JP3140262B2 - プログラム実行状態確認方法 - Google Patents

プログラム実行状態確認方法

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JP3140262B2
JP3140262B2 JP05144993A JP14499393A JP3140262B2 JP 3140262 B2 JP3140262 B2 JP 3140262B2 JP 05144993 A JP05144993 A JP 05144993A JP 14499393 A JP14499393 A JP 14499393A JP 3140262 B2 JP3140262 B2 JP 3140262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、割込み信号に応じて
実行される処理プログラムの動作状況を観察し、確認す
ることの出来るプログラム実行状態確認方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、割込み信号を基に実行される割
込み処理プログラムを示すフローチャートである。この
場合、割込み信号はCPUの割込み入力端子に周期T毎
に入力され、入力された割込み信号を基に実行される前
記割込み処理プログラムは周期Tの期間内に処理が完了
しなけらばならない。
【0003】図4において、1はステップST1とステ
ップST2とステップST3とから構成されているプロ
グラムブロック、2はステップST4とステップST5
とステップST6とから構成されているプログラムブロ
ック、3はステップST7とステップST8とステップ
ST9とから構成されているプログラムブロックであ
る。
【0004】次に動作について説明する。上述したよう
な周期的に入力される割込み信号を基に周期Tの期間内
に処理が完了しなけらばならない割込み処理プログラム
に対し、従来のプログラム実行状態確認方法では、その
割込み処理プログラムが周期Tの期間内に完了するか否
かを予測確認するために、前記各プログラムブロックを
構成するステップ数を基に全実行サイクル数を算出した
り、あるいはシミュレーションツールの機能を利用して
実行サイクル数を調査し、これを基に前記割込み処理プ
ログラムの実行時間を予測確認している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラム実行
状態確認方法は以上のように構成されているので、あら
かじめ記述されている割込み処理プログラム上で全実行
サイクルを計算し、これを基に割込み処理プログラムが
完了するまでに要する時間を求めたり、シミュレーショ
ンツールの機能を利用して実行サイクル数を調査するた
め、ハードウェーアと組み合わされて実際にこの割込み
処理プログラムを動作させた状態で前記周期Tの期間内
に処理が完了しているか否かを確認することは困難であ
り、プログラムの信頼性などの面で問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プログラムの実際の動作状態を
確認できるようにしてプログラムの信頼性を向上させた
プログラム実行状態確認方法を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプログラ
ム実行状態確認方法は、処理プログラムのブロック毎に
対応して設定された数値データを基にそのブロックに応
じた所定のレベルのアナログ信号を生成し、このアナロ
グ信号のレベルを表示手段に表示させ時間軸上で観測す
ることで、処理プログラムの動作状況を確認できるよう
にしたものである。
【0008】
【作用】この発明におけるプログラム実行状態確認方法
は、処理プログラムのブロック毎に設定された数値デー
タを基にそのブロックに応じた所定のレベルのアナログ
信号が生成され出力され、さらにこのアナログ信号のレ
ベルを時間軸上で観測することで、そのアナログ信号の
レベルの持続時間や変化するタイミングを基に処理プロ
グラムの動作状況が確認できるので、プログラムを動作
させながらプログラムの実際の動作状態が直接確認で
き、プログラムの信頼性を向上させることが可能とな
る。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、本実施例のプログラム実行状態確認方法
の構成を示すブロック図である。図において11はCP
Uであり、周期Tで定期的に送られてくる割込み信号に
より割込み処理プログラムを実行する。12はROMで
あり、図2のフローチャートに示す割込み処理プログラ
ムが格納されている。この割込み処理プログラムには、
ステップST100やステップST105、さらにはス
テップST110に示すような夫々所定のレベルのアナ
ログ信号をD/Aコンバータ13から出力するための処
理ステップがあらかじめ組み込まれている。また、21
はステップST101,ステップST102,ステップ
ST103からなるプログラムブロック(ブロック)、
22はステップST106,ステップST107,ステ
ップST108からなるプログラムブロック(ブロッ
ク)、23はステップST111,ステップST11
2,ステップST113からなるプログラムブロック
(ブロック)である。そして、ステップST100から
ステップST109までの実行サイクル数から規定され
るこの割込み処理プログラムの動作時間は、前記割込み
信号の周期Tの範囲内に入っていなければならない。図
1に戻り、14はD/Aコンバータ13の出力を時間軸
上で表示し、観察できるようにするためのオシロスコー
プ(表示手段)、15はデータバスやアドレスバスなど
で構成されるマルチバスである。
【0010】次に、動作について説明する。定期的に送
られてくる割込み信号により図2に示す割込み処理プロ
グラムが実行される。すると最初のステップST100
の処理が行なわれる。この処理により、D/Aコンバー
タ13から1Vのレベルのアナログ信号が出力される。
このため、ステップST100に対応するプログラムに
は、D/Aコンバータ13の出力が1Vのレベルのアナ
ログ信号となるような数値データをD/Aコンバータ1
3へ出力するプログラムが格納されている。従ってオシ
ロスコープ14は、D/Aコンバータ13から出力され
る1Vのレベルのアナログ信号を表示することになり、
図3の31はD/Aコンバータ13から出力されオシロ
スコープ14の時間軸上に表示された1Vのレベルのア
ナログ信号の起点を示している。この起点31は、ステ
ップST100が実行されたタイミングに対応してい
る。
【0011】次にステップST101,ステップST1
02,ステップST103からなるプログラムブロック
21を実行することになるが、オシロスコープ14の時
間軸上に表示された1Vのレベルの持続している時間
は、ステップST100,ステップST101,ステッ
プST102,ステップST103と、さらに次のステ
ップST104の各プログラムの実行サイクルの総和で
ある実行時間を示している。
【0012】そして、ステップST101,ステップS
T102,ステップST103からなるプログラムブロ
ック21を実行した後、ステップST104の分岐処理
を行なう。ステップST104の分岐処理の結果、「y
es」と判断したときの次に実行されるプログラムとし
てステップST105が組み込まれている。このステッ
プST105の処理を実行することにより、D/Aコン
バータ13からは2Vのレベルのアナログ信号が出力さ
れる。このため、ステップST105に対応するプログ
ラムには、D/Aコンバータ13の出力が2Vのレベル
のアナログ信号となるような数値データをD/Aコンバ
ータ13へ出力するプログラムが格納されている。従っ
てオシロスコープ14は、D/Aコンバータ13から出
力される2Vのレベルのアナログ信号を表示することに
なり、図3の32はD/Aコンバータ13から出力され
オシロスコープ14の時間軸上に表示された2Vのレベ
ルのアナログ信号の起点を示している。この起点32
は、ステップST105が実行されたタイミングに対応
している。
【0013】次にステップST106,ステップST1
07,ステップST108からなるプログラムブロック
22を実行することになるが、オシロスコープ14の時
間軸上に表示された2Vのレベルの持続している時間
は、ステップST105,ステップST106,ステッ
プST107,ステップST108の各プログラムの実
行サイクルの総和である実行時間を示している。
【0014】ステップST106,ステップST10
7,ステップST108からなるプログラムブロック2
2を実行した後、ステップST109の処理を行なう。
このステップST109の処理を実行することにより、
D/Aコンバータ13からは0Vのレベルのアナログ信
号が出力される。このため、ステップST109に対応
するプログラムには、D/Aコンバータ13の出力が0
Vのレベルのアナログ信号となるような数値データをD
/Aコンバータ13へ出力するプログラムが格納されて
いる。従ってオシロスコープ14は、D/Aコンバータ
13から出力される0Vのレベルのアナログ信号を表示
することになり、図3の33はD/Aコンバータ13か
ら出力されオシロスコープ14の時間軸上に表示された
0Vのレベルのアナログ信号の起点を示している。この
起点33は、ステップST109が実行されたタイミン
グに対応している。ステップST109の処理が実行さ
れることによりこの割込み処理プログラムは終了し、割
込み処理プログラムが開始される直前のスタックポイン
タに格納されているプログラムアドレスに戻り、割込み
処理プログラムが開始されたときにそれまで実行してい
た処理プログラムが続行される。
【0015】一方、ステップST104の分岐処理の結
果「no」と判断したときの次に実行されるプログラム
としてステップST110が組み込まれている。このス
テップST110の処理を実行することにより、D/A
コンバータ13からは3Vのレベルのアナログ信号が出
力される。このため、ステップST110に対応するプ
ログラムには、D/Aコンバータ13の出力が3Vのレ
ベルのアナログ信号となるような数値データをD/Aコ
ンバータ13へ出力するプログラムが格納されている。
従ってオシロスコープ14は、D/Aコンバータ13か
ら出力される3Vのレベルのアナログ信号を表示するこ
とになり、図3の34はD/Aコンバータ13から出力
されオシロスコープ14の時間軸上に表示された3Vの
レベルのアナログ信号の起点を示している。この起点3
4は、ステップST110が実行されたタイミングに対
応している。
【0016】次にステップST111,ステップST1
12,ステップST113からなるプログラムブロック
23を実行することになるが、オシロスコープ14の時
間軸上に表示された3Vのレベルの持続している時間
は、ステップST110,ステップST111,ステッ
プST112,ステップST113の各プログラムの実
行サイクルの総和である実行時間を示している。
【0017】ステップST111,ステップST11
2,ステップST113からなるプログラムブロック2
3を実行した後、ステップST109の処理を行なう。
このステップST109の処理を実行することにより、
D/Aコンバータ13からは0Vのレベルのアナログ信
号が出力され、オシロスコープ14に表示される。
【0018】そして、ステップST109の処理が実行
されることによりこの割込み処理プログラムは終了し、
割込み処理プログラムが開始される直前のスタックポイ
ンタに格納されているプログラムアドレスに戻り、割込
み処理プログラムが開始されたときにそれまで実行して
いた処理プログラムが続行される。
【0019】以上説明したように本実施例では、図3に
示すオシロスコープ14の時間軸上に表示される出力波
形のレベルを割込み処理プログラムのブロック毎に変化
させるようにしたので、前記各ブロックの実行に要した
時間をオシロスコープ14の横軸、即ち時間軸上で確認
することが出来ると共に、オシロスコープ14の電圧レ
ベルを示す縦軸上で、実行された割込み処理プログラム
のブロックを特定し確認することができることになる。
【0020】また、図2に示した割込み処理プログラム
の実行時間は、図3に示す起点31から起点33までの
横軸上の長さとして示されることから、割込み信号の周
期T以内で割込み処理が完了しているか否かを容易に確
認することが出来る。
【0021】さらにまた、分岐処理においてプログラム
上で実際にどの方向に分岐しているのかなども図3に示
すオシロスコープ14の縦軸上に表示された波形レベル
により容易に確認することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プロ
グラムの実際の動作状態を、プログラムを構成する各ブ
ロック毎に対応する数値データを基に生成したアナログ
レベルを表示手段の時間軸上で表示するように構成した
ので、プログラムの動作状態を容易に確認し観察でき、
プログラムの信頼性を向上させることが出来る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるプログラム実行状態
確認方法の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるプログラム実行状態
確認方法を説明するための割込み処理プログラムを示す
フローチャートである。
【図3】この発明の一実施例によるプログラム実行状態
確認方法においてオシロスコープに表示される割込み処
理プログラムの動作状態を示す出力波形の説明図であ
る。
【図4】従来のプログラム実行状態確認方法を説明する
ための割込み処理プログラムをしめすフローチャートで
ある。
【符号の説明】
14 オシロスコープ(表示手段) 21,22,23 プログラムブロック(ブロック)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期で繰り返し入力される割込み
    信号に応じて実行される処理プログラムの動作状況を観
    察するプログラム実行状態確認方法において、上記処理
    プログラムのブロック毎に対応してプログラムで設定さ
    れた数値データを基にそのブロックに応じた所定のレベ
    ルのアナログ信号を生成し、このアナログ信号のレベル
    を表示手段に表示させ時間軸上で観測することで、上記
    処理プログラムの動作状況を確認するプログラム実行状
    態確認方法。
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