JP3139717U - ポストカード - Google Patents

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Abstract

【課題】廉価に製作できて従来の郵送料の範囲内でアナグリフ用メガネを同時に送ることができるポストカードを提供すること。
【解決手段】ハガキ10の裏面11に、ミシン目14を間にしてメガネ部12と空白部13を形成する。メガネ部12には一対の覗き窓121を形成する。右側の覗き窓121Rに、青色のフィルム15Bを、覗き窓121Rを覆うように貼付し、左側の覗き窓121Lに、赤色のフィルム15Rを、覗き窓121Lを覆うように貼付している。一対の覗き窓121R、121L間に端面から延設された鼻係止用孔122を形成する。ミシン目14を切り取ることにより、メガネ部12を空白部13から分離し、別に編集したアナグリフ写真を、一対の覗き窓121を両眼で覗くことによって鑑賞できるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ハガキやダイレクトメール等のポストカードに関する。
近年、年賀状や暑中見舞い等のハガキあるいはダイレクトメールを送る際、単に挨拶文を書いて送るだけでは物足りず、親しみを込めた内容にするために新たな情報を加えた内容での様々な試みがなされている。例えば、ハガキの裏面に、家族写真や旅行写真等を印刷したり、パソコンで各種のイメージ像を編集したりして各種の工夫がなされている。
一方、特許文献1では、メガネ付きクリアファイルが開示されている。これによると、図10に示すように、左辺51が山折りに形成されて底辺52が閉じられているクリアケース50の右辺53にクリアケース50から突出してアナグリフ用メガネ55が形成されている。アナグリフ用メガネ55はクリアケース50の周縁部にミシン目56を形成して取り付けられている。アナグリフ用メガネ55は、アナグリフ、つまり左右の眼の画像それぞれを赤と青(又は緑)の2色で合成した画像を、右目用が青色(シアン)のフィルムで左目用が赤色のフィルムを貼付して覗くことができるようにしたものであり、アナグリフ用メガネ55でアナグリフ写真を覗くことによって、立体的な画像として見ることができるものである。
そして、クリアファイル50内にアナグリフ写真を挿入しておくことによって、クリアファイル50からアナグリフ用メガネ55を切り取って立体映像を鑑賞することができることとなっていた。
アナグリフを使用した立体表示法は、従来からよく知られていることであり、デジタルカメラを使用していつでも行うことができることとなっていた。しかし、実際にはアナグリフ写真はできても、アナグリフ用メガネがなかったり、アナグリフ用メガネを一旦は所有していても紛失したり保管状態の不明等で使用できなかったりすることが多かった。そのため有効に使用できない状況にあった。
また、年賀状や暑中見舞い等のハガキの場合、差出人と宛先人とはほとんど毎年同じであることから、差出人及び裏面の内容を確認するとそのまま保管したままになっていた。そのため、従来の年賀状や暑中見舞いのハガキでは、マンネリ化していることから、アナグリフ用メガネを装着することによって、新たな付加価値のあるはがきが検討されることとなってきた。
特開2007−222027公報
アナグリフ用メガネを装着してハガキとして使用する場合、使用者が廉価に購入できるようにするため、製作コストを廉価にすることが前提となっていた。また、ハガキの大きさが定形寸法の範囲を越える郵送料であれば、使用者が使用しにくいことから、アナグリフ用メガネを装着したハガキが通常通りの郵送料となることが望ましい。例えば、特許文献1を参考としてハガキの周縁部からアナグリフ用メガネを突出して取り付ければ、ハガキの定形寸法の範囲を超えることになり通常ハガキとして郵送することができない。また、アナグリフ用メガネを、例えば、ハガキと別に送るとすれば、封筒内に収納しなければならず、郵送料がかかるとともに年賀状や暑中見舞いとして送るのにふさわしくなかった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、廉価に製作して通常通りの郵送料で使用できるアナグリフ用メガネ付きのポストカードを提供することを目的とするものである。そのために本考案に係るポストカードは、以下のように形成するものである。すなわち、
請求項1記載の考案に係るポストカードでは、紙面の一部に、両眼で覗くことができる覗き窓が形成され、前記覗き窓にはそれぞれ別色のアナグリフ用フィルムが貼付されていることを特徴とするものである。
また、請求項2記載の考案に係るポストカードでは、両眼で覗くことができる覗き窓が形成された台紙と、前記覗き窓に配置された別色からなる一対のアナグリフ用フィルムと、を備えてアナグリフ用メガネが形成され、前記アナグリフ用メガネが紙面の一部に貼付されていることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の考案に係るポストカードでは、紙面の一部に、両眼で覗くことができる覗き窓が形成され、前記覗き窓にはそれぞれ別色のアナグリフ用フィルムが一対貼付されるとともに、前記覗き窓が前記紙面側に折り返し可能に形成されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項4記載の考案に係るポストカードでは、紙面の全体に剥離可能な保護シートが貼付されて少なくとも二層に形成されたポストカードであって、両眼で覗くことができる覗き窓が形成された台紙と、前記覗き窓に配置された別色からなる一対のアナグリフ用フィルムと、を備えてアナグリフ用メガネが形成され、前記紙面と前記保護シートとの間に、前記アナグリフ用メガネが封入されていることを特徴とするものである。
請求項5記載の考案では、前記覗き窓がそれぞれ離隔した位置に一対形成されていることを特徴としている。
請求項6記載の考案では、一対の前記覗き窓がそれぞれ多数の小孔からなることを特徴としている。
請求項7記載の考案では、一対の前記覗き窓間には、鼻に掛けるための鼻掛止用孔が形成されていることを特徴としている。
請求項8記載の考案では、前記覗き窓は、紙面の端部に配置されるとともに、残りの紙面との間にミシン目あるいは切取線が形成されていることを特徴としている。
請求項9記載の考案では、紙面の一部に、両眼で覗くことができる覗き窓が形成され、前記覗き窓にはそれぞれ別色のアナグリフ用フィルムが貼付され、前記覗き窓がそれぞれ離隔した位置に一対形成され、一対の前記覗き窓は、紙面の端部に配置されるとともに、残りの紙面との間にミシン目あるいは切取線が形成され、一対の前記覗き窓間には、鼻に掛けるための鼻掛止用孔が形成されていることを特徴とするものである。
本考案では、1枚のポストカードの一端に、覗き窓が形成され、覗き窓には二色(例えば、青色と赤色)のフィルムが貼付されている。覗き窓は両眼で覗くことができるように、離隔した位置に一対配置されているか、又は連接した窓として1箇所に配置されている。そして離隔する位置にある一対の覗き窓間あるいは連接した覗き窓の中間部に鼻掛止用孔を形成することによって、覗き窓と鼻係止用孔の部位でアナグリフ用メガネとして形成することができる。このポストカードにおけるアナグリフ用メガネを形成する部位と空間部との間に、ミシン目を入れるか又は切取線を示す実線あるいは破線を記載することによって、アナグリフ用メガネをポストカードから切り離しやすいようにしている。
切り離されたメガネを使用して、例えばインターネットからダウンロードした別のアナグリフ写真あるいはデジタルカメラで編集したアナグリフ写真を見ることによって、立体画像を楽しく鑑賞することができる。しかも、アナグリフ用メガネは、1枚のポストカードに形成されていることから、通常のハガキと同様に扱うことができ、廉価な費用で製作することができる。また、貼付されているフィルムは、薄く形成されているため、定形内のハガキの重量を越えることはなく郵送料を通常範囲内で使用することができる。
したがって、本考案のポストカードは、アナグリス用メガネをハガキにつけて送ることができることから、新たな付加価値を有するハガキとして使用することができる。
別の形態のポストカードによれば、覗き窓を形成した台紙と、覗き窓に貼付した別色で形成した一対のアナグリフ用フィルムとを備えてアナグリフ用メガネを形成し、前記アナグリフ用メガネをポストカードの一端に貼付することもできる。この場合、アナグリフ用メガネには、鼻係止用孔を形成してもよい。アナグリフ用メガネはポストカードの全体ではなく一部に貼付されるために、ハガキの規定された重さを越えることはない。また、台紙の裏面全体にわたって貼付することによって、郵送途中で台紙がポストカードから剥がれる虞はない。
また、別のポストカードによれば、それぞれ別色のアナグリフ用フィルムを、離隔した位置にある一対の覗き窓、あるいは両眼で覗くことができる1箇所の覗き窓の両端に貼付したメガネ部を、折り返し線に沿って折り返し可能に形成している。この場合、メガネ部を定形の大きさのポストカードの周辺から突出して形成することができる。そのため、定形寸法の大きさの範囲内で通常の挨拶文や編集したイメージ図を印刷あるいは書き込み、さらにその上でアナグリフ用メガネを追加して送付することができる。覗き窓の形成は、前述の形態と同様に行うことができることから、コストを高くすることはない。また、メガネ部を折り返して、例えば粘着テープで止めておけば、定形寸法内の郵送料で送ることができる。
さらに別の形態のポストカードによれば、保護シートが貼付されたポストカードであって、ポストカードと保護シートとの間に前述の台紙を封入することもできる。いずれの場合においても、アナグリフ用メガネを1枚のポストカードとともに送付できるから、ポストカードを受け取った受取人は、新たな付加価値を有するポストカードとして興味を示すこととなり、アナグリフ用メガネを使用してアナグリフ写真等を鑑賞するという一つの行為を行うことができる。そのため、年賀状や暑中見舞いに好適に使用することができる。
なお、覗き窓の形状は、両目で覗くことができれば、離隔した位置に各1個の窓でもよく、また、両眼で覗けるような連接した1個の大きな窓でもよい。さらに、1個の窓が多数の小孔で形成されていてもよい。
次に、本考案によるポストカードの実施形態について図面に基づいて説明する。以下、ポストカードをハガキで説明する。
図1に示すように、第1の形態のハガキ10は、裏面11側の下部にアナグリフ用メガネ部(以下、メガネ部という)12と空白部13と区分けするようにミシン目14が形成されている。メガネ部12には左右一対の覗き窓121(121R、121L)が形成されている。一対の覗き窓121R、121L間は、人が両眼で覗ける位置に形成され、対向する覗き窓121R、121Lの角部は湾曲状に形成されている。一対の覗き窓121には2色のアナグリフ用フィルム(以下、単にフィルムという)15が貼付されている。つまり、右側の覗き窓121Rには青色(シアン)のフィルム15Bが貼付され、左側の覗き窓121Lには赤色のフィルム15Rが貼付されている。フィルム15は、覗き窓121と略同様の形状であり、覗き窓121の周縁にのりしろを含めて形成することにより、覗き窓121より大きく形成されている。
また、一対の覗き窓121R、121L間の中央部には、ハガキの端面から鼻掛止用孔122が1箇所に形成されている。
2色のフィルムは、赤色と緑色であってもよい。実施形態の鼻掛止用孔122は、湾曲状の山形に形成されるとともに人の鼻が入る程度の孔の大きさに形成されている。つまり上部122aが半円周状に形成され下部122bが、上部122aの下端から広がるように湾曲状に傾斜して形成されている。なお、鼻係止用孔122の形状はデザイン性を有する形状でもよく、またなくてもよい。
なお、覗き窓121の形状又はフィルム15の形状は、上述の形態に限定するものではなく、例えば、図2(a)に示すように、覗き窓121R、121Lを真円に形成しフィルム15B、15Rも真円に形成してもよく、図2(b)に示すように、多数の小孔121aを真円状に配置して構成された覗き窓121R、121Lであってもよい。覗き窓121を覆うフィルム15は、真円でもよく他の形状でもよい。
また、図2(c)に示すように、覗き窓121R、121Lが星型であって、フィルム15B、15Rが真円であってもよい。フィルム15B、15Rは真円でなくても他の形状、例えば覗き窓121R、121Lと同様に星型であってもよい。さらに、図2(d)に示すように、覗き窓121R、121Lが三日月形であって、フィルム15B、15Rが矩形であってもよい。フィルム15B、15Rは矩形でなくても他の形状、例えば覗き窓121R、121Lと同様に三日月型あるいは真円であってもよい。
いずれの場合も、覗き窓121やフィルム15の形状が矩形や真円であれば製作費が廉価にできるとともにのりしろ部を広くすることができ、星型や三日月形あるいは他の形状であればデザイン性を向上することとなる。
なお、メガネ部12と空白部13とを区分けするミシン目14は、実線あるいは破線を記載した切り取り線であってもよい。この場合は、鋏等でハガキからメガネ部12を切り取ることになる。また、鼻掛止用孔122は、予めミシン目で外形部を形成して受取人が容易に分離できるようにしてもよい。
上記のハガキ10は、青色のフィルム15Bと赤色のフィルム15Rが貼付されるとともにメガネ部22がミシン目14で切り取り可能に形成された状態で使用される。使用者は、空白部13に挨拶文を印刷又は書き込むか、あるいはアナグリフ写真を印刷するかいずれかを適宜編集して宛先人に送ることになる。郵送料(切手代)は、通常通りであるから、負担にならず、安心して使用することができる。受取人(宛先人)は、メガネ部12を分離して、例えば、ハガキ10に印刷されたアナグリフ写真を鑑賞するか、あるいは、デジタルカメラ等で撮影した別のアナグリフ写真をメガネ部12で鑑賞することができる。
第2の形態のハガキは、第1の形態のメガネ部12を別体で形成してハガキの一部に貼付して形成するものである。つまり、図3〜4に示すように、ハガキ部12と別体で形成されるメガネ部22は、上辺を山折りにして二重となる二つ折りの台紙23で形成されている。台紙23には、一対の覗き窓231R、231Lが形成されている。二重になった台紙23の間に挟持されるように、右側の覗き窓231Rには青色(シアン)のフィルム24Bが貼付され、左側の覗き窓231Lには赤色のフィルム24Rが貼付されている。青色のフィルム24Bと赤色のフィルム24Rは、いずれも二つ折りの台紙23内にそれぞれ覗き窓231R、231Lを覆うように台紙23上に貼付される。二つ折りの台紙23は接着剤等で接着して接合されている。なお、この形態の場合、フィルム15は、折り畳まれた台紙内に収納されるから、形状は廉価にできる矩形で充分である。
また、台紙23には鼻掛止用孔232が形成されている。鼻係止用孔232は、第1の形態と同様、一対の覗き窓231R、231Lの間の中央部に台紙23の一端から湾曲山形状に形成されている。
上記のように形成されたメガネ部22を、図5に示すように、ハガキ20の裏面21の一端側に貼付する。郵便局で発行されている通常ハガキは、その大きさと重量が規定されており、規定範囲内では郵送料(切手代)が50円と定められている。大きさは、長さ寸法が、14〜15.4cmであり、幅寸法が9〜10.7cmである。また、重量は2〜6gである。前述の台紙23をハガキ20の幅と同様に形成することによってハガキ20の幅寸法内に収まり、また、ハガキ20の重量は約3gであり、台紙23の大きさをハガキの1/3程度にすれば、台紙23をハガキ20に貼付しても所定内の重量には充分収まる。したがって、メガネ部22をハガキ20に貼付しても、使用する使用者は通常の切手代で年賀状あるいは暑中見舞いとして郵送することができる。受取人は、メガネ部12をハガキ20から剥がして使用するか、あるいはメガネ部12を切り取って使用するかして、アナグリフ写真を鑑賞することになる。
次に第3の形態について説明する。図6〜7に示すように、第3の形態のハガキ30は、定形寸法の範囲内で形成されたハガキ部31とハガキ部31から下方に突出して形成されるメガネ部32とを備えている。ハガキ部31とメガネ部32との接続部位には、折り返し位置を示す折り返し線33が形成されている。メガネ部32には、第1の形態と同様、一対の覗き窓321(321R、321L)が形成され、一対の覗き窓321R、321L間には鼻掛止部322が形成されている。右側の覗き窓321Rには青色(シアン)のフィルム34Bが貼着され、左側の覗き窓321Lには赤色のフィルム34Rが貼付されている。なお、折り返し線33の部位に第1の形態と同様ミシン目を形成してもよい。
この形態のハガキ30では、全長が第1の形態のハガキ10より長くなるものの、第1の形態と同様の印刷をすることになり、コストを高くすることなく製作することができる。また、送る際には、折り返し線33で折り返して、例えば、ハガキ部31と接着するかあるいは粘着テープを貼付することによって定形範囲の大きさのハガキと同様にすることができるから、郵送料を通常のものと同様に扱うことができる。
なおこの形態のハガキ30では、折り返しして通常の定形範囲の大きさで郵送できるため、メガネ部32をハガキ部31の下辺より突出するのではなく、左右側辺あるいは上片より突出してもよい。
第4の形態のハガキ40は、図8に示すように、保護シート貼付ハガキであって、ハガキ部41に保護シート部42が貼付されている。ハガキ部41と保護シート部42との間に第2の形態で示したメガネ部22が封入されている。この形態のハガキ40の場合、保護シート部42は、一方の端部をハガキ部41に折り畳み可能に固着して3辺を剥離可能にしてもよい。また、保護シート部42を非透明の材料を使用すれば保護シート部42を剥がしたときに、アナグリフ用メガネが封入されていることが確認できてその感激を大にすることができ、また透明の材料を使用すれば、アナグリフ用メガネが封入されていることが一目でわかるから、中身を見ずに保管してしまうことなく即座に保護シート部42を剥がして使用することができる。
上述のように、各実施形態のハガキでは、アナグリフ用メガネを1枚のハガキの大きさの範囲内で郵送できることから、使用者は通常の郵送料で送ることができ、年賀状や暑中見舞い等で好適に使用することができる。また、受取者にとっては、アナグリフ用メガネが送られることによって、例えば、デジタルカメラやインターネット等で容易に編集できるアナグリフ写真を作成して、新たな楽しみを加えることができる。
また、1枚のハガキの大きさでアナグリフ用メガネを組み込むことによって、ハガキの製作費を高くすることなく廉価に製作できる。そのため、使用者にとってはハガキを廉価に購入することができる。
なお、本考案のポストカードは上述の形態に限定するものではない。例えば、図9に示すように、覗き窓を一対形成するものでなく、両眼で覗くことができる範囲内で一つの大きな孔に形成した覗き窓45でもよい。この場合、別色で形成されたアナグリフ用フィルム15は、両眼で覗ける位置に青色(シアン)のフィルム15Bと赤色のフィルム15Rを貼付する。
また、覗き窓及びフィルムを紙面の幅方向の中心位置に対して一方にずらして形成すれば、他方の端部の空白部を広くすることができ、空白部を手持ち部として形成することができる。
さらに、いずれの形態の場合でも、覗き窓の形状やフィルムの形状は上述以外の形態でもよく、鼻係止用孔を形成してもしなくてもよい。
また、覗き窓における右目用、あるいは左目用を示すために、覗き窓(又はフィルム)の付近に、文字や図形を表示することもできる。
このポストカードは、ハガキ以外にダイレクトメール等、1枚で形成された郵送物に適用できるものである。
本考案の第1の形態によるハガキを示す正面図である。 覗き窓及びフィルムの各種の形態を示す正面図である。 ハガキに貼付可能なアナグリフ用メガネを示す正面図である。 同側面図である。 図2のアナグリフ用メガネを貼付した第2の形態のハガキを示す正面図である。 折り返し可能なアナグリフ用メガネを形成した第3の形態のハガキを示す正面図である。 同側面図である。 アナグリフ用メガネをハガキ部と保護シート部間に封入した第4の形態のハガキを示す分解正面図である。 両眼で覗くことができる覗き窓を、大きな孔1個で形成した形態を示す正面図である。 アナグリフ用メガネを装着した従来のクリアファイルを示す正面図である。
符号の説明
10、20、30、40ハガキ
12、メガネ部
121、覗き窓
121a、小孔
122、鼻掛止用孔
14、ミシン目
15B、青色のフィルム
15R、赤色のフィルム
22、メガネ部
23、台紙
231、覗き窓
232、鼻掛止用孔
24B、青色のフィルム
24R、赤色のフィルム
31、41、ハガキ部
32、メガネ部
321、覗き窓
322、鼻掛止用孔
33、折り返し線
34B、青色のフィルム
34R、赤色のフィルム
42、保護シート部

Claims (9)

  1. 紙面の一部に、両眼で覗くことができる覗き窓が形成され、前記覗き窓にはそれぞれ別色のアナグリフ用フィルムが貼付されていることを特徴とするポストカード。
  2. 両眼で覗くことができる覗き窓が形成された台紙と、前記覗き窓に配置された別色からなる一対のアナグリフ用フィルムと、を備えてアナグリフ用メガネが形成され、前記アナグリフ用メガネが紙面の一部に貼付されていることを特徴とするポストカード。
  3. 紙面の一部に、両眼で覗くことができる覗き窓が形成され、前記覗き窓にはそれぞれ別色のアナグリフ用フィルムが一対貼付されるとともに、前記覗き窓が前記紙面側に折り返し可能に形成されていることを特徴とするポストカード。
  4. 紙面の全体に剥離可能な保護シートが貼付されて少なくとも二層に形成されたポストカードであって、
    両眼で覗くことができる覗き窓が形成された台紙と、前記覗き窓に配置された別色からなる一対のアナグリフ用フィルムと、を備えてアナグリフ用メガネが形成され、
    前記紙面と前記保護シートとの間に、前記アナグリフ用メガネが封入されていることを特徴とするポストカード。
  5. 前記覗き窓がそれぞれ離隔した位置に一対形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載のポストカード。
  6. 一対の前記覗き窓がそれぞれ多数の小孔からなることを特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載のポストカード。
  7. 一対の前記覗き窓間には、鼻に掛けるための鼻掛止用孔が形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載のポストカード。
  8. 前記覗き窓は、紙面の端部に配置されるとともに、残りの紙面との間にミシン目あるいは切取線が形成されていることを特徴とする請求項1記載のポストカード。
  9. 紙面の一部に、両眼で覗くことができる覗き窓が形成され、前記覗き窓にはそれぞれ別色のアナグリフ用フィルムが貼付され、
    前記覗き窓がそれぞれ離隔した位置に一対形成され、
    一対の前記覗き窓は、紙面の端部に配置されるとともに、残りの紙面との間にミシン目あるいは切取線が形成され、
    一対の前記覗き窓間には、鼻に掛けるための鼻掛止用孔が形成されていることを特徴とするポストカード。
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