28下方部には左右方向に開口する長孔27が設けられ、上記長孔27には後述の円板カム26の突起部25が係合されている。
また、図2に示すように、上記車両本体部11の内部において、後方側の車軸12bは駆動部29を左右方向に貫通して配設されている。
上記駆動部29の内部には、蓄力手段である渦巻きバネ(図示せず)が内蔵されており、上記渦巻きバネは、上記車軸12bが後方向に回転した場合に蓄力するように内部歯車等(図示せず)を介して接続されている。
また、上記渦巻きバネの蓄力が解放された場合に、上記車軸12bと同方向に回転する第一出力軸16が上記車軸12bの前方において、上記車軸12bと平行して上記駆動部29から突出して配置されている。
変換機構部14は、上記第一出力軸16の一端に固定された出力歯車17と、上記出力歯車17に歯合する冠歯車21と、上記冠歯車21が一方端部に固定され、上記第一出力軸11と直交して配置された伝達軸20と、上記伝達軸20の他方端部に固定された伝達歯車22と、上記伝達歯車22と歯合する出力歯車24と、及び上記出力歯車24が一方端に固定され、上記伝達軸20と平行に配置された第二出力軸23とにより構成され、第一出力軸16への出力は、冠歯車21、伝達歯車22、出力歯車24を介して第二出力軸23に伝達される。
また、図3に示すように、上記カム機構部19は、第二出力軸23の他方端部に固定された円板カム26と、上記円板カム26に偏芯して配置された突起部25と、上記突起部25が摺動自在に係合した上記長孔27を有する従動板28とから構成されている。
実施例1の作用について以下説明する。
図1に示す走行玩具10の車両本体部11を指等で把持し、少なくとも車輪13c,13dを床面等に接地させつつ、車両本体部11を後方に向かって引くことで、車軸12bが後方向に回転し、上記駆動部29に内蔵されている渦巻きバネに蓄力される。
上記渦巻きバネが蓄力された状態で把持した指等を放すと、上記渦巻きバネの蓄力が解放され、駆動部29によって、車軸12bが前回転し走行玩具10が前方に走行する。
上記の際、図2に示すように、車軸12bと共に上記渦巻きバネの蓄力は第一出力軸16に伝達され、上記第一出力軸16は上記車軸12bと同方向に回転する。
上記第一伝達軸16の回転運動は、上記第一出力軸16の一端に固定された出力歯車17から冠歯車21へ伝達され、次いで上記冠歯車21から伝達軸20へ伝達され、次いで上記伝達歯車20から伝達歯車22へ伝達され、次いで上記伝達歯車22から出力歯車24に伝達され、更に上記出力歯車22から第二出力軸23に伝達される。
上記伝達で変換された運動力によって第二出力軸23が時計回り方向に回転する。
更に上記第二出力軸23の回転によって円板カム26が時計周りの方向に回転する。
上記円板カム26が時計回りに回転した場合の従動板28及び連動部15の動作について以下説明する。
図4に示すように、円板カム26の突起部25が最下位位置にあるときは、上記突起部25は、上記従動板28の長孔27の左右方向中央位置に係合されている。
上記円板カム26が図4の位置から時計回りに90度回転した状態を、図5に示す。図5に示すように、突起部25は、図4の位置よりも図中左上方に移動するが、この際の左方向への位置変化は、上記突起部25が、係合された長孔27内を左方向に摺動することで吸収されるため、従動板28自体は左方向には動作せず、上記円板カム26の半径寸法分上方に持ち上げられる。
更に、円板カムが図5の位置から時計回りに90度回転した状態を図6に示す。図6に示すように、上記突起部25は図5の位置よりも図中右上方に移動するが、この際の右方向への位置変化は、上記突起部25が、係合された長孔27内を右方向に摺動することで吸収されるため、従動板28自体は右方向には動作せず、上記円板カム26の半径寸法分更に上方に持ち上げられる。
更に上記円板カム26が時計周りに回転し、上記突起部25が最上位位置から最下位位置に移動する場合は、上記の動作と逆方向に上記突起部25の位置が変化する。
上記の場合であっても、上記突起部25の左右方向の位置変化は上記突起部25が上記長孔27内を左右に摺動することで吸収され、上記突起部25の上下方向位置の変化分のみが上記従動板28の位置に反映される。
従って、上記円板カム26が回転を継続することにより、上記従動板28が上下直線方向に往復運動すると共に、従動板28と一体に配設された連動部15も上下方向に運動する。
上記の通り、走行玩具10の走行に連動して、連動部15が上下運動することで、視覚的インパクトが大きく、娯楽性が高い走行玩具を提供することができる。
本考案における他の実施例について以下説明する。
図7に示すように、本実施例に係る走行玩具30は、航空機をデフォルメした形状に形成され、車両本体部31の前部と後部に一対の車軸32a,32bが左右方向に上記車両本体部31を貫通して配設され、上記車軸の両端には夫々一対の車輪33a、33b、33c、33dが配設されている。
また、上記車両本体部31の上部には、コンテナ形状を模した連動部35a、35bが前後方向に並列して配設されている。
また、図8に示すように、上記車両本体部11の内部において、後方側の車軸32bは駆動部39を左右方向に貫通して配設されている。
上記駆動部39の内部には、蓄力手段である渦巻きバネが内蔵されており、上記渦巻きバネは、上記車軸32bが後方向に回転した場合に蓄力するように内部歯車等(図示せず)を介して接続されている。
なお、上記車軸32bの回転運動を、上記車両本体部31における上下運動に変換する変換機構部34とを有する点は実施例1の構成と同様である。
本実施例において上記変換機構部34は、上記車軸32bの両端部に、カムカム突起部45a,45b(図示せず)の位相角が180度ずれた状態で固定された一対の円板カム37a,37bと、上記円板カム37a、37bの上方に配設され、上記円板カム37a,37bの周縁部に、カム当接部41a、41bを夫々当接させて配設された従動アーム38a,38bとから構成されたカム機構部36を有している。
また、上記従動アーム38a、38bは軸部40を中心として夫々独立して回動可能に連結されている。
図9に示すように、車両本体31の内部において、従動アーム38aの連動部当接部42aと連動部35aの従動アーム当接部43aが当接されて配置されている。
また、従動アーム38bと後方の連動部35bの配置関係も上記と同様であるが、従動アーム38bは後方の連動部35bを動作させるため、図8に示すように、従動アーム38aと比較して短寸法に形成されている。
実施例2の作用について、従動アーム38aと連動部35aの連動を例に以下説明する。
図9に示すように、円板カム37aのカム突起部45aと従動アーム38aのカム当接部41aとが当接していない状態においては、上記従動アーム38aは水平状態に保持されている。
上記車軸32bの回転と共に円板カム37aが回転すると、上記円板カム37aのカム突起部45aと従動アーム38aのカム当接部41aとが周期的に当接する。
図10に示すように、上記円板カム37aのカム突起部45aと従動アーム38aのカム当接部41aとが当接した場合は、上記従動アーム38aの連動部当接部42aによって、上記連動部35aの従動アーム当接部43aが上方に跳ね上げられるため、円板カム37aの回転によって、連動部35aは上下に往復運動する。
本実施例においては、上記円板カム37a,37bのカム突起部45a、45b(図示せず)が、それぞれ位相角が180度ずれた状態で固定されていることから、上記従動アーム38a、38bも交互に上下方向に動作する。従って上記走行玩具30の走行に連動して、一対の連動部35a、35bが交互に上下運動することから、実施例1と比較して、より視覚的インパクトが大きく、娯楽性が高い走行玩具を提供できる。
また、実施例1の構成と比較して、歯車等の部品点数が少なくできることから、より低コストで製造可能な走行玩具を提供することが可能となる。
なお、実施例1においては走行玩具10をフォークリフトの形状とし、実施例2においては、走行玩具30を車輪付きの航空機の形状としたが、これら形状はあくまで例示であり、本願と同様の変換機構部を有する走行玩具であれば、外形及び外形寸法の制約はなく、自動車、二輪車、鉄道車両等の多彩なバリエーションを選択することが可能である。
また、実施例2においては、円板カム、従動アーム、連動部をそれぞれ一対設けているが、上記各構成要素の個数は特に制約されるものではない。
本考案は、車両の走行に連動する連動部を有する走行玩具に広く適用することができる。
本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、実施例1の構成における、走行玩具の全体斜視図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、図1におけるA−A矢印線断面の平面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、図1における従断面の連動部近傍を拡大した側面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、実施例1の構成において連動部が最下位位置である場合の前方正面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、実施例1の構成において連動部が中間位置である場合の前方正面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、実施例1の構成において連動部が最上位位置である場合の前方正面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、実施例2の構成における、走行玩具の全体斜視図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、図7におけるA−A矢印線断面の平面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、連動部が最下位位置である場合の、従動アーム配置位置における従断面の拡大側面図である。 本考案に係る走行玩具の一実施の形態を示し、連動部が最上位位位置である場合の、従動アーム配置位置における従断面の拡大側面図である。
符号の説明
10 走行玩具
11 本体部
12a 車軸(前方側)
12b 車軸(後方側)
13a 車輪
13b 車輪
13c 車輪
13d 車輪
14 変換機構部
15 連動部
16 第一出力軸
17 出力歯車
18 交差軸歯車部
19 カム機構部
20 伝達軸
21 冠歯車
22 伝達歯車
23 第二出力軸
24 出力歯車
25 突起部
26 円板カム
27 長孔
28 従動板
29 駆動部
30 走行玩具
31 車両本体部
32a 車軸(前方側)
32b 車軸(後方側)
33a 車輪
33b 車輪
33c 車輪
33d 車輪
34 変換機構部
35a 連動部
35b 連動部
36 カム機構部
37a 円板カム
37b 円板カム
38a 従動アーム
38b 従動アーム
39 駆動部
40 従動アーム軸部
41a カム当接部
41b カム当接部
42a 連動部当接部
42b 連動部当接部
43a 従動アーム当接部
43b 従動アーム当接部(図示せず)
44a 連動本体部
44a 連動本体部
45a カム突起部
45b カム突起部(図示せず)

Claims (6)

  1. 本体部と、上記本体部の左右方向に挿通された車軸と、上記車軸の両端に軸支された車輪部とを有し、載置面上を自走しうる走行玩具であって、
    上記車軸の回転運動を、上記本体部における上下運動に変換する変換機構部と、上記変換機構部で変換された運動力によって動作する連動部とを有することを特徴とする走行玩具。
  2. 上記変換機構部は、上記車軸に連動して同方向に回転する第一出力軸に固定された出力歯車と、上記出力歯車に出力される回転駆動力を上記第一出力軸に対して直交方向に伝達する交差軸歯車部と、上記交差軸歯車部に係合するカム機構部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の走行玩具。
  3. 上記交差軸歯車部は、上記第一出力軸に直交して配置された伝達軸と、上記伝達軸の一端部に固定され、上記出力歯車に歯合する冠歯車と、上記伝達軸の他端部に固定された伝達歯車と、上記伝達軸に平行に配置された第二出力軸と、上記第二出力軸の一端部に固定され上記伝達歯車に歯合する出力歯車とから構成され、
    上記カム機構部は、上記第二出力軸の他端部に固定され、偏芯して配置された突起部を有する円板カムと、上記円板カムに、車体本体の左右方向に開口する長孔を介して係合する従動板とにより構成されていることを特徴とする請求項2記載の走行玩具。
  4. 上記変換機構部は、上記車軸に固定され上記車軸と連動して回転する円板カムと上記円板カムの周縁部に当接し上記円板カムの回転運動によって上下運動する従動アームとから構成されたカム機構部により構成され、
    上記連動部は、上記従動アームに当接する従動アーム当接部と、上記従動アーム当接部に連設された連動本体部とを有し、上記従動アームの上下運動と連動して、上下方向に運動することを特徴とする請求項1記載の走行玩具。
  5. 上記従動アームは、一端部に車軸と平行に配置された軸部を有し、他端部には上記円板カムの作動により上記軸部を回動中心として上下運動する連動部当接部が形成され、上記軸部と連動部当接部との間には上記円板カムに当接するカム当接部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の走行玩具。
  6. 上記車軸の回転と連動し、上記車軸が所定方向に回転した場合に蓄力される渦巻きバネを有し、上記車軸に回転駆動力を与える駆動部を備えていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の走行玩具。
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