JP3138824B2 - 共鳴トンネル半導体装置 - Google Patents

共鳴トンネル半導体装置

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JP3138824B2 JP02322530A JP32253090A JP3138824B2 JP 3138824 B2 JP3138824 B2 JP 3138824B2 JP 02322530 A JP02322530 A JP 02322530A JP 32253090 A JP32253090 A JP 32253090A JP 3138824 B2 JP3138824 B2 JP 3138824B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電圧−電流特性に負性微分抵抗特性をもつ共鳴トンネ
ル障壁構造を用いた共鳴トンネル半導体装置に関し、 RHETやRBTを用いた全加算器を設計するために必要
な、高いピーク対バレイ比が得られ、かつ、バレイ領域
の電圧幅を自由に設計できる共鳴トンネル障壁構造を提
供することを目的とし、 エミッタ層とベース層の間に、エミッタ層側から順
次、第1電位障壁、量子井戸、第2電位障壁を配設した
共鳴トンネル電位障壁構造を形成して、エミッタ電流−
電圧特性に負性微分抵抗特性をもたせた共鳴トンネル半
導体装置において、第1電位障壁と第2電位障壁の間隔
が、電位障壁が高くなるにつれて大きくなるように変化
するように構成した。
この場合、第2電位障壁を形成する半導体層を、その
電位障壁の高さが第1電位障壁側から順次高くなってい
る複数の半導体によって構成して、第1電位障壁と第2
電位障壁の間隔を、電位障壁が高くなるにつれて大きく
なるように変化させることができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電圧−電流特性に負性微分抵抗特性をもつ
共鳴トンネル障壁構造を用いた共鳴トンネル半導体装置
に関する。
近年のコンピュータシステムの高速化の要求に伴い、
高速動作する集積回路が要求されており、高速動作が可
能な回路素子の研究開発が強力に推進されている。
しかしながら、集積回路が大規模化するに伴い、素子
間を接続する配線が長くなり、この配線部分での信号伝
達の遅れが集積回路全体の動作速度を律するようになっ
てきた。
従来、この点に着目して、目的とする論理回路の機能
を有する半導体素子を実現することによって、多数の半
導体素子を用いて構成していた論理回路を、より少ない
半導体素子によって形成することが提案されている。
このような素子を実現することができると、所期の機
能を有する回路を形成する集積回路の面積を縮小するこ
とができ、より高集積化が達成できるとともに、回路を
構成する素子間の配線の長さを短縮することができて、
回路動作を高速化することができる。
その例として、共鳴トンネル障壁構造の負性微分抵抗
特性を利用した、共鳴トンネリング・ホットエレクトロ
ン・トランジスタ(RHET)や共鳴トンネリング・バイポ
ーラ・トランジスタ(RBT)等が実現され、これらの素
子を用いて、E(Exclusive)−NOR回路が状態保持回路
(特願平1−68329号明細書参照)、ラッチ回路、全加
算器等が提案され、従来の論理回路に比べて、1/2から1
/3の素子数で構成できることが期待されている。
これらの論理回路のうち全加算器は、3入力のE−NO
R回路(特願平1−309707号明細書参照)と3入力の多
数決論理回路(特願平1−311602号明細書参照)から構
成されているが、これらは、RHETやRBTのエミッタ電流
が増加してピークに達し、下降しバレイを過ぎて再び増
加する全特性を利用することが考えられている。
そのため、これらの回路を満足に動作させるために
は、従来の論理回路を実現するために必要であったピー
ク電圧、ピーク電流密度、ピーク対バレイ比だけでな
く、その論理回路に適したバレイ後の電流の立ち上がり
電圧や立ち上がり特性をもつ共鳴トンネル障壁構造を設
計することが必要になる。
まず、本発明の前提となる上記の共鳴トンネル効果に
ついて簡単に説明する。
第6図は共鳴トンネル効果を説明するための概念図で
ある。
この図において、2は第1電位障壁、3は量子井戸、
4は第2電位障壁、E1は第1共鳴準位、E2は第2共鳴準
位である。
この図のように、二つの電位障壁2、4に挟まれた量
子井戸3の幅が電子波の波長程度まで狭くなると、電子
の波動性が現れ、電子波の節が量子井戸3の両端に一致
する波長をもつ電子だけが量子井戸3内に存在できるよ
うになる。
この図のe1は電子波の半波長が量子井戸3の両端に一
致している場合、e2は電子波の1波長が量子井戸3の両
端に一致している場合を示している。
また、量子井戸3を形成する電位障壁2、4について
みると、この障壁の幅が広いときは、電子はこの障壁に
よって遮られて透過できないが、電位障壁が電子波の波
長程度まで狭くなると、電子はトンネル効果によって障
壁を透過できるようになる。
共鳴トンネル効果は、この二つの効果を組み合わせた
ものである。
すなわち、この共鳴トンネル障壁構造に、第1共鳴準
位E1に相当するエネルギをもつ電子e1が入射すると、そ
の半波長と量子井戸の幅が一致するため透過することが
できる。
また、第2共鳴準位E2に相当するエネルギをもつ電子
e2が入射すると、E2における量子井戸の幅と、その1波
長が一致するため透過することができる。
しかし、その外のエネルギをもつ電子が入射しても透
過させない。
〔従来の技術〕
つぎに、従来のRHETやRBTで用いられていた共鳴トン
ネル障壁構造を説明する。
第7図は従来の共鳴トンネル障壁構造の構成説明図で
ある。
この図において、1はn型ドーピングされたエミッタ
層、2はノンドープの第1電位障壁層、3はノンドープ
の量子井戸層、4はノンドープの第2電位障壁層、7は
n型にドーピングされたベース層、9はエミッタ電極、
8はベース電極、L1、φは第1電位障壁の厚さと高
さ、LWは量子井戸の厚さ、L2、φは第2電位障壁の厚
さと高さである。
上記従来の装置においては、高いエミッタ電流のピー
ク対バレイ比を得るために、第1電位障壁と第2電位障
壁の材料およびその厚さを、L1>L2、φ<φとした
非対称構造が用いられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
第8図は、従来の共鳴トンネル障壁構造の電流−電圧
特性図である。
この図にみられるように、従来のこのような構造で
は、電子波の半波長が一致する第1の共鳴準位に相当す
るエミッタ電圧VPから、電子波1波長が一致する第2共
鳴準位までのエネルギ間隔が長いため、バレイ後の電流
の立ち上がり電圧や立ち上がり特性を用いる共鳴トンネ
ル障壁構造を得るためには、バレイが広すぎる欠点があ
った。
そして、この2つの電位障壁の非対称性を弱くして、
対称構造に近づけると、バレイ後の立ち上がり電圧は下
がってくるが、同時に、共鳴準位を通らないで、全体を
トンネルする電流が増加してピーク対バレイ比も低下す
る傾向があった。
したがって、このようなトンネル障壁構造を用いて適
当な広さのバレイ領域とピーク対バレイ比を同時に満足
することができないという問題があった。
本発明は、RHETやRBTを用いた全加算器を設計するた
めに必要な、高いピーク対バレイ比が得られ、かつ、バ
レイ領域の電圧幅を自由に設計できる共鳴トンネル障壁
構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる、エミッタ層とベース層の間に、エミ
ッタ層側から順次、第1電位障壁層、量子井戸、第2電
位障壁を配設した共鳴トンネル電位障壁構造を形成し
て、エミッタ電流−電圧特性に負性微分抵抗特性をもた
せた共鳴トンネル半導体装置においては、第1電位障壁
と第2電位障壁の間隔が、電位障壁が高くなるにつれて
大きくなるように変化させる構成を採用した。
この場合、第2電位障壁を形成する半導体層として、
その電位障壁の高さが第1電位障壁側から順次高くなっ
ている複数の半導体層によって構成することによって、
第1電位障壁と第2電位障壁の間隔を、電位障壁が高く
なるにつれて大きくなるように変化させることができ
る。
〔作用〕
第1図は、本発明の共鳴トンネル障壁構造の構成説明
図である。
この図において、5が第2電位障壁を形成する第1半
導体層、6が第2電位障壁を形成する第2半導体層、
L3、φが第2電位障壁を形成する第1半導体層の厚さ
と電位障壁の高さ、L4、φが第2障壁を形成する第2
半導体層の厚さと電位障壁の高さである他は第7図にお
いて同符号を付して説明したものと同様である。
本発明の共鳴トンネル障壁構造は、この図に示されて
いるように、n型にドーピングされたベース層7の上
に、第2電位障壁を形成する電位障壁の高さがφで厚
さがL4の第2半導体層6、第2電位障壁を形成する電位
障壁がφで厚さがL3の第1半導体層5、量子井戸を形
成する厚さLWの半導体層3、第1電位障壁を形成する電
位障壁の高さがφで厚さがL1の半導体層2、エミッタ
層1をMBE法等適宜の結晶成長法によって形成し、ベー
ス層7にベース電極8を、エミッタ層1にエミッタ電極
9を設けたものである。
ここで説明した本発明の共鳴トンネル障壁構造が第7
図に示した従来の共鳴トンネル障壁構造と異なる点は、
第2電位障壁層を、電位障壁の高さと厚さが異なる2種
の半導体層によって形成し、第1半導体層の電位障壁の
高さをφ、第2の半導体層の電位障壁の高さをφ
するとき、φ<φとしたことである。
第2図は、本発明の共鳴トンネル障壁構造の電流−電
圧特性図である。
この図において、JPはエミッタ電流のピーク、VPはそ
のときのエミッタ電圧、JVはバレイ電流、VVバレイ電
圧、VP2は、バレイ後に再びJPが流れる電圧である。
本発明の共鳴トンネル障壁構造の、エミッタ電極9の
電圧を上昇していくと、エミッタ電流は増加し、エミッ
タ電圧がVPになると電流はピークに達し、その後減少し
てVV以降バレイとなり、再び増加してVP2でJPまで上昇
する。
このような特性が得られると、電流の低、高、低、高
の4状態を用いて論理回路を構成することができる。
第3図(a)、(b)は、本発明の共鳴トンネル障壁
構造の電位分布図である。
第3図(a)は、本発明の共鳴トンネル障壁構造が第
1共鳴準位に共鳴した状態を示す。
本発明の共鳴トンネル障壁構造において、エミッタ電
圧を上昇していくと、第2図に示されるように、エミッ
タ電流は僅かに増加するが、エミッタ電圧がVPに達して
電子のエネルギが第1共鳴準位E1に一致すると、この準
位の共鳴が起こり、エミッタ電流がピーク値JPに達す
る。
さらにエミッタ電圧を上昇すると、この第1共鳴準位
E1の共鳴条件から外れるため、電流が流れなくなる。
第3図(b)は、本発明の共鳴トンネル障壁構造が第
2共鳴準位に共鳴した状態を示す。
第3図(a)に示した第1共鳴準位における共鳴の後
はエミッタ電流が減少してバレイに下降するが、さらに
エミッタ電圧を上昇していき、VP2に達し、電子のエネ
ルギが第2共鳴準位E2に近づくと、この準位の共鳴が起
こり、エミッタ電流が、エミッタ電圧がVPにおけるピー
ク値JPを超えて上昇する。
本発明の共鳴トンネル障壁構造においては、第2障壁
の高さφを高くすることによってバレイ電流を抑え、
ピーク対バレイ比を大きくすることができる。
また、第2共鳴準位E2の高さは、エミッタ電圧を印加
した状態での実効的な量子井戸の幅LW+L2によって決ま
るから、第2電位障壁を2種の半導体層で形成したた
め、第2共鳴準位E2の高さを第1共鳴準位E1の高さとは
独立に決めることができ、VPに対してVP2の位置を自由
に決めることができる。
このように、本発明の共鳴トンネル障壁構造において
は、第1共鳴準位E1と第2共鳴準位E2の高さを、第1電
位障壁と第2電位障壁の間の実効的な量子井戸幅を調節
することによって決定するものであり、第1電位障壁と
第2電位障壁の間隔が、電位障壁が高くなるにつれて大
きくなるように変化していることが必要である。
上記の説明においては、第2の電位障壁を製造が容易
な2つの半導体層によって形成した例を示したが、2以
上多数の半導体層で形成することもでき、あるいは、第
1電位障壁と第2電位障壁の間に形成される量子井戸幅
が上に向かって曲線状に拡大するように形成することも
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
(1)第1実施例 第4図は、本発明の第1実施例の構成説明図である。
この図における符号は、第1図において同符号を付し
て説明したものと同様である。
本実施例においては、エミッタ層1はIn0.53Ga0.47A
s、第1障壁層2は厚さが6.16nmのIn0.52Al0.48As、量
子井戸層3は厚さが3.22nmのIn0.53Ga0.47As、第2電位
障壁の第1半導体層5は厚さが1.47nmのIn0.52Al0.48A
s、第2障壁の第2半導体層6は厚さが1.58nmのAlAs、
ベース層はIn0.53Ga0.47Asで形成されている。
そして、エミッタ層とベース層のドーピング濃度は1
×1018cm-3である。
また、本実施例の装置の電位分布は図示のように、第
1電位障壁層2の電位が0.53eV、第2電位障壁を形成す
る第1半導体層5の電位が0.53eV、第2電位障壁を形成
する第2半導体層6の電位が1.36eVである。
そして、量子井戸の底のE1における幅はLW=3.22nmで
あり、開いたE2における幅はLW+L2=4.69nmである。
第5図は、本発明の第1実施例の電流−電圧特性図で
ある。
本実施例においては、エミッタ電流密度とベース−エ
ミッタ電圧の関係は、この図に示されるように計算さ
れ、第1共鳴電位に相当するエミッタ電圧VPが0.6V、第
2共鳴準位によるJPに相当するエミッタ電圧VP2が1.4
V、ピーク対バレイ比が258となっている。
(2)他の実施例 上述の第1実施例では、第2電位障壁を形成する第2
半導体層6をAlAsとしたが、これを、In1-xAlxAsとし、
xの値を、x>0.48の範囲で変化することによって電位
分布を調節することができる。
またさらに、第2電位障壁を形成する第1半導体層5
をIn1-yAlyAs、第2半導体層6をIn1-xAlxAsとして、x
>yの条件下で、xとyを変化することによって、電位
分布を調節することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の共鳴トンネリング障壁
構造によると、エミッタ電流のピーク対バレイ比を大き
く保ったままで、第2共鳴準位の高さを、第1共鳴準位
に対して独立に決めることができる。
また、第2電位障壁を複数の半導体層によって形成
し、各半導体層の厚さと電位障壁の高さを変えることに
よって、第2共鳴準位の高さを、第1共鳴準位に対して
独立に、かつ、容易に決めることができる。
その結果、エミッタ電流がバレイ後立ち上がるエミッ
タ電圧と、立ち上がり特性を制御でき、全加算器の構成
に適したRHETやRBTに必要な共鳴トンネル障壁構造を形
成できるため、共鳴トンネル障壁の負性微分抵抗特性を
利用した半導体装置を用いた高速集積回路の実現に寄与
するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の共鳴トンネル障壁構造の構成説明
図、第2図は、本発明の共鳴トンネル障壁構造の電流−
電圧特性図、第3図(a)、(b)は、本発明の共鳴ト
ンネル障壁構造の電位分布図、第4図は、本発明の第1
実施例の構成説明図、第5図は、本発明の第1実施例の
電流−電圧特性図、第6図は共鳴トンネル効果を説明す
るための概念図、第7図は従来の共鳴トンネル障壁構造
の構成説明図、第8図は、従来の共鳴トンネル障壁構造
の電流−電圧特性図である。 1……エミッタ層、2……第1電位障壁層、3……量子
井戸層、4……第2電位障壁層、5……第2電位障壁を
形成する第1半導体層、6……第2電位障壁を形成する
第2半導体層、7……ベース層、8……ベース電極、9
……エミッタ電極、L1……第1電位障壁の厚さ、L2……
第2電位障壁の厚さ、L3……第2電位障壁を形成する第
1半導体層の厚さ、L4……第2障壁を形成する第2半導
体層の厚さ、LW……量子井戸の厚さ、φ……第1電位
障壁の高さ、φ……第2電位障壁の高さ、φ……第
2電位障壁を形成する第1半導体層の電位障壁の高さ、
φ……第2障壁を形成する第2半導体層の電位障壁の
高さ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−220591(JP,A) 特開 平2−213167(JP,A) 特開 昭61−216468(JP,A) 特開 平2−76262(JP,A) A.Zaslavsky,et.a l.,”Resonant tunne ling and intrinsic bistability in as ymmetric double−ba rrier heterostruct ures”,Appl.Phys.Le tt,vol.53,No.15,10月 1988,p.1408−1410 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/33 - 21/331 H01L 29/68 - 29/737 H01L 29/88

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ層とベース層との間に、 第1の電位障壁層と、 前記第1の電位障壁層に接して形成された量子井戸層
    と、 前記量子井戸層に接して形成された第1の半導体層及び
    前記第1の半導体層に接して形成され且つ前記第1の半
    導体層よりも高い電位障壁を有する第2の半導体層を含
    んでなる第2の電位障壁層と が順次形成されてなる共鳴トンネル半導体装置であっ
    て、 前記第1の半導体層の電位障壁は前記量子井戸層に形成
    される第1共鳴準位よりも高く、且つ、前記量子井戸層
    に形成される第2共鳴準位よりも低く、 前記第2の半導体層の電位障壁は前記第2共鳴準位より
    も高いこと を特徴とする共鳴トンネル半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
A.Zaslavsky,et.al.,"Resonant tunneling and intrinsic bistability in asymmetric double−barrier heterostructures",Appl.Phys.Lett,vol.53,No.15,10月1988,p.1408−1410

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