JP3139022B2 - コンバインにおける分草案内装置 - Google Patents
コンバインにおける分草案内装置Info
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- JP3139022B2 JP3139022B2 JP03008504A JP850491A JP3139022B2 JP 3139022 B2 JP3139022 B2 JP 3139022B2 JP 03008504 A JP03008504 A JP 03008504A JP 850491 A JP850491 A JP 850491A JP 3139022 B2 JP3139022 B2 JP 3139022B2
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- weeding
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインにおける分
草案内装置に関し全稈投入タイプの汎用コンバインに利
用するものである。
草案内装置に関し全稈投入タイプの汎用コンバインに利
用するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種コンバインにあっては、刈
取後の穀稈を掻込オ−ガ−に誘導案内する案内板は、別
体に構成したものを分草装置に取り付けるものであっ
た。したがって、案内板は、工作上手数を要し、穀稈誘
導が円滑に出来ない欠陥があった。
取後の穀稈を掻込オ−ガ−に誘導案内する案内板は、別
体に構成したものを分草装置に取り付けるものであっ
た。したがって、案内板は、工作上手数を要し、穀稈誘
導が円滑に出来ない欠陥があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種コンバインの分
草装置と穀稈誘導案内装置は、刈取前の穀稈を案内しな
がら刈り取って、そのまま掻込オ−ガ−に誘導案内する
のが理想的である。しかし、現実には分草装置と穀稈案
内装置は、別体に作って取り付けるものであるから、工
作上手数がかかるのはもちろんであるが、一連の穀稈誘
導に円滑性が欠く欠陥がある。
草装置と穀稈誘導案内装置は、刈取前の穀稈を案内しな
がら刈り取って、そのまま掻込オ−ガ−に誘導案内する
のが理想的である。しかし、現実には分草装置と穀稈案
内装置は、別体に作って取り付けるものであるから、工
作上手数がかかるのはもちろんであるが、一連の穀稈誘
導に円滑性が欠く欠陥がある。
【０００４】本発明は、この欠陥を解消せんとするにあ
る。
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の目的
を達成するために次の如き技術的手段を採用した。即
ち、掻込リール１の下方に設けた刈取装置２の左右両側
には先端部分を前方に突出させた分草装置３を設け、こ
の刈取装置２の後方には刈取穀稈を搬送コンベア４の供
給口５に掻込搬送する掻込オーガー６を設けたコンバイ
ンにおいて、前記供給口５を左右方向の中央より一側へ
偏倚させて設けると共に、掻込オーガー６の搬送始端か
ら供給口までの距離が長い側の分草装置３の先端部分
を、前端側が外で後端側が内となるように傾斜状に構成
し、この分草装置３の内側案内板７を掻込オーガー６の
掻込始端側まで延長して刈取穀稈を掻込オーガー６へ誘
導できるように構成したことを特徴とするコンバインに
おける分草案内装置の構成とする。
を達成するために次の如き技術的手段を採用した。即
ち、掻込リール１の下方に設けた刈取装置２の左右両側
には先端部分を前方に突出させた分草装置３を設け、こ
の刈取装置２の後方には刈取穀稈を搬送コンベア４の供
給口５に掻込搬送する掻込オーガー６を設けたコンバイ
ンにおいて、前記供給口５を左右方向の中央より一側へ
偏倚させて設けると共に、掻込オーガー６の搬送始端か
ら供給口までの距離が長い側の分草装置３の先端部分
を、前端側が外で後端側が内となるように傾斜状に構成
し、この分草装置３の内側案内板７を掻込オーガー６の
掻込始端側まで延長して刈取穀稈を掻込オーガー６へ誘
導できるように構成したことを特徴とするコンバインに
おける分草案内装置の構成とする。
【０００６】
【実施例】まず、その構成について説明する。前処理装
置８は、掻込リ−ル１と、刈取装置２と、掻込みオ−ガ
−３と、搬送コンベア４とからなり車台９の前部に昇降
自由に取り付けている。少し具体的に説明すれば、掻込
みリ−ル１は、支持腕１０に回動自由に軸受支持され穀
稈を掻込みできる構成としている。刈取装置２は、レシ
プロ式を採用し広幅刈りができる構成としている。
置８は、掻込リ−ル１と、刈取装置２と、掻込みオ−ガ
−３と、搬送コンベア４とからなり車台９の前部に昇降
自由に取り付けている。少し具体的に説明すれば、掻込
みリ−ル１は、支持腕１０に回動自由に軸受支持され穀
稈を掻込みできる構成としている。刈取装置２は、レシ
プロ式を採用し広幅刈りができる構成としている。
【０００７】掻込みオ−ガ−３は、横送り螺旋と掻込杆
とを有し刈取穀稈を前処理装置８の幅方向の所定部分に
集めて供給口５から後方の搬送コンベア４に掻込み供給
ができる構成としている。そして、その搬送コンベア４
は、終端部分を脱穀室の穀稈供給口に連通させている。
とを有し刈取穀稈を前処理装置８の幅方向の所定部分に
集めて供給口５から後方の搬送コンベア４に掻込み供給
ができる構成としている。そして、その搬送コンベア４
は、終端部分を脱穀室の穀稈供給口に連通させている。
【０００８】分草装置３は、前記刈取装置２の両側にあ
って前方に延長し圃場の穀稈を分草しながら刈取装置２
に案内できる構成にしている。しかも、分草装置３は、
刈取装置２の刈幅より先端部分を外側に位置させて広く
誘導できる構成としている。そして、内側案内板７は、
図１に示すように、分草装置３を構成する部材をそのま
ま後方の掻込オ−ガ−６の側部近くまで延長して構成し
ている。
って前方に延長し圃場の穀稈を分草しながら刈取装置２
に案内できる構成にしている。しかも、分草装置３は、
刈取装置２の刈幅より先端部分を外側に位置させて広く
誘導できる構成としている。そして、内側案内板７は、
図１に示すように、分草装置３を構成する部材をそのま
ま後方の掻込オ−ガ−６の側部近くまで延長して構成し
ている。
【０００９】なお、図４に示す実施例は、クロ−ラ１１
の前方の刈取装置２において、クロ−ラ−１１の幅に対
応する位置のフィンガ−１２を大型に構成している。し
たがって、作業者は、コンバインを歩み板上に誘導する
ときなどフィンガ−１２の位置を見ながら操縦すること
が出来る利点がある。つぎにその作用について説明す
る。
の前方の刈取装置２において、クロ−ラ−１１の幅に対
応する位置のフィンガ−１２を大型に構成している。し
たがって、作業者は、コンバインを歩み板上に誘導する
ときなどフィンガ−１２の位置を見ながら操縦すること
が出来る利点がある。つぎにその作用について説明す
る。
【００１０】原動機を始動して機体の回転各部を駆動し
ながら刈取作業を開始する。すると、圃場の穀稈は、先
ず、前部の分草装置３によって分草されながら上方で回
転している掻込リ−ル１の作用を受けて刈取装置２に達
する。そして、穀稈は、株元が刈り取られて後方の掻込
オ−ガ−６に達して螺旋の横送り作用により搬送コンベ
ア４に供給される。
ながら刈取作業を開始する。すると、圃場の穀稈は、先
ず、前部の分草装置３によって分草されながら上方で回
転している掻込リ−ル１の作用を受けて刈取装置２に達
する。そして、穀稈は、株元が刈り取られて後方の掻込
オ−ガ−６に達して螺旋の横送り作用により搬送コンベ
ア４に供給される。
【００１１】このような一連の作用中において、内側案
内板７は、圃場の穀稈を刈取前から誘導して刈取装置２
に案内し、引き続いて刈取後の穀稈を掻込オ−ガ−６ま
で誘導案内するものである。したがって、穀稈は、ひっ
かかったりすることがほとんどなく、きわめて円滑に誘
導されることになる。
内板７は、圃場の穀稈を刈取前から誘導して刈取装置２
に案内し、引き続いて刈取後の穀稈を掻込オ−ガ−６ま
で誘導案内するものである。したがって、穀稈は、ひっ
かかったりすることがほとんどなく、きわめて円滑に誘
導されることになる。
【００１２】
【発明の効果】この発明は、前記の如く、掻込オーガー
６の搬送始端から供給口までの距離が長い側の分草装置
３の先端部分を、前端側が外で後端側が内となるように
傾斜状に構成し、この分草装置３の内側案内板７を掻込
オーガー６の掻込始端側まで延長して刈取穀稈を掻込オ
ーガー６へ誘導できるように構成したものであるから、
分草装置３によって分草された穀稈は、掻込オーガー６
の搬送始端部まで円滑に、且つ確実に搬送される。しか
も、掻込オーガー６の供給口５に対する搬送距離の長い
側の分草装置３を前端側が外で後端側が内となるように
傾斜させるといった簡単な構成でよく、分草装置３から
掻込オーガー６への特別なガイドが不要となるから、装
置全体を廉価に製造できるものである。
６の搬送始端から供給口までの距離が長い側の分草装置
３の先端部分を、前端側が外で後端側が内となるように
傾斜状に構成し、この分草装置３の内側案内板７を掻込
オーガー６の掻込始端側まで延長して刈取穀稈を掻込オ
ーガー６へ誘導できるように構成したものであるから、
分草装置３によって分草された穀稈は、掻込オーガー６
の搬送始端部まで円滑に、且つ確実に搬送される。しか
も、掻込オーガー６の供給口５に対する搬送距離の長い
側の分草装置３を前端側が外で後端側が内となるように
傾斜させるといった簡単な構成でよく、分草装置３から
掻込オーガー６への特別なガイドが不要となるから、装
置全体を廉価に製造できるものである。
【図１】本発明の要部を示す平面図である。
【図２】本発明の要部を示す正面図である。
【図３】本発明の全体を示す側面図である。
【図４】本発明の別実施例の平面図である。
１ 掻込リ−ル ２ 刈取装置 ３ 分
草装置 ４ 搬送コンベア ５ 供給口 ６ 掻
込オ−ガ− ７ 内側案内板 ８ 前処理装置 ９
車台 １０ 支持腕 １１ クロ−ラ− １２
フィンガ−
草装置 ４ 搬送コンベア ５ 供給口 ６ 掻
込オ−ガ− ７ 内側案内板 ８ 前処理装置 ９
車台 １０ 支持腕 １１ クロ−ラ− １２
フィンガ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01D 63/00 A01D 57/00
Claims (1)
- 【請求項１】掻込リール１の下方に設けた刈取装置２の
左右両側には先端部分を前方に突出させた分草装置３を
設け、この刈取装置２の後方には刈取穀稈を搬送コンベ
ア４の供給口５に掻込搬送する掻込オーガー６を設けた
コンバインにおいて、前記供給口５を左右方向の中央よ
り一側へ偏倚させて設けると共に、掻込オーガー６の搬
送始端から供給口までの距離が長い側の分草装置３の先
端部分を、前端側が外で後端側が内となるように傾斜状
に構成し、この分草装置３の内側案内板７を掻込オーガ
ー６の掻込始端側まで延長して刈取穀稈を掻込オーガー
６へ誘導できるように構成したことを特徴とするコンバ
インにおける分草案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03008504A JP3139022B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | コンバインにおける分草案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03008504A JP3139022B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | コンバインにおける分草案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252111A JPH04252111A (ja) | 1992-09-08 |
| JP3139022B2 true JP3139022B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=11694951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03008504A Expired - Fee Related JP3139022B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | コンバインにおける分草案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3139022B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP03008504A patent/JP3139022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04252111A (ja) | 1992-09-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215 Year of fee payment: 9 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 10 |
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