JP3140585U - にんじんの抽苔検出機能を有する裁断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転移動板上に収容したにんじんの抽苔の有無を、回転移動板の回転中切断の直前に判断し、良品のにんじんの先頭部を切断除去し、先頭部を除去されたにんじんを回転移動板から排出してにんじん収容容器中に集積させる、にんじんの抽苔検出及び除去機能を有する裁断装置を提供する。
【解決手段】水平に配置された回転板ににんじんのための複数の収容穴3−1を設け、にんじんを頭部からこの収容穴に挿入し、にんじんは頭部を下にして、回転移動板3の直ぐ下方に配置した回転しない支持板8上に直立させ、回転移動板の回転中に切断刃1によりにんじんの先頭部を切断し、切り落とされた先頭部を支持板の排除用開口7から裁断装置外に排除し、続いて先頭部を切り落とされた良品のにんじんを同様に支持板に設けられた排出用開口9から排出する。
【選択図】図1

Description

本考案は、にんじんの抽苔検出装置に関するものである。
従来農業機械の発達により、にんじんの収穫は機械化され、畑から対象となる全ての作物を機械により収穫することができるようになった。しかし、収穫物の中には、これまでは人手で選別排除していた商品価値の低いものも混在しており、その除去作業が加工工場の生産性低下を招いている。
裁断された商品の中に、低劣なものが混在し、取り扱い業者及び消費者からクレームが発生した経緯もあるため、裁断作業の前後の品質検査は必要不可欠であった。しかし、この工程は全て人手に依存しているため、自動化の妨げになっていた。
また、根菜類、特ににんじんの自動乱切り機が公知であるが(特許3044374)、量産工程にはなじまない。
他のにんじん乱切機も市販されているが、定寸切り機とシャウトカット機で処理されたものを切断するものである。両者とも抽苔の除去機能は装備されていない。
にんじんの抽苔や馬鈴薯の空洞などは、裁断中の包丁にかかる反力が異常な値を示すことが知られている。
かかる反力の値を頼りに一定品質の食材を識別することが可能と思われる。
特許番号3044374
本考案の課題は、にんじんの裁断時に材料の硬軟を判別可能な工具を装備した自動裁断機を創造することである。
この課題は、にんじんの裁断の際に材料たるにんじんから切断刃物が受ける反力を高速で認識する機能を切断刃物に設け、当該機能を発揮する検出部分をにんじんの所望の切断位置に応じて自由に位置を移動可能にする機構を具備するにんじん裁断装置によって解決される。
本考案に基づくにんじんの裁断装置は、根菜類加工ユニットとして、食品加工に必要な耐水性、耐久性、安全性を備えており、当該加工ユニットにより食品加工作業を行なう者に対する安全性を満たしかつ加工ユニットの寿命を長くする効果を有する。
本考案によるにんじんの硬軟を判断する機能は、切断刃物が受ける反力を迅速に認識できかつ当該機能を発揮する検出部分の配置位置を自由に変更できる機構を有するので、裁断装置の汎用化、裁断の自動化、量産化が可能になった。
根菜類の特定した性状を予め裁断時に即時に判断する機能を有するため、検査工程の省力化を行い、生産性を向上させる。また、裁断機構を、従来品と比べて量産体制に対応した方式(ユニット化)にすることで、根菜類の加工コストを低減できる。従って、裁断装置の市場競争力も高い。
本考案によれば、水平に配置された回転移動板ににんじんのための複数の収容穴を設け、にんじんを頭部からこの収容穴に挿入し、にんじんは頭部を下にして、回転移動板の直ぐ下方に配置し、架台に固定された回転しない支持板上に直立させ、回転移動板の回転中に刃物の受ける反力が高い時は回転移動板の回転を停止させ、良品の場合にはにんじんの先頭部を切断し、切り落とされた先頭部を支持板の排除開口から機外に排除し、続いて先頭部を除去されたにんじんを同様に支持板に設けられた開口から排出し、にんじんは排出用案内板に当たって緩衝されて、下方の図示しない収容容器中に集められるようにした裁断装置が構成される。
本考案を、図示の実施例に基づいて以下に説明する。
図1は、本考案による裁断装置を示す正面図である。
本考案による裁断装置は、図1で示す架台10上に収容され又は架台10の内方に格納されている。以下図2及び図3をも参照しつつ、裁断装置の構成及び作用を説明する。
架台10の上面上には、にんじんを支持する支持板8が位置固定に配設されている。支持板8の上方には、にんじんNを収容する円周上に複数個の収容穴3−1を備え、外周を周壁3−2によって閉鎖された円板状の回転移動板3が、回転軸6によって回転可能に配置されている。回転軸6は、架台10に固定された電動機5によって駆動されることができる。回転軸6は、回転軸線Y−Yを有する。
回転する回転移動板3のにんじん収容穴3−1中のにんじんNの排出位置に対応して、支持板8上には先頭部を除去された良品のにんじんNの排出用孔9が形成されており、また、支持板8は、同様に排除用孔7を備え、この排除用孔7に相応して支持板8の下面ににんじんの先頭部の排除用シュート11が固着して設けられている。切除された先頭部は排除用シュート11から裁断装置外に排除される。
切断刃物1の取付台1−1に支持された切断刃物1は、架台10の上側で回転移動板3の直ぐ下方に位置し、架台10に固定して取り付けられる力センサ2の取付台2−1に、力センサ2の検出機能と関連して作動可能に配設されており、即ち、力センサが異常な反力を検出した時は、回転移動板の回転が停止する。力センサ2が切断刃物1に伝わる異常な大きさの反力を検出すると、回転移動板3の回転は停止し、人手によって硬いにんじんをにんじん収容穴3−1から取り出し、一方力センサが異常な大きさの反力を検出しない良品のにんじんの場合には、支持板8上に支持されて図2で見て回転移動板3の時計方向の回転に伴って送られてくるにんじんNの先頭部を切断刃物取付台1−1に取り付けられた切断刃物1で切り落とす。切り落とされた先頭部は回転移動板3の回転に伴って時計方向に移動した後に、支持板8の排除用孔7を通り、にんじんの先頭部の排出用シュート11に沿って下方に滑り落ちる(図1、図2)。
一方、先頭部を除去されたにんじんNは、回転移動板3の時計方向の回転に伴って、移動して、支持板8に設けられたにんじん排出シュート12から落下排出され(図2)、排出用案内板4によって緩衝されつつ、架台10の傍らに設けられた図示しないにんじん収容容器中に集積される(図3)。
本考案による裁断装置は、抽苔を力センサによって検出し、それによって裁断装置の運転停止をもたらし、一方力センサに異状が検出されない場合には、にんじんの切断を実行させる。それによってにんじんの抽苔検出機能を有するにんじんの裁断装置が創設され、かかる裁断装置の利用によりにんじんの収穫直後から又はその後の流通経路で随時行われるにんじんの処理作業の省力化、能率化及び迅速化が達成されることができる。にんじんについて記載したが、他の根菜類にも応用できる事はもちろんである。例えば、大根、ごぼうなどである。
図1は、本発明によるにんじんの裁断装置の正面図である。 図2は、本発明による裁断装置の上面図である。 図3は、本発明による裁断装置の抽苔の検出装置及び切断装置を示す図である。
符号の説明
1;切断刃
1−1;切断刃取付台
2;力センサ
2−1;力センサ取付台
3;回転移動板
3−1;にんじん収容穴
3−2;回転移動板周壁
4;にんじん排出用案内板
5;電動機
6;回転軸
7;排除用開口
8;支持板
9;排出用開口
10;架台
11;排除用シュート
12;排出用シュート
N;にんじん
Y−Y;回転軸の軸線

Claims (2)

  1. 架台(10)に水平に配置された回転移動板(3)ににんじんのための複数の収容穴(3−1)を設け、にんじんを頭部からこの収容穴(3−1)に挿入し、にんじんは頭部を下にして、回転移動板(3)の直ぐ下方に配置され、架台(10)に固定された回転しない支持板(8)上に直立させ、回転移動板の回転中に切断刃(1)によりにんじんの先頭部を切断し、切り落とされた先頭部を支持板(8)の排除開口(7)から裁断装置外に排除し、続いて先頭部を切り落とされたにんじんを同様に支持板に設けられた排出開口(9)から落下排出させるように構成したことを特徴とする裁断装置。
  2. にんじんの裁断の際に材料たるにんじんから切断刃(1)が受ける反力を力センサ(2)により高速で認識し、抽苔を検出すると回転移動板(3)の回転を停止することを特徴とする請求項1に記載の裁断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020022373A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 びえいフーズ株式会社 切断用のウォータージェットにより切断されなかった人参を木質化した人参と判別するための方法、及びこの方法を実施する木質化した人参の判別装置

Cited By (3)

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JP2020022373A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 びえいフーズ株式会社 切断用のウォータージェットにより切断されなかった人参を木質化した人参と判別するための方法、及びこの方法を実施する木質化した人参の判別装置
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