JP3139151B2 - ボールバンプボンダ - Google Patents

ボールバンプボンダ

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JP3139151B2
JP3139151B2 JP04202052A JP20205292A JP3139151B2 JP 3139151 B2 JP3139151 B2 JP 3139151B2 JP 04202052 A JP04202052 A JP 04202052A JP 20205292 A JP20205292 A JP 20205292A JP 3139151 B2 JP3139151 B2 JP 3139151B2
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ball
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和久 小林
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関西日本電気株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • H01L2224/7825Means for applying energy, e.g. heating means
    • H01L2224/783Means for applying energy, e.g. heating means by means of pressure
    • H01L2224/78301Capillary

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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ペレットにバンプ
電極を形成するボールバンプボンダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に半導体装置は半導体ペレット上
の電極と外部リードとをワイヤで接続している。
【0003】しかしながら液晶ディスプレイ装置の駆動
用半導体装置のように外部リードの本数が数百本と多数
になると電極及びリードの径、幅、配列間隔が小さくな
りワイヤによる接続が困難となる。
【0004】そのため、多リード半導体装置ではTAB
テープを用いた半導体装置が多用されている。
【0005】一方、TABテープを用いた半導体装置で
はリードが半導体ペレット上の不所望部分に接触しない
ように、半導体ペレット上の電極とリードとの間に段差
を設ける必要があり、従来ではメッキにより電極を突出
させていた。
【0006】ところが、メッキによるバンプ電極は、十
分な高さを確保しようとすると径が大きくなり配列間隔
が制約されるという問題があるため、電極を千鳥状に配
置し実質的な間隔を狭くするようにしているが限界があ
った。
【0007】そのため例えば25ミクロンのワイヤをキ
ャピラリに挿通し、キャピラリ先端に突出させたワイヤ
の先端を溶断してボールを形成し、このボールを半導体
ペレットに押し付けてバンプを形成するようにしてい
る。
【0008】この目的で使用されるボールバンプボンダ
の一例を図2に示す。図において、1はXYテーブル、
2はXYテーブル1に立設されたベースブロック、3は
XYテーブル1上でベースブロック2の側方に配置され
た水平方向に軸受け3aを有する支持ブロック、4は中
間の径大部4aから一端側に先端に向かって径小に形成
され先端部にキャピラリ5を固定し、他端側に超音波振
動子(図示せず)が固定されるホーン、6はホーン4の
径大部4aを保持し、支持ブロック3の軸受け3aに回
動軸7によって回動自在に支持された保持ブロックを示
す。8はボビン9に巻回された荷重コイル(電磁石)、
10はベースブロック2に支持され下端部がボビン9に
挿入された荷重ヨーク、11はボビン12に巻回された
制動コイル(電磁石)、13はベースブロック2に支持
され下端部がボビン12に挿入された制動ヨークを示
す。14はキャピラリ5に挿通させたワイヤを示す。こ
の装置は保持ブロック6を回動させキャピラリ5を上下
動させる機構が付設されるが図示省略している。
【0009】この装置は、ワイヤ14の先端にボールを
形成した状態でキャピラリ5をXYテーブル1にて所定
位置に移動し、図示しない上下動機構により保持ブロッ
ク6を回動軸7回りに回動させホーン4を上下動させ
る。このとき荷重コイル8の通電電流の大きさによりバ
ンプ電極形成時のキャピラリ5の荷重が調節される。
【0010】ボンディングが完了すると、ワイヤ14を
切断しボンディングポジションから離れたボール形成ポ
ジションでキャピラリ5から突出したワイヤの先端にボ
ールを形成する。このキャピラリ5の水平移動の際にホ
ーン4のふらつきを防止してワイヤ14の繰り出し量が
変化しないように制動コイル8に電流を流している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボールバン
プボンダはもともと電極数の多い半導体装置に対応する
ため、通常のワイヤボンダよりボンディグ時間が休止時
間に対して大きく、その結果、荷重コイル8及び制動コ
イル11の動作比率も通常のワイヤボンダより大きいた
めコイル8、11の発熱が著しい。
【0012】一方、バンプ電極は半導体ペレットの周縁
に沿って形成されるが、キャピラリ位置は予めXYテー
ブル1の送りピッチとして一定値が設定されているのに
対して、ボンディング開始から終了までの経過時間にコ
イル8、11の発熱がホーン4に伝達してボンディング
開始時と終了時とでホーン4の長さ、取り付け状態、位
置などが異なり、図3に示すように半導体ペレット15
上のボンディング予定部(図示例ではコーナ部の白丸)
に最初のバンプ電極16aから図示矢印方向に順次ボン
ディングして最終のバンプ電極16bを形成すると、実
際に形成されるバンプ電極(図示黒丸)の位置がずれ正
規位置の電極ポジションから5〜10ミクロンずれると
いう問題があった。
【0013】そのため、TABテープのインナリードと
パンプ電極との位置ずれが局部的に大きくなり接続が不
確実となったり、完全に接続不良となることがあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的とし提案されたもので、一端部にキャピラリが固
定され他端部より超音波振動が付与されるホーンの中間
部を回動軸回りに往復回動する保持ブロックに固定しキ
ャピラリに挿通されかつ先端にボールを形成したワイヤ
をペレット上に押圧してバンプ電極を形成するととも
に、この保持ブロックの回動を電磁石にて制動させるボ
ールバンプボンダにおいて、上記ホーンと電磁石との間
に電磁石が発生する熱の伝達を阻止する伝熱阻止手段を
設けたことを特徴とするボールバンプボンダを提供す
る。
【0015】
【作用】上記構成によれば、コイルで発生した熱がホー
ンに伝達しないようにしたから動作時間が経過してもホ
ーン及び取付け部の熱膨張が無視でき、ボンディング間
隔のずれが生じない。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図2に示すボールバ
ンプボンダに適用し、図1から説明する。 図におい
て、図2と同一符号は同一物を示し説明を省略する。本
発明は発熱の大きいコイル8、11と保持ブロック6の
ホーン4との接続部との間に、コイルが発生する熱の伝
達を阻止する伝熱阻止手段17として、コイル近傍にコ
イルで発生した熱を奪うエア供給用パイプ18を配置し
たことを特徴とする。
【0017】このエア供給用パイプ18は可動の保持ブ
ロック6に対して固定された支持ブロック3に取り付け
られ、その開口部はコイル8、11から奪った熱がホー
ン4に影響しないように配置されている。また風量はホ
ーン4の制動やキャピラリ5の荷重に影響を与えないよ
うに設定されている。
【0018】これにより、ホーン4及び取付け部の温度
上昇が防止でき、バンプ電極を形成する際に、同一の半
導体ペレット上でも位置の異なるバンプ電極間でピッチ
が異なるという問題を解決できる。
【0019】従って、半導体ペレットとTABテープの
インナリードとの接続も確実に出来信頼性の高い半導体
装置を実現できる。
【0020】尚、上記実施例では、荷重コイル8と制動
コイル11とを別設したが、ひとつのコイルで荷重調整
と制動とを兼ねるものにも本発明は適用できる。
【0021】また、荷重コイル8と制動コイル11のう
ち発熱量の大きいコイルのみに本発明を適用することも
できる。
【0022】さらには、ボンダ全体が流動エアの中にあ
る場合には、コイル8、11の近傍に放熱フインを設け
てもよく、この場合には、コイル8、11を固定した保
持ブロック6に直接的に放熱フインを形成してもよい。
【0023】また、保持ブロック6に貫通穴を穿設しホ
ーン4に向かう伝熱断面積を小さくしてもよい。
【0024】また、コイルの容量を十分余裕をもたせる
ことによりコイル自体の発熱量を最小にすることも有効
である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば電磁石の
発生する熱がホーンに伝達するのを防止でき、動作時間
の経過によるホーン及び取付け部の温度上昇を防止で
き、同一半導体ペレット上に長時間をかけて多数のバン
プ電極を形成してもバンプ電極間の間隔のばらつきがな
く、TABテープのインナリードとの位置合わせが確実
になり接続も確実に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すボールバンプボンダの
要部側断面図
【図2】 本発明の前提となるボールバンプボンダの要
部側断面図
【図3】 図2ボンダによるバンプ電極の配列状態を示
す半導体ペレットの平面図
【符号の説明】
4 ホーン 5 キャピラリ 6 保持ブロック 8 11 電磁石 14 ワイヤ 17 伝熱阻止手段 18 エア供給用パイプ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部にキャピラリが固定され他端部より
    超音波振動が付与されるホーンの中間部を回動軸回りに
    往復回動する保持ブロックに固定しキャピラリに挿通さ
    れかつ先端にボールを形成したワイヤをペレット上に押
    圧してバンプ電極を形成するとともに、この保持ブロッ
    クの回動を電磁石にて制動させるボールバンプボンダに
    おいて、上記ホーンと電磁石との間に電磁石が発生する
    熱の伝達を阻止する伝熱阻止手段を設けたことを特徴と
    するボールバンプボンダ。
  2. 【請求項2】伝熱阻止手段がエア吹き付け手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のボールバンプボンダ。
  3. 【請求項3】伝熱阻止手段が放熱フインであることを特
    徴とする請求項1記載のボールバンプボンダ。
  4. 【請求項4】保持ブロックに貫通穴を穿設して伝熱阻止
    手段を構成したことを特徴とする請求項1記載のボール
    バンプボンダ。
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