JP3138935B2 - タイルカーペット用バッキング材 - Google Patents

タイルカーペット用バッキング材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱変形性に優れ、室
温で柔軟性を有し折曲げても亀裂もしくは割れることの
少ない、無公害タイプの熱可塑性タイルカーペット用バ
ッキング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からタイルカーペット用バッキング
材として各種のバッキング材が提案されている。これら
を大別するとアスファルト系、ポリオレフィン系の熱可
塑性を利用するバッキング材とポリ塩化ビニル系のペー
スト加工を利用するバッキング材の二種に分けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の熱可塑性を利用
するバッキング材は、一般的に廃棄焼却する際にハロゲ
ンガスなどのような有害ガスの発生が少なく、また白煙
の発生も少ない無公害タイプであるが、後者のバッキン
グ材は塩素、塩化水素などの有害ガスや白煙を多量に発
生する公害タイプといえる。
【0004】従って、無公害タイプのポリオレフィン系
バッキング材であって、加工の容易な熱可塑性のバッキ
ング材を利用することが得策である。
【0005】然るに、熱可塑性バッキング材は、一般に
塩化ビニル系バッキング材と比較し熱変形温度が低くな
る傾向がある。この熱変形温度が低いことはカーペット
のバッキング加工を容易にするために好ましい反面、バ
ッキングしカーペットとした後に、加工処理たとえばプ
リント処理を施す場合、高温下でプリント加工する必要
があるために、低い熱変形温度では製品としてのカーペ
ットが変形する可能性があり好ましくない。
【0006】すなわち、カーペットのパイル糸は耐久性
のよいナイロンを用いる場合が多く、ナイロンパイルの
プリント加工処理は最高約120℃で行われる。これに
対し熱可塑性のポリオレフィン系バッキング材などは一
般に熱変形温度が60〜110℃であるためにプリント
加工処理に耐えることは困難であった。
【0007】そこで120℃において耐熱変形性を有
し、室温で柔軟であって下地との凹凸に馴染み易く、し
かも折曲げたときに割れても変形を促進することのな
い、無公害タイプで成形加工容易な熱可塑性型のバッキ
ング材の開発が待たれていた。本発明の目的はこのよう
なバッキング材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の第一
は、バッキング材全体として数平均分子量1000〜2
0000(GPC法、135℃、溶媒ODCB)、環球
法による軟化点が145〜170℃の範囲にある低分子
量ポリプロピレン3〜75重量%、ポリオレフィンエラ
ストマー3〜75重量%および無機充填剤15〜90重
量%からなることを特徴とするタイルカーペット用バッ
キング材に関する。また、本発明の第二は、バッキング
材全体として数平均分子量1000〜20000(GP
C法、135℃、溶媒ODCB)、環球法による軟化点
が145〜170℃の範囲にある低分子量ポリプロピレ
ン3〜75重量%、ポリオレフィンエラストマー3〜7
5重量%、MFRが0.1〜25の範囲にある結晶性ポ
リプロピレン0.2〜10重量%、粘着付与樹脂1〜1
5重量%および無機充填剤15〜90重量%からなるこ
とを特徴とするタイルカーペット用バッキング材に関す
る。
【0009】以下、さらに詳細に本発明を説明する。本
発明で用いる低分子量ポリプロピレンとは、数平均分子
量1000〜20000(GPC法、135℃、溶媒O
DCB)、環球法による軟化点が145〜170℃の範
囲にあるとして定義されるプロピレン以外のコモノマー
を実質的に含まないプロピレンの単独重合体である。数
平均分子量が1000未満または環球法による軟化点が
145℃未満では最高処理温度が120℃に昇るプリン
ト加工処理に十分耐えることができない。一方、数平均
分子量が20000を越える場合または環球法による軟
化点が170℃を越える場合には溶融粘度が高くなりす
ぎるために各成分の溶融混合が困難になると共にバッキ
ング操作も困難となる。
【0010】この低分子量ポリプロピレンは、目的生産
されたものであって、たとえば公知のチタン系チーグラ
ー型触媒により無溶媒のバルク重合あるいは気相重合に
より製造される。無溶媒で重合されるために溶剤を実質
的に含まないものとなるので、溶剤臭のないカーペット
製品が得られる。このものはまた、目的生産されるもの
であるために従来の樹脂生産時の副生産物としてのアタ
クチックポリプロピレンよりは比較的多量の結晶性成分
を含有するものである。
【0011】またこの低分子量ポリプロピレンは、軟化
点が高いと同時に、軟化開始温度も約140℃以上と高
いという特徴を有するために、これを用いたバッキング
材は最高処理温度が120℃に昇るプリント加工処理に
十分耐えることができる。軟化点と軟化開始温度が高い
ことは結晶性成分の含有量が大であることを示すもので
ある。なお、軟化開始温度とは、環球式軟化温度の測定
において加熱の際測定用リングが落下開始する温度を意
味する。
【0012】ここで、たとえば特開平1−272878
号公報では、数平均分子量1000〜20000の範囲
にあり、エチレン含量が8〜30重量%の非晶性プロピ
レン・エチレンランダム共重合体を利用するカーペット
タイルの製造法が開示されている。しかし、この共重合
体では、軟化点、軟化開始温度とも低く前述のプリント
加工処理における課題を解決するにはいたらない。な
お、従来のアイソタクチックポリプロピレン製造時に副
生するアタクチックポリプロピレン(APP)はゴム質
成分が多すぎるために軟質過ぎて上記特開平1−272
878号公報記載の技術と同様にプリント加工処理にお
ける課題を解決するにはいたらない。また、従来の市販
の副生APPは溶剤抽出により製造されるために溶剤臭
を有することが避けられず、極端な場合溶融混合時に引
火する危険もあり好ましくない。
【0013】本発明のバッキング材には、上記低分子量
ポリプロピレンを(バッキング材全体に対して)3〜7
5重量%、好ましくは5〜70重量%を配合する。3重
量%未満ではバッキング材の耐熱変形性を与えることが
できず、また75重量%を越える場合は得られたバッキ
ング材が硬くなり、折曲げたときに亀裂が入るかまたは
割れる可能性があるためにいずれも好ましくない。
【0014】本発明のポリオレフィンエラストマーに
は、EPラバーなどのエチレン・プロピレン共重合体エ
ラストマー、さらにジエン類を共重合させたターポリマ
ーエラストマーであるEPT、EPDMなど;イソブチ
レンの重合体であるポリイソブチレン、ブチルゴムな
ど;アイソタクチックポリプロピレン製造時に副生し溶
剤抽出法により製造される副生アタクチックポリプロピ
レン、特にエチレン・プロピレン共重合体製造時に副生
する副生APPと称される副生アタクチックポリプロピ
レンなどのオレフィンエラストマーが含まれる。
【0015】本発明のオレフィンエラストマーは、不飽
和結合を有しないかまたは有してもわずかなために安定
であり、また実質的に極性基を有しないので前述の低分
子量ポリプロピレンとの相溶性が良好である。これらは
単独または混合して使用することができる。なおこれら
は本発明のバッキング材に柔軟性を付与するために配合
される。
【0016】本発明のバッキング材には、上記ポリオレ
フィンエラストマーを(バッキング材全体に対して)3
〜75重量%、好ましくは5〜70重量%配合する。3
重量%未満では得られたバッキング材の柔軟性が不足す
るために折曲げた際に割れが生じることがある。一方7
5重量%を超えると熱可塑性が消失し、その結果加工性
が不足するのでいずれも好ましくない。
【0017】無機充填剤としては、プラスチックやゴム
などに一般に配合される無機充填剤が任意に使用でき
る。具体的には重質または軽質炭酸カルシウム類、クレ
ー類、タルク類、シリカ、アルミナ、硫酸バリウム、硫
酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、亜鉛華、水酸化マグ
ネシウム、カーボンブラック、各種金属粉、ウイスカー
などの金属短繊維、炭素繊維などである。これらの無機
充填剤は、一種または二種以上混合して配合することが
でき、これらを配合することにより本発明のバッキング
材の軟化点を高めることができ、また低価格とするこ
と、難燃性の付与、発煙性の低下、タイルカーペットと
しての置敷性の付与、帯電防止能の付与などのいずれか
の性能をバッキング材に付与することができる。
【0018】本発明のバッキング材としては、上記無機
充填剤を(バッキング材全体に対して)15〜90重量
%、好ましくは20〜85重量%配合する。15重量%
未満では、上記の性能を付与することが困難である一
方、90重量%を越えると混合操作が難しく実際上バッ
キング材を得るのが困難であり、たとえなんらかの方法
によりたとえ配合することができたとしても柔軟性の不
足するバッキング材となり好ましくない。
【0019】本発明の第二としては、カーペット基材へ
の接着性を向上させる目的で上記三成分に加えてさらに
粘着付与樹脂を配合する。この粘着付与樹脂としては、
一般に使用される任意の粘着付与樹脂が使用でき、具体
的にはロジン、変性ロジン、テルペン樹脂などの天然粘
着付与樹脂、C9系石油樹脂などの芳香族系石油樹脂、
C5系石油樹脂などの脂肪族系石油樹脂、C5−C9系
石油樹脂などの共重合石油樹脂、これら石油樹脂の水素
化石油樹脂、脂環族系石油樹脂などの合成粘着付与樹脂
などが挙げられる。これらは一種または二種以上混合し
て使用することができる。粘着付与樹脂の配合量は、1
〜15重量%(バッキング材全体に対して)、好ましく
は2〜10重量%である。1重量%未満の配合量では、
カーペット基材への接着性を向上させることが難しく、
また15重量%を越える量ではバッキング材の耐熱変形
性を低下させる恐れがあるとともに柔軟性が不足し割れ
易くなるのでいずれも好ましくない。
【0020】上記粘着付与樹脂を配合する本発明の第二
においては、当該粘着付与樹脂の配合による耐熱変形性
の低下を防止するために、さらにMFRが0.1〜25
の範囲にある結晶性アイソタクチックポリプロピレンを
0.2〜10重量%(バッキング材全体に対して)、好
ましくは0.5〜5重量%を配合する。このMFRが
0.1〜25の範囲にある結晶性ポリプロピレンは、そ
れ自身一般の成形加工に使用されるものであって、アイ
ソタクチック インデックスは通常90%以上である。
MFRがこの範囲にあるかぎりエチレンとのブロックコ
ポリマーも使用できる。配合量が、0.2重量%未満で
はバッキング材の耐熱変形性の維持向上の効果が得られ
なく、また10重量%を越えると得られたバッキング材
の柔軟性が不足するのでいずれも好ましくない。
【0021】本発明の第一および第二のバッキング材に
は、上述の各成分のほか、本発明の目的を逸脱しない範
囲で公知の酸化防止剤、老化防止剤、着色剤または難燃
剤などを任意の量配合することができる。
【0022】カーペットバッキング材の製造方法および
このバッキング材によるタイルカーペットを製造する方
法は、特に限定されず、公知の任意の方法を採用するこ
とができる。たとえば、上記各成分を加圧ニーダーなど
の適宜の混練機により加熱混合後、二本ロールでシーテ
ィングし、該シートをシートカッターで砕断した後、通
常のTダイ付き単軸押出機でシート状に溶融押出をし、
カーペット基材裏面に塗布することによりバッキングを
し、冷却後タイル形状に裁断することによりタイルカー
ペットを製造することができる。そのほか、二軸混練押
出機に各成分原料を連続的に供給し、Tダイから溶融押
し出し、これ以降は前述と同様な工程によりバッキング
してタイルカーペットとする方法も採用できる。なお、
通常カーペット基材へのバッキング材の塗布量は、厚み
で0.1〜30mmである。
【0023】
【発明の効果】本発明の第一のバッキング材により裏打
ちしてなるタイルカーペットは、耐熱変形性を有してい
るのでプリント加工処理を施しても変形することが少な
い。その上、室温において柔軟性を有するので下地床面
の凹凸になじみ易く、また折曲げても割れて変形するこ
とが少ない、熱可塑性であるので成形加工性が良好であ
り、無公害型のものとなるなどのいずれかの効果を有す
る。また、多量に安価な無機充填剤を配合できるので安
価なものとなる。バッキング材の各成分のうち無機充填
剤以外の成分は白色または着色が少ないので、適宜の無
機充填剤を選択すれば白色または着色の少ないバッキン
グ材とすることが可能である。それ故、任意に適宜の着
色剤を配合することにより任意に着色することができ、
カラフルなタイルカーペットとすることができる。
【0024】
【実施例】以下実施例により本発明を詳述する。 実施例1−6 以下1)〜5)に示す各成分を、表1に示した処方で配
合した。 1)低分子量ポリプロピレン 低分子量ポリプロピレンA 数平均分子量(GPC法、135℃、溶媒ODCB)
6500 環球法による軟化点158℃ 軟化開始温度 150℃。 低分子量ポリプロピレンB 数平均分子量(GPC法、135℃、溶媒ODCB)
2000 環球法による軟化点154℃ 軟化開始温度 145℃。 なお、いずれの低分子量ポリプロピレンもプロピレンを
チタン系チーグラー型触媒の存在下バルク重合すること
により製造されたものである。 2)オレフィンエラストマー a)エチレン・プロピレンラバー 三井石油化学(株)製商品名EPT#4045 ムーニー粘度ML1+4(100℃) 42 b)副生アタクチックポリプロピレン 三菱油化(株)製APP 商品名ユカタックFタイプ
(エチレン・プロピレン共重合体製造時の副生物、溶剤
抽出法により製造) 環球式軟化点173℃ c)プチルゴム(IIR) 日本合成ゴム(株)製商品名IIR 065 ムーニー粘度ML1+4(100℃) 45 3)結晶性ポリプロピレン 日本石油化学(株)製商品名 日石ポリプロJ−160
G MFR 14(g/10min、JIS K675
8)、軟化点152℃(ビカット法、JIS K675
8) 4)粘着付与樹脂 水素化石油樹脂 荒川化学工業(株)製 商品名アルコ
ンP−100 環球法による軟化点100℃ 5)無機充填剤 重質炭酸カルシウム 日東粉化工業(株)製 商品名N
N#200
【0025】混合方法は電気加熱式ニーダーで約180
℃に加熱しながらそれぞれの原料を投入し10分間混合
した。混合物を2mm厚のシートにプレス成型し物性評
価用に供した。タイルカーペットに成型加工したのちの
本発明のバッキング材がプリント加工処理に耐え得るか
どうかを評価する簡便法として、空気恒温槽の金網上に
100×100×2mmの試料を置き、120℃×10
min加熱後に全く変形が生じないものを「耐熱変形
性」合格(○)とした。軟化点はJIS K8217の
方法を用いた。硬度はJIS K6301のスプリング
式硬さ試験機A形によった。屈曲強度は幅50mm、長
さ60mm、厚さ2mmの試料を幅方向に折曲げたとき
の最大応力とした。耐割れ性は2mmのシートを180
°折曲げたときに亀裂が入ったもの(×)、入らなかっ
たもの(○)で評価した。
【0026】耐熱変形性はいずれも合格(○)であり、
硬度はいずれも90以下と軟質であり、屈曲強度も2.
0kgf以下と腰が弱く、180゜折曲げても亀裂が入
らず、満足のゆくバッキング材が得られた。また日本製
鋼所製二軸混練押出機TEX−30に原料を連続供給し
て混練性、押出性を観察したところ良好であった。
【0027】比較例1 低分子量ポリプロピレンA 30%と重質炭酸カルシウ
ム 70%を180℃加熱ニーダーで混合し、実施例と
同じ方法で評価した結果、耐熱変形性は良好であった
が、硬度が高く、屈曲強度も大きくかなり硬質であり、
180°の折曲げで容易に割れてしまった。また二軸混
練押出機TEX−30で連続混合してTダイから押出し
たがシート状にはならなかった。(表1)
【0028】比較例2 EPT#4045 30%と重質炭酸カルシウム 70
%を同様に調製し評価した結果、耐熱変形性では、金網
に接着するとともに金網の模様がついた。また硬度、屈
曲強度の値から十分な柔軟性が得られており、耐割れ性
も良好であったが、二軸混練押出機TEX−30による
混合が不十分であった。(表1)
【0029】比較例3 副生アタクチックポリプロピレン ユカタックFタイプ
30%と重質炭酸カルシウム 70%を同様に調製し
評価した結果は、比較例2とほぼ同じであった。(表
1)
【0030】比較例4 エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)(酢酸ビニル
(VA)含量25%、MFR 8)30%と重質炭酸カ
ルシウム 70%を同様に調製し評価した結果、耐熱変
形性が劣り、硬度、屈曲強度から硬質であることが明ら
かで、耐割れ性にも劣った。二軸混練押出機TEX−3
0による加工性も劣っていた。(表1)
【表1】
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 27/02 D04H 1/00 - 1/18 D06N 3/00 - 3/18 D06N 7/00 - 7/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッキング材全体中で数平均分子量10
    00〜20000(GPC法、135℃、溶媒ODC
    B)、環球法による軟化点が145〜170℃の範囲に
    ある低分子量ポリプロピレン3〜75重量%、 ポリオレフィンエラストマー 3〜75重量%および無
    機充填剤 15〜90重量%からなることを特徴とする
    タイルカーペット用バッキング材。
  2. 【請求項2】 バッキング材全体中で数平均分子量10
    00〜20000(GPC法、135℃、溶媒ODC
    B)、環球法による軟化点が145〜170℃の範囲に
    ある低分子量ポリプロピレン3〜75重量%、 ポリオレフィンエラストマー 3〜75重量%、 MFRが0.1〜25の範囲にある結晶性ポリプロピレ
    ン 0.2〜10重量%、 粘着付与樹脂 1〜15重量%および無機充填剤 15
    〜90重量%からなることを特徴とするタイルカーペッ
    ト用バッキング材。
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