JP5270302B2 - 表面性状測定装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の輪郭形状測定機(表面性状測定装置)では、被測定物を載置する載置面を有するテーブルと、被測定物を測定するための検出部(測定子)を有する検出器(プローブ)と、この検出器を所定方向に沿って移動可能に保持する保持手段と、この保持手段を支持するとともに、載置面に対して略直交する方向に延出する昇降手段(コラム)とを備え、検出部を被測定物の表面に倣って移動させることで被測定物の表面性状を測定している。
ここで、プローブを保持する保持手段は、所定方向に沿ってプローブを移動させるため、所定方向に延出する形状とされている。したがって、表面粗さの測定に際しては、クランクシャフトのカウンタウエイトに保持手段が接触しないように、保持手段の延出方向が被測定物の軸方向と略直交する状態で測定することとなる。
また、被測定物の輪郭形状を測定する場合には、被測定物を軸回りに回転させながら被測定物の軸方向に沿って測定子を移動させることで輪郭形状を測定する。そして、輪郭形状の測定に際しては、クランクシャフトのカウンタウエイトに保持手段が接触しないように、保持手段の延出方向、及び被測定物の軸方向が同一平面内にあり、かつ、延出方向を軸方向に対して傾けた状態で測定することとなる。
このような構成によれば、コラムを回転させることによって、いずれかのテーブル側に測定子の位置を容易に変更することができる。そして、各テーブルにそれぞれ被測定物を載置することができるので、一方のテーブルに載置された被測定物を測定している際に、他方のテーブルに被測定物を設置することができ、測定効率を向上させることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔表面性状測定装置の概略構成〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る表面性状測定装置1を斜め上方側からみた斜視図である。なお、図1では、上方向を+Z軸方向とし、このZ軸に直交する2軸をそれぞれX軸、及びY軸として説明する。以下の図面においても同様である。
保持手段としてのスライダ5は、コラム6の延出方向と略直交する方向(X軸方向)に延出した形状とされ、スライダ5、及びコラム6の延出方向を含む平面(XZ平面)内で回転可能にコラム6に支持されている。
コラム6は、略角柱状に形成され、コラム6の延出方向を軸方向として回転可能に支持手段7に支持されている。
テーブル移動機構81は、テーブル3の下方側に設けられ、テーブル3をX軸方向に沿って移動させるX軸移動機構811と、基台2に設けられ、X軸移動機構811を移動させることでテーブル3をY軸方向に沿って移動させるY軸移動機構812とを備える。
測定子移動機構82は、スライダ5に設けられ、プローブホルダ42をスライダ5の延出方向に沿って移動させるプローブ移動機構821と、コラム6に設けられ、スライダ5をコラム6の延出方向に沿って移動させるスライダ移動機構822と、基台2に設けられ、支持手段7を介してコラム6をY軸方向に沿って移動させるコラム移動機構823とを備える。
表面性状測定装置1を用いて被測定物の表面性状を測定する場合には、テーブル3、及びプローブ4の位置関係を調整して測定する。
具体的に、表面性状測定装置1を用いて被測定物の軸方向の表面粗さを測定する場合には、図1に示すように、スライダ5の延出方向が被測定物の軸方向(Y軸方向)と略直交する位置にコラム6を回転させた状態で測定する。
表面性状測定装置1を用いて被測定物における輪郭形状を測定する場合には、図2に示すように、スライダ5の延出方向、及び被測定物の軸方向が同一平面(ZY平面)内となる位置にコラム6を回転させた状態で測定する。なお、被測定物をクランクシャフトとした場合には、カウンタウエイトにスライダ5が接触しないように、スライダ5の延出方向、及び被測定物の軸方向が同一平面内にあり、かつ、延出方向を軸方向に対して傾けた状態とする。
表面性状測定装置1は、コラム6の延出方向、すなわち被測定物が載置されるテーブル3の載置面30に対して略直交する方向を軸方向として回転可能にコラム6を支持する支持手段7を備えているので、プローブ4の移動方向を被測定物に対して容易に変更することができる。したがって、被測定物の姿勢を変更することなく、被測定物の表面性状を適切に測定することができる。
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る表面性状測定装置1Aを斜め上方側からみた斜視図である。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態では、表面性状測定装置1は、1つのテーブル3を備えていた。これに対して、本実施形態では、表面性状測定装置1Aは、2つのテーブル3,3Aを備え、支持手段7は、各テーブル3,3Aの間に設けられている点で異なる。
すなわち、コラム6を回転させることによって、いずれかのテーブル3,3A側に測定子41Aの位置を容易に変更することができる。そして、各テーブル3,3Aにそれぞれ被測定物を載置することができるので、一方のテーブルに載置された被測定物を測定している際に、他方のテーブルに被測定物を設置することができ、測定効率を向上させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、移動機構8は、テーブル移動機構81と、測定子移動機構82とを備えていたが、プローブホルダ42をスライダ5の延出方向に沿って移動させるプローブ移動機構821を備えていれば、他の移動機構を備えていなくてもよい。要するに、表面性状測定装置は、プローブを所定方向に沿って移動可能に保持する保持手段を備えていればよい。
前記各実施形態では、コラム6を所定の回転角に固定した状態で被測定物を測定していた。これに対して、例えば、モータなどを用いてコラムの回転角を制御可能とし、コラムを回転させながら被測定物を測定するように表面性状測定装置を構成してもよい。
3,3A…テーブル
4…プローブ
5…スライダ(保持手段)
6…コラム
7…支持手段
30…載置面
41A…測定子。
Claims (2)
- 載置面を有するテーブルと、被測定物を測定するための測定子を有するプローブと、前記プローブを所定方向に沿って移動可能に保持する保持手段と、前記保持手段を支持するとともに、前記載置面に対して略直交する方向に延出するコラムとを備え、前記測定子を前記被測定物の表面に倣って移動させることで前記被測定物の表面性状を測定する表面性状測定装置であって、
前記テーブルの側方に設けられ、前記コラムを支持する支持手段を備え、
前記支持手段は、前記コラムの延出方向を軸方向として回転可能に前記コラムを支持し、
前記テーブルの前記載置面上に設けられ、前記被測定物を回転可能に把持する把持部を備え、
前記把持部は、前記コラムの延出方向に対して直交する長手方向を有し、前記長手方向の一端部に設けられ前記長手方向に沿って貫通する貫通孔と、前記長手方向の他端部に設けられ、前記長手方向に平行な回転軸を中心に回転可能なチャックとを有する
ことを特徴とする表面性状測定装置。 - 請求項1に記載の表面性状測定装置において、
2つの前記テーブルを備え、
前記支持手段は、前記各テーブルの間に設けられていることを特徴とする表面性状測定装置。
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JP2008281559A JP5270302B2 (ja) | 2008-10-31 | 2008-10-31 | 表面性状測定装置 |
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ID=42297010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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