JP3139287U - 計測機器用スタンド - Google Patents

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孝夫 平野
龍吾 進藤
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株式会社オーテックシー
株式会社Sプラン
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Abstract

【課題】摺動抵抗を低減させた計測機器用スタンドを提供すること。
【解決手段】基台2に計測機器10を支持する支持手段3を備えた計測機器用スタンド1において、基台2を石によって形成するとともに、基台2の底面2aに、その底面2の周縁を除く部分に凹部4を形成したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、計測機器用スタンドに関するもので、詳しくは、ダイヤルゲージ等の小型の計測器を保持し、定盤上を移動することによってワークの平行度、平面度等を計測するのに適した計測機器用スタンドに関するものである。
花崗岩等の石によって形成された定盤上で使用する計測機器用スタンドには、定盤を損傷しないように、基台を花崗岩等の石によって形成したものがある。
このような計測機器用スタンドは、平行度、平面度等を計測するためのワークが金属の場合や、重量が重い場合等には、ワークを移動させることなく、計測機器用スタンドを定盤上で移動させることによって使用される。
しかしながら、計測機器用スタンドは、重量があるため、長時間計測する場合には、作業者の負担が大きい。
そこで、本考案者等は、上記した実情に鑑みて、鋭意研究の結果、摺動抵抗を低減させた計測機器用スタンドを見出した。
すなわち、請求項1の本考案に係る計測機器用スタンドは、基台に計測機器を支持する支持手段を備えた計測機器用スタンドにおいて、前記基台を石によって形成するとともに、前記基台の底面に、該底面周縁を除く部分に凹部を形成したことを特徴とする。
また、請求項2の本考案に係る計測機器用スタンドは、上記請求項1の考案において、上記基台を、花崗岩によって形成したことを特徴とする。
また、請求項3の本考案に係る計測機器用スタンドは、上記請求項1または2の考案において、上記基台の底面の平面度を、5μm以下としたことを特徴とする。
また、請求項4の本考案に係る計測機器用スタンドは、上記請求項1〜3のいずれかの考案において、上記基台の凹部の面積を、底面全面積の10〜70%としたことを特徴とする。
また、請求項5の本考案に係る計測機器用スタンドは、上記請求項1〜4のいずれかの考案において、上記凹部の深さを、2mm以上としたことを特徴とする。
また、請求項6の本考案に係る計測機器用スタンドは、上記請求項1〜5のいずれかの考案において、上記凹部の開口縁に、R加工を施したことを特徴とする。
上記した請求項1の本考案によれば、摺動抵抗が小さいので、計測機器用スタンドを長時間にわたって摺動させて使用しても、作業者の負担が軽減される。
これは、基台の底面に形成した凹部内に空気が封入され、それが浮揚作用をするものと考えられる。
また、上記した請求項2の本考案によれば、基台が花崗岩によって形成されているので、定盤を傷つける虞がない。
また、上記した請求項3の本考案によれば、表面粗さが小さい、すなわち平面度が高いので、より摺動抵抗が小さくなり、計測機器用スタンドを滑らかに摺動させることができる。
また、上記した請求項4の本考案によれば、凹部の形成による摺動抵抗の低減効果が明瞭にあらわれ、計測機器用スタンドを滑らかに摺動させることができる。
また、上記した請求項5の本考案によれば、やはり、凹部の形成による摺動抵抗の低減効果が明瞭にあらわれ、計測機器用スタンドを滑らかに摺動させることができる。
また、上記した請求項6の本考案によれば、凹部を形成したことによる開口縁によって定盤を損傷する虞がない。
以下に、本考案に係る計測機器用スタンドの実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図示した計測機器用スタンド1は、基台2に、計測機器を支持するための支持手段3を備えている。
上記基台2は、花崗岩によって、直径100mm,高さ40mm程度の円柱台形に形成され、底面2aは、表面粗さ(平面度)が3μm以下に研磨されている。また、この基台2の底面2aの中央には、底面全面積の36%程度にあたる、直径60mm、深さ3mm程度の凹部4が形成されている。さらに、この基台2の底面2aの外周縁2bおよび凹部4の開口縁4aには、R加工が施されている。
一方、上記支持手段3は、支柱5の上端に、軸芯に対して垂直方向に軸(図示せず)が延設され、該軸にアーム6が回動自在に支持され、アーム6の先端にピボット継ぎ手7を介して機器支持部8が配設さている。この機器支持部8は、先端に機器ホルダー8aを備え、基端に、微調整用ねじ8bを備えている。
上記した構造の支持手段3は、ピボット継ぎ手9を介して、上記基台2の上面中心に形成された雌ねじ2cに螺設され、本考案に係る計測機器用スタンド1が構成されている。
そして、上記計測機器用スタンド1のホルダー8aに計測機器、例えば、ダイヤルゲージ10を把持させ、基台2を花崗岩によって形成された定盤(図示せず)に載置するとともに、ワーク(図示せず)を定盤上に載置し、計測機器用スタンド1の基台2を定盤上を摺動させることによって、ワークの平行度、平面度等の測定を行なう。
この際、本考案に係る計測機器用スタンド1は、基台2の底面に形成した凹部4の存在によって、摺動抵抗が著しく低減され、定盤上を滑らかに摺動させることができ、作業者の負担が軽減される。
以上、本考案に係る計測機器用スタンドの実施の形態を説明したが、本考案は、何ら既述の実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の技術的思想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能であることは当然である。
例えば、上記実施の形態において示した基台2の形状、また支持手段3の構造は、一例を示したに過ぎず、すでに公知の種々の形状の基台、また種々の構造の支持手段を本考案においても採用できる。また、基台2の底面に形成する凹部4の形状も、何ら実施の形態において示した円形に限らず、正方形、長方形、三角形、5角形、6角形等の形状であってもよい。さらに、計測機器用スタンド1に把持される計測機器は、ダイヤルゲージに限らず、例えばピックテスト、テストインジケータ、レバーテスト等であってもよい。
本考案に係る計測機器用スタンドを示した斜視図である。 本考案に係る計測機器用スタンドの基台を示した斜視図であり、(a)は上面側から見た斜視図を示し、(b)は底面側から見た斜視図を示している。
符号の説明
1 計測機器用スタンド
2 基台
2a 底面
2b 外周縁
2c 雌ねじ
3 支持手段
4 凹部
4a 開口縁
5 支柱
6 アーム
7 ピボット継ぎ手
8 機器支持部
8b 微調整用ねじ
9 ピボット継ぎ手
10 ダイヤルゲージ

Claims (6)

  1. 基台に計測機器を支持する支持手段を備えた計測機器用スタンドにおいて、前記基台を石によって形成するとともに、前記基台の底面に、該底面周縁を除く部分に凹部を形成したことを特徴とする、計測機器用スタンド。
  2. 前記基台を、花崗岩によって形成したことを特徴とする、請求項1に記載の計測機器用スタンド。
  3. 前記基台の底面の平面度を、5μm以下としたことを特徴とする、請求項1または2に記載の計測機器用スタンド。
  4. 前記基台の凹部の面積を、底面全面積の10〜70%としたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の計測機器用スタンド。
  5. 前記凹部の深さを、2mm以上としたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の計測機器用スタンド。
  6. 前記凹部の開口縁に、R加工を施したことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の計測機器用スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104551284A (zh) * 2014-12-12 2015-04-29 芜湖市万华塑料制品有限公司 一种塑胶五金模具用火花加工成型校验机构

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