JP3140140U - ロールの担持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールの装着に際し、ペーパーカッタの開度を小さくできるとともに、ロールの着脱を容易に行なうことできるロール担持構造を提供する。
【解決手段】板状体と、一対の固定腕と、旋回腕と、ロールを覆う蓋部とからなり、前記旋回腕の自由端が、支持部に対して斜め上方かつ前方に保持され、前記正面領域は、正面領域側部と、第1の曲面とからなり、前記正面領域側部のYZ面に平行な面での截断面が曲率半径R1の円形を呈し、当該R1が、旋回腕の支持部側から自由端側にかけて漸次減少し、前記正面領域の第1の曲面の、XZ面に平行な面での截断面が曲率半径R2の円形を呈し、当該曲率半径R2が、XZ面から離れるに従い漸次増加し、YZ面に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈し、当該曲率半径R3が、YZ面から離れるに従い漸次増加することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、巻取り式のトイレットペーパーのロール紙(以下、ロールという)の担持構造に関する。さらに詳しくは、板状体と、該板状体の両端から該板状体に対して垂直方向に延設される一対の固定腕と、該固定腕に嵌着され、ロールを回転自在に支持すると共に板バネにより着脱可能に支持し、ロールの着脱時に旋回する旋回腕と、ロールを覆う蓋部とからなり、前記板状体と前記固定腕が一体的に成形されたロールの担持構造であって、前記旋回腕の自由端が、支持部に対して斜め上方かつ前方に保持され、前記旋回腕の正面領域は凸状の曲面を呈し、正面領域の両側部が、旋回腕の自由端側が細くなる部分円錐の形状を呈し、正面領域の、部分円錐の側面に挟まれた部分は、旋回腕の長手方向の軸方向に垂直な方向が、同一の曲率半径を有するロールの担持構造に関する。
従来より、ペーパーをロール状に巻き取ったロールには、トイレットペーパーやペーパータオルなどがあり、たとえばトイレットペーパーを保持するロールホルダーAとして、本体から前方へ突出する一対のアームの内側に、それぞれ上向きにのみ折畳むことができ、かつ互いに向き合うように設けられる一対の突起部材を備えるものがある。この突起部材は、アームに約90°の範囲で回動自在にされるとともに、コイルバネにより水平方向に維持されている。
しかし、かかるロールホルダーAでは、突起部材を付勢するコイルバネが比較的弱いので、このコイルバネに代えて付勢力の大きい板バネを用いたロールホルダーBがある(特許文献1参照)。
実公平5−11835号公報
前記ロールホルダーBでは、突起部材が板バネの大きな付勢力により維持されているため、強く紙を引き出す場合にトイレットペーパーが突起部材から抜け落ちることはない。
しかしながら、前記突起部材は、上下方向に約90°の範囲で回動するため、トイレットペーパーの芯部に突起部材を挿入させる場合、該トイレットペーパーをその頂部が前記本体の上面から露出させるように持ち上げなければならない。このとき、前記本体の後方上端に設けられるペーパーカッタも持ち上げられるため、本体の上方部位に芳香剤容器や花びんなどを置くための棚部を設ける場合には、該本体と棚部とのあいだに大きな空間が必要になり、ロールホルダーの上部周辺部をコンパクトにすることができない。
また、トイレットペーパーの芯部に突起部材を挿入させる場合、ロールホルダーの下部からトイレットペーパーを挿入しなければならないため、ロールホルダー本体の下部にもトイレットペーパーの直径と同じくらいのスペースが必要になってしまう。
さらに、トイレットペーパーの挿入時だけでなく、誤ってトイレットペーパーを逆向きに挿入してしまった場合に、トイレットペーパーを一度外さなければならず、その場合には挿入時よりも、上方に大きなスペースが必要となってしまう。
本考案は、叙上の事情に鑑み、ロールの装着に際し、ペーパーカッタの開度を小さくできるとともに、ロールの着脱を容易に行なうことできるロール担持構造を提供することを目的とする。
本考案のロール担持構造は、板状体と、該板状体の両端から該板状体に対して垂直方向に延設される一対の固定腕と、該固定腕に嵌着され、ロールを回転自在に支持すると共に板バネにより着脱可能に支持し、ロールの着脱時に旋回する旋回腕と、ロールを覆う蓋部とからなり、前記板状体と前記固定腕が一体的に成形されたロールの担持構造であって、
前記旋回腕は、該旋回腕の自由端側に設けられたロールを担持するロール担持領域と、前記板バネにより付勢される背部領域と、該背部領域と対向する正面領域と、ロール担持領域と正面領域に隣接する2つの側部領域とからなり、
前記旋回腕は、前記板バネにより付勢され、前記側部領域の下端に設けられた支持部を支点として凹所内から対向する固定腕側に回動して保持され、前記旋回腕の旋回軸が、水平方向から、前記一対の固定腕の一方は時計回りに、他方は反時計回りにそれぞれ25〜50度傾き、かつ支持部を支点として一方の固定腕から他方の固定腕側に、回動角度が25〜50度になるように保持され、前記旋回腕の自由端が、支持部に対して斜め上方かつ前方に保持され、
前記正面領域は、正面領域側部と、該正面領域側部に挟まれた第1の曲面とからなり、
X−Y−Z座標軸系におけるX軸を前記旋回腕の長手方向の軸、Y軸を前記旋回腕の旋回軸と平行な軸と定義したとき、前記正面領域側部のYZ面に平行な面での截断面が曲率半径R1の円形を呈し、当該R1が、旋回腕の支持部側から自由端側にかけて漸次減少し、前記正面領域の第1の曲面の、XZ面に平行な面での截断面が曲率半径R2の円形を呈し、当該曲率半径R2が、XZ面から離れるに従い漸次増加し、YZ面に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈し、当該曲率半径R3が、YZ面から離れるに従い漸次増加し、
ロール担持部の曲面である第2の曲面において、XY面に平行な面での截断面が曲率半径R4の円形を呈し、
前記旋回腕の各領域の境界には、曲面状の面取りが施され、
前記固定腕には、前記旋回腕が収納される凹所がそれぞれ設けられ、前記旋回腕は、前記凹所の支持部に傾動可能に軸支され、該凹所内には、略コ字形状の囲い部を介して両側部に間隙が設けられた板バネが、前記旋回腕の背部領域を旋回腕が凹所内から凹所外へ回動する方向に付勢し、
蓋部が、固定腕に回動可能に嵌着され、嵌着部分の近傍部位に前記板状体と当接する少なくとも1つの、先端膨出部を有する蓋部板バネを有し、蓋部の回動軸から板状体までの距離が、回動軸から前記蓋部板バネの先端膨出部までの距離より短く、前記蓋部板バネが前記板状体を押圧し、ロールと接触しない位置で仮固定されることを特徴とする。
また、本考案のロールホルダーは、板状体と、該板状体の両端から該板状体に対して垂直方向に延設される一対の固定腕と、該固定腕に嵌着され、ロールを回転自在に支持すると共に板バネにより着脱可能に支持し、ロールの着脱時に旋回する旋回腕と、ロールを覆う蓋部とからなり、前記板状体と前記固定腕が一体的に成形されたロールの担持構造であって、
前記旋回腕は、該旋回腕の自由端側に設けられたロールを担持するロール担持領域と、前記板バネにより付勢される背部領域と、該背部領域と対向する正面領域と、ロール担持領域と正面領域に隣接する2つの側部領域とからなり、
前記旋回腕は、前記板バネにより付勢され、前記側部領域の下端に設けられた支持部を支点として凹所内から対向する固定腕側に回動して保持され、前記旋回腕の旋回軸が、水平方向から、前記一対の固定腕の一方は時計回りに、他方は反時計回りにそれぞれ25〜50度傾き、かつ支持部を支点として一方の固定腕から他方の固定腕側に、回動角度が25〜50度になるように保持され、前記旋回腕の自由端が、支持部に対して斜め上方かつ前方に保持され、
前記正面領域は、正面領域側部と、該正面領域側部に挟まれた第1の曲面とからなり、前記正面領域側部が部分円錐からなり、
X−Y−Z座標軸系におけるX軸を前記旋回腕の長手方向の軸、Y軸を前記旋回腕の旋回軸と平行な軸と定義したとき、前記正面領域側部のYZ面に平行な面での截断面が曲率半径R1の円形を呈し、当該R1が、旋回腕の支持部側から自由端側にかけて漸次減少し、前記正面領域の第1の曲面の、YZ面に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈し、当該曲率半径R3は、支持部側から自由端側にかけて一定の曲率半径であり、
ロール担持部の曲面である第2の曲面において、XY面に平行な面での截断面が曲率半径R4の円形を呈し、
前記旋回腕の各領域の境界には、曲面状の面取りが施され、
前記固定腕には、前記旋回腕が収納される凹所がそれぞれ設けられ、前記旋回腕は、前記凹所の支持部に傾動可能に軸支され、該凹所内には、略コ字形状の囲い部を介して両側部に間隙が設けられた板バネが、前記旋回腕の背部領域を旋回腕が凹所内から凹所外へ回動する方向に付勢し、
蓋部が、固定腕に回動可能に嵌着され、嵌着部分の近傍部位に前記板状体と当接する少なくとも1つの、先端膨出部を有する蓋部板バネを有し、蓋部の回動軸から板状体までの距離が、回動軸から前記蓋部板バネの先端膨出部までの距離より短く、前記蓋部板バネが前記板状体を押圧し、ロールと接触しない位置で仮固定されることを特徴とする。
本考案によれば、旋回腕の正面領域を凸状の曲面に形成することにより、ロールを装着させる動作が、肘を支点としてホルダー本体の下方から斜め前方および斜め前方から下方に向かう往復円弧の軌跡になる。このため、腕の動きが滑らかになり、ロールの装着を容易に行なうことができる。そして、旋回腕が傾斜しているため、ペーパーカッタの開度を従来よりも小さくでき、ホルダー本体の上部位置の棚に近づけて取り付けることができる。
さらに、旋回腕の正面領域を凸状の曲面に形成することにより、ロールを着脱する角度が大幅に拡大しホルダー本体の上部だけでなく、下部のスペースも有効利用することが可能になる。
以下、添付図面に基づいて本考案のロール担持構造を説明する。
図1は本考案のロール担持構造の一実施の形態を示す斜視図、図2は本考案のロール担持構造の一実施の形態を示す正面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は図2におけるB−B線断面図、図5は本考案のロール担持構造に用いられる板バネおよび囲い部を示す図、図6は図4におけるC−C線断面の拡大図、図7(a)〜(d)は、本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕の形状を説明するための図、図8(a)は図6におけるD1−D1線断面の拡大図、図8(b)は図6におけるD2−D2線断面の拡大図、図8(c)は図6におけるD3−D3線断面の拡大図、図9は本考案のロール担持構造のロール着脱可能な角度を示す図、図10は本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕にかかる力を説明するための図である。図11は本考案のロール担持構造に用いられる蓋部を示す図である。
図1〜4に示されるように、本考案の一実施の形態にかかわるロール担持構造1は、たとえばロールPの内筒Pa(図2参照)を保持させることができるように、キャビネットやタイルなどの壁面に取り付けられる板状体1aと、板状体1aの両端から板状体1aに対して垂直方向に延設される一対の固定腕1bと、ロールPの着脱時に旋回し、ロールPを保持する旋回腕2と、前記板状体1aまたは固定腕1bに回動可能に嵌着され、ロールPを覆う蓋部3とから構成されている。そして前記旋回腕2は固定腕1bに設けられた凹所4の下部に設けられる支持部7を支点として傾動できるように前記支持部7に支持されている。
前記ロール担持構造1は、トイレの壁面W(図3参照)などに取り付けられる部位である板状体1aと、該板状体1aの左右端から垂直に伸びる、一対の対向する固定腕1bとを含み、ロール担持構造1は、全体として略コ字形状を呈しており、壁に取り付けた状態で、上面、下面および正面が開口している。また、本実施の形態では、板状体1aおよび固定腕1bが一体となって成形されている。なお、板状体1aおよび固定腕1bを別体とすることもできる。固定腕1bには、ロールPを覆い、ロールPをカットする蓋部3が開閉自在に支持されているが、該蓋部3は、板状体1aに支持されてもよい。
ロール担持構造1は、板状体1a、一対の対向する固定腕1b、板バネ5および囲い部6が一体に成形されており、したがって部品点数が少なくて済み、組立も容易である。
ただし、板状体1a、一対の対向する固定腕1b、板バネ5および囲い部6は、それぞれ別体とすることも可能である。
図3および図4に示されるように、旋回腕2は、斜めに傾けて固定腕1bに設けられる。本実施の形態では、ロール担持構造1が壁に取り付けられた状態の正面視で、左側の旋回腕2については、対向する右の固定腕1b側から見て、旋回腕2の旋回軸(図3の支持部7同士を結んだ直線)が、水平方向から反時計回りに25〜50度傾けた状態であり、右側の旋回腕2については、対向する左の固定腕1b側から見て、旋回軸を、水平方向から時計回りに25〜50度、対向する左側の旋回腕2の旋回軸と同じだけ傾けた状態である。図3、4中のθ1は、旋回軸の傾きと等しい角度の傾きを示しており、旋回軸を上記のように傾けると、旋回腕2は、垂直方向からθ1だけロール担持構造1の前方側へ傾くことになる。そして、この傾きθ1により、旋回腕2が垂直方向に設けられている場合と比較して、ロールPの挿入時やロールPを誤って逆に入れてしまった場合のロールPの取り出し時の上部のスペースが少なくて済むので、上部のスペースを有効に使うことができる。
ロールPを担持するロール担持部21は、ロールPの内筒Paと接するので、第2の曲面に形成され、その曲率半径R4は、曲率半径10〜15に形成されることが好ましいが、この数値に限定されることはない。
なお、本実施の形態では、θ1は25〜50度の範囲が好ましいが、この範囲外であってもよい。
前記固定腕1bに設けられる凹所4には、図5に示されるように、略コ字形状の囲い部6が形成されるとともに、該囲い部6を介して、板バネ5が設けられている。このように略コ字形状の囲い部6を設けることにより、板バネ5の両側部と囲い部6との間に間隙ができるため、板バネ5の成形時に、誤差などにより板バネ5の部分もしくは囲い部6が設計上の数値よりも大きく成形されてしまった場合でも、板バネ5は、確実に機能し、旋回腕2を付勢することができる。なお、図5中、囲い部6はロール担持構造1の下部側が開口した略コ字形状を呈しているが、囲い部6の形状は略コ字形状に限られるものではなく、板バネ5の両側部に間隙を設けることができる形状であれば特に限定されるものではなく、たとえば、略ロ字状など種々の設計変更が可能である。
図6に示されるように、板バネ5は、板バネ5の前面、すなわち旋回腕2を付勢する方向側の面5aが凹面になるように湾曲して形成されて前記旋回腕2の背部領域22、すなわち旋回腕2が凹所4と対向する側の面の下部22aに延びており、先端には先端膨出部8が形成されている。前記支持部7は、前記凹所4内の囲い部6の下部開口端にそれぞれ設けられている。該支持部7の嵌着凹部には、旋回腕2の両側面から突出する支持突起が嵌着され、旋回腕2を前記凹所4の内外の位置へ回動自在にできるように支持している。本実施の形態では、旋回腕2に突起が設けられ支持されているが、固定腕1bに突起を設けて支持することも可能である。
本実施の形態では、旋回腕2が回動して凹所4内に入ると、前記板バネ5の先端膨出部8が旋回腕2の背部領域22を付勢して常時旋回腕2を凹所4内から突出させるようにしている。なお、前記支持部7の近傍部位、たとえば上部に、旋回腕2の両側部領域23に形成される係止突起に当接するガイドを形成するのが好ましい。かかるガイドと係止突起により、旋回腕2が回動して凹所4の奥側に入いり過ぎるのが制止され、旋回腕2が前記板バネ5を凹所4内に押し上げて支持部7から抜け落ちるのを防止することができる。
前記旋回腕2は、前記板バネ5により付勢され、支持部7を支点として一方の固定腕1b側から対向する他方の固定腕1b側に回動し、回動角度は鋭角に保持される。前記回動角度としては25〜50度であることが好ましい。この回動角度とは、図6で説明すると、固定腕1bの面と、旋回腕2の長手方向の軸(図7(a)および(c)におけるX軸)との角度をいう。このような回動角度で旋回腕2を保持するために、旋回腕2には、凹所4内の下端面に接する肩部10が形成され、肩部10と旋回腕2の長手方向の軸(図7(a)および(c)におけるX軸)が鋭角になるように形成される。すなわち、たとえば回動角度を50度に保持したい場合には、肩部10と旋回腕2の長手方向の軸が40(90°−50°)度になるように形成すればよい。
このように、旋回腕2を水平方向から斜め上方に保持することにより、旋回腕2が水平方向に保持されている従来のロール担持構造と比較して、ロールの着脱時における上方のスペースが少なくて済む。そして、前述した旋回腕2の旋回軸が、水平方向から25〜50度傾斜する構成と、旋回腕2が回動角度25〜50度で保持され、旋回腕2の自由端側が支持部7に対して斜め上方かつ前方に保持されることにより、より一層、上方のスペースが不要になり、ロール担持構造1の上部のスペースを有効活用することができる。
前記旋回腕2は、ロールPの内筒Paの内側に接触する、旋回腕2の自由端側に設けられたロール担持領域21と、前記板バネ5により付勢される背部領域22と、該背部領域と対向する正面領域24と、ロール担持領域21および正面領域24に隣接する側部領域23とから構成される。
また、旋回腕2は、凹所4に嵌合するための支持部7が設けられ、上述したように旋回腕2の回動角度を鋭角に保つための肩部10が形成され、側部領域23には、該側部領域23の下方に係止突起が設けられている。
また、図7(a)〜(d)は、本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕の一実施の形態を示す図である。図7(a)および(c)は、本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕をX−Y−Z座標軸系で説明するための図である。X軸を旋回腕2の長手方向の軸とし、Y軸を旋回腕2の旋回軸と平行な軸とし、Z軸はX軸、Y軸に垂直な軸である。図7(a)および(c)に示すように、X軸は、旋回腕2の長手方向の軸であり、旋回腕2の厚さ方向の中心部(Z軸方向の中心部)を通り、かつ幅方向の中心部(Y軸方向の中心部)を通っている。また、Y軸は、旋回腕2の長手方向の中心部(X軸方向の中心部)を通り、かつ厚さ方向(Z軸方向の中心部)を通っている。また、Z軸は、旋回腕2の長手方向の中心部(X軸方向の中心部)を通り、かつ幅方向の中心部(Y軸方向の中心部)を通っている。図7(a)および(c)中、斜線で示した領域は、旋回腕2のXZ断面H1を示し、ドットが入った領域は、旋回腕2のYZ断面G1を示す。
図7(b)は、本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕の一実施の形態を示す図であり、旋回腕2の正面領域24は、凸状の曲面を呈しており、正面領域24は、正面領域側部24aと正面領域側部24aに挟まれた第1の曲面24bとからなる。
図7(b)中L1、L2、L3およびL4はそれぞれ各領域の境界を示しており、各領域の境界はそれぞれ面取りされていることが好ましい。L1とL2に挟まれた領域は、側部領域23であり、L2とL3に挟まれた領域は正面領域側部24aであり、L3とL4に挟まれた領域は、第1の曲面24bである。
図7(a)におけるYZ面G1に平行な面での截断面は曲率半径R1の円形を呈している。曲率半径R1は、図7(b)および図8(a)〜(c)に示すように、旋回腕2の支持部側から自由端側にかけて漸次減少している。その曲率半径R1は、図8(a)における支持部側におけるD1−D1断面では、たとえば曲率半径6〜10の範囲であることが好ましい。図8(b)のX軸方向の中間部であるD2−D2断面では、R1はたとえば曲率半径4〜6の範囲であることが好ましい。図8(c)の自由端近傍であるD3−D3断面では、R1はたとえば曲率半径2〜3の範囲であることが好ましい。以上、R1の好ましい数値範囲をあげたが、曲率半径R1は、支持部側から自由端側にかけて漸次減少するように構成されていればよく、上記数値に限定されるものではない。
正面領域側部24aに挟まれた第1の曲面24bは、XZ面H1に平行な面での截断面が曲率半径R2の円形を呈している。曲率半径R2は、旋回腕2の幅方向の中心部を通るXZ面H1から離れるに従い漸次増加する。曲率半径R2は、XZ面H1で截断したときの曲率半径がたとえば800〜1000であることが好ましいが、特にこの数値に限定されることはなく、第1の曲面24bが丸みをおびている形状であればよい。また、YZ面G1に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈している。曲率半径R3が、旋回腕2の長手方向の中心部を通るYZ面G1から離れるに従い漸次増加する。ここで、曲率半径R3は、YZ面G1で截断したときの曲率半径がたとえば60〜80であることが好ましいが、特にこの数値に限定されることはない。
以上のように、第1の曲面24bは、XZ面H1に平行な面での截断面の外形が、
2+Z2=R22
を満たす円を呈し、かつYZ面G1に平行な面での截断面の外形が、
2+Z2=R32
を満たす円を呈している。このように第1の曲面24b全体が丸みを帯びた構成になっているので、水平方向からロールPを挿入する場合に、後述する、旋回腕2が凹所4内に回動する方向にかかる力が、常に働き、旋回腕2に無理な力が働かないので、旋回腕2の軸受けが折損しにくく、ロールPの着脱がさらにスムーズになる。
次に、図7(c)および(d)を用いて、本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕の他の実施の形態を説明する。図7(c)および(d)に示されるように、旋回腕2の正面領域24は、凸状の曲面を呈しており、正面領域24は、正面領域側部24aと正面領域側部24aに挟まれた第1の曲面24bとからなる。
図7(d)中L1、L2、L3およびL4はそれぞれ各領域の境界を示しており、各領域の境界はそれぞれ面取りされていることが好ましい。L1とL2に挟まれた領域は、側部領域23であり、L2とL3に挟まれた領域は正面領域側部24aであり、L3とL4に挟まれた領域は、第1の曲面24bである。図7(d)における旋回腕2の正面領域側部24aは、旋回腕2の自由端側が細くなる部分円錐の形状を呈しており、該部分円錐の形状を呈した両側部24aに挟まれた第1の曲面24bは、旋回腕2のYZ面G2と平行な面での截断面が、同一の曲率半径R3を有する円形を呈している。図7(d)中、C1およびC2は同一の形状の仮想的な円錐であり、旋回腕2の自由端は円錐C1、C2の頂点方向にあり、支持部側は円錐C1、C2の底面側である。図7(d)中、境界線L1とL2に挟まれた面は、側部領域23であり、境界線L2とL3に挟まれた面は、部分円錐の形状を呈している正面領域24の側部24aであり、L3とL4に挟まれた面は、前記第1の曲面24bを示している。
図7(c)におけるYZ面G2に平行な面での截断面は曲率半径R1の円形を呈している。曲率半径R1は、図7(d)および図8(a)〜(c)に示すように、旋回腕2の支持部側から自由端側にかけて漸次減少している。その曲率半径R1は、図8(a)における支持部側におけるD1−D1断面は、たとえば曲率半径6〜10の範囲であることが好ましい。図8(b)のX軸方向の中間部であるD2−D2断面では、R1はたとえば曲率半径4〜6の範囲であることが好ましい。図8(c)の自由端近傍であるD3−D3断面では、R1はたとえば曲率半径2〜3の範囲であることが好ましい。以上、R1の好ましい数値範囲をあげたが、曲率半径R1は、支持部側から自由端側にかけて漸次減少するように構成されていればよく、上記数値に限定されるものではない。
正面領域側部24aに挟まれた第1の曲面24bは、XZ面H2に平行な面での截断面は直線状になっている。また、YZ面G2に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈している。曲率半径R3は、旋回腕2の長手方向の中心部を通るYZ面G2と平行な面で截断した場合に、同一の曲率半径となるように形成される。ここで、曲率半径R3は、YZ面G2で截断したときの曲率半径がたとえば60〜80であることが好ましいが、特にこの数値に限定されることはない。
図3〜6に示されるように、旋回腕2は傾斜して支持されていることに加えて、図6〜図8に示されるように、旋回腕2の正面領域24が曲面に形成されていることにより、該旋回腕2の正面領域24において、ロールPを正面側から挿入すると、該ペーパーPの外周縁が正面領域24に当接したときに、旋回腕2を凹所4内に収納させる方向に移動させる分力が働き、該ロールPを旋回腕2に沿わせながら、旋回腕2を凹所4側に回動させ、ついで旋回腕2のロール担持領域21がロールPの内筒Paに入り込むと、旋回腕2を斜めからロールPの内筒Paに滑らかに挿入することができる。これにより、ロールPの装着を容易に行なうことができる。また、ロールPを逆向きに装着してしまった時、ロールPを正面側へ引き出すことにより、内筒Paが旋回腕2の正面領域24に当接したとき、旋回腕2を凹所4内に収納させる方向に移動させる分力が働き、旋回腕2を凹所4側に回動させ滑らかにロールPを取り出すことができる。
以上のような構成をとることにより、従来の旋回腕が傾いていないロール担持構造と比較して、ロールPの着脱可能な角度が拡大する。図9は、本考案を用いた場合のロールPの着脱可能な角度を示した図である。図9(a)に示されるように、本考案によれば、ロールPを垂直方向からほぼ水平方向まで挿入することができる。θ2は、ロールPの装着可能角度であるが、従前の旋回腕では、ロールPを下側からしか挿入することができなかったが(θ2≒0)、本考案によれば、θ2が90度近くまで拡大する。
また、図9(b)に示されるように、ロールPを誤って逆に挿入してしまい、ロールPを外す場合に垂直上方向から水平方向にかけてロールPを外すことが可能である。
したがって、ロール担持構造1の正面前方にスペースがあれば、着脱が可能であるので、上下両方向に棚やボードなどを置くことが可能になるので、スペースの節約が可能になる。
図10は、上記で説明した分力を説明するための図であり、旋回腕2の正面領域24にかかる力を説明するための図である。理解を容易にするため、2次元方向にかかる力のみで説明をする。旋回腕2の正面領域24の曲面に水平方向からロールPを押圧すると、ロールPは旋回腕2の下端、すなわち正面領域24の側部24aに当接する。ここにFの力をかけた場合、旋回腕2には、水平方向の力F1がかかる。このF1は、正面領域側部24aの法線方向の力F2と、その法線方向に垂直な力であるF3に分解することができる。さらに、旋回腕2にかかる力であるF3は、水平方向にかかる力F4(短い方の矢印)と、F4に垂直な力F5に分解することができる。このように、旋回腕2の正面領域24を曲面状に成形することにより、水平方向の力Fを垂直方向の力F5に変換することを可能にし、この垂直な力F5は、旋回腕2を凹所4内へ回動させる力となるので、水平方向から力を加えてもロールPの装着が可能となるのである。
なお、本実施の形態では、凹所4が傾斜して開口されているが、傾斜した旋回腕2を該凹所4内に入り込ませることができる形状であれば、とくに傾斜させる必要はない。また旋回腕2の正面領域24は、部分円錐と円筒状の曲面により形成されているが、ロールPを装着および取り外す時、旋回腕2を斜め前方に移動させる分力が働く形状であれば、とくに上記のような曲面でなくても滑らかな傾斜面、たとえば山形の面にすることもできる。
図11は、本考案のロール担持構造1に用いられる蓋部3を説明するための図である。蓋部3は、該蓋部3に設けられたヒンジ等により固定腕1bに設けられた嵌合部と嵌合することにより、回動可能に取り付けられているが、蓋部3の嵌合部近傍には、蓋部板バネ3sが設けられており、該蓋部板バネ3sが板状体1aと当接し、押圧することにより、ロールPと接触しない位置で仮固定することができる。蓋部3をペーパーカッタとして使用する際には、下に軽く力をかければカッタとしてロールPに覆いかぶさる。
蓋部3の仮固定が可能となるように、蓋部3の回動軸3aから板状体1aまでの距離が、回動軸3aから蓋部板バネ3sの先端膨出部9までの距離より短くなっている。蓋部3はこのような構成であるので、前開状態から蓋部3を下ろすと、回動軸3aから先端膨出部9までの距離は、回動軸3aから板状体1aまでの距離よりも長いので、先端膨出部9は、板状体1aにひっかかることになる。このようにして仮止めが可能になり、さらに下に力をかけると、先端膨出部9は、板状体1aから反力をうけ、蓋部板バネ3sは押圧され、その結果、回動軸3aから先端膨出部9までの距離が縮むので、下側に回動することになる。
この蓋部3に設けられた板バネ3sにより、ロール装着時に蓋部3を仮止めすることができ、蓋部3により旋回腕2が覆われるのを防ぐことができるので、ロールPの取替えが容易になる。この蓋部板バネ3sは特にロール担持構造1の上部に棚を置いた場合に特に有用である。
本考案のロール担持構造の一実施の形態を示す斜視図である。 本考案のロール担持構造の一実施の形態を示す正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 本考案のロール担持構造に用いられる板バネおよび囲い部を示す図である。 図4におけるC−C線断面の拡大図である。 本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕をX−Y−Z座標軸系で説明するための図である。 本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕の一実施の形態を示す図である。 本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕をX−Y−Z座標軸系で説明するための図である。 本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕の一実施の形態を示す図である。 (a)は図6におけるD1−D1線断面の拡大図、(b)は図6におけるD2−D2線断面の拡大図、(c)は図6におけるD3−D3線断面の拡大図である。 本考案のロール担持構造のロール着脱可能な角度を示す図である。 本考案のロール担持構造に用いられる旋回腕にかかる力を説明するための図である。 本考案のロール担持構造に用いられる蓋部を示す図である。
符号の説明
1 ロール担持構造
1a 板状体
1b 固定腕
2 旋回腕
21 ロール担持領域
22 背部領域
23 側部領域
24 正面領域
24a 正面領域側部
24b 第1の曲面
3 蓋部
3a 回動軸
3s 蓋部板バネ
4 凹所
5 板バネ
6 囲い部
7 支持部
8、9 先端膨出部
10 肩部
C1、C2 円錐
G1、G2 YZ面
H1、H2 XZ面
L1、L2、L3、L4 領域境界
P ロール
Pa ロール内筒
R1、R2、R3、R4 曲率半径
W 壁面

Claims (2)

  1. 板状体と、該板状体の両端から該板状体に対して垂直方向に延設される一対の固定腕と、該固定腕に嵌着され、ロールを回転自在に支持すると共に板バネにより着脱可能に支持し、ロールの着脱時に旋回する旋回腕と、ロールを覆う蓋部とからなり、前記板状体と前記固定腕が一体的に成形されたロールの担持構造であって、
    前記旋回腕は、該旋回腕の自由端側に設けられたロールを担持するロール担持領域と、前記板バネにより付勢される背部領域と、該背部領域と対向する正面領域と、ロール担持領域と正面領域に隣接する2つの側部領域とからなり、
    前記旋回腕は、前記板バネにより付勢され、前記側部領域の下端に設けられた支持部を支点として凹所内から対向する固定腕側に回動して保持され、前記旋回腕の旋回軸が、水平方向から、前記一対の固定腕の一方は時計回りに、他方は反時計回りにそれぞれ25〜50度傾き、かつ支持部を支点として一方の固定腕から他方の固定腕側に、回動角度が25〜50度になるように保持され、前記旋回腕の自由端が、支持部に対して斜め上方かつ前方に保持され、
    前記正面領域は、正面領域側部と、該正面領域側部に挟まれた第1の曲面とからなり、
    X−Y−Z座標軸系におけるX軸を前記旋回腕の長手方向の軸、Y軸を前記旋回腕の旋回軸と平行な軸と定義したとき、前記正面領域側部のYZ面に平行な面での截断面が曲率半径R1の円形を呈し、当該R1が、旋回腕の支持部側から自由端側にかけて漸次減少し、前記正面領域の第1の曲面の、XZ面に平行な面での截断面が曲率半径R2の円形を呈し、当該曲率半径R2が、XZ面から離れるに従い漸次増加し、YZ面に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈し、当該曲率半径R3が、YZ面から離れるに従い漸次増加し、
    ロール担持部の曲面である第2の曲面において、XY面に平行な面での截断面が曲率半径R4の円形を呈し、
    前記旋回腕の各領域の境界には、曲面状の面取りが施され、
    前記固定腕には、前記旋回腕が収納される凹所がそれぞれ設けられ、前記旋回腕は、前記凹所の支持部に傾動可能に軸支され、該凹所内には、略コ字形状の囲い部を介して両側部に間隙が設けられた板バネが、前記旋回腕の背部領域を旋回腕が凹所内から凹所外へ回動する方向に付勢し、
    蓋部が、固定腕に回動可能に嵌着され、嵌着部分の近傍部位に前記板状体と当接する少なくとも1つの、先端膨出部を有する蓋部板バネを有し、蓋部の回動軸から板状体までの距離が、回動軸から前記蓋部板バネの先端膨出部までの距離より短く、前記蓋部板バネが前記板状体を押圧し、ロールと接触しない位置で仮固定されることを特徴とする
    ロールの担持構造。
  2. 板状体と、該板状体の両端から該板状体に対して垂直方向に延設される一対の固定腕と、該固定腕に嵌着され、ロールを回転自在に支持すると共に板バネにより着脱可能に支持し、ロールの着脱時に旋回する旋回腕と、ロールを覆う蓋部とからなり、前記板状体と前記固定腕が一体的に成形されたロールの担持構造であって、
    前記旋回腕は、該旋回腕の自由端側に設けられたロールを担持するロール担持領域と、前記板バネにより付勢される背部領域と、該背部領域と対向する正面領域と、ロール担持領域と正面領域に隣接する2つの側部領域とからなり、
    前記旋回腕は、前記板バネにより付勢され、前記側部領域の下端に設けられた支持部を支点として凹所内から対向する固定腕側に回動して保持され、前記旋回腕の旋回軸が、水平方向から、前記一対の固定腕の一方は時計回りに、他方は反時計回りにそれぞれ25〜50度傾き、かつ支持部を支点として一方の固定腕から他方の固定腕側に、回動角度が25〜50度になるように保持され、前記旋回腕の自由端が、支持部に対して斜め上方かつ前方に保持され、
    前記正面領域は、正面領域側部と、該正面領域側部に挟まれた第1の曲面とからなり、前記正面領域側部が部分円錐からなり、
    X−Y−Z座標軸系におけるX軸を前記旋回腕の長手方向の軸、Y軸を前記旋回腕の旋回軸と平行な軸と定義したとき、前記正面領域側部のYZ面に平行な面での截断面が曲率半径R1の円形を呈し、当該R1が、旋回腕の支持部側から自由端側にかけて漸次減少し、前記正面領域の第1の曲面の、YZ面に平行な面での截断面が曲率半径R3の円形を呈し、当該曲率半径R3は、支持部側から自由端側にかけて一定の曲率半径であり、
    ロール担持部の曲面である第2の曲面において、XY面に平行な面での截断面が曲率半径R4の円形を呈し、
    前記旋回腕の各領域の境界には、曲面状の面取りが施され、
    前記固定腕には、前記旋回腕が収納される凹所がそれぞれ設けられ、前記旋回腕は、前記凹所の支持部に傾動可能に軸支され、該凹所内には、略コ字形状の囲い部を介して両側部に間隙が設けられた板バネが、前記旋回腕の背部領域を旋回腕が凹所内から凹所外へ回動する方向に付勢し、
    蓋部が、固定腕に回動可能に嵌着され、嵌着部分の近傍部位に前記板状体と当接する少なくとも1つの、先端膨出部を有する蓋部板バネを有し、蓋部の回動軸から板状体までの距離が、回動軸から前記蓋部板バネの先端膨出部までの距離より短く、前記蓋部板バネが前記板状体を押圧し、ロールと接触しない位置で仮固定されることを特徴とする
    ロールの担持構造。
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